生ける屍の死 (創元推理文庫)

生ける屍の死 (創元推理文庫)
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山口雅也

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生ける屍の死の感想・レビュー(249)

特殊な世界観に基づく本格ミステリの古典として有名な作品。ミステリとして非常に面白いし、主題となっている生と死を巡る談議は興味深い。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/16

ミステリの禁じ手である「死者が蘇る」という設定を用いながらも、本格推理小説として成立しているウルトラCな一冊。オカルトな設定にも関わらず、それが本格ミステリを成立させるためのガジェットとして完璧に機能しているため、単なるホラーにもファンタジーにも転ばず、重厚な読後感が得られる驚異の作品です。異端かつ王道。野暮ったい冗長な言い回しは確かに読み難いけれど、物語の雰囲気にマッチしているし、設定の摩訶不思議さをうまく緩和させています。事件の真相も死生観を揺さぶり哲学的な問いを問いかけるなかなかのもの。面白かった!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/28

ミステリーを読んでいると色々なところで本書の評判を目にするので挑戦してみました。内容は面白かったが文体が非常に厄介。400頁位でもっと簡単な文章で書いてくれると楽しさ倍増な気がします。感想はどうあれこれは避けては通れない本でしょう。

ちょっとくせのあるミステリー、主人公死んでるし・・・。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/06

ゾンビが探偵などと一歩間違えればホラーかギャグになってしまいそうな所を、死者である主人公の死についての考察を含めた内面描写と見事な謎解きで一線を画し上質なミステリーに留めている。冗長的とも思える前半部分も世界観への導入に役立っており、なぜ探偵が死者でならなければならなかったのか、アメリカという場所・時代設定も後半の謎解きにちゃんと活きてくるのがすばらしい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/26

死について僕らは何を知っているのだろう。きっと何も知らないのだ。被害者が蘇ってしまう殺人事件を巡り、死を追求するミステリー。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/12

以前から読もう読もうと思いつつなかなか読まず、先月末にようやく手を付けやっとこ読了。いやあ、濃い。死体が蘇るってのにどうやって収集つけるのさ……と思いながら読んだのだけど、見事でした。ミステリとして、でない読み方もありかも。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/23

記念碑的名作。古き良き推理小説らしき様々なガジェットが、形式化せず実に効果的に機能している。舞台がアメリカでありながら読者が日本人だからこそ、より驚愕を持って真相を受けとめられるのではないかと思った。描写はフェアながら真相の隠し方が実に巧み。アメリカ郷土史やキリスト教、医学、死に関する膨大な知識全てが伏線として働き、収束する様は圧巻。“死者が甦る”という現象一つを放り込むことで、世界に新たな論理を成立させる。SFとしても作り込まれていることで、ミステリとしても論理の説得力が強固になっているように感じた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/28

最近幽霊ものをいろいろ読んでいますが、これが最高ですね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/26

rip
ミステリとしても、スラップティックな部分にもノレなかった。解決と設定だけは好き
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/24

★★★★★ 10 これはまさに設定の勝利。死者が蘇る世界で殺人が起こる話は誰かひとりでも思いつきそうなのだが、その設定を上手く活かすのは明らかに難しいと思う。犯行の動機の面にしても、トリックにしても、死者が蘇る世界ならではの見事なものだった。「七回死んだ男」以来の傑作SFミステリーでしょう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/16

なんだかよく分からなかった。翻訳ものと見紛うが如くの文体。登場人物も外国人ばかりで、場所もアメリカ。膨大な登場人物で、なにがなんだかよく分からないまま終わってしまった。読みづらかった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/14

ジャンル小説の枠の中に入りきった小説はやっぱりちょっと苦手だぜ。引用のセンスとかはかなり面白いのだが。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/11

SF的設定を絡めたミステリはいくつか読んだが、これほど動機面に上手く活かした作品はないと思う。もちろんトリック等にも活躍しているが、犯行の意味自体が設定に依存しているのは見事。前半の冗長さがやや気になるが、物語の雰囲気にのめり込めれば気にならないレベル。前衛的な設定でありながら読み口が古典的なところも良い。ミステリ本筋とは無関係だが、ラストのグリンとチェシャの会話は恋愛小説としても素晴らしいと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/20

【★★★★☆☆☆☆☆☆】「このミステリーがすごい!」の10年間No.1、20年間No.2ってことで相当ハードルを上げて読んだ今作。「死者が蘇る世界観の中での殺人事件」っていうかなり突飛な舞台設定であったが、その世界観である必然性のあるロジックを使った事件の描写は非常に巧緻で読み応えがあった。ただ探偵役のグリンの死や実際に事件が動き出すまでがいささか冗長に感じ、また海外が舞台なこともあって前半は非常に読み進めるのがしんどかった^^;最後まで読んだらそこの描写の必然性もわかるんだけど、いかんせん読みづらかった
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 07/26

再読。本書を「死者が甦る」という設定の中で本格ミステリを書いた作品として「前衛的」と評することは間違っていない。が、同時にこの作品が同時期に書かれたどの本格作品よりも「古典」に忠実な作であることも忘れてならない。クイーン、カー、チェスタトン、ブランドといった巨匠たちが駆使したテクニックを総ざらえし、これまで推理小説が歩んできた道を見渡しながら、これから進むべき未来をも示した作品として、やはり記念碑的な作品。てか、この作品こそ世界中に翻訳しましょうよ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/01

設定が斬新で、思わず引き込まれました。殺人事件で被害者が犯人を教えてくれたら楽なのに、がこの世界では通用するという恐ろしさ。しかし被害者が素直に話してくれるわけではなく、そこには死者ならではの苦悩があります。その部分に切なくなりました。謎解きはともかく、ラストの幕引きは寂しいけれど美しかったと思いました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/26

±
実験作の香りを楽しみつつ、80年代?アメリカのエンバーミングに驚いてはいけないのだろうなぁ…という21世紀の初読。基本はあっさりしていて余計にグロテスク。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/19

死者が時折蘇る世界で起こる、葬儀会社を営む"領主"バーリィコーン家の一族を巡る連続殺人。とんでもない世界観を、しかししっかりと描ききり、この設定でなければ出来ない骨太なミステリにしてみせた著者の博識に脱帽。脳科学、エンバーミング、トランジ像、悟り、走馬燈、といった死を巡る古今の事物をこれでもかというほど説明してくれ、しかもそれが物語に必要不可欠なものとなるのだからすごい。謎解きについては少々置いてきぼりを食った感もあるが、「死者」達が語る生への痛切な慈愛が押し寄せるラストには思わず感激さえ覚える。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/25

凄まじく分厚いと思ったがバーリィコーン家自体が主役なのだから、まあしょうがないな。一押しは部外者のハース博士ですけど。黄泉返り現象がこのあとどうなったのかは気になる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/21

期待したほどではなかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/19

ヘンテコリンな話。エピローグは美しかった。みなさん、成仏してください。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/10

死者が蘇る、蘇った死者は痛みが無い、という設定のうえでしっかりした本格。 死者が生き返る世界においては殺人をすることの意味がない。 生き返っちゃうし、殺人もばれる。 そのなかでふさわしい動機とトリックをもってきたことがすばらしい。すまん、ちょっと死んでたんでな、全然聞いてなかった。は名言な気がする。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/11

題名だけは以前から聞いたことがあり、死者が甦るミステリという事前情報のみで読みはじめる。先入観でホラーぽい雰囲気と予想。序盤から中盤、主人公死んで甦ったり、被害者も甦ったり、刑事は収拾がつかない事態に嘆いて道化と化す、喜劇か。だが、終盤に数々の伏線が集約されていく。まごうことなきミステリでした。メメント・モリ”死を想え”お見事。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/30

この設定でないと本格ミステリは成立しないのかと考えさせられた作品。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/24

死者が蘇るという設定でガチガチの本格なのがなんとも面白い。パンク少年・少女が探偵を務めるのもストーリーに合致してて良い味出してます。多数の登場人物が出てくるけれどダレることなく、死者と生者の会話なんてたまらん。「お、俺はどうなったんだ?死んだのか?」なんて噴飯もの。ミステリのあらゆるトリックをこの1冊に惜しみなく注ぎ込んでいる贅沢な作品でもある。様々な『死』の考察がされておりミステリ以外でも読めるかなぁ。流石の傑作
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/23

死者がよみがえる世界での殺人を扱った作品。非常に論理的な謎解きや感動的なラストまでミステリの醍醐味を味わえる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/11

登場人物の多さが気にならないほど、軽快かつ、ユーモアを含んだ展開で、世界観にすぐ没頭出来る。人物の会話のセンスもたまらない(アメリカン的な意味で)。設定をフルに使ったトリックにも注目。SFミステリ好きにはたまらない作品です。ただやっぱり気になるのはページ数と文字の小ささかな、結構時間かかります。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/28

ゾンビ生成マニュアル。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/27

特異な設定、語られる哲学・知識・ユーモア。それらをまとめて一つの探偵小説として完結している。脱帽です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/06

死者が甦る?そんなアホな!でも、設定を素直に受けいれ読むとおもしろかった。まるでアメリカの喜劇を観ているような感じ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/18

トンデモ設定がおもしろくてコメディ感覚で読めた。登場人物は多いけど分かりやすい文章のせいかほとんど混乱しなかったなぁ。ラストにほろり。★★★★
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/27

死者が甦る理不尽な状況下での殺人事件。その状況をこんなにも生かしきってる本格の大長編。一気読みしてしまいました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/21

文句無しの傑作。敢えて設定された「死体が甦る」という荒唐無稽な設定を完璧に御しきっている。荒唐無稽な話を真面目に書く(そして真面目に読ませる)のは、真面目な話を真面目に書くよりはるかに難しい。本書はその一つの模範回答と言える。洒脱でいて臭みのない文章もステキ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/17

なぜか死者が甦る(説明無し)理不尽状況で、リヴィングデッドが探偵役の本格ミステリ。こういうのは読まないとソン。個人的にはキャスター付き棺桶が疾走するとか死体をどうするとか、フラチなギャグに感銘を受けた(しょせんおれ)。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/10

丹念に築き上げられていく世界観、それを支える膨大な知識量、ユーモアある語り口、こんなに広がりのある物語を日本人ミステリ作家で読むとは思わなかった。スピード感はないがじっくりたっぷり読ませるタイプで、途中だるくなるところはあったものの、とても楽しい読書だった。元々死者が蘇るとかトンデモ設定の本は読まないほうだが、この物語は蘇りの死者の設定がちゃんとトリックの中に組み込まれていて、その点でもすばらしい。「このミス」で評価されてる他の作品も読んで傑作を発掘したいね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/28

この本に影響を受けて書かれたという「死者は黄泉が得る」から流れてきた。 死者が次々と甦るという状況の中で起きる殺人事件。殺されたはずの人物も生き返って新たな事件を起こし、連続する事件に死者も生者もふりまわされる。事態の解決を図ろうと動き出す探偵役もまた、防腐剤で体を無理矢理持たせる死者。 そんな設定のわりに皮肉まじりなコメディ調で、死にまつわる蘊蓄は長いものの、会話は軽快で読みやすい。しかし、テーマがテーマなだけにところどころ切なかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/19

№91 ★★★★☆
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/08

本作には希代のミステリマニア(賞賛を含めて敢えてそう呼ばせてもらおう)山口雅也のエッセンスが凝縮されている。まずグリンの仇名の由来にニヤリとした。ロスマクの『象牙色の嘲笑』から来ているというのがいい。代表作の『さむけ』とかではなく、云わばどちらかと云えばマイナーな作品を扱ったところにマニア魂を感じる。そして『縞模様の霊柩車』ならぬピンクのポンティアックの霊柩車というところもロスマクへのオマージュを感じていいではないか。さらに霊安室の名前《黄金の眠りの間(ゴールデン・スランバーズ)》はビートルズの名曲。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

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生ける屍の死の 評価:65 感想・レビュー:81
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