はじまりの島 (創元推理文庫)

はじまりの島 (創元推理文庫)
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ミステリ
小説
柳広司
ミステリー

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はじまりの島の感想・レビュー(63)

『種の起源』をのちに発表する若き日のチャールズ・ダーヴィンと、英国海軍船ビーグル号の仲間たちが、立ち寄ったガラパゴス諸島に上陸した時に事件が起こる。犯人は一体?というクローズドサークルもの。ミステリとしても面白いけど、実在の人物を題材に、歴史を感じながら話がうまく展開していくのが凄いなぁと思う。今まで当たり前だと思っていた世界が揺らいだ時の人間の精神の脆さ。またはその揺らぎをひっくり返して固めることが出来る強さ。人間はまだ進化できるのかな。チャールズなら言いそうだけど。「できますよ、もちろん!」

珍しい物を見て、ハシャギまくるダーウィン先生に萌えつつ、犯人のあまりの異常さに戦慄する。この小説の犯人は怪物である。。。「殺したいから殺した」。犯人の殺害動機を読んだ時は、本当に背筋が凍りついた。同時に現代社会でも似たようなことを言って殺人に及ぶ人がいることに気付き、驚愕。今でさえ、理解するのは困難なのに、ダーウィンたちの時代の人には余計に犯人の心理が理解出来なかっただろうなぁ。ダーウィンにとっては苦い経験だが、この経験があったからこそ、歴史に名を残す快挙と遂げたのだと信じたい。

11/14:Azusa Sakaguchi
11/09:トースト
09/13:kk
07/01:Dinosaur
06/22:さらぽん
06/06:マイ
ダーウィンの話。ガラパゴス=巨大な亀

04/15:ぱぱいあ
04/10:ふろしき
柳さんがあの「種の起源」で有名なダーウィンを探偵にしちゃってミステリーなんて書いてたんですね。他にも実在した人物の登場もあり、舞台がガラパゴスで豪華すぎます。実は私は、孤島でクローズドサークル物には目が無いんです。自分の価値観を打ち砕かれる展開には、他のミステリーとは一線を画していて目からうろこでした。柳さんてやっぱり凄い作家さんです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(7) - 03/29
財布にジャック
Nak34さん☆ えっ?まさか読んでないの?課題図書決定ですね(笑)
ナイス!ナイス! - 03/30 22:24

Nak34
はい。読みますぞ〜。
ナイス!ナイス! - 03/31 08:28


わたしたちはこの世界について、まだなにひとつ知らないのですよ -P192/PB- ★☆☆ 未開の島で展開するクローズドサークル。しかも登場人物はダーウィンをはじめほとんど実在の人物。柳氏の考証は本当にすごい。西欧の思い上がりが"未開"といわれる人々の暮らしをどれほど変えてきたか… そんな深いテーマが潜んでいます。推理の面では少しひっぱりすぎかな、敬意を評して★ひとつ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/27

ryu
『種と起源』の著者、チャールズ・ダーウィンを探偵役にして展開されるクローズドサークルもの。ダーウィンが頭良すぎる(何故100年後の構造主義思想まで持っている?)とか細かなツッコミどころはありますが、作者の奇想が冴える良作です。オススメ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/22

02/24:みっつ
02/13:ぱる
01/21:小夏
『種の起源』・ビーグル号・・・ダーウィンの初々しさが良い。事件が学説と結びついているのがお見事。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/17

11/14:mugiko2000
10/31:おりーぶ
10/10:ぼんち
07/31:亜樹子
クローズドサークルもの。面白かったー!これでもかこれでもかとばかりに、犯人は変わり、そして根本的なところに文化差を持ってくる柳氏は凄い!!!ますます彼に夢中だ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/12

とても面白かった。この時代の選択、世界と世界がつながることによる物語だった。孤島ミステリは追い詰められ、姿の見えない殺人者におびえことになるのだが、その描写も面白い。無駄な文章などない。ダーウィンが探偵であること、この時代であること、日本が舞台では成り立たないこと、厳選されています。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/03

06/28:きょん
06/23:まったりや
06/02:shiba
島に立ち寄った11名。起こる殺人。色々とある人々の事情。この時代は複雑で全く知らなかったから、ミステリ云々も勿論だけど、色々知ることが出来て勉強になった一作だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/15

登場人物がどこにいるなどはっきりしないことが多く、ちょっとわかりにくかった。

03/06:silver cloud
02/25:すぎやま
01/08:遊李
孤島で起こる不可能殺人、アリバイトリック。それらをきっちりと作り上げながら、一方で、社会進化論や神学論争といった、進化論に影響されて起こった実在の出来事を想起させる皮肉な真相が印象的。これを読んでいると、ガラパゴスから30年以上経って、『種の起源』が発表された理由は、本当に事件があったからでは? と思えてしまう。決して、分量が多いわけではないが、色々と余韻を残す作品だと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/10

11/29:都布子
11/23:YOS1968
11/15:wansan
ダーヴィンを主人公にした孤島もの、クローズドサーキット。でも、普通のミステリとは違ってなんだかしっくりしないものが残るのはテーマ上当然なのかもしれない、むしろダーヴィンという人間を描くために連続殺人という謎を使ったという方がいいのかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/21

ダーウィンが有名なビーグル号での航海中に、殺人事件に巻き込まれていた、という設定のミステリ。最初は実在の人物であるダーウィンを探偵役に据える必要性はあるのか?とちょっと疑問だったけど、歴史的事実と虚構とをうまく織り交ぜて説得力のあるストーリーと結末になっていた気がする。特に真犯人の動機の皮肉さは、歴史を舞台としたからこそわかりやすく浮き彫りになった気がする。単純にミステリとしてもしっかりまとまった良作でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/20

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はじまりの島の 評価:67 感想・レビュー:21
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