時間封鎖〈下〉 (創元SF文庫)
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時間封鎖〈下〉の感想・レビュー(352)
端麗なSF・・・設定に臆されず手に取ってくださいませ~。三部作の第一部らしいので、感想がネタバレになりそうで^^;これしか今は書けませんが・・・人間ドラマとして良本でした。
時間SFの下巻 やっぱり読んで感じるのはSFを下地にした人間ドラマの巧みさ 個人的にはジェイスンが一番好きでした、SF少年が憑かれたように求める様はやっぱりかっこいいな 後半、特に最後の4章で現れるSFマインドの大きさも良い 三部作の一つ目らしいけど、これだけで十分に面白い あと、個人的には同じ後半での二人のいちゃいちゃっぷりが淡白なのに初々しいと言う素晴らしさに萌えた、というかこの二人みたいな展開が見える入れ子構造で離れたりくっ付いたりするこの感じはあだち充の恋愛みたいで大好きだ
地球最後の日を悲観して混乱に陥る人類。それを伝えるラジオとタイラーたちの状況は震災直後の情報を渇望していた時期を思い出させた。 そしてついに明らかになる仮定体の意図とスピンの役割。いやはや、読んでいる間はSF風味も薄れ、タイラーを中心とした人間ドラマと認識していたのだが(ワン・ンゴ・ウェンが登場してすら)、とんでもない。素晴らしいSFだった。
本当に面白かったので一気に読んでしまった。主人公のタイラーには結構感情移入できたなあ。ダイアンはうーんって感じでした。スピンの理由も明らかにされたんですが、動機は「紅い牛」が示唆されていましたが謎のまま。これは続編を読まねば。
本当に面白かった。きちんと論理的設定と解説を担保しながら、ここまで人間ドラマを厚く精緻に描写できるのって凄い。最後の結末はちょっとびっくりしたけど、次作の予告になっているようだから期待。骨太SFの世界は奥が深いなあ!もっといろいろよみたい。
不完全ながらも明かされた仮定体の正体にはロマンを感じる。まあそんな存在が新惑星の生態系にまでそんなに気を配ってくれるもんなんだろうかと思わないでもないが、続編の展開は楽しみ
とても細やかな描写に、上巻はすこしもてあましたが、下巻になって物語が動き出した。主人公の医師がシニカルで、感情移入して読む物語というよりは、叙事詩を読んだような印象。
読み方によっては私の好きな「穏やかな終末もの」とも読める作品ではあるが、回避できない畏れではなく、確実に存在するとされる上位存在への挑戦として作品が書かれている為か、なんとも煮え切らなかった。人間ドラマはとても良く出来ており、作品として申し分ない。ただのSFとしてマニアックに攻めるのではなく人のドラマ性に重点をおいているので、SFファン以外の読者へ送られた作品に感じられた。
続編を早く読みたいっ! SFとしても申し分なく、そのうえ詩情豊かだなんて、何と贅沢な本なんだぁ!でも、こってこてのハードSF信者にはむかんかも。
上巻で曖昧だった主人公の立場が下巻でようやくしっかりしてくる。病気や主人公が医師であることが意味を持って重要性をまし、しかもそれが思いがけない展開に結びつく。そしてついにスピンのなぜが明らかになると、それはさらに大きな謎や別の脅威を感じさせる終わりへ。この謎は未来への希望なのか?それとも単なる楽観主義なのか?さらに第二部、第三部へと期待は継続される。第二部は邦訳済みですね?よかった続けて読みたい。
いろいろななぞが残されたまま終わる。どうも三部作みたいなので、見かけたらきっと買ってしまう。翻訳ものだけど読みやすかったし、バリバリSFだけど、登場人物の心理がよく表現されているので、SF を敬遠する向きにもとっつきやすい内容だと思う。ジェイスンの最期は・・・実際友達や息子があんなのだったら本当にたまらないだろうなあ。ダイアンのよさはやっぱりよくわからなかった。|放
スラスラ読める割に時間がかかった。傑作なんだけど、エンタメ度がちょっと足りない。人間ドラマ要素が多すぎて、もっとSFしてほしいな~と。でもこれが著者の持ち味らしい。「ようやくSF的におもしろくなってきた!」と思ったら終わってしまったw続編を読むしかないのか。
外界から「膜」によって隔絶された地球という設定だが、その謎を解明していく部分よりも下巻では、終末思想はびこる世界での人間ドラマがよりいっそう情感ゆたかに語られていく、主流小説にだいぶ近いSF作品になっている。ダイアンに惹かれながらもその思いを口にすることができず、他の男と結婚してからも連絡をとるタイラーは、なんというか(苦笑)。ダイアンも夫に隠れて携帯で連絡を取り合い、よりをもどしていく(?)男女の関係は、僕には理解しがたい。火星の情報を独占するアメリカは、さもありなんという感じ。とりあえず次作に期待。
読み続けてよかったなと思えた。この小説から引き出せる要素はたくさんあり、そのうちのいくつかを取り出して褒めるのは、この作品の印象を固定化してしまうようで気が引けるのだが、あえてひとつ取り出すとするなら、「困難をくぐりぬけた先に待つ、無限の旅」。自分も主人公のように、そして仮定体が望んだように、無限の旅を楽しんでみたいと思った。
いやあ~堪能させていただきました。SF小説というものはやはり読み続けていかないといかんなとつくづく思わせる傑作。ある意味、宇宙デブリをばら撒き続けている人類も、仮定体と呼ばれる存在に今現在、他の地球外生物から呼ばれているのかもしれんな、などとふと思った。ただ小説に描かれた仮定体の想定した目的とは全く異なる幼稚な意味で。語りが一人称なのもいい。主人公とダイアンの関係もある意味時間封鎖だったのかも。続編出てるのか…本書の完成度が高いので少し読むのが怖いな(笑・でも読む)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/15
読了。スピンとかなんとかよりも三人やE.Dの人間ドラマの方が面白かったような気がしないでもない。それと定番のSF映画のように群集のパニックを描くのではなく日常の中に迫ってくる危機みたいなものを描くのは上手いと感じた。どうやら続編みたいなものあるみたいでびっくり。所々腑に落ちない所があったのはそれが原因だったのか・・・。
正体不明の膜に覆われ外界の時間と隔絶させられた地球。その時差はおよそ1億倍!太陽の寿命に怯える人類の姿を文学的に描く大作です。アッチェレランドに続き良質長編SFの連発は、本読みにとって至福でした。続編も既刊だそうで、楽しみはつづきます。その上で苦言をひとこと。創元さん、タイトルは「SPIN」でいいじゃん!
第一部完!! でしたね。序盤から過去と現在を語るストーリーでしたが、この二つが近づくごとに謎と世界の変貌が違和感なく重なっていく展開は見事でした。確かに、スピンや仮定体などすっきりしない点は残りますが、あくまで世界のなぞにいちばん近い人間の一番身近にいた凡人が語り手のパニックストーリーとして、静かに感情移入できた良作でした。後、序盤の主人公への違和感こそ、E・Dの語るスピン世代への違和感なのでしょう。ああ、作者に踊らされました。やられた~
最後の真相があっさり解明されて意外な印象だったけど、あれは交わるはずのない物語の交差点、FFSでいう「時を駆け下りてくる人」との邂逅点だったのだろう。なぜかパハーレスの『螺旋』を強く思い出した。そういえばあれも、登場人物がきめ細やかに描かれていたのが印象的だった
悪い「オーバーロード」なー。カットバック構成はストレス。長いこと引きずりまわされた挙げ句にぜんぜん終わってないじゃん! さて,無限記憶無限記憶。
人類の週末もしくは幼年期の終わり的な空気と、主人公たちの人間関係が移り変わってく様子がシンクロしていて、美しい。ラストはやや唐突に訪れるが、まさか三部作だとは知らず。この世界観の続きが読めるとは素直にうれしい。
火星のテラフォーミングに関するくだりをすごく楽しみにしていたので、後半で多少トーンダウンした感はあるけども、それでも十分面白かった。ラストも綺麗に締められていたと思う。
(上巻コメントから続く)だけど読み始めてみると、この作品にとってSF的な要素は味付けでしかないことが良くわかります。もちろん、嬉しくなるようなオーバーテクノロジーも出てきますが、それがメインでは決して無いんですよね。これは何だろう?冒険小説?恋愛小説?ん~、ひとついえるのは、期待していたものとは違ったけど、すごく面白かったってことです。読むべし!
一種のパニックノベルなんやろうけど、あんまりにも破滅への道のりが緩慢で、ジワジワくるのがいい。 毒が効いてくるみたいな、真綿で首を絞められるみたいな、ね。
構成が入り乱れて多少読みにくいけど、なかなか面白かった。ただ、スピン膜がなぜ時間を操作できるのかがちっとも書かれてないのが惜しい。力技でもかまわないから何かひとことほしかったな。
時間封鎖〈下〉の
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感想・レビュー:122件











































