黄金の灰 (創元推理文庫)
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黄金の灰の感想・レビュー(50)
02/13:hogatt
強盛を誇ったオスマン帝国が滅亡へとむかう時代。ダーウィンが「種の起源」を発表し科学界、宗教界に大論争を巻き起こした時代。アメリカがゴールドラッシュに沸きかえる時代。シュリーマンがトロイアの遺跡を発見し、1つの神話を歴史の1ページへと引き戻したのはそんな激動の時代だった。そんな歴史的背景だけでも楽しめました。ミステリ部分にもその時代背景が深くかかわって・・・。さすが柳さん、デビューからこんな面白いモノを。
自分を自分と定義出来るものは実際には少ないんだなぁ。後半、ブラウンがシュリーマンの過去の偽り(?)を解明していくなかで、改めてそのことを実感した。要所要所で挟まれる「イリアス」の雑学や、時代背景など読んでいて実に面白い! これがデビュー作なのかぁ。なんか、初期の作品の方が面白い気がするのは、気のせいだろうか。
12/04:Azusa Sakaguchi
伝説の都トロイアの発掘に当たっていたシュリーマン夫妻の一行は、遂にトロイアの実在を証明する莫大な黄金を発見した。しかしそれをきっかけに、夫妻の周囲で不可解な事件が続発する。不審火と黄金の消失、発掘現場で発見された司祭の惨殺体、そして密室状況下での毒殺事件(ダイイング・メッセージは「猿」)――。果たして犯人の目的とは……?/著者のデビュー作となる時代ミステリ。トリックは海外古典ミステリのものを流用しているが、作品のテーマと結びつけることで、重層的な意味を付与しているのが秀逸。逆説的な動機もお見事でした。
11/09:トースト
10/14:round_around
09/11:north44
07/01:さらぽん
05/19:@〒
ジョーカーゲームから柳さんのファンになった為ちょっと遅すぎた感もありますが、柳さんのデビュー作を、やっと読むことが出来ました。主人公が古代遺跡の発掘家で有名なシュリーマンで、叙事詩「イリアス」をベースにしたワクワクするミステリーで、柳さんの原点がここにあり、その延長戦上にあのジョーカーゲームがあるんだと思い本当に感激しました。柳さんの壮大な世界感は他の誰にも真似出来ないスペシャルなミステリーなんですね!これからも柳さんには注目していきたいです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 04/21
03/06:eviz
12/09:かこ
12/08:mugiko2000
物語をどこに持っていくのか、こちらの予想を遥かに上回る展開でー伏線はかなり合ったのに、それよりも続きが気になり一気読みでした。
09/18:drunkershigh
08/27:きみこ
06/28:きょん
「ジョーカーゲーム」で大ブレイクした柳広司先生のデビュー作。今作の中心はシュリーマンのトロイア遺跡発掘事業。質の高い歴史ミステリの書き手として定評のある作者の原点だけに文化や信仰や政治、時代背景をふんだんに盛り込み、真相部分に還元した意欲作で大変贅沢。海外古典作品のネタバレがあるものの、その使い方と意味付けは絶妙。読み逃したくない1冊。
05/31:SDK007
05/06:ボンボンショコラ
03/28:henachokorz
わかりやすさということでは圧倒的にジョーカーゲームとかなんだけど、私はこの作品も大好きです。シュリーマンと夫人が財宝を見つけその財宝をめぐって殺人事件が、と言うミステリ。途中でイリアスを絡めつつ西欧文明とイスラム文化の対比を浮き彫りにさせる手腕も面白いし、更にどんでん返しと思える過去の物語も面白いし、集結する人々の過去暴きも驚愕するし。過去ミステリ作品を縦横無尽に使ったトリックもややネタバレとはいえ、ミステリ好きだったら、お!と思う部分があったり。ミステリとしてというより幻想部分虚構部分を楽しむ異色作。
02/28:あんず
02/24:けいちか
01/11:みぃ
12/09:necspe
11/28:wansan
09/09:amaama
09/05:kylyn
トロイア遺跡を発掘するシュリーマンが出会った不可思議な事件。本格ミステリとしての体裁を取りながらも、その中に見え隠れするのは、科学と信仰、西欧列強と衰退するイスラム国、ゴールドラッシュの動乱…と言ったもの。時代背景をしっかりと感じる。最初、少しとっつきづらさは感じたが、面白かった。
07/09:shin.y-
05/22:Chat
2009/3/7 ジュンク堂ダイエー三宮店にて購入 2009/5/6~5/11 柳広司氏のデビュー作。私にとって初の柳作品。 柳氏は歴史上の有名人物を登場させ、名前を残すことになった歴史的偉業の現場に殺人などのミステリ要素を絡ませる作品を書き続けている。どちらも私のストライクゾーンど真ん中。 本作ではトロイア遺跡の発掘で有名なシュリーマンが登場。シュリーマンがヒッサルリクの丘でとうとう「プリアモスの黄金」を見つけたその夜に、黄金が盗まれる。それに続く不可思議な事件にシュリーマンが挑むが... 最後の推理
柳広司のデビュー作。しかし、作家としての最初の一歩からして、柳スタイルが構築されているところに驚かされる。いわゆる、実在の人物を登場させ、史実の隙間に起こった事件を、本格ミステリという手法で描くというもの。本作の主人公はトロイア遺跡を今まさに発掘せんとするシュリーマンその人だ。推理小説というスタイルが犯人当てばかりに目を向けさせてしまいがちだが、柳は科学と宗教、自我と世界、物語とオリジナリティといった問題に果敢に挑んでいる。なんとも野心的なデビュー作だ。
04/06:なにやら
02/22:こんこん
黄金の灰の
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感想・レビュー:15件



























