空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
読書したみんなとコメント・感想(442)
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02/01:kon 主人公の「私」と探偵役(?)の円紫さんのやさしさがにじみ出てきて、ほっこりあったかくなる作品集。いろんな古典的文学に絡めてある台詞の数々もいいですね。ちょっと自分も古書店めぐりしたくなります。
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★★★★ コメントする(0)01/30:兄ィ ブラックな「赤頭巾」。騙している相手に対する優越感がわかるだけに、自分がやらないよう気をつけてないと。最後の表題作はみんなが優しいのでほっとして終われたのが嬉しかった。
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★★★ コメントする(0)01/25:コジモ 10年ぶりくらいに再読。10年ぶりに読んでも新たな楽しさがあった。以下安藤昌彦さんの解説より引用。ありふれた日常生活の中に、不可思議な世界を構築して、われわれの平凡な人生にどれだけドラマティックなものがひそんでいるかを気づかせてくれる。
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★★★ コメントする(0)01/20:みつ 初の「日常の謎」ミステリであり北村薫のデビュー作。
『梁塵秘抄』やリラダンに親しみ『マクベス』の芝居を観覧し、落語が好きで趣味は古書店巡りの19歳の女子大生ってどうなのよ……存在するのか?
全編通して作者の高校の国語教員という肩書に裏打ちされた文学、芝居、落語知識のひけらかしが目立ち、ちょっと食傷気味だった。
ミステリとしても少し首を傾げるものが多いが、敢えてベストを選ぶとしたら「砂糖合戦」。
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★★★★ コメントする(0)01/19:なほまる 上質。これでは北村薫が女性だと勘違いされても無理ないなあと思う。テレホンカードを買い足していた主人公の女子大生の「私」。あの頃の大学生は確かにこんな風だったことを知らない若い人たちは、こういう大学生活の描写をどう思うのかな? ちょっと内気だけど内面に大きな世界を持っているような子は確かにいたように思います。
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★★★★★★ コメントする(0)12/26:さりゅ おもしろかった。自分自身のせいだとは思うが、読んでるとテンポはいいんだけど、たまに引っかかる部分が出てきて少々気になった。話自体は好きなので、続編も読んでみようと思います。
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★ コメントする(0)12/22:miya 好きやわぁ。さわやかさ、知的な感じ、食べ物、落語、服装の描写。読み終わるのが恨めしい気分になる作品集でした。主人公のように食べながら読みたい。シリーズの他の作品もよみたい。私が漫画「神戸在住」の主人公と重なる。
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★★★ コメントする(0)12/21:影実 初北村。どうもやたらと高評価な作品だが正直好きになれなかった。最大の違和感は「私」。よく女子大生をうまく書けているという評価を耳にするがちっともそうは思えなかった。時代感覚が違うのかもしれない。これを読んで北村薫女性説が出るだなんて信じられない。会話にやたらと文学作品の話が出てくるのも知識をひけらかしているようで鼻についた。日常の中にある悪意の描き方はうまいと思うが(「砂糖戦争」が一番好きだった)、推理の飛躍が多いように感じられた。再読しようという気にはならない。
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★ コメントする(0)12/12:yokosen 83点。「赤頭巾」にはかなり驚いた。プロットの建て方は重層的であり、事件は錯綜する思惑とサブストーリーによって、ある種の必然として描かれる。だからこそ、それが事件であると確認された瞬間には、事件は解決しているも同然だ。日常の謎もの、と一口に言われるが、北村は非日常というものが単にポツンと小説の中にあるのではなく、非日常と日常との境目を限りなく曖昧に、筆でボカしていくことで、ミステリつまり事件を引き入れる物語フィールドを構築することに長けているのだ。ちなみにカバー絵は高野文子、編集者の英断に拍手。
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★★ コメントする(0)12/11:十間 参りました。作者の圧倒的な教養と観察力が十二分に発揮された、そこらの日常の謎系が霞んでしまう格調高いデビュー作。正直、格調高すぎて素直に入り込めないとこもあるけど、それだけ貫禄のある一作。
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コメントする(0)12/10:おにい 同じ町内の不倫を題材にした『赤頭巾』から純愛の『空飛ぶ馬』への短編の話の運び方が良かった。特に『砂糖合戦』『胡桃の中の鳥』のトリックが面白かった。円紫さんの観察眼と思考の飛躍にドン引きした。少しナイーブで本と落語好きの主人公と19歳の頃の若かりし自分とがダブる。あぁ、学生時代に読みたかった。
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コメントする(0)12/09:hitomi 北村薫は時と人の三部作から読み始めて、ようやく楽しみにしていた円紫師匠と私シリーズを読み始めることが出来ました。実は他の人のレビューを見ていたので、なんとなく雰囲気は想像していたのです。なんと言ってもハッとさせられる円紫さんの名推理。文中の私の台詞にも出てきますが、たしかにこの人の頭の中はどうなっているんだろうと思わずにはいられませんでした。それに世界が広がります。沢山の本の話、落語の話が出てきて興味をそそられます。それにしばらくしたらまた再読したいと思いました。
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★★★ コメントする(0)11/28:kei 女子大生「私」と落語家「円紫」シリーズ1作。「私」が感じた,身近なところにある「何故?」という不可解な謎を「円紫」さんが解いていく。その伏線は全て文中にあるので面白い。また,文中から察する作者の文学や落語の造詣の深さに驚かされる。読後感は爽やか。ただ19歳の女子大生にしては臈長けた感は否めない。作者中年男性だからか?(笑)
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★★ コメントする(0)11/25:grogxgrog 面白かった。面白かったけど、あんまり続刊読みたくなる感じではない……。ラストの空飛ぶ馬とかずっと「ああ、国雄さんに何か後ろ暗いことがあるんだな」と思いながらドキドキしながら読んでたよ。その分オチには救われましたが。
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コメントする(0)11/07:imcool 十何年かぶりに再読。当時は「わたし」よりちょっと上の社会人ってくらいの年齢だった(ハズ)。いまのわたしは円紫さんくらいなのかな。今読むとやっぱり当時は見えない景色が見えるもんですな。
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★★ コメントする(0)11/02:くりはら いい意味でかなり予想外なお話でした。表紙だけ見たら少女の恋愛話かな?と思うほどですが、中身はかなり硬派な感じでした。これから先のシリーズで、「私」が成長していく姿を見るのが楽しみです。
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★ コメントする(0)10/26:めめたぁ 文学に関わる学部のもののはしくれであるのに、文学の話がさっぱりという(落語の話なら割とわかったが)…勉強せねば。どうしようもない現実とそれだけじゃない現実もある。
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コメントする(0)10/19:glaciers courtesy 初めて北村薫の小説を読んだ。確かに重厚な教養と巧みな小説構成、ミステリーの謎も違和感のある解決は無く、相当な実力の持ち主であることがひしひしと伝わって来た。大したもんだ。こりゃ本好きなら一度は読んどかなきゃイカン。しかし、今後オレが北村薫の愛読者になるかと言えば、そうじゃないんだろうな。何か完成されすぎているというか、無難すぎるというか。お母さんに寝物語を聞かされている子供みたいになっちゃうというか。これは純粋に好みの問題だけど、オレはもう少し綻びのあるものが好き。たぶん北村薫はそんな読者は全く眼中に無い
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★ コメントする(0)10/03:ごまポン 再読。日常の謎を描いている割には、人の悪意がむき出しになっている話が多く、ぞくりとする部分もある。しかし、だからこそ表題作「空飛ぶ馬」の優しさが活きている。私も一応ブンガクブの学生だったけど、「私」の知識の多さ、読書の幅の広さには恐れ入る。
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★★★★★★★★★ コメントする(0)09/17:tact 2巻を読んでから思った。これは・・・悪意を暴くシリーズというコンセプトなのか。一瞬黒光りする人の悪意。それまでののほほんやり取りの中でそれは燦然と輝く。バイトを辞めさせられた腹いせ、子供を捨てる事情、浮気をする女の性、全てに悪意が絡んでいる。そして、最後の一編で心ほぐされる。2巻の構成もそうだったなぁ。まるでアヤトリの様な本だ。一手一手自体は意味を持たないし、なんなら煩わしいが、東京タワーができるとほっとする。すごいなぁと思わされる。アヤトリとか折り紙。やはり心がほっとした。
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★★ コメントする(0)09/11:たこやき 日常の謎、というジャンルには入ると思うが、結構、シビアなものなどもあって驚いた。ただ、そのようなものをいくつか挟むからこそ、最後の『空飛ぶ馬』の温かさが光るのかな? とも思う。ヒロインである「私」が文学部の学生であること、そして、探偵役が落語家。そのためか、文学の話とか、落語の話とかの部分で、ちんぷんかんぷんな部分があった。私に、その辺りの知識があったら、より楽しめただろうな、というのを同時に感じた。
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★★★★★★★★★ コメントする(0)08/19:白い風 ★★☆「夜の蝉」「秋の花」のスタートとなる作品です。形式はどの本も同じですが、内容は「夜の蝉」の方が秀逸でしたね。作品中に主人公が読んだ本が沢山出てきます。もし、それを読んでいたらもっと面白かったかもね。
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コメントする(0)07/18:penguin 何十回目かの再読。何度読み返しても、瑞々しい文章と内容に魅せられます。「胡桃の中の小鳥」は、私の心の動きやゆきちゃんのもの言わぬ言葉が、胸に迫ってくる一編です。
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コメントする(0)07/02:道化 どれも良かったのですが、一番印象に残ったのは「赤頭巾」でした。本来ならばドロドロとしたお話になる内容だと思うのですが、筆者の手に掛かると透き通った痛みに変わります。 どのお話も計算されつくした場所に落ちる。まるで魔法のようです。
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★ コメントする(0)07/01:หมาของไทย 北村センセイは女子大生ですよ。何いってるんですか。/織部といいマクベスといいグリム童話といい超好み。赤ずきんは「本当は怖いグリム童話」をある意味先取りしてたのかしら/徹底的に「暗い日常の謎」を描いた後でラストのラスト、オチのセリフが貫く青空のようなすがすがしさ。なるほど、落語家こそが探偵役にふさわしかったわけですよ!
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★ コメントする(0)06/28:まりみ 高野文子でジャケ買い。プラス、高村薫と間違い買い。あれ〜なんか思ってたのと雰囲気違うな〜と感じながら読み始めた。最初は大学生の日常に理屈っぽい推理が居心地悪かったが、進むうちにしっくり馴染んで来て、結局爽やかな読了感。
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コメントする(0)06/24:カツオ 著者の本は「スキップ」「ターン」「リセット」のシリーズ以外で読むのは初めて。なんとこの作品が処女作でそうで。 事件の推理というより、日常の謎を落語家と女子大生が解く、という設定がオモシロイ。楽しい結末ばかりではないのが、逆にリアル感がありました。でも、主人公の女子大生の<私>が、少々感覚が鋭すぎる点は、現実味を削がれるような気も。 落語、聴きたくなりましたワ。
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★ コメントする(0)03/07:浅木原 再読。表題作の暖かさは何度読んでも沁みる。しかし北村薫がデビュー当時女子大生説があったっていうのに初読時は文章の雰囲気から納得したけど、改めて読んでみるとこんな文学的読書をしてる女子大生が20年前には存在すると思われてたのだろうかとちょっと思う。
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★ コメントする(0)12/28:よし 3回目の読書。私と円紫さんシリーズの第1作。あわせて北村さんのデビュー作です。日常の謎の中に秘められた、人間の心の光と闇。散りばめられた言葉、落語噺と本の話。これだけでも読む価値ありです。2作、3作と私が成長していくからすごい。まさに名人級の名作です。
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★★ コメントする(0)11/26:天翠 こんなすごい本がデビュー作だなんて、北村氏はおそろしい・・・。爽やかという言葉がぴったりなほんのり悩める主人公。やわらかな円紫さんは最高にカッコイイ。でも顔は桂吉弥さんが思い浮かんでしかたなかった(笑)
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コメントする(0)11/07:サリー なるほど私小説ミステリ。語り口がとても大人っぽい。けれども少女らしい潔癖と不安が混在していて懐かしい気持ちになりました。最初のお話で、教授が語る場面が好き。冒頭のみ括弧がついている表現を初めてみました。一息入れている間が生まれるんですね。
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★★ コメントする(0)11/03:Sizenote 再読。誤解を恐れずに言えば、この本の魅力はミステリーではありません。http://www.first-priority.yi.org/~siza/blog/2008/11/post_43.html
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★★ コメントする(0)08/04:sakomoko 久しぶりに再読した。やはり日常観察の視点がすばらしいことに改めて気付いた。日常に見る物事や感情から、まったく別の思考へとスパークし、飛躍する。この心地よさがいい。
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コメントする(0)07/21:ふぉんみぃ 円紫さんと「私」シリーズ第1弾。円紫さんがほんわりしていてステキです。殺伐としない推理モノ、というのもなかなか。ただ主人公への感情移入はしにくい方だと思います。結構ありえないですから(笑)。その辺をそういうものとして割り切れれば、話はとてもオススメです。
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