ガーデン (創元推理文庫)

ガーデン (創元推理文庫)
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近藤史恵
小説
ミステリー

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ガーデンの感想・レビュー(136)

著者の愛読者ではあるものの、あらすじから苦手そうだと敬遠し続けていた作品。予想以上にひどかった……。古くさいセンスと自分に酔っ払った「刹那の素敵モラトリアム」という感じで、肝心の殺人の動機も「はぁ!?」だし、こんなに読んだのを後悔した本は久しぶりかも。うんこの臭いがするところに近づいて、うんこを踏んだ気分。近藤史恵ほどの作家でも、過去にはこんなくだらない話を書いていたのですね。

今泉探偵最初の事件と聞き、あわてて購入。しかし・・うーん、正直微妙。センシティブすぎてどの人物にも感情移入ができず、読んでて眉間にしわが寄ってしまった・・。桜庭さんの作品のような雰囲気だけど、そこまで入り込ませてくれなかったかなあ。一番驚いたのは助手の山本君の話だったりするってだめな読者ですよね。むむむ。でも次、もちろん「ねむりねずみ」行きます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(4) - 11/20
したっぱ店員
Haruさま 確かに「容疑者」というか男性の登場人物はかなりハードボイルド!90年代っぽいのわかります。北方謙三風(って読んだことないけど)のような。今後のために今泉探偵事務所について知っておかないと・・だったので、アドバイスほんとに助かりました!ありがとうございます~♪
ナイス!ナイス! - 11/21 20:43

したっぱ店員
Kei T@名古屋さま おっしゃるとおり、この辺からきちんと追って読むと「サクリファイス」はやっぱりどのカテゴリにも入らないですね・・。それが一番評価が高いというのは正直ファンとしては複雑かも・・って気がしてきました。
ナイス!ナイス! - 11/21 20:47


誰もが不安定。しかし、その不安定さ脆さの中に、一本筋が通っているようで、ぐいぐい読ませる話。『ねむりねずみ』を先に読んでいたんだけど、今泉探偵の違いに驚き。何があったんだろう…。

真相が暴かれると「好きな人がいる。だから殺さなくてはならない。」という一言が妖しい光を放つ。火夜と真波のパートを読むともにょもにょする。居心地が悪い。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/07

「ねむりねずみ」を先に読んだので、今泉の印象があまりにも違う事に戸惑いました。だれもかれもが生きることに倦んでいて不協和音がいっぱいのお話。自分の存在意義とか自分を委ねる何かとか、そんなものを必死に求めるから生き辛いのでは?と深く物事を考えられない私には、理解できない世界でした。こんな風に刹那に「自分」を確立させようと足掻く火夜は我儘で傲慢で私にとっては全然魅力的ではない。しかし人間は魅せられた相手にはとことん甘くなれるんだよね、それこそ麻薬みたいに。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/12

暗い雰囲気。読みやすかったけど、わかりにくい部分もあった。皆歪んでてスッキリはしないな~。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/28

シリーズモノだが、本作だけでも楽しめる。読んでいる間も終わった後も、どんよりとした気持ちになるが、最後まで読ませてしまう近藤さんの文章がやっぱり好きだな。でも詰め込み過ぎ感はある。女性の失踪事件、探偵自身の闇等々。いや、ごちゃごちゃしたところも魅力の一つなのかも。ただもう一から読むことはできないと思う。私には強すぎた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 06/30

登場人物すべてが信頼できない。どこか捨て鉢な部分があって、いつ誰がいなくなってもおかしくない。そういった意味で不安定なお話だった。だからこそなのか、こんな話の中でそんな人物たちが魅力を放っていた。こんな話だからこそ映えるのだと思う。それでも突出して火夜が魅力的なのは間違いない。だけど真波のお隣さんだけは別です。彼は唯一のまともな人物であり、だからこそのピエロなのだと思う。火夜と真波の出会いのエピソードも二人だけで送る生活もすごくぼくの心にフィットした。言うなれば生よりも死の方が確かな物語であった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/29

登場人物全員が歪んでいて不器用。不器用だから歪んでしまったのか。後先はいいとして。物語として追ったり、謎が解ければ全てが分かるような、型通りにはいかない話だった。不器用にしか生きられない彼らがただ切ない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/26

読書後の感想は「・・・。」あの人たちの関係に驚いたりしたのですが、女の子達がどうしてそこまで探偵に惹かれたのかが分からず共感が出来なかった。ただ単に、私があまりにも鈍感なだけなのかもしれませんが。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/20

何と感想を書けば良いのか。はたまた、今の自分がどんな感情でいるのか。混沌の中にいながら、一本筋が通ってるような印象。ただ、物語にはいくつもの糸が張り巡らされていて、読み終わっても全ての謎が解けたとは言い難い。ミステリであって、ミステリではない…かな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/02

「どよ~ん」とした読後感
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/01

藤枝のじいさんがどうしてこんなに血を求めるような庭を作ったのか…気になるけど、もうお腹がいっぱいだ。。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/24

★3 う~む。暗い作品なんですが、語り口調!?がわりと軽快で最後までさらっと読めてしまいました。血なまぐさくて、ハチャメチャ。時間が空いていて、ちょっと変わった作品を読みたい方はどうぞ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/06

★★☆☆☆

★★★★★★★★

う~ん・・・「サクリファイス」の後すぐに読んだので、ものすごい微妙な読後感。「サクリファイス」がさっぱりなら、こっちはこってりかなぁ。など、色々考えてみたんだけど、結局は「なんだったんだ?」。ただ、探偵さんがとても魅力的だったのね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/19

ミステリーはミステリーなのですが、ある意味純粋である意味屈折した登場人物達、ある意味単純である意味捻りまくりな伏線、そして微妙に盛り込まれた遊び心と、物語全体がどことなく歪んだ印象をかもし出しています。ちょっと桜庭一樹さんの作品と似たような雰囲気を感じました。ミステリーとしては細かい謎が畳み込んでくるような感じです。それらが混在している為先の展開が読めるような読めないような変な気分でした。本当は触りだけ読んで寝ようと思ったのですが、つい一気読みしてしまった一冊です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/11

異様、という言葉が相応しい異形のミステリ。誰も彼もが「自然に」常軌を逸していて、物語は常識的な小説としての出来不出来が通用しない次元に滑り落ちていく。理解できないからこそ狂気なのだ。後には変なものを読んでしまった、という得体の知れない感覚だけが残る。この作品全体に漂う「気持ち悪さ」はつまり、作者がどこまでも「普通に」これを書いているように思えるからだ。狙って書かれた狂気の作ではない。だから恐ろしい。間違っても他人に勧められるようなものじゃないけど、この異様さは忘れがたい一冊。ホントなんだこれ……。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/25

限られた登場人物の中で、どういう風に締めるのかが気になり、いっき読み。でも常軌を逸した人ばかりの推理小説ってなんだか読後むなしいな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/13

★★★   正直理解できない狂気が渦巻く世界。凄絶、と思いながらも感動はできませんでした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/14

これは美しい話なのか、悲しい話なのか、私には理解ができない、初期の方の作品のようで所々に素敵な一文はあったりするのですが無理矢理“ミステリーにしなければいけない”ような流れになっていたりするところがあった様に思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/18

探偵助手、山本君の秘められた過去が明かされる。ストーリー的には枝派の部分だったのに、そこが一番印象に残った。(たぶん)独特の雰囲気を作るために使われているカタカナが不自然で少し気になった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/03

近藤史恵の作品をぽつぽつと読み返している。 ガーデンは一度挫折、今回読了。 削ぎおとされた冷静な視点が、女性に向けられたときに余計に冴える。 女性作家の女性像は、リアルか、リアルを越えた虚像になる。 なんとも複雑な読後感、今泉ものとしてはパラレルと思いたい。 『正しいことを言ってしまったな。正しいことなんて、なんの役にも立たないのに』 『正しい判断をしたときはね。どこで決断をしたのか、あとで悩むことがないからですよ』
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/13

近藤史恵作品四冊目。探偵今泉の最初の事件?そして山本君との片鱗も見せる。事件や人間関係などは面白いと思うのですが肝心のガーデンとの繋がりがなんともかんとも。足から順にイバラが絡みつくように、毒が回るように身体をおかしていくような感覚が楽しめました。ただ花を手に取ろうとした瞬間にするりと抜けるような読了感。最後は探偵ものだとやっぱああいう最後なんだろうなぁ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/10

好き、でした・・・作者の「薔薇を拒む」からここに来たのですが、サクリファイスとかレストラン物とはまた一線を画した歪んだ物語でありました。この世界観が好き。このガーデンの雰囲気が好き。火夜は最初不思議ちゃんに見えて辟易、と思ったのですが、途中から一転して外側の話の美しさとデカダンっぷりに圧倒されました。火夜という一人のエキセントリックな少女が行方不明で彼女のものと思われる小指が送られてくる・・・この魅力的なはじまりから伏線が絡み合い奇妙な庭に事件が集結していく・・・物語世界の構築にうっとり。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/28

残念ながら火夜にそれほど魅力を感じず、だから話自体にも乗れなかった。火夜より真波のほうが気になりました。特に、オフィーリアを連想させる最期の美しさが鮮烈でした。肝心の庭やその持ち主に、深い意味合いや因縁がないのも残念。あそこまで警察の介入を嫌がる理由が欲しかった。最初に藤枝さんが今泉さんではなく110番していたらすぐ解決していたのじゃないかな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/09

行き場の無い若さを書いている部分はとても上手いのに、後はどうも薄い。庭の描写などはもっと濃密な雰囲気を出してほしかった。デビュー初期に情熱に任せて書いたものだとしても勢いが足りない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 06/04

真波の同居人である火夜が突然帰ってこなくなったある日、火夜のものらしき小指が送られてきます。真波は同じマンションに住む今泉探偵に彼女を探してくれるように依頼しますが・・。梨園シリーズに登場した今泉探偵が最初に手がけた事件。「ガーデン」というタイトルにふさわしい見事な庭園が登場します。しかし庭園にしろ火夜にしろ、その美しさとは裏腹にどこかが歪んでいるように感じました。事件そのものはただ一つのモノを手に入れようとした結果、随分と遠回りしたように思います。作品の雰囲気は好きです。★★★★
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/20

著者の筆力が、物語や登場人物に負けてしまっている印象。近藤さんの長編を読むのは初めてなので、最近のものを読むとまた、違うのでしょうか。映像が映りそうで映らない、そんなもどかしさをずっと感じてしまいました。映像化されたら綺麗そうですが。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/16

勢いだけで押し切っていて、若いなあと思う。どうも読んでいて気持ちのいい内容ではなかったけれど、読みやめることもできなかったというのがこの本の魅力なのだろう。もろさと危うさという感じ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/20

匂い立つような、どす黒い赤と狂気の緑。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/05

近藤さんの作品にはなんだか女性特有のミステリアスな色気と気だるさを感じる。(一部違うものもあるが…)この作品の犯人にはちょっと感情移入しにくいけど、その雰囲気を味わえただけでも満足かな?梨園シリーズの今泉さんが主役で今泉さんが探偵をやるようになったわけなどが書かれているのも結構衝撃的な理由で面白かった。今度から梨園シリーズを読む時に今泉さんと山本くんを見る目が少し変わるかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/17

全体的に濃密で妖艶。 花や緑がにおいたつような描写で、息苦しい。 登場人物にそれぞれ秘密があって、最後まで読むスピードを落としません。 ラストはなんだかすごく切なくなったけど、これはこれでアリなのかなーと。 今泉と山本くんの関係の秘密が、すごく意外でビックリでした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/01

あんまり、面白くないよ。特に必然性がなかったら、ひとに薦めもしない気がする。感性なんて揮発しちゃってるし、ミステリとしても甘い。はなしのつながりも、あまい。でもなんだか、まあいいや、って思っちゃうのはここに詰め込まれたかつての多感な少女(たぶん成熟してない)の危うさが、たまに垣間見えるから。青さでもあり、若さでもあり、夢見がちでもあり、だからこそありがちな。そういう感覚だけ拾ってゆけば、それなりに愉しい気もする。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/15

★☆☆☆☆ ::: 本格ミステリとは名ばかりのドロドロ恋愛のギリギリミステリ。一人の不思議少女の自堕落で退廃的な生活と性が強調して描かれており、一昔前の女性作家が書くような古臭い文芸作品みたいな感じ。“ガーデン”が意味するものも、“サプライズ”の意図も理解不能。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/05

★2 波長が合わない感じ。全容が解明された時の満足感なし。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/21

昔読んだくせにすっかり忘れてて、今泉と山本くんの関係に改めてびっくり。三つ子の魂百までというとおり、昔どっぷり嵌った本というのは大人になって読み返してもやっぱり心惹かれてしまう。以前読んだときは火夜のようになりたいと思ったけれど、今この年になってみると私はもっと逞しく生きていきたい。でも、火夜と飴井がどこかで再会していればいいなとも思う。5
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/28

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ガーデンの 評価:82 感想・レビュー:56
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