さよなら妖精 (ミステリ・フロンティア)
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さよなら妖精の感想・レビュー(539)
思ってたのと違った。ときどき悶える瞬間はあったけど、自分は守屋から隔たった傍観者気質なので、さらに何か恥ずかしかった(自分が)。もう思春期はとっくに過ぎたのに人と比べるとか。読者としては文原の態度にちょいいらつきつつも、自分的には救われる(ですよね~的な)。守屋は青春スーツを脱いでしまったんだろうか。当然のような残念なような。このテーマ?のものを読むたびに読み返す坂口尚の「石の花」、また読みなおそうと思う。しつこい傍観者だなと思う。なんのためだ。
ううぅぅぅぅ~~~~~ん……高評価だったので図書館で借りてみたけど……ううぅぅぅ~~~~ん……良くも悪くも米澤さん、という感じ。ラストはあのようにしなければいけなかったのかな。いつものように後味が悪いけど、この悪さは他作とは違って、ただ単に「厭だ」というだけの後味の悪さだった……単なる私のわがままですが(笑) ミステリを期待して手に取る本ではないことは確か。
自分がどれだけ平和な時を過ごしているのか自分も含め日本人はもっと知るべきだなと感じた。余韻の残るラスト。色んな思いが残るストーリーだった。
最後につんと哀愁が湧いてくるようなお話。ただありのままの日常を生きることが悪いのではないけれど、無知なのは恥じるべきかと思いました。同じ年の子たちが命を懸けて自国のために頑張るなんてこと、日本ではまずないですよね…だからこそ、知っていたいなと思います。米澤さんのお話は結構読んでいますが、ちょっとわかりにくいかなぁとも思いましたが内容が内容なだけにこれでもいいのかな、と。よい作品でした^^
『哲学的意味はありますか?』雨の日に出会ったスロベニア出身のマーヤ。二ヶ月という期限つきで日本に滞在するマーヤとの交流を通して、遠い世界の出来事だったスロベニアの独立戦争は身近になる。連絡先を教えずに帰国したマーヤを探す途中、初めて見えたマーヤの本心。悲しいエンドに切なくなったのは久しぶり。透明な青春小説。
平和なところで暮らしていると、心が鈍感になってしまうことがあるのかもしれない。自分の国を守るため、住みよい国にするために一生懸命な若者がこの世界にはたくさんいるはず。今・・・こうしてノホホント暮らしていていいのだろうか・・・何かできること、学ばなければあるのではないだろうか。でも・・・ただ「何か」じゃダメなのかもしれないけど、最初は漠然としていてもきっと「何か」を見つけられるとおもうんだけど。物語は1本の筋に平行に淡い恋心を隠しながら進んでいく。高校生よりは大人びた人物設定だったような気がする。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/15
ただ何かをしたいって思う事は誰でも出来るけど、それをするためにやることを明確に意思づけられている人ってすくないんじゃないか、とかそんな事を考えさせられた。私は守屋寄りの人間だと思う。…いや、文原かも。
★★★☆☆ そういう趣旨の本じゃないけど、女の子がかわいい。上げて落とす話、には違いないけど残虐な想像をしていたらしっとりだった。読ませる文章だとは思うけど、謎が解かれても、あの結末にも、いまいちカタルシスを感じない。
青春小説としてはある意味全うなのに恋愛要素はあまりなくなのにセカイ系(?)というのは新鮮だった。ただ高校生にしては物知りすぎな気がして違和感も。
観光をするには時期が悪い。「哲学的意味がありますか?」本名を呼ばれると背筋がむず痒くなるってよく分かります。センドーっていい愛称ですね。
高校生のうちに読むことが出来てよかったと思いました。どこかに何かを探しに行くことの実質と、印象だけでは判断できない人間の複雑さ、そして自分を取り巻く環境がどれだけ恵まれているかを実感するヒントを貰えた作品です。いい意味で、キャラクターにブレがあるのかもしれないです。成長していくともいえるんですかね。
ミステリを求めて手に取ったので、ちょっと期待外れ…知識量はともかく、たとえばスーパーマーケットを「資本主義の象徴」とか言ったりする高校生特有の青春っぷりに恥ずかしさを感じた。
国の話の部分は何度も読み直さないおいて行かれてしまう気がしました。苦さがありました。でも楽しくて濃密な二か月間な気がしました。日常ミステリのようなところどころ太刀洗さんと守屋くんの謎ときは面白かったです。会話も魅力的でした。お薦めしてもらってもうちょっと早く読んどけばってよりもう少し世界史を習ってから読み返したいという印象でした。今度は文庫本買いたいな、と。不確実な世界に生きるから今あるものや過去起こったことを美しく愛おしく思いますよね。
読み終わって表題に納得。2ヶ月ってぼーっと過ごしたらあっという間だけど、彼らにとっては濃密な時間だったんだろうな〜。太刀洗さんクールだと思っていたんですが、友達思いな素敵な女性ですね。
最初から最後まで流し読み。あまり好きな感じではなかったです。あたしには難しすぎる。国の話しとか文化の違いとか、そうゆうものを求めて手に取った本ではなかったので。米澤さんの作品だからミステリを求めていたのですが、あまりミステリ要素はなかったように思います。キャラクターもあまり魅力を感じませんでした。
周囲にこの本が大好きだという人がとても多くてずっと気になっていた一冊。しかし、あらすじを読んであまり心惹かれずずっと放置していたのだけれど、もっと早く読めばよかった。本を閉じて。表紙を見て。タイトルに込められた意味を思うと、なんだか物悲しくて。しんしんと静かな哀しみの余韻が消えない感じ。だけど、とても優しいタイトルだなとも思う。たった二ヶ月のささやかだけれど特別だったあの時。僕らはあまりに力ない。だけど、きっと一生忘れない。雨の音が、頭の中で鳴り響いている。哀しいけれど、とても美しい物語だった。
事前情報があらすじだけな場合、読む前に想像したものと全然違ってて面白い。この本もそうでした。題名とあらすじでマーヤはファンタジー的妖精さんかと思ってた。ユーゴスラビアから来たマーヤとの異文化交流のお話でした。世界史にも地理にも弱い私には難しい謎解きでした。でも色々勉強になり且つ考えさせられる素晴らしいお話だと思いました。
好きな作者さんですが、回想で物語を進めていく流れの作品はなんだか好きになれないので、少しずつ読み進めていましたが、終盤はすっかり引き込まれ4人と一緒にマーヤが安全な所であってほしいと願っていました。ここまで重く、胸が痛んだ読後感は初めてです。
ユーゴスラヴィアから来た少女「マーヤ」と守屋・太刀洗・白河・文原達は二ヶ月という短い期間を共に過ごし、そしてマーヤは自分の家へと帰っていった…。マーヤ達の謎解き的な会話などは面白かった。でも内容はとても重いもので結末はとてもやるせない気持ちに…。
まさかこんな終わりになるとは思わなかった。またなんてことない日常を軽やかに描いてるんだろうと思っていたから。それにしてもみんな物知りすぎる。こんな高校生いない。
読み終えた後、胸が締め付けられるようになる話。題名の『さよなら』がこんなに辛く響くとは思わなかった。途中横文字ばかりで少し読み飛ばしたところもあったけど、日常の中でマーヤが疑問に思うことや、不思議なことを説き明かしていくところが結構面白かった。読んでよかった。
【★★☆☆☆】異邦人であるマーヤが積極的に動くので「日本」を相対的に捉えられ直されるのは外国人を登場させる魅力の一つ。マーヤとの応答がちょっとした謎掛け+雑学的側面を示す細部は中々面白いのだが、話全体ではまずまず。万智の立ち位置的にもうちっと活躍させても良かったのではないだろうか。
1年前、主人公たちの町に訪れ、2カ月の滞在の後に去って行ったユーゴスラビアの少女・マーヤ。その消息をつかむため、主人公たちが思い出をたどり、彼女の居場所を探し求める。そんなミステリーの味わいもあるのだが、むしろ、マーヤとの出会いを通じて生き方を見つめ直す姿を描いた青春小説といった感じ。それだけに、明かされる真相は予想の範疇とはいえ重く、結末の虚無感のような心境もやるせない。いろいろな意味で心を揺さぶられた感じがした。読後に残るほろ苦い余韻もズシリと重い。でも、それだけ心に残る良作なのだとも思う。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 04/18
この話好きだ! 昔を振り返るかたちで、ユーゴスラビアから来た少女について語られる。彼女を通して、遠く離れた国を、平和な日常とは違う世界を覗き見る。謎は解けたけれど、出てきた結末には衝撃を受けた。
さよなら妖精の
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感想・レビュー:158件
















































