手焼き煎餅の密室 (創元推理文庫)
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手焼き煎餅の密室の感想・レビュー(168)
シリーズ4作目にして過去編。修也が語り手になったりして面白い。エピローグで明かされる真相はなんと無く予想がついたけれど、断定するにはいろいろ証拠が乏しい気がした。ミステリとしては「回る寿司」と表題作が面白かった。特に表題作は改めて見るとタイトルが素晴らしい。
本編の前日譚。今は亡き水嶋のおじいちゃんが名探偵で、レギュラーメンバーの過去が交錯する。何よりも本編の「探偵役」修矢の過去と、探偵への成長ぶりが少しずつ明らかになるのがいい。そしてイラストが多数収録されているのもGJ!
アルバイトシリーズのスピンオフで、シリーズの主要メンバーの前日譚。長編の本格ミステリであるシリーズとは違い、軽めの連作短編集だった。連作短編集恒例の最終話での収束がちょっと弱かったと思うけど、このシリーズは長編よりも、こういう形の短編集の方が合うと思った。今までのシリーズを補完するサイドストーリーがちょこちょこ入っているのも良かった。これからは短編集でシリーズ化してほしいなぁ。
あと1人が出てこないなーと思ってたら、これはあのシリーズの前の話だったのか!!推理には結構強引なところがあるものの、サクサクと進んでいって最後に全部が繋がるという短編集。ステレオタイプなキャラクターにはまだちょっと抵抗があるけど、話の回し方としてはそれが分かりやすくて読みやすいのかな。
「ミステリーズ!」掲載四作に書き下ろし一作を加えた連作短篇集。番外という扱いでシリーズ本編の前日譚を描いた内容。これまで著作を読んできた中で薄々勘付いていたが、やはりこの作者の美点は短篇作品でこそ際立つように思う。長篇に感じられた纏まりの悪さも消え、論理的な解決と、本編で親しんだ登場人物たちの意外な過去に心行くまで楽しんだ。全体を包括する大きな真相も文句なし。なのだが、先んじて同一趣向の別作品を読んでいた為、衝撃が薄まってしまった事だけは個人的に悔やまれる。一番印象に残ったのは表題作「手焼き煎餅の密室」。
シリーズを読まずして読んだせいか、読み辛さはなかったものの、やや吸引力に欠ける気がした。 個人的には若干軽い。 短編集とはいえ『まとめる』を優先させているような感じを受けて、面白みに欠けた。残念。
初・谷原作品。以前から創元社版の可愛いイラストが気になっていましたが、読んでみると魅力的なキャラが・・・。今回は江戸っ子少女の直海ちゃんが気に入りました(もしかして歴女や秀吉の元ネタ?)。すかさず図書館でシリーズ大人借り(?)してきたよ。
シリーズ4作目、読了。
前3作のスピンオフに当る今作も、キレイな世界観のライトなミステリー。
「隣の祖父ちゃん」が詳しく描かれているのが嬉しい。
スピンオフものから読んでしまったが、これはこれで違和感なく読めた。本編もキャラ立ち系ミステリなのだなと想像できる。軽く読めるな、でも各編少し詰めが甘いな、想像はできるけどなどと思いつつ読み進めると、最後の章でまとめわざ。構成はきれいでした。
美波の事件簿シリーズの連作短編集。日常の謎というにはちょっと事件色が強すぎる気もしますが、きちんと型に則っているのが嬉しいです。表題作のタイトルの意味がすごく好きです。また探偵役を本編とは違ってひとひねりしているのが面白いです。初登場した登場人物のうち水島のじいちゃんは無理だけど、麻耶先輩は本編に顔を出してくれないかな。それにしても各章毎の挿絵にはびっくり。連載のときの挿絵がもったいなかったという気持ちはよく分かるし嬉しいのですが、東京創元社さん、これでいいの?と要らぬ心配をしてしまいました(笑)。
裏表紙の「前日譚」に首をかしげつつ読み始めたらそういうことか。なんか消化不良だなぁと思いつつ連作短編を拾っていけばそこに残されたものもまたつながりが見えてくる。全編安楽椅子探偵も面白いけれどこういう二段重ねな展開も面白いね。
ここそこに残された謎(というか残滓?)が収束するんだろうな、とは思ってはいたけれど、あの娘の存在をすっかり忘れていたために意表を突かれました。我の記憶力の弱さに絶望した。
いままでのシリーズより読みやすかったです。なんでだろう。けれど、こういうのは、全部並べて順番に続けて読まないとどうも私のような記憶力の乏しい人間には楽しめないようです。ゴメンネ
色々な疑問が氷解するのはいいのですが、余りにも綺麗にまとまりすぎると返って興味が薄れる恐れが無きにしも非ず。336ページ
これくらいの事件の規模と距離感が、このシリーズにはちょうどいいかも。最後のまとめは少し強引すぎるかもと思ったけれど、よく考えると悲しい話だよな。
面白かった(笑)長編よりも短編のほうが面白いですね(笑)そして探偵役は水島のじいちゃん(笑)この流れのほうがシリーズとしては面白いと思ってしまう(笑)直海のキャラクターが少し・・。嫌いではないけど何となく無理やりな感じがしてしまって・・・。かのこ出てこないな~って思ってたら(笑)気になっていた部分が最終的に(笑)シリーズの中では1番よかったと思います(笑)
書き下ろしの短編で、4つの事件が1本に繋がったときの衝撃! 個々の完成度もさることながら、しっかりと創元推理文庫の日常の謎系の伝統を受け継いでいると言うのが憎たらしい。2009年に刊行された小説のなかでは、5本の指に入る面白さ。
美波シリーズの短編集。なのですが、前日譚というか中学生時代を描いたもの。13歳なのに大人の言葉使い、大人の思考回路、大人の知識がどうにも違和感ありまくり。やはり高校生くらいの年齢にしてくれないとミステリとして不自然さを感じてしまうなあ。
待ちに待ってた美波シリーズの第4弾♪今回は短編集ですが、水島のじいちゃん、めっちゃ良い味出してます(笑)本シリーズでは既に故人がこの短編集では探偵役…というのがなかなか新鮮で面白いです。正直、どのお話も犯人がイマイチモヤッ…としていて、”これでいいのかな〜??”と思った部分もあったのですが、最後の最後でまた綺麗にまとめてくれました!!(驚)かのこお嬢様…こんなおステキな伏線があったんですね!…というわけで、最初から読み直してしまいたくなる楽しい短編集でした(笑)
前日譚の短編集になっています。修矢、美波、美波、修矢の順番で4編、最後に忘れてはならないあの人で締めです(笑) 修矢編は犯人が取って付けたようでちょっとモヤモヤ…。ですが、4編を一気にまとめてくれたのが最後の1編です。やられました。うますぎる。この前日譚は結構面白いですね。前3作読んでるとなお面白いと思えますし。まだ語られていない事も多そうですし、これは続き出て欲しいです。
う~ん。谷原秋桜子は、いい。長編の既刊三作、『天使が開けた密室』『龍の舘の秘密』『砂の城の殺人』は読了済みですが、<美波の事件簿>シリーズ前日譚にして著者初の連作短篇集である本書を読み終え、第一作からもう一回りしたい、そんな気分です。
これまでの長編は、事件そのものに入るまでだとかに、やや冗長と感じるところがあったが、短編集である本作はそういうのを感じずに楽しめた。また、それぞれの編で残った謎を、しっかりと回収する構成も◎。本編シリーズで登場する人々の繋がり、そして、本編では結構憎まれ口も聞いている美波、修矢を水島のじいちゃんが見守っていたのだな、というのに温かい気持ちになれた。でも、最終的に、かのこさん、恐ろしい子、という感想になったのはなぜだろう?(笑)
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感想・レビュー:67件














ナイス!

































