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聖域の感想・レビュー(139)
推測の域をでない展開だが、山屋ならではの立ち居振る舞いが心地いい。遭難者を救えるのが、もし自分しかいない状況なら、と思考の深いところに連れてってくれる
推測の域をでない展開だが、山屋ならではの立ち居振る舞いが心地いい。遭難者を救えるのがもし自分しかいない状況なら、と思考の深いところに連れてってくれる。
山岳ミステリなるあまりお目にかかることのないジャンルで新鮮。専門用語等分からんことは多々あるけど、分からなくても山の厳しさ、緊張感みたいなものが伝わってきます。ただ山岳ミステリとは言ったけど、ひとりの山男の再生物語として面白かった。出てくるキャラが無駄に血の気が多いというか、ハードボイルドでもないのにどんだけ殴られんの?って主人公が笑えるけど、応援したくなったし。ミステリ的には雪山に対する一般認識みたいのを上手く利用されたかなー、ギリギリ納得できるみたいな着地点ではあるが。
かなりよかった。ジャンルとして目新しいのもあるが、もしかしたら山とミステリは相性がいいのかもしれないと思う。ミステリ自体も若干ライトではあるがそつがなく、よくできている。もう少し山の雰囲気を感じられれば最高だったが、そのあたりは次なる山岳ミステリに期待したい
○ マッキンリーに登頂した一流登山家、安西が難易度の低い塩尻岳で滑落した。大学時代にパートナーだった草庭は彼が事故を起こしたことが信じられない。塩尻岳は安西の彼女、絵里子が死んだ山だ。安西の滑落は事故か、自殺か、それとも・・・。緊迫感あふれる山岳ミステリー小説。仕事を放り出し、死んだ友達の追っていた謎を解き明かそうとする草庭の行動力には圧倒される。職場の荒っぽい同僚との軋轢が作品に息苦しさを加えており、山岳小説にある爽快感は無い。様々な伏線が繋がるクライマックスには納得。でも面白いかというと微妙なところ。
完全に謎が解明されないまま終わってしまったような。結末自体が聖域なのかな? 山グッズなどの専門用語がこれ見よがしに出てくるが「山を感じる」かといったらそれほどでもなかったのはなぜだろう? 主人公も年齢の割に妙に冷静な推理ができたり、かと思えば無鉄砲極まりない言動が多かったりとなんか違和感のある人物像でした。
まぁまぁ面白かった。山岳ものとして、よくできていると思う。登場人物がスーパーすぎないのがよかったと思う。ミステリとしては、少々食い足りない。真相に驚きが……まぁ、ないではないけれど、もうちっとうまく伏線はってほしかったよねー、というのが本音。楽しくは読めた。
解決してないじゃーーーーん。 特に「ミステリです!」ってわけじゃないからこれでいいのか?ん?本当に?落語シリーズや福家シリーズがちゃんとミステリしてるのでそういう部分を期待していたのに。 ちょっと専門用語が多すぎる気もする。わざわざ調べてまで読もうと思わせる程の惹き付け感もないし残念。 「夏のくじら」みたいに、【それについて何も知らない人】までも盛り上がってしまうほどではなかった。 正直、肝心(と思って読むから駄目なのか?)のミステリの部分は納得できる部分がまるでない、と言っても過言ではない1冊。
初の大倉作品。優秀な山男が山で遭難し死亡した。その友人が死亡の真相に迫る山岳ミステリー。文章は軽快で登山を知らない人でもサクサク読める。でも、山岳でミステリーってやはり難しいんだなぁ。後半は伏線回収が一気に進むが、犯人を知って驚きというか、それはどうなんだ⁈という気持ちに。安西が、恋人の死亡理由に納得いかないことの整合性が無いのではないかという疑問が湧いた。
私にとって、存在すら知らなかった作家さんなので、とても興味深く読みました。山を舞台にした作品って、まだまだたくさんあるのですね。(新田次郎と、真保裕一くらいしか知らなかったので、反省)
「誰かに殺されたのでは?」という疑念を抱くところが無理矢理なかんじで、すんなり話に入れなかった。他にも幾つか発想の飛躍っぽいところがあって、ミステリとしてはイマイチでした。犯人も想像どおりで微妙。
私自身は温厚な平和主義者(笑)のインドア派なので、逆にハードボイルドや冒険ものに惹かれます。
体力無いから登山なんてトンデモナイけど、雄大な自然が目に浮かぶような山岳小説は大好き。
この作品は、山で挫折した主人公の再生の物語だけでも良かったですが…山男の友情あり、友の死をめぐる謎とサスペンスもあり、ラストのまさかの真相まで楽しめました!
頂上から下界を見下ろしてみたいものだわ〜♪
山岳モノとしてもミステリとしても王道,なのか。山を書くとどうしても文体は固ゆでになってしまうんだろか。落語モノから入ったのでちょいびっくり。男の友情,夢を語って死ぬ親友,永遠のヒロイン,殴り愛,生死の境目,主人公を想う捨て台詞と笑顔の素敵なオヂサン,「あいつが助けてくれたんだ」。…すいません慣れるまでに本の6割かかりました。おなかいっぱいです。あと,ナゾときものとしては若干展開(推理)にご都合主義というかムリがある気もします。好きな人が雰囲気に酔う本,なんじゃないでしょか。
山小屋を守る会に目を向けるところまでが、ちょっとこじつけというかムリヤリっぽい気がした。大倉崇裕さんの他の作品は軽妙なコメディタッチのものが多いと思ったが、これは全く雰囲気が違って、でもやっぱり同じようにトリッキーな仕掛けで驚かせてくれた。
読ませますねぇ...TUACのE.M.のイニシャル入りのハーケン...やはり、いざという時のためには、壊れた携帯ではダメでしょう (笑)
聖域の
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ナイス!


































