福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)
福家警部補の再訪を追加
福家警部補の再訪の感想・レビュー(217)
続編があったなんて知らなんだー。ちょうどいい長さで、福家警部補が真相に気がつくのもすごく自然。やっぱり面白い。以前、NHK(多分)でドラマ化してたのだけどそれも良くて、また見たいんだよなー。
う~む、やっぱり、いいですねぇ。このシリーズは、「刑事コロンボ」と同様、いわゆる倒叙物に属するようですが、実に味がありますし、愛すべきキャラクター・福家警部補も、申し分ありません。神命明氏の「解説」は、「なにしろ、福家警部補の活躍はまだまだ始まったばかりなのですから」で結ばれていますので、続編をジッと待ちたいと思います。
短編のこのくらいのミステリーはさらっと読めてよい。福家警部補のマニアックさが面白い。解説までしっかり読むとこの本がよくわかるような気がする。
続編があったとは。推理に無駄が無さ過ぎて、ギャップと取るには手帳を探すシーンがお決まり過ぎる感。でも事件が起きる業界がいつも特殊なのでつい読み続けてしまう。
福家警部補シリーズは2作目。刑事コロンボや古畑任三郎のような倒叙ミステリーとしての謎解きの面白さは良かった。ただ、不満なことが1点ある。この女性警部補が登場人物と初対面の時に絶対に刑事には見られないという記述が毎度ワンパターンで飽き飽きする。さっさと写真入りの身分証明書を提示すればすむのに。
「何を考えているのかわからないのが魅力」という解説文に納得。そこで産まれる緊張感は相変わらず。そんな、倒叙作品としてのこだわりを感じつつ、一方で『相棒』は、落語作品で描かれる落語家の覚悟と共通するものを感じ、『プロジェクトブルー』では『無法地帯』の登場人物が出て来るなど、他作品との共通点、リンクなども感じた。
犯人の追い詰め方がじわりじわり、そして福家の魅力もじわりじわりと伝わってきました。彼女の趣味範囲の広さったら。犯行場面がちょっと冗長な感じのものもあったけど、次作も期待です。
大倉さんの作品は割と好き。古畑任三郎(特に最初のシリーズ!)が大好き。なのに倒叙モノで評判の良い「福家~」は読んでなかった。というわけで借りてきたら、これは二作目。そうだ、最初は「挨拶」だった!てか「再訪」だもん2作目だよ。そして、福家さんって女性だったんだ・・・と微妙にショック。やっぱりコロンボ、古畑のイメージが強いせいか。なんとなく、倒叙ものって映像で見たほうが面白い気がする。大倉作品でいえば落語シリーズの方が好きかな。(図書館より)
前作に劣らぬ面白さ。ここまで本格的な倒叙ミステリを読ませてくれる作品は、現在はこの作品を除いてないのではないだろうか。些細な手がかりからはじめて、じわりじわりと犯人を追い詰めていく様は実に読み応えがある。コロンボものを読んだことがなくとも、古畑任三郎シリーズが好きな人ならば結構楽しんで読めるかもしれない。
見た目と中身が全く違うってことで、もうズルイでしょ(笑) そんな福家警部補ににらまれた容疑者は、もう逃げられません・・。仕事ですからと眠りもせずに捜査に当たる福家警部補・・・怖い、かも。倒叙ミステリは探偵役のキャラで決まります!
読んでいると、ふとコロンボ警部を思い出します。私はこのシリーズ好きです。今回は「相棒」が印象に残りました。
魅力は福家自身が何を考えているか分からない所にあるかあ。そしてまた露になってくる福家の嗜好。お笑いマニアだったりヒーローマニアだったり。どれだけ守備範囲広いんだ・・・。
福家という女性刑事が登場した瞬間からどこかのほほんとしているのに、その抜け目のない観察力で瞬時に現場状況を見極めるもんだから、普段のあのキャラも演技じゃないだろうかと思えてしまう。読者には最初から犯人が分かっているんですが、福家が最初からうまいことその犯人の元へ辿り着いてしまうのでもう千里眼としかいいようがない。何の気のない会話の中でも、どんな小さな情報も見逃さない彼女
福家シリーズ第二段。とにかく主人公のキャラがいい。このキャラに対してはわたくし無抵抗であります。倒序という形式を存分に楽しめるのもいい。
はあ、幸せ…。僕のイメージでは、福家さんは永作さんではなく宮部みゆき。何となく。さすがコロンボマニアの大倉さんだけある。第一話は『歌声の消えた海』、第三話は『もうひとつの鍵』へのオマージュかな?(笑) 先行作品として、古畑任三郎の名前をきっちり上げてるのは潔いというかなんというか…ま、でも、僕も三谷さんが書いた古畑のノベライズは大好きだけどね(笑)。
★★★★★
倒叙ミステリー、福家警部補シリーズの続編。あとがきの神命さんの解説に大いに納得。このシリーズが面白い理由を言い尽くしている。先に解説を読んでから本編を読むと存分に楽しめます。
犯人は最初から分かっているのですが、福家警部補がその犯行を立証するためにどういう推理をしていくのか、ワクワクしつつ楽しく読めた。確かに、彼女に目を付けられたら犯人もたまらんでしょう(笑)第三弾も楽しみ。
練りに練ったミステリですな。倒叙形式の宿命なのか犯人の動機がゆすってきた相手の口ふさぎになり勝ち(4編中3編)というのが少し気に入らんのですが・・・
前作で初めて福家警部補と出会った時、すぐに同僚が思い浮かんで、とても親しみを覚えました。その後、同僚は仕事に疲れてリタイアしてしまいましたが・・・・きっと、福家警部補の健在ぶりを彼女も目にしていると思います。この本の感想をネタに、久しぶりに連絡を取ってみようかなぁ。
犯人に対するプレッシャーのかけ方が見もの。何を考えているのかわかりにくい容姿で、容疑者のもとを何度も何度も、しかも突然訪れ、安心しきったところを追い詰めていく。
一番は「失われた灯」かなぁ。永作博美を観てしまったので彼女のイメージを振り払いながら読むのに必死でした。永作博美は好きですが、ドラマのイメージで読むのは好きじゃない。
前作よりも福家警部補の日常がちょっぴり伺い知れて、よりキャラクターに親しみが増したように思う。捜査には一切感情を挟まず、天才的な推理の能力を持つ福家警部補だが、所々に抜けていて意外に渋い趣味嗜好があるところがなんだ微笑ましい。犯人をじわりじわりと追い詰めて行く心理戦の過程は相変わらず緊張感があって面白い。安定して楽しめる倒叙ミステリだ。個人的には『相棒』が好み。もっと人情話的なオチになるかと思っていたら、真相はやるせないものではあったが。
ちんまくて考え始めると周りが見えなくなってでもずば抜けた推理と構築力があって、という福家警部補は、前作もそうだが可愛いのだけど、追っかけられたらじわじわとくる怖さがある。コロンボよりも怖いかもしれない。漫才とかフィギュアとか作者らしいモティーフににやりとしつつ、福家のマニアっぷりにもにやりとしてしまった。福家、興味の範囲が広すぎるw
大倉版コロンボの第二作目。殺人を犯した人間がもちろん悪い。でも……つい肩入れしたくなるのは作者の腕なんだろうな。一見すると完全犯罪、なのに犯人のみならず読者の盲点をも突いて事件を引っくり返す福家警部補の名推理が相変わらず鮮やか。「失われた灯」が一番印象に残ったが、『無法地帯』の作者らしい「プロジェクトブルー」が、その最後の一行がなんともいえずいい。分かるなあ。それにしても福家警部補って、相当にコアなマニアだわね(笑)。自宅が見てみたーい!
福家警部補の再訪の
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感想・レビュー:70件














ナイス!






























