彼女はたぶん魔法を使う (創元推理文庫)
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彼女はたぶん魔法を使うの感想・レビュー(236)
この手の内容を日本人でやるとどうものめり込めない… これも欧米コンプレックスみたいなものでしょうか?(笑) とはいえ台詞回しも描写もちょっとクド過ぎる気が。
タイトルに惹かれて読んでみたがこれは面白かった。背表紙のあらすじに偽りなしで、主人公のオッサンがあるときは美女を軽妙な会話で引き込み、あるときは美女(実の娘:10歳)に翻弄されながら事件を追うというハードボイルド。このオッサンのキャラがまたいい。凡人には口にも出せないようなセリフをさらっと言ってのける。そこにシビれる憧れる。一方で完璧超人でもなく、中年のくたびれを感じさせることもしばしば。そのギャップが味になっていて、非常に好感が持てた。これは次も読みたくなる。
爽やかハードボイルド。樋口有介氏の著作は「月への梯子」が初読で、柚木草平シリーズは今作が初めて。柚木さんと各女性陣の会話の軽快さ、文中の言葉の回し方が好き。作家との推理合戦ではなく、言葉の連なりを楽しむミステリ風小説。
こうゆうハードボイルド作品大好きです。暴力団とかでてこないし、いい感じです。娘との掛け合いとか、不倫相手との掛け合いとか、奥さんとの掛け合いとか・・・独特の話し方がいいですね。柚木さんのダメ男だけど、憎めない感じが素敵。
初めて読む作家さん。柚木草平シリーズの第1弾。何だか題名が良いとは思いませんか。内容は元刑事である柚木が依頼を受けて事件を解決していくというよくありそうな感じのするものです。読み進めていく中で、何だかこんな展開は前に読んだような…と思ってしまいましたが、この作品にはきちんとしたらしさがありました。柚木の言動が面白い。現実にこんなことを言っていたら、どうかとは思うのですが、胡散臭く感じない嫌みのない自然さを柚木は持っているのです。個人的には夏原祐子が気になりますが、もう登場しないのかな。
シリーズ中を一冊を先に読んでしまったので、一作目を。 時代背景には違和感なし、でも若い人たちにはわからないかも。 結構好みで最近よく読む作家さん、当時はまったくしりませんでした・・・
タイトルと表紙で買いました。なぜか本格ミステリと思い込んでたのですが、それはそれで「そういえば、随分昔に読んだこの作家さんの作品もハードボイルド系だったな」と思い出したりもして、楽しめました。ススキノが舞台の某映画を見たあとということも、嬉しい偶然でしたね。盛り上がりどころがつかめなかったのは惜しいですが、生活感溢れる主人公の日常の描写が特によかったです。「カッコいい!」と「残念!」の間で揺れる格好良さに、これからも期待です。
本格派のミステリーながらどことなくコメディっぽいところもあって、二重に楽しめた。こういった主人公の特徴が分かりやすいシリーズは面白い。是非続刊も読んでみたい。
★2.5 主人公の台詞が狙い過ぎていて、しかも読み難いときた。昔懐かしいトレンディードラマのノリか?ちょっと前の時代が舞台なのでそこら辺も入り込めなかった要因。
タイトル買い。主人公が、次はどんな気障なセリフを言うのだろうかとワクワクしてしまう。現実にこんな話し方をする人がいたらめんどくさくてしょうがない(笑)後解説の、彼の発言は自分を高めるためではなく、女性を傷つけないための発言と聞いてへーと思う。自信満々の推理がずっこけてみたり、問題は先延ばしにしたり、飲んだくれたり、まったくカッコよくなくて面白く、逆に新しい探偵像だな。時代が少し前なせいもあって、昔ながらの軽いミステリ、といった感じでするっ読める。
柚木草平シリーズ第一作目。私には草平の魅力が今ひとつ分かりませんでした。何故こんなにモテる?言ってることなんだかオヤジくさくないですか?^^; 相当イケメているのか実際言われたらドキッとしちゃうのか・・・。あと読み終わってタイトルが「ああ、そういうことか」とストンと落ちるのが好きなんですが、これはちょっとモヤモヤかな。作品の雰囲気は悪くないし読みやすいので、機会があったら二作目も読んでみたいです。
柚木草平シリーズ第1弾。面白かった!いちいち柚木の台詞が気取っているのに面白くとれてしまう。いいキャラだな~と思ったので全体的に面白く読めたんだと思う。このシリーズを追いかけてゆきたい。
ある事件から刑事をやめ、事件もののライターとなった柚木が事件を追うシリーズ第一作。軽め会話、キャラ設定は好みです。ストーリーのオチもなかなか。娘がよいですね~次作も楽しみ!
タイトルが良いですね。「彼女」って、どの彼女のことでしょう?文章も読みやすくて、どんどん引き込まれて、一気に最後まで読んでしまいました。携帯電話が無い時代の探偵を楽しむ本です。解説が個人的に好きな大矢さんだと知らずに読んだので、最後、二度びっくりしました。他の作品も読んでみたいと思いました。
【図書館】
柚木草平シリーズ第一弾。電話とか週刊誌とかに時代を感じますね。草平がなんでこんなにモテるのか…解説みたいな理由なのかな。分からないでもないです(笑)でも確かに会話の流れやテンポが良くて、父娘や女性とのやり取りも楽しかったです。また追いかけるシリーズが増えちゃいました。
携帯電話がなかった時代のお話。それゆえにストーリーが成り立ってます。まあ当たり前ですが。主人公がいまいち決まってないというかなんと言うか… 推理をはずしてしまうあたり残念な感じです。
魔法を使う彼女って誰や? 解説の題と同じく「草平ばかりが何故モテる?」と疑問に思いました。草平が女性に対して言う言葉って寒く感じたんですけど、モテない男のヒガミ?ネタミ?ソネミ?でしょうか・・・。 うーん、自分は草平より1歳上なんです。羨ましい事この上ない。ああ、モテたい。 話自体サクサク進むので読みやすいと思います。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 04/23
生まれた年に出版された本。そんなこととは知らずに読んだのですが。キャラも個性的で、面白かったのですがラストは、え、ここで終わり!?っていう感じ。
弟オススメ。探偵シリーズもの1作目。んーやりすぎたかなって印象。デビュー作は主人公が高校生だったのもあって、多少のアウトロー感は逆にいいスパイスだったんだけど、それを大人が普通にやると狙いすぎでしょってひいちゃうような……。登場女性すべてが主人公を好きになるのも予定調和的だし(弟曰く、続刊もすべてそうらしい)、あと常にタバコ吸い過ぎ。タバコは犀川先生レベルまでしか許さん。作家さんが自分のスタイルを確立して、色を出すのも難しいんだねえ。
何となく手に取ったのですが何で手に取ったのかは分からない一冊です。ジャンルはなんでしょ、ハードボイルド小説?一応依頼者から謎解きを依頼されて奔走するお話ですがさしてそちらの謎には興味を惹かれませんでした。ただ単に主人公を走らせるために用意されたってな印象です。うん、事件が起きないと探偵なんて登場しないですもんね。主人公のキャラが中々愉快でお茶目で、その個性と軽妙な登場人物同士のやり取りを楽しむ本だと思います。
十数年ぶりに再読。中年おっさんのためのファンタジーとしての魅力を再確認。美人の嫁と可愛い娘に付かず離れずの無責任な関係を維持しつつ元上司の美人と不倫ながら女子大生にモテる。ひたすらモテる。内容は薄いが、雰囲気を楽しむ小説なので問題なし。樋口小説は続けて読むと飽きるが、年に数回読みたくなる。
とにかく主人公が合わない事この上ない。その上でハードボイルドさせるので更に駄目。原尞のハードボイルドはそういう感じはしなかったのでやはり主人公の問題か……。シリーズ化されてるんだけどこの感じじゃ期待持てないなあ。
初出は20年前なんですね、というより1990年って20年前なんですね!という驚愕をうけつつ。長い二時間サスペンスって感じですね。二枚目のハードボイルドな主人公は元刑事、探偵、フリーライター。ちょっとモテ過ぎな感じで、美女ばかりが登場するっていうのも映像で見てみたい。くどいかな。解説にある「草平を好きになるのは女性ばかりでなく」・・・な草平さんのモテッぷりは気になるところなので、続きも読むかもです。ちょっと新鮮なキャラクタだし。
ハードボイルド路線ながらも女性が次から次に出てきて陰鬱さはない。まあ魔法のせいでもあるんだけど。というかコンタクト女子大生の出番これで終わりとか残念すぎる。
暇つぶしに仕事場の本棚にあったものを読んだのだが、読み始めてすぐに「しまった……!」日本人にハードボイルドは似合わない、と思っているので、主人公のセリフ全てがくさく感じてしまってどうにも……。事件そのものも解決方法もなんだかな〜。
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感想・レビュー:64件













































