ショコラティエの勲章 (ミステリ・フロンティア)
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ショコラティエの勲章の感想・レビュー(335)
大好きなチョコレートと和菓子がたくさん登場していてとっても幸せな一冊でした!!長峰シェフの仕事に対する姿勢には気付かされることが多々あり。恋愛要素を期待していた私には少し不満が残るけど、ラストの勲章はとっても良かった☆
「ラ・パティスリー」の続きかと思いきや、こちらは和菓子屋さんが主人公の短編でした。しかし前作の夏織と恭也の名前がちらっと出て来たり、ロワゾ・ドールも出て来てちょっと嬉しい。主人公に感情移入はしにくいけど、出てくるお菓子はおいしそう。帰りにチョコレートを買ってしまったのはこのせいです。万葉集の月人壮士の詩が美しすぎてびっくり。
前作と同じく、美味しそうなお菓子の描写にうっとりしました!今回の主人公は和菓子屋の売り子あかり。ひょんなきっかけで知り合ったショコラティエ長峰らの物語です。前作のロワゾ・ドールもちらりと登場します。恋愛要素は無かったですがだからこそ、しっかり話がまとめ上げられてる気がしました。それにしても甘いものが食べたくなります。
ミステリ要素に関しては特に新しくもなくそんなにスッキリも出来ないので、これは美味しいお菓子が出てくるという面だけに着目した方がいいかも。ショコラティエという響きに惹かれたけど、冷え性になったり大変な職業だなぁ。ボンボンショコラやアイスなどの洋菓子はもちろん、和菓子全般に魅力を感じないわたしでも、食べてみたくなる和菓子が盛り沢山であった。
この著者の本を初読了。手にとった時に想像していた内容とはちょっと違った。 この本を読んでも、私はあまり「食べてみたい!!」という衝動には駆られなかった。「約束」が一番、好みの作品。
作者の和洋菓子への愛が感じられるくらい、読んでいておいしさが伝わるような文章表現だった。出てくる人物は少ないにもかかわらず、だれもその人物像が輪郭しか見えず、想像しにくい感じが残念だった。
おいしそうなチョコレートや和菓子に興味をそそられる本ではあるけど、内容としては甘くはない。どの話も登場人物のどこか暗くて人にはあまり触れられたくない部分が見え隠れしている。そこを興味半分で嗅ぎまわる主人公の行動は正直目に余り残念。職人気質なものが好きな私にはこだわりを持ってお菓子を作られる職人さんたちはとても素敵だけれど・・・。
お菓子ミステリとしては思ったよりビターで、沖本さんが出てきた時点で恋愛を予想したのは安直だったよう。慧眼の長峰さんの方が主人公より目立つっていうのは不思議。SFの方も読んでみようと思います。
おいしそうな和洋菓子がいっぱい。香りまでただよってきそうでした。ただ主人公がなんとなく勤めだしたにもかかわらず、信頼を得たり、いろいろ自分からかかわったりというのがすっきりしなかった。味覚に関しては勉強したというのではなくもともと鋭かったということかな。
この手の専門店ミステリをもっと読みたい。個人的には読んでて早く実家に帰って和菓子とケーキを食べたくなった。長峰さんには悪いけどチョコレートはそこまで食べたくはならなかった。ただ表題作でのケーキの描写がすごい。美味しんぼなんかよりよっぽどケーキが食べたくなる。
ボンボン・ショコラ、ガレット・デ・ロワ、新作和菓子など美味しそうなお菓子がたくさん登場して、甘いもの好きにはたまらないです!
一方、内容は甘いというより苦くてちょっと重い結末が多かったです。
主人公が上から目線で物事に首をつっこんだりするのも苦手でした。
全編を通して、おいしそうな和菓子、洋菓子が登場します。舞台を同じくした連続短編からなる一冊。全編甘い展開か、といったことはなく、わりとシビアな展開もいくつか。心理描写が巧みだなと感じる一方で、若干重さも感じます。第四話「約束」が一番好みだったかな。他の作品にも手を出してみようと思える出来でした。
◎ 「和菓子のアン」とか近藤さんのタルトタタンに似てたけど、和菓子屋さんの主人公が語るショコラティエの話、というのが新鮮に思えた。和菓子と洋菓子、完全には交わらないけど、人に笑顔と喜びを与える所は同じだ。逆に毒を与えるのも…。
甘い甘いお菓子と、対称にちょっぴり苦い人の気持ちのお話。
女子高生、OL、結婚を控えた女性に、パティシエも、糖尿病患者も…人にはそれぞれ秘密がある。秘密、とまでは行かなくとも、野望、希望。甘いだけでなく苦い…それぞれの想いは正しく、チョコレート。
お話に出てくるお菓子も、舌のうえでとろけて…くずれて、想像しただけで転げ回るくらい素敵だった。
残念なのは主人公。余計に首つっこんで押しかけて、なんか偉そうだし。だからこそ長峰シェフが際立ったのかな?
美味しそうな洋菓子が出てきてたまりません。日常ミステリ短編集。「ヴァン・ショーをあなたに」や「和菓子のアン」辺りと同系列かな。
洋菓子も和菓子も食べたくなってくる。
『ラ・パティスリー』の舞台になっているお店ロワゾ・ドールも出ていて楽しめました。
男性の書き方が上手な作家さんなのだと思う。でてくる男性がそれぞれ素敵だ。対して女性が癖のある人たちばかりなのが気になった。主人公もなんだか傍若無人というか、気遣いが薄いような。なんで訪ねていくのに手土産を持っていかないのか。あとシェフが独身だとわかってから、なんとなく媚びがでているように見えるのもちょっと…。
『ラ・パティスリー』の続編…というよりは姉妹編。
実際、舞台となるのは〈ロワゾ・ドール〉の姉妹店のショコラトリー〈ショコラ・ド・ルイ〉で、シェフの長峰和輝も他店から引き抜かれてきた人。
この長峰が大の和菓子好きで、二軒先の和菓子屋〈福桜堂〉の売り子・絢部あかりと出会い、お菓子に関わるちょっとした謎を解く連作ミステリー。
ビターな結末が多いけど、美味しそうに描かれた和洋菓子の数々には何の罪もないですよね。
長峰と沖本の東京での修業時代の話『約束』が、職人の世界を垣間見れて好きでした♪
お菓子の香りが漂ってくるような気分になりつつ読了。結末の苦さも個人的には好みです。一本筋の通った考えを持ち続ける職人の姿が印象的で、好感を持ちました。日常ミステリーなので安心して読めたのも良かったです。
濃厚なチョコレートを食べた感じです。大変美味しかった。いや面白かったです。昔のケーキはバタークリームでしたね。懐かしくなってしまった。だからチョコケーキは余り好きじゃなかったんですが、いつの頃からか一番好きなケーキになってました(笑)。
出てくるお菓子がどれも美味しそう!主人公が和菓子屋で働いているので、洋菓子だけでなく和菓子も結構出てくる。普段は洋菓子に惹かれがちだけれども、たまにはお茶とともに求肥や干菓子も食べてみたいと思った。ミステリーとしては軽め。
ものすごく甘いものが食べたくなる!個人的には梅崎さんが好きです\(^^)/ラ・パティスリーと若干リンクしてるよーなのでそっちも早く読みたい。最後のあかりの台詞にちょっとぐっときた。長峰さん漢前すぎる!
続編かとおもいきや、違うのね。今回の主人公は和菓子屋勤め。前回の主人公もちょこっと出てきて、しかもシェフになっている!っていうのが唯一嬉しかったところかな。うん、アタシこのヒトの本とは合わないようです。前回よりはストーリーはこなれているものの、やはり説明が多すぎって感じちゃうんだよねぇー。一番食べたい!と思ったのは、最後に出てくるクリスマスケーキです。美味しい生菓子最近食べていないや。アタシの好きなのは「タルトタタンの夢」「ヴァンショーをあなたに」です♪
主人公は和菓子店の売り子、近所のショコラトリーのシェフとの交流と謎解きの短編集。和菓子のアンよりミステリ部分は苦味があり登場人物も大人。菓子の美味しさはカタカナ用語の連発であまり感じられない。人物の絡みも希薄であるため感情移入や感動は得られず。
夜に読んじゃ駄目。これは禁断の甘党誘惑本。出てくるお菓子の美味しそうなこと。甘党ではなくとも、喉から手が出る程、チョコレートや洋菓子、和菓子などがっつり食べたくなる。日常ミステリ系の連作短編集。どれもお菓子を媒体にして、そこに関わる人間模様が織りなすちょっとした謎を、主人公のあかりとショコラティエの長峰が解き明かす。そら豆のフェーブの話が自分は一番好きだった。ケーキに隠された男女の深い思いは、濃厚な甘さと共に味覚に響く。お菓子は食べ過ぎると体に毒だが、思わず手を伸ばしてしまう。禁断の恋も似たようなもの。
なんだか噛み合わない印象のまま読了。最初の短編がよかっただけに、次の話からは主人公の行動にあれ?の連続。ラ・パティスリーメンバーが出てきたのはすこし嬉しかったけれど。
おいし…オモシロかった!東京創元社のミステリレーベルですけど単純にミステリではなく、菓子を作る者と食べる者との関係とか、軋轢や葛藤をガッツリと描いた人間ドラマですねえ、これは。いや、しかし夜中に読むとスイーツ欲がガンガンと上昇して、危険!これは危険な本だよ…スイーツバイキングに行きたい…
日常の謎系。お菓子を題材にしたほっこりストーリーかと思ったら、全然違った・・・!お菓子職人さんをはじめ、登場人物のお菓子への姿勢が熱意と理想にあふれ明確な分、主人公のスタンスがあやふやに感じた。他の人との対比のキャラなんだろうけど、最後まで経験による変化を感じられないのが残念。話としては、語部が沖本の『約束』が良かった。個人的には、洋菓子より馴染みある和菓子の描写の方が楽しめた。
あかりはただの語り手で、本当の主人公は周りの人たちなのか、と分かるまで読んでてもやもやした。あかりはちっともスイーツ好きそうに感じないのに、和菓子屋さんに勤めているだけで何故か面白い人ばかり寄ってくるし。でも最終話は本当に面白くて、出てくるスイーツ全部食べたい!!と思った。よく分からないので、他の作品も読んでみよう…。
作中にある「遊び心が欲しいな」という言葉が本書にぴったり合うように感じた。「日常の謎」系の連作短編としてはもっと華が欲しい。主人公は二十代の女性だというのに、「七番目のフェーヴ」では友人たちの愛憎を上から目線でばっさりと切って捨てる。何様だろうと思ってしまった。好奇心と称して首を突っ込むところも共感しにくいものが多く、キャラクターの造型に物足りなさを感じた。「約束」の回想部分の語尾が「ですます」調と「である」調で揺れていたのも気になった。
ショコラティエの勲章の
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感想・レビュー:148件














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