黒い玉 (創元推理文庫)

黒い玉 (創元推理文庫)
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ホラー

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黒い玉の感想・レビュー(35)

タイトルに書かれているように確かに不気味な物語ではあったが、期待していたよりは普通というか、無難というか……斬新さよりなつかしさを感じるオーソドックスな雰囲気の話ばかりなので、この手のものを読みなれている人は「悪くない」という程度の印象で終わるかもしれない。分厚く読み応えのある本の間に、息抜きとして読むぶんにはよいと思う。

十四篇収録の怪奇短篇集。登場人物たちは、知らないうちに普通の世界から異界へと足を踏み入れてしまっている。なにかがおかしいと気づいたときにはもう遅い。生きて帰ることができたとしても、異界を経験して変容してしまった自己は、もはや以前と同じように世界を見ることができなくなっている/この本の短篇たちの怖さを生んでいるのは、派手なホラー的ガジェットではない。日常と異界を分けるラインが、ここではあまりにも簡単に踏み越えられてしまうという、あっけなさである。シンプルながら綺麗な構造の表題作「黒い玉」が一番気に入った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/10

09/30:kingdow
09/08:
06/01:カツ
現実のはざかいにふとした時に現れそうな不気味なリアリティのある物語の世界に引き込まれそうになりました。挿入される文章の引用も意味深です。お気に入りは純真無垢故というよりも自分勝手で悪辣非道で狡賢く、地獄に落ちるほど、愚かな少女の末路を描いた「公園」や「旅の男」、現世か夢かが分からなくなる「染み」、見えぬ悪意の行く末「謎の情報提供者」です。どうやら、私は少女の愚かしいまでの身勝手さが報いを受ける話が好きなようですorz
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/28

再読。割と黒い感じで後味悪くていいなぁ。どれもこのみでそんなに好きじゃないやつを挙げたほうが早いくらいです。 あと全然古びれてなくてびっくりしました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/28

04/17:camelletgo
副題で"不気味な物語"とあるように、独特な雰囲気の幻想小説集。衝撃的な展開があるわけではないですが、読んでいるうちにねっとりと不気味さが広がっていきます。確かに先の読めてしまう話もいくつかありますが、そのどこか薄暗い世界観に浸っているのが心地よく私は気になりませんでした。個人的には「父と娘」「蠟人形」「旅の男」が好き。特に「蠟人形」に関しては短編ならではのオチが良かったです。それと、内容だけでなく各話の初めに挿入されている言葉がすごく好みでした。"…青い静脈の浮き出たひ弱な子供(ジェームス・ジョイス)"。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/10

★★★★*
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/22

こういう怪奇小説大好きです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/21

色々なタイプの話があって面白かったけど、個人的には『公園』が一番好きかな。恐怖に対する好奇心と不安、そして大人でも子供でもない微妙な時期だからこそ有する独特な心理がうまく表現されており、それゆえに最後の一文にぞっとさせられてしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/10

11/29:rei
10/11:t_m_r
ベルギー幻想派に興味がわいた方は『小説幻妖 弐』の特集を読まれると良い。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/03

古典的で少しだけ幻想をまぶした怪奇短編集。多少なりともホラー慣れしている読者なら、読み終わって怖くて一人でトイレに行けないよぅ、なんてことは絶対にないはず。ちょっと当たり外れが大きいかな。なんかが滲み出してきそうなこの表紙が一番怖かったりする。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/16

新年明ける二十分前に随分とホラーな小説を読んでいるものだと何だか笑えた。日常に恐怖が入り込む瞬間を独特な筆致で描き出している。個人的おススメは表題作他「蝋人形」「売り別荘」「鉄格子の門」かな。もう片方の短篇集『青い蛇』の方は意味不明だそうですが、こちらは結構楽しめると思います。ただ、文の言い回しがまどろっこしいというか、気難しいというか(訳が良いのか悪いのか)、好き嫌い分かれるかもです。序文は作者の自己紹介なので、そこで判断してみるべきかと。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/31

日常のすぐ隣には不気味な非日常が広がっているということが痛感させられる作品集。背筋が寒くなるような怖さではなく、気味が悪いという言葉がぴったり。(コーラ)
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/05

09/04:sarasara
「青い蛇」と分冊化されたようですが、元は1冊の短編集。「青い蛇」は不穏な空気が漂う幻想短編が多く、こちらはよりストレートな幽霊譚やホラーっぽいもの中心ですね。もっと読みたいです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/20

やはり風間賢二さんの解説は面白いな。この作家現代ベルギー幻想派四天王の一人だそうだ(そんなこと言われても)。この本は不条理と不気味の短編集。ややホラー寄りと言えど、グロ・スプラッタが無く、上品ながら屍衣をまとった作品集と言ったところか。唸るほど面白いのもあれば、今すぐ作者に電話して封印を薦めたいほどツマラン短編もあるドクダミフレーバーな本でした。ジャンルが好きな人は一応押さえといた方が・・。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/11

09/27:帽子屋
09/20:
03/07:茶之助
08/03:もっち
08/01:ACE
『青い蛇』よりこっちの方が好き。古典的怪奇小説が好きな者としてはたまらん。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/24

06/30:
--/--:kashinamu
--/--:MmeNave
--/--:匣師
--/--:madhatter

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