亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
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亜愛一郎の逃亡の感想・レビュー(155)
シリーズ物の3冊目。しかも初読み作家。1冊目から読んだ方が、より面白かったのかも。なんか、顔はいいのに頼りない愛一郎、実はハーフだったとは。しかも正体と今後が明らかになった時点でびっくりだった。
人が死んでるのに亜さんのキャラクターのせいでどこかほのぼのとしてしまうのがなんかおかしいww どの事件よりも最後の話(逃亡)の真相が一番びっくりしたかもしれない。面白かった!
こちらの皆さんの感想で解説読まずに済みました。アレはいかんでしょ。伏線も仕込んだ最後の大ネタじゃないですか。歯痛の想い出などノリノリで面白かったです。その話で出たパーツをいかに繋げて解決するかがこのシリーズなんだなぁと実感した三冊目でした。リアルな話というよりパズルとロジックが支配する世界の話なんだなぁ。三角の顔の老婦人は愛一郎と言葉を交わしたりもしてたのでアレ?と思いましたが、そのときは束縛されてなかったということか。式典では桜井君が助教授になってたのが一番驚いた。サクライ刺草発見したのかな。
再読。大フィナーレ。確かに、充実の第一・第二作品集に比べるとやや落ちる感は否めず「赤島砂上」「球形の楽園」「双頭の蛸」「飯鉢山山腹」あたり、犯罪自体は結構危うい。しかし作者はそれを“機知”で切り抜けてしまう。やはり、作家としての地肩の強さが桁違いということだろう。そういった意味でベストは「歯痛の思い出」。スラップスティックな味わいは氏の独壇場。個人的な好みならば近代芸術批判を含んだ「赤の讃歌」ラスト一行にニヤリとする「火事酒屋」全員集合の大フィナーレ「亜愛一郎の逃亡」…ああっ!もう全部イイよ!!
亜愛一郎シリーズ完結?編。亜愛一郎の凄い正体と今後が明らかに。また、いつも登場(時には真っ赤なボルシェに乗って)していた、三角形の顔をした洋装の小柄な老婦人と相棒のブルドック、タケルくんの正体も。
最後の話で映画のスタッフロールのように今までの登場人物が出てくるのが面白い方法だと思った。これで全て読んでしまった、というもの悲しさを感じてもいる。
どことなく強引な伏線が多いが、不思議とそれが心地よい。さすがに仕掛けが上手く、何度も「あっ」と思わず言ってしまう。最後の最後に、膨大なリスト(?)が出てくるのが、また面白い。
正体不明のカメラマンで名(迷?)探偵「亜愛一郎」シリーズ最終作。3作いずれもが短編集で様々な職業の登場人物やトリックが盛り沢山で、ちょっと詰め過ぎの感もありましたが、2作の「・・・転倒」からはペースにも慣れ、次はどんな話が展開するのか楽しみにしていました。この本のタイトルにもなっている最終編「・・・の逃亡」では、もちろん短編自体の事件の謎の他、これまでずっとひっかかってきた「亜」の謎、そして「三角顔の小柄な老婦人」の正体が、お芝居のカーテンコールのように、勢揃いしてお披露目されます。泡坂さんの演出が憎い!
大好きだった連載漫画が終わってしまったような、そんな切ない読後感。まさか彼がそんな経歴の持ち主だったとは。ありきたりな連載漫画と違うのは、登場人物の以外すぎる背景を第一話でばっと明かさず、最後まで取っておくこと。普通の人なら、徳井すぎるキャラクターを明かすことで、初めてストーリーを展開させていくものである。しかし泡坂氏はその逆をやってしまった。吝嗇家といいましょうか、さすがマジシャンといいましょうか。新たな背景を明かされたのに、続き書かれないことで、亜愛一郎の物語は永遠となった。
ブランデー(飲んだことないけど)のようにチビチビと愉しませていただきました。しかし、最後まで読むと、やはり”転倒”の巻末解説で亜の正体をバラさないで欲しかったなという思いがチラリ。
これにてシリーズ完結、か。シリーズ全編に仕掛けられた伏線はああいうことだったのね。いやあ素晴らしいシリーズだな。最後の一編にまできっちりトリックを仕込んでくるあたりもさすが。
作者がマジシャンでもあるという先入観からか、一話読むごとに、作者のこんな論理はどうだという得意げな顔が浮かんでくるようである。参りましたと思ったり、少し無理が・・と突っ込んでみたりするのがまた楽しい。当たり前のことだけれど、謎解きは楽しいものであって、ミステリーは謎解きの物語なんだなと思う。何はともあれの大団円、楽しい物語であった。
亜愛一郎も今回で最後(笑)亜の自己紹介の仕方が(笑)「亜細亜の亜」「前のほう?」って(笑)とりあえず3冊楽しませていただきました(笑)個人的には「狼狽」1番好きでしたね(笑)
私はこのシリーズを一週間ばかりで一気読みしたのですが、最後の『亜愛一郎の逃亡』まで来て、ちょっともったいない感に襲われましたね。これまでの登場キャラも勢ぞろいで、名前だけで興奮して、肩書きから彼らのその後の人生を想像したりして・・・・・・シリーズとしてもこの作品は記憶に残るものだったと。因みに一番驚いたのは、右腕山の事件のときのスネーク製菓のおじさんが社長になっているのを発見したときですね、最後に今後がやばそうな会話をしていたので、ちょっと安心しました。そうして、つくづく思うのが、人間ってなんて多くの固定
【★★★☆☆】推理小説としてシリーズを通じ、本当によくできており、お手本のような作品である。最後に読者へのサービスも楽しい。謎の提示、伏線の敷き方、解決と見事のひとことです。
【図書館】読み終わるのがもったいないのでゆっくり読むつもりが、どうしても先が気になるので一気に読んでしまった。これでおしまいだと思うとさみしい。
古いけど、古くないのがすごいと思った。最終話で登場人物の肩書きなんかをみて、あの人こんなことしてるんだと思って何か別も物語がありそうでたのしい。
うーん、読み終えてしまうのが勿体なかった。ラストの登場人物勢揃いで、出世している面々を見れたのが嬉しかったです。(個人的には植物関係の助教授が)
本作についてはもう寧ろチェスタトンばりの逆説論理を縦横無尽に展開するといった印象は薄れ、大人の読み物としての洒脱さが結びの部分に窺われ、作者の老練な筆捌きに酔いさせられる感が強い。そしてそれがまた来たるべき幕引きへ徐々に徐々に向かっていく読者の別れ難き喪失感を促すような効果をあげているように思えるのだ。さらば亜愛一郎。そして今までありがとう。
全く古さを感じさせない設定と、軽妙な文章。作者の人柄を表しているかのようなユーモラスな登場人物たち。もう愛一郎の続編が書かれる事がないのかと思うと、寂しい気持ちでいっぱいです。
亜愛一郎の3部作、完結編。ウォーリー(違)の正体もわかります。写真屋さんにも色々と事情があったのですねぇ。最後の話では、懐かしい人物のその後もわかって、思わずニヤリです。そんなわけですので、3冊続けて読むのがオススメです。
亜愛一郎の逃亡の
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感想・レビュー:43件














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