ミミズクとオリーブ (創元推理文庫)
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ミミズクとオリーブの感想・レビュー(167)
こんな奥さんとこういう暮らし理想だわー。高い家事能力が求められるけど…とにかく作中に出てくるご飯がおいしそうで!奥さんが安楽椅子探偵的な話の展開。ミステリーだけどほんわかした気分になりました。
読みやすいし面白い。語り部となる作家である旦那は余計な話の合いの手を入れるなど少しさえないけど、それが話を聞いただけで冴えた推理を見せる奥さんといい対比になっているし、バランスが取れているのだろう(実際は旦那も観察力はあるほうだとは思うけど)。料理の名前が随所に出てきて、お腹がすいているときに読むのは少し危険(笑)。作中の作家も作者も男性だけど、女性なら分かる心理・行動も出てきて参考になるかも?
料理上手な奥さんが安楽椅子探偵という設定。その旦那は冴えない作家。旦那の高校時代の友人で警察官の河田が奥さんの推理力を頼みに事件の解決を依頼にやってくる、という設定の短編の連作。あまりにもあっさりと解決してしまうのと、昭和を思わせる古くささ!料理がたくさん出てくるのだが、ほとんど馴染みのない香川県のものという点からも、感情移入できずにいる
「うだつのあがらない」という言葉がここまでしっくりくる男もそういまい。というった風情の作家と、それを控えめながらしっかり支える料理上手な奥さんが繰り広げる推理小説。主人公の「僕」は誰かに似ているなあ。と思っていたのだが、その正体がわかりました。「のび太」です。ぐうたらで間が抜けているわりに、どこか憎めなくて人好きのする人物。奥さんには四次元ポケットはないけれど、料理の腕と謎解きの才と機転と強さと愛らしさがあります。奥さんなんでこんな男と結婚したんだろう。
美味しそうな料理が出てくると聞いて読み始めた本書。芦原すなおさんは「デンデケデケデケ」以来です。妻の謎解きよりも、夫婦のやりとりが夫婦漫才そのもので笑えました。讃岐の味といえばさぬきうどんかと勝手に思っていましたが、いろいろと食べてみたくなる料理があるものです。昭和の香りも確かにします。表紙絵だけに引っ張られているのではなさそうです。不思議ですね。
どことなく昭和っぽい雰囲気。表紙もそんな感じに見えてしまった。途中に携帯が出たからそこまで昔っぽくないらしい。主人公の話の腰を折りすぎるとこはほんとに「黙りなさい」と思ったw奥さんは謎解きもすばらしいけど料理も上手でおいしそう。続きも読んでみたい。
東京郊外に住む壮年夫婦のほんわかミステリ。探偵役が作家のご主人ではなく料理上手な奥様というのがおもしろい。しかも、ご主人のマヌケっぷりに相反して超キレ者だしwおもしろかった。昭和の雰囲気がしました。
初・芦原作品。最近、所謂〈日常の謎〉モノを読むことが多く、そのほとんどが探偵役はもちろん、そのサポートをするキャラも一芸持っている人ばかりだったので、主人公夫婦の旦那さんに少々イラつきました。小説家ですが稼ぎはそこそこ、仕事は嫌いで、ネタに詰まると掃除や散歩に逃避する‥‥。でも普通そうですよね。そして稼ぎが良くていつもビシ!としている旦那さまより、いつもはゴロゴロしていても妻の具合が悪くなったら一生懸命看病してくれる人との方が幸せになれるのかもしれません。私にとってはミステリーというより「夫婦小説」でした
芦原さんの書く小説の文体は、ゆったり時が流れていくようで、心が落ち着くなぁ。この本は、芸無しの作家であるぼくと、料理が上手で一を聞いたら全てが分かってしまうような切れ者の奥様が警察官の河田が持ち込む事件を次々と解決する短編ミステリ集。それぞれ事件の内容も多様で、ミステリとしても面白いが、それより主人公の行動や奥様との会話が微笑ましい。タイトルにもなっている庭のオリーブの樹を訪れるミミズクに、事件の解決後、えさをやるシーンも微笑ましく温かい。ただ、表紙の奥様の絵は、余りにも和風過ぎるんじゃないかしら・・・。
料理上手な主人公の奥様は謎解きも得意。様々な事件の真相をさぐる安楽椅子探偵ものの短編集です。読んだ人なら皆思うんでしょうけど、食事が美味しそうでした。旦那様はがっつり胃袋つかまれてますね。軽く楽しめる作品です。 「紅い珊瑚の耳飾り」での主人公の聞き下手っぷりはかなりうざくて笑えました。あなた、黙って聞いてなさいというのに!(笑)
短編集です。これは楽しかったぁ~v(〃>∇<〃)v 文章も軽快で読みやすいから楽しさを後押ししてくれてる。 何がいいって、この夫婦がいい。 推理担当は料理上手な奥様で、作家の「ぼく」は語り手兼調査担当。 奥様の推理を補佐するべく、使いっパシリに喜んで出掛けちゃう。 こういうのを安楽椅子探偵というのか? アタシ的には引きこもりホームズと、うっかりワトソンって感じ。 事件の方は殺人事件から家出した奥様の捜索から色々なんだけど、 ホノボノというかノホホンというか、脱力系ミステリでしょうか?
今年の始め頃に途中まで読んでいたのですが、他の本に寄り道したりなんだりでそのまま忘れてしまっていたようです。読書メーターに登録するために残りを読みきりました。 うだつの上がらない小説家の「僕」と、食べ物と謎を料するのが得意な奥さんと、読み手が心配してしまうほど異動をしている警察官・河田が出てくる日常の謎解き作品。どの話にも奥さんの美味しそうな手料理が「僕」の素直な感想で美味しく語られ、正直、謎解きよりそっちに集中しちゃいます(笑)。タイトルも納得です。
ミステリーなのに事件の謎解決より、作家の夫と探偵なる奥さんとのやり取りやその事件に対する奥さんの反応で読みすすんでしまう。作者の語り口の巧さ。
芦原すなおさん。久しぶりに読んだ。青春デンデケデケデケ以来だな。この本の感想は私が書くよりも、加納朋子さんの解説読んで頂いたほうが絶対イイと思います。とにかく、奥さんの箱入り奥さんっぷりがスゴく可愛い!こりゃあ旦那さんがダメ男になるばかりだわ…(^。^;) 旦那、美味しい物食って飲んだくれて、仕事せんかーい-_-# 続きもあるんだ。読も(^_^)v
主人公はホンマに子供みたいな人で髪を自分で切って失敗したりする。主人公の茶々入れは読み進めると可愛らしく思えてくるが、1話目では酔っ払ってるからか鬱陶しく感じてイライラする。奥さんは料理上手で裁縫上手で欠点の無い名探偵。この夫婦が平凡(?)で幸せなだけに、相談される事件がギャップで余計に暗く感じる。 好きなのは『梅見月』。この雰囲気の作品を多めにしてほしかった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 02/03
言葉のやりとりが調子よくおもしろかった。奥さんばかり働かせて何もしない男どもに呆れ…。料理がうまく、謎もとける、魅力的な奥さんです。
奥さんのつくる料理が食べたくてしかたない(笑)ミステリモノとしては少し物足りないですが、ガチガチのミステリより読みやすいので気楽に読んで楽しみたい方にはオススメです!
肩の力を抜いて読めるミステリ。一話の長さもちょうどよかった。夫と河田さんの会話のやりとり、妻の「黙って聞きなさい」に噴出してしまった。続編も読もう。
書店ポップに釣られて読んでみたものの、謎解きはイマイチ意外性に欠け、料理にも個人的にはあまり心惹かれなかったので、拍子抜け。ちょっと期待し過ぎたかな(苦笑)ただ、雰囲気は悪くないので、「本格ミステリを読むには重いなぁ」という気分の時にさらりと楽しむのに適した作品かも。
あぁぁ、作中の奥方の料理が美味しそう。ミステリとしてはすごい着眼点!と言う感じではないんだけれど全体のゆるい雰囲気で楽しめる感じ。小説家のセンセイの間の悪い会話のタイミングが居心地悪くて楽しいかも。笑。
2010/10/25:語り手の作家と探偵役の奥さんを中心にした連作短編ミステリ。ミステリよりも作中に出てくる讃岐の食材や料理が実に美味しそうでした。
来月忙しいので積読本を消化(+_+)
読書メータで気になり、古本屋で3作目までまとめて購入。安楽椅子探偵の妻とマイペース作家のぼくの家に持ち込まれる、様々な讃岐の食材と事件。
料理の出てくるミステリを追及するLIAOとしては外せない一冊。
ぱっとしない小説家を主人公とした連作短編ミステリで、正直、ミステリとしての出来は主人公同様ぱっとしないのだが(根拠が直感だったり、偶然が多過ぎたり、警察側が不当に無能だったり)、それを補って余りある全体の雰囲気が何よりも魅力。話を聞いて立ち所に真相を看破する安楽椅子探偵の奥さんと主人公のやり取りがほんわかのほほんとしてとっても温かい気分になる。くすりとしてしまう二人の会話と旨そうな手料理をぜひ堪能あれ。
とってもとっても好き。キャラがとってもいい、特に奥さん!武家の妻口調も好きだなぁ。「いいえ。あなたに出ていってもらいます」ときっぱり言えるところも恰好いい。そして「きっとそうなるだろう」と思う主人公もステキ。続編もぜひ読もうっと。
◎再読。表紙の絵の通り、穏やかな暮らしの夫婦が素敵。たぶん平成の話なんだろうけどもっと昔の雰囲気を感じる。主人公は縁側に座っている旦那さんで職業は作家。『梅見月』で風邪をこじらした妻を看病する中、自分と奥さんを夏目漱石の門の夫婦と重ね合わせて、妻に先立たれるのはいやだとしんみりする場面が好きです。
作家とその妻のお話。奥さんが名推理をする安楽椅子探偵で、夫がその助手とゆーパターンがちょっと新鮮に感じました。友人である警察官・河田さんとの掛け合いが秀逸!謎を解明して、事件を見事に解決しても決して誇ることなく、むしろその結末に心を痛めて憂い顔になってしまう奥さんが可愛いです!
他の方も書いてますが、いったいいつの時代なんでしょうかね?いや、この平成のような、昭和のような世界観が大好きなんでけどね!◆ミミズクとオリーブシリーズはやはり推理小説として読むとトリックが物足りないという印象をどうしても受けてしまいますが、それ以上に主人公達のなれ合いが面白くてついつい読み進めてしまいます◆「海月見」がやはり一番でしょうか。この話のためだけに買っても良いくらいほのぼとしました。大好きです。
作家の夫とその妻のもとにさまざまな人々から事件の相談が持ち込まれ解決していくお話。面白いのは事件を解決するのが作家の夫ではなく妻なんですよね。キャラクターがとてもよかったです。
ワープロもあるし、年代は巻末にある初掲載の時と同じ、15年前くらいだろうけど、もっと前の時代に感じた。よく来る友達の河田さんも事件のことや奥さんの料理がおいしいのも勿論だけど、きっとここの雰囲気が好きで来ているのだろうな。
ミミズクとオリーブの
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感想・レビュー:56件
















































