理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)
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理由の感想・レビュー(786)
アンソロで読み、長らく気になっていたものを、ようやく読みました。舞台は学校、しかしなかなかに重い話も入ってきて、学生たちの日常の中にある謎を推理した“学園ミステリ”かと(アンソロの印象で)思っていたので、全体的に思いがけない展開でした。また、三野を騙していた偽浮浪者のオチにはびっくりすると同時に、逆にすっきりもしました。しかし、ラストのオチは意外というか……でも、なかなかよいスパイスだなぁと。ただ、あの、この表紙の女の子、……誰デスカ?
第16回鮎川哲也賞に佳作入選作。デビュー作とあってまだ文章に手馴れていないのか、文章が非常にまわりくどくて読み辛い。キャラはそこそこ立っていて、楽しい感じなのだけど、私は探偵役の伊神さんがどうも好きになれなかった。途中、ほのぼのしたと思えば、ラストはホラーテイストになっていて、統一感がない。もうちょっと軸になる路線を決めた方がいいと思う。
コクリコ坂からを見た時と同じ、学生時代に夢中になれるものっていいなぁって思わせてくれる作品だった。色々なエピソートを詰め込んでいてすっきりしない感があったけれど、それも最後の2ページで雰囲気が変わりびっくり。
読メで気になった作家さん、鮎川哲也賞佳作をとったデビュー作を図書館で借りてきました。表紙のイメージからは、もっとライトな印象を受けたけれど、意外としっかりした青春ミステリ。影の少ない米澤穂信さん…という感じでしょうか。堅実な葉山君とつかみどころのない伊神先輩というコンビがいいなー。早速、続きを図書館で予約。読破しようっと。
学校ミステリはあまり好きではないのだけれど、最後までフリが効いていて面白かった。佳作。/それにしても「理由あって冬に出る」という題名が素晴らしい。ミステリでタイトルに惹かれて買ってはずすことはあまりない気がする。
キテレツな物理トリックで十分に楽しめました。伊神さんがいいキャラしてますね。名前の由来は江神からきてるのかな?コミカルテイストもクドすぎずに読みやすい。似たような学園シリーズミステリーは他にもありますが、個人的にはこちらの方が若干好み、かな。
再読。二つの事件がほろ苦い結果を迎えたと思った後の、数ページのラストが印象的。混沌とした賑やかさの中に、冬の寒さが突然襲って来たかのような。
話の内容としては、ことごとく予想を裏切る結果。 最後の話はいい話で終わると思いきやそうでもなかったとは さらに、その後の急展開でしたがこれで次に続くのかぁ。
多重債務者の告白らしいプロローグが、高校生たちとどんなかかわりがあるのかと思いきや、そうきたか!と、ちょっと驚き、最後の最後でまたまた驚き。大変面白かったです。登場人物がみんな濃くって会話が若干ラノベちっくな感じでしたが、内容は軽すぎずあくまで現実的、ミステリーとしてもなかなかなもんでした。表紙見ただけだったら読みたいとは思わなかったかもね。続きも読みたいなあ。
助手役として、走り回る葉山くんが良かったです。伊神さんの独特な個性も結構好きです。謎解きも、バラバラだったものが1つになった、って感じが良かったです。最後の最後は、まさか!?な展開でした。
高校生の狭い世界だけでなく大人を含む社会全体に対する葛藤を描いた青春ミステリ。会話が面白くすぐに作品に引き込まれ、またエピローグでの結末に衝撃を受け、息が詰まった。
登場人物の性格や伏線の回収、そして謎解き。
どれも面白くて楽しく読むことが出来ました。
特にエピローグは凄いです。涙腺崩壊です。
是非読んでみてください。
美術部の葉山君と文芸部の伊神先輩で結成された即席の放課後探偵団が校舎に現れる幽霊の正体を暴くコミカルな学園ミステリー。読メの評判から読む前から面白いのだろうことはわかってましたが、期待通り。既刊本全部買ってしまったので楽しめそうで安心しました。表紙の眼鏡の女の子に当て嵌まるキャラクターが登場しないらしいっていうのが一番のミステリーかも。文科系部活はどこも部員不足で部室に足を踏み入れようものなら誰もが勧誘されて、下手すれば即刻部員認定されるのが可笑しい。どこでも即興芝居を始める柳瀬さんがいいキャラ。
昨日読了。序盤の語りが少し多すぎてダレてた。台詞回しは面白いからもったいない。逆に後半はその台詞回しがなくなってたので気になった。もう少し分けておいたほうがよかったと思う。新人賞に出したやつだから構図は仕方ないとは思うけど。話はまあ分かりやすいしキャラも立っててよかった。続編読みます。
設定は普通の青春ミステリーだけど、我が道をゆく伊神さんをはじめとしたおかしい人達がいて楽しく読み進めました。最後の展開はやられた。ちゃんとヒントが出てたのに…
伊神さんの名探偵かくあるべしというような立ち振る舞いがすごくいい。他人への様々な形の思いが事件を引き起こしていて、青春だなあと思ってしまいました。
連作短編のようにいくつも小さな事件を解決しながら、最終的に大きな事件が解決される。所々に挟まれた挿話の謎もきちんと回収される、重層的構造。なかなか面白い。しかも最後の最後できっちりと伏線の回収をするあたりはさすが。
文化祭を読んだので、やはりここはと一作目へ。一ページ目から本格推理にありそうな建物内の地図が載ってておお〜と思った。作者ノリノリである。後書きはこの頃から面白かったご様子。ゼロックス、昔はプリンターをゼロックスと呼んでいたそうな。
学校での幽霊騒ぎを受けて、葉山君と伊神さんが探偵まがいのことをする、というあらすじだけなら何の変哲もない学園ミステリーのようですが、伊神さんを始めとするキャラの濃い登場人物たちや、芸術棟という舞台設定がいい味を出していました。幽霊騒ぎの謎解きも面白かったけれど、最後の展開にすごくびっくり。全体的に部活動の描写が多いので思わず自分の高校時代を思い出してしまいました。
幽霊騒ぎの真相を追う主人公葉山くんと変人伊神さんの学園ミステリー。バタバタと新キャラが登場するのでイマイチ把握しきれなかった。こっちにキャラの位置付けが伝わる前に次々進んでしまうカンジで。でも話全体の流れはテンポもよくて結構おもしろかった。
おもしろかったー。キャラクターも個性的だし、謎も身近な道具を使ってて楽しかった。最後の最後まで気になる展開で・・・。続編も早く読もう!
基本がビビりなので、読みながらすごく怯えてました(真夜中だったからかも、と言い訳)。でも伊神さんの話を聴いて、葉山くんと一緒になんだか落ち着きました、すごい。最初のプロローグは………まんまと騙された。最後の精一杯の叫びは、だから、スカッとした。続編も楽しみ。芸術棟から放たれたなかなかに濃い部員たちは、いったいどこに収まるのか。
オチは読めたけど内容は青春っぽくてよかった。みなさんキャラ濃いからシリーズ化できそう。タイトルについては、どんな理由があって冬に出るんだ……と期待してたのにあとがき読んで唖然
タイトルに惹かれました。文化部の個性的な少年少女の高校生探偵団による学園ミステリ。幽霊騒ぎの謎を解いていきます。序盤はピンと来ないところもあったけど、それでも最後まで読んだら面白かったと思える作品です。文化部の面々の必死の勧誘活動その他にも笑わせてもらいました。表紙の眼鏡の女の子は誰なんだろう。
学園ミステリー。キャラ達も個性豊かで、特に伊神さんと柳瀬さんがよかった。なんだか学生時代を思い出して懐かしい気持ちになりました。解決したと思った後の展開には驚きました。
文化系部活に勤しむ(?)個性的高校生による学校(につきもの)の幽霊騒ぎの謎解き。探偵役の伊神と有無を言わさずパシリに使われる葉山のやりとり、弱小文化部部員のとにかく勧誘活動等々、放課後のゆるい雰囲気を楽しむ。真相について語る伊神に嫌みのないライトなカリスマ性があってスルスル読む。けれど東の役割がイマイチ飲み込めなかったのは、私の読み方がライトなせいだろうか。もう一回確認してみる必要あり。
面白かったです。気になっていたのをやっと読みました。しっかりミステリーしていて、冗談も私的に面白かったし、良かったです。ずっとプロローグが気になっていたので「そうきたか~」という感じでした。立花さんの件も驚きましたがいい感じにおさまり納得しちゃいました。キャラクター、しっかりしている人が多く感じたのですがそれはギャグが一本調子ということなのかな。そこが未だよく解らずにいるところですが。続編も楽しみです。
典型的な学園ミステリー ラノベにしてはミステリー的な流れを重視してある気がするからおもしろい ラノベミステリーってなんかラノベ要素もミステリー要素も含めないといけないから大変だな~と思ってるけどそのどちらもあって良いんじゃないかと思う ただ個人的に主人公に華が無すぎるというのが残念というか完全に陰がかすんでいる気がする 探偵が良い味出すのは良いとして、周りの登場人物以上にキャラが無いような・・・ まあデビュー作だし続編あるしこれから次第
面白かった。葉山くんの冷静な突っ込みや軽快さが手伝って、ライトノベルのような感覚で、軽く読める学園ミステリ。探偵役である伊神さんのどこか超然とした態度も嫌味がなく好感がもてる。他の作品もぜひ読んでみたい。
そこで、そう来るかといった大展開。謎はプロローグで終わらなかった。 ひさびさのミステリの中のミステリ。コメディタッチな部分も◎。 いい本に出合えたという感想。少しこのシリーズを追ってみたいです。
サクッと読める学園モノのライトミステリ。プロローグで語られる借金を苦に自殺したサラリーマンの話と、学校の幽霊騒動をどう結びつけるのかと思いながら読み進めて行ったが、上手い展開で面白かった。ワトソン役の主人公が先輩である探偵役の伊神さんに使いパシりされてばかりで影が薄いが、当初から続刊を考えてのことならキャラクターの個性は後から付け足せばよい部分もあるので、こちらは今後に期待したい。デビュー作としては総じてレベルの高い作品だった。ただ一つ注文をつけるとすれば、文中の句読点の使い方には大いに疑問が残る。
理由の
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感想・レビュー:268件














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