フロスト気質 下 (創元推理文庫 M ウ)
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フロスト気質 下の感想・レビュー(213)
過去の作品に比べてフロスト警部の「優しさ」が報われるエピソードもあるし、知能犯に対して立ち向かう格好良さも見られるしとマイナーチェンジっぽさが見られている。過去の報われなさを考えると、物語なのだからこれくらい報われても良いよなと感じます。
あぁ…読み終わってしまった(涙)。 残りページが少なくなっていくのがこんなにも寂しいなんて、ミステリとしては稀有な感じですよね。 フロスト警部の久しぶりの熟睡に乾杯!
行きつ戻りつしながらも事件解決に集束していく下巻、だれることのない面白さ。途中経過に飽きがこないのは、やはりしっかり計算された構成の妙か。人情味のある警部の懐の広さを物語るエピソードも良いね。デントン署員同様に振り回され、疲労困憊の気分になりつつも、終わってみれば充実の読後感。すぐ続きが読みたくなる。
面白かった。後半からは一気読みでした。何度も事件解決の手掛かりらしきものがでるのになかなか真相にたどり着けないもどかしさが読むスピードをアップさせました。他のフロストも読みたいです。
それにしても片田舎とはいえ、科研の使えなさったらない(笑)。科研と聞けば思い出すアメリカの『あのマンモスドラマ軍』を持ち込めば、フロスト警部の休暇は取り上げられなかったかも?などと思ったり(笑)。果たしてどちらの姿が実態なのか?と考えつつ、私は牧歌的で肉体労働派のデントン警察署の面々が好きだなぁ。
上巻は正直下ネタについていけない感じもありましたが(海外ものってストレートよね…)下巻はフロストおじさんの人間的ないい味がいっぱいでてましたね。 逮捕=功績を上げる、じゃなくて被害者を助けるとか、悪者を野放しにしない、とか。やっぱマレットとキャシディがむかつきましたが、ハッピーエンドってことで。★★☆☆☆
だんだん長くなるフロストシリーズですが、今回は上下巻でした。まぁ自分にしては驚異的なスピードで読み終わったのですが、時がたつのも忘れるくらい面白かったです。
久々のフロスト。うっかり3作目をとばして4作目を読んでしまった。複数の事件を抱え、あっちいったりこっちいったり、周囲の人間(読者も)を散々振り回して終盤一気に解決して、すごいカタルシスに導かれるってのは今回もだけど、上下巻という長さでやきもき度は増した。おもしろかったけどね。増したといえば、フロストのいい人度も。部下にも慕われてる。下品さは相変わらずだけど、弱者に対しては優しいし、手柄も部下に気前よく譲ってしまう侠気にもぐっときてしまう。
下巻の後半は怒涛の勢いで読みきってしまう。フロストの疲れ具合が伝わってくるから不思議だ。がさつな主人公とは裏腹に、しっかりと作りこまれた小説なんだろう。
いやはや 実際にフロスト警部みたいな人と一緒に働くとなったら結構ストレス溜まりそうだけど(笑) 読んでる分にはもういくらでも長くしてくれて構わないっていう。キャシディはフンとに腹立つけど(最後には名前を見るだけでムカついていた) マレット警視は実はあんまり憎めなかったりして。
フロストシリーズ、相変わらず面白いです。下品で行きあたりばったりでいい加減な(でもそれほど憎めない)おっさんがまたまた大活躍してます。はからずも著者が亡くなっていると知ってショック。未邦訳はあと2作か…。
「読書感想文を書きやすい本」の対極にあるこのシリーズ。「おもしろいからおもしろいんだよ」としか言いようがない。次々発生する事件を抱え込んで睡眠不足、加えて人間関係で疲労困憊、ヘロヘロになりながら捜査を続けるフロスト警部だが、読むほうも連夜の夜更かしでヘロヘロだ。まるで「デントン警察の皆の集」の一員になった気分でおつきあいする。それにしてもフィッシュ&チップスって美味しそうだなあ。「これは鱈&チップス」「こっちは鰈&チップス」なんて言われたら、あーお腹空いた。著者が亡くなったことがさびしい。
下品でいい加減、でも頭脳明晰な(?)フロスト警部の直感は例によって外れっぱなし。不眠不休で迷走に次ぐ迷走の果てに・・・結果オーライできちんと収まる痛快ミステリー(笑)。このシリーズ、どんどん長くなるけれど、もっともっと長くても大丈夫。っていうか、終わったとたんに次の日のフロスト警部の行状が読みたくなる。しかし、未訳はあと2冊だけか・・・淋しいな。
職人気質とエリート意識、正義感と出世欲の軋轢と言うのはエンタテイメントの素材としては使いまわされてるが、嫌味なくそれが描けることはめったにない。これも年の功か。あと2作しかないとは残念でしかたない。
降りしきる雨の中、フロスト警部は走り、悩み、悶えます。下ネタJokeと犯人逮捕への執着は胸に抱えたまま。壁があったら避けもせず、ぶつかるその姿に、もうファミリーになってしまいました。また読破したいシリーズができて嬉しいかぎりです!
【図書館】序盤からドキドキしっぱなしでおもしろかった。フロストの直感が外れるのはいつものことだけど、今回は少年の安否がかかっているから本当に犯人なのかと緊張した。
次々と降りかかる事件をさっさと片付けて…、ではなく事件に翻弄されもみくちゃにされるフロスト。今回も署長にさんざん馬鹿にされ、元同僚に軽蔑され、読んでいるほうもストレスがたまる。が最後に大仕事をした。少しは見直してくれたかなぁ、署長さん!
これほど「たたき上げの警部の直感」が外れる推理小説って珍しいと思う。こんぐらがった毛糸を丁寧にほぐしていくうちに、ようやく解決への糸口が見えてきたときにはほっとした。
かなり問題のあるフロストが憎めないのは、他の登場人物にもっとろくでもない奴が多いせいもあるかもしれないなどと思いつつ読む。事件をきれいに収束させる作者の手際も鮮やか。
最悪な状況に東奔西走するフロスト。二転三転どころかもんどり打つような事件たちが鮮やかに収束していく時の爽快感たるや!あと二作しか残ってないのが本当に惜しい。
上巻を読んだ後に大分間があいたけど、間を意識しないぐらい、一気読みでした。いや~、こんな人いたら楽しいですね。フロストシリーズははずれがありません。あと、1作しか残ってないのが残念です。
フロスト気質 下の
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感想・レビュー:71件














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