アーサー王ここに眠る (創元ブックランド)
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アーサー王ここに眠るの感想・レビュー(67)
現実と物語が混ざり合っていく感じが心地よい。物語の中のアーサーは今まで消えなかったし、これからも消えてしまうことはないと思う。物語の力の凄さである。 最初グウェナはアーサーの妻になるのかと思ったけど(それってなんか嫌だな)、まさかの湖の精だった。そしてミルディンは不器用だなぁ…しくしく。随所にみられる今に伝わるアーサー王伝説を発見するのも楽しい。挿絵も美しい… お気に入りの場面は湖でのカリバーンを渡すシーンと、ミルディンの告白からのラストまで。特にグウェナが語るアーサーの最期の物語が!
つわものたちが夢のあと。この厳しい時代を生きているひと達には夢が必要だったのでしょうね。信じたいものを信じ、そしてそれが希望となる。ラストの1ページでふうっと夢から覚めたようでした。
03/12:sugi
02/14:io
02/10:alek
01/03:jmuk
アーサー王伝説の成立を描いたお話。グウィンの数奇な人生と、気高くはない、泥だらけの愚かしい、けれど愛すべき人たちにひきこまれました。ミルディンは不器用だなぁ。
10/24:かこ
アーサー王伝説の始まりの物語。アーサー率いる騎馬集団に焼き打ちされた農園屋敷から一人逃げのびた孤児の少女グウィナは、アーサーに仕える吟遊詩人ミルディンに拾われる
06/30:ocean
05/22:縁
常に冷静で客観的な視点で物事をみるグウィナ。物を知らぬ少女が現実が「物語」によって変貌する様を見、その一部となり、一度は否定しつつも、やがて自らもその物語をつむぐ語り部へとなっていく。アーサー王伝説という題材をとりながら「物語のおぼよす力」が根底のテーマにあるのがおもしろい。
04/27:mira
04/23:鳥朗
04/08:ユウタ
02/26:アン
01/03:jun
01/01:passage_misato
01/01:yuyuko
12/25:氷魚
11/29:めにい
アーサーの物語であり、アーサー王物語の物語でもあり。時代と社会の制約の中でほのかに光るグウィナの抑制の利いた賢さが頼もしい。挿絵もすばらしい。子供に読ませたい本リストに入れる。これを読んだ後では、巻末広告の物語本がどれも面白そうに見えて困る。
11/25:JIOTTI
11/21:retro
物語の力を描いたファンタジーであり、ファンタジーが紡ぎ出されていく様子を描いた物語。山賊に毛が生えた程度のアーサーに対して、人々は好感を持っていない。しかし、ひとたび、吟遊詩人が着色するや、全てが幻想に彩られた冒険譚として上書きされていく。この読者の印象さえも操る物語化が見事で、多少なりともアーサー王伝説を知っているのなら、後にエピソードとして織り込まれていく出来事を目撃し、心揺さぶられる。物語の力を利用しながら、物語自体は信じていないミルディン。そんな彼が、物語の力と真実の間で最後に語る物語が感動的。
最後でぼろ泣き。大きなことをなしとげようとした魔術師が、最後に語った物語。見返りがそれで充分だと思えた彼の人生は、豊かだったんだろうなと思った。
10/16:tokatari
英雄伝説の舞台裏。様々な要素があり、最初は淡々とした文章にあまり惹き付けられなかったのですが中盤以降はかなりのめり込んでいました。アーサー王や彼を取り巻く勇者は脇役で、そこから一歩離れた場所にいたグウェナという傍観者が語っているのが興味深い。英雄伝説に翻弄された聞き手の物語でもある。
10/01:雪
ひとは自分の望む真実を物語の中に見つけたときその物語を信じる、という言葉が印象的。そのようにして何度も語られ伝えられていく物語は、多くの人の願いを映してとてもうつくしい、と思いました。
いくつもの視点が乱反射して、戦乱の世を生きる人びとの悲喜こもごもを映し出した一冊。この作品をおもしろい、と思っている私もまた、物語を求めずにはいられない一人なのだ。
09/05:えのんこ
08/24:はりゅうみぃ
08/23:ふぁさー
08/10:ken7ito
08/01:あぎ
07/28:6
アーサー王ここに眠るの
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感想・レビュー:27件















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