水時計 (創元推理文庫)
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水時計の感想・レビュー(60)
渋い海外ミステリを読める人すべてに推薦できそうな快作。「黄金時代英国本格の正統後継者!」的なラベリングは(現下のマーケティング的にはありかもですが)ちょっぴりミスリードかも。『ナイン・テイラーズ』を筆頭とするトラッドな英国ミステリへのオマージュを、アメリカ産ふくむ現代ミステリを呼吸して育んだ筆法で仕立てた印象です。主人公の捜査行はほとんど私立探偵小説だし、その相貌もハードボイルドのエコーを強くにじませている。英米のよい部分がきれいにブレンドされている気もします。
地道な取材が繋がって真実へと導かれる、なかなかの良ミステリーでした。グレアム・スウィフト『ウォーターランド』の文字があって驚きました。同じフェンズが舞台なんですね。教会の屋根の上を歩くドライデンの高所恐怖症ぶりに親近感をおぼえました。
02/05:hina
01/12:u_noda
01/09:亜梨沙
01/08:佐野酔宵
うぉ、こいつは傑作。とにかく地味な本格ミステリで、細かすぎる伏線やロジックなど、非常に高い完成度。主人公が新聞記者であることにより、ある種のモジュラー型ミステリらしくなっている点がまず素晴らしいです。が、それだけではなく、独特の魅力がありますね。特に主人公のドライデンのキャラ付けが秀逸で、これだけ「人間らしい」登場人物を読んだのは久しぶりな気がします。登場人物一人一人がまさに物語の中で生き生きとしており、それをさらっと描く、妙に斜に構えた作者の筆致がまた効果的。これは続編が楽しみですよー。
12/13:帽子屋
10/26:戸松Q斎@読書スランプ
09/25:ジンジャー
08/14:シンシン
04/10:酔いどれ
12/15:あるかり
11/14:アルカナ
序盤は少し読みにくかったし物語に入り込みにくかったですね。しかし事件が起き遺体が発見された辺りからどんどんはまっていく感じでした(笑)全体的に淡々とした起伏が無い感じで進んで行きましたが雰囲気が良かったです(笑)結末は驚きって感じでは無かったけど満足でした(笑)他にもあるなら読んでみても良いかな~(笑)
03/26:キノ
03/14:くま
川から引き上げられた車の中から、銃で撃たれた上で首を折られた死体が見つかった。さらに大聖堂の屋根の上から白骨死体が発見される。敏腕記者のドライデンは調査を始めるが…。「水」をキーワードにして過去と現在が絡み合いつつ進む、王道的英国ミステリ。残念なのは中盤で犯人がわかってしまったこと。主人公が気づいたのと同じタイミングで気づいてしまった。あと、結局本筋と関係なかったキャラを最後まで丁寧にフォローしてほしかった。お抱え運転手のハンフは好きだったが。今後に期待。原題"The Water Clock"
03/03:nora
03/02:のんぴょ
02/24:クリフ
少年時代に溺れた記憶と自動車事故による妻への悔悟に苛まれている過去をもつ、週刊新聞『クロウ』上級記者のドライデンは、イーリーの川から引き揚げられた死体と翌日に発見された大聖堂の屋根の上の白骨死体の事件を追及する。フーダニットよりも『フロスト』のような伏線の張り方が非常に綿密で、その点は楽しめました。お抱え運転手のハンフがいいですね。「水時計」は様々なモチーフになっているんですね。作者がE・ジョージを好き、というのも嬉しい。
02/13:paparapa
01/24:bazania
01/11:キーにゃん@keepermania改め
12/11:コウスケ
12/08:festin_d_esope
渋い渋い。何一つ派手な要素もなく淡々と進むのに読まされてしまう。一般的な本格ミステリとしては特に面白いところはなくて謎解きも淡々と終わる。やたらと細かい伏線がそこら中にあるのは少し感心したけど。(稲)
11/17:Cozy
イギリス東部の町で氷結した川から車が引き上げられ、中から変死体が出てくるというところから話が始まる。全篇を通して凍てつくような寒々とした空気を感じる本作は、これからの季節にピッタリ!
水時計の
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感想・レビュー:30件














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