女王国の城 (創元クライム・クラブ)
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女王国の城の感想・レビュー(646)
前作からかなり時間が経ってのこの作品…。登場人物たちの設定を忘れてしまっていて、思い出すのに苦労しましたよ。次の作品でこのシリーズは完結(の予定?)らしいですが、忘れないうちに早く出してほしいなぁ~。
学生有栖は時代設定が意外と古かったんだね。久々だから忘れてました。バブルが弾けてなかった。人類教会なる宗教の総本山な町に行ったまま音信不通になった江神。探しに行く有栖達4人。会うまでに色々あり、会った後には殺人事件。警察を呼ばずに自分達で犯人を見つけようとする教会の人々に有栖達5人は軟禁され、そんな中第2の事件がって話。取りあえずリアリティ感はない。信仰心って見えないから教会の人間全員が怪しく見えてミスリードされた。取りあえず有栖は考え方が素直なのか推理が微妙だな。江神さんは流石です。
久々に読んだら、時代設定が予想以上に前で驚いた。今回も、読者への挑戦には勝てませんでしたが、読み応えがありました。
解決編が語られると予想以上に単純で、納得だけど悔しい。十分解答にたどりつけそうな気がするのになぁ。途中語られる陰謀論についての伏線もスゴくよかった。脱出アクションシーンは、まあ、なくてもいいかな。有栖川作品の探偵は社会性もあるし、いい奴なのがいい。
久々の江神シリーズ!懐かしいEMCの面々…夢中で読みました。しかし、何がびっくりしたって…ぶ厚いのは良いにしろハードカバーの本でノベルスのような二段仕様って!読みごたえたっぷりでした。第5作目も楽しみに待ってます!
なかなか事件が起きないところに作者の余裕を感じました。警察を介入させずに論理だけで事件を解決していく話が好きなので、とても楽しめました。
久々の学生アリスシリーズ。発刊されてからも更にこんなに時間が経っての初読でなんだか……。すみません。 序盤はとにかく時間の流れを感じるので大変だったような。中盤以降はさすが、引き込こまれる!終盤の次々に謎が解けていく爽快感。意味がわからずに忘れかけていた情報がひとつひとつ形をとって、精緻な物語になる。面白かった!動機も納得のいくものでそこはとても嬉しかった点。 次作が楽しみです。願わくば、部長が幸せに笑える結末を。
【図書館本】長かった~!! ボリュームありすぎ。途中、『ここ必要?』って思うとこも多々……けど、面白かった。悔しいほどに。次は『赤死館殺人事件』ですか? (希望)作家シリーズは火村に絡むアリスが好きだけど、こっちのシリーズはアリスとマリアの関係が一番和む。次いでEMCメンバーの漫才。会話がコミカルなのが親しみやすい。 そして、探偵(江神)一人で悶々と挑む謎より、みんなでディスカッションしてる方が(置いて行かれなくて)嬉しい。一緒に参加してる気分を味わえるし、何より楽しい!
凡そ10年ぶりに読む有栖川。そして本作は15年ぶりとなる江神シリーズ。正直文体や雰囲気の差は昔過ぎて印象でしか語れないほどだが、特段違和感なく、学生サークルのじゃれ合いも健在。読者の挑戦付きのガチガチ本格ミステリ。序盤のテンポの悪さでリーダビリティを落とすが、事件が起こってからは適度に謎ありディスカッションありアクションありの連続で興味を引かせる。クローズドサークル形成に関する真相について、斬新なミスリーディングがあり面白い。ただ、大作ではあるが佳作な印象。
長かった。退屈はしなかったが。個人的には織田くんのバイク強奪シーンが気に入った。ああいう元気いっぱい切り込み隊長タイプの男の子って、大人から見ると可愛くて。逆に、男子学生の中に紅一点でお姫様状態のマリアは気に入らない。これはもう同性の反感というもので、仕方がない。「不思議なマチ」論も興味深い。有栖川先生、不思議なマチ物が書きたくて、書いたらこうなったのかしら。先生、素敵な街・素敵なお城を書いてくれてありがとう。
学生アリスのシリーズは始めて読んだ(たぶん。もしかすると月光ゲームは既読かも)。語り手が微妙に交錯しているようで気になったが、あまり関係なかったようだ。長かったけど面白かった。月光ゲームから読んで(読み直して)みようと思った。
久々の大作、やっと読み終わった。長かったけど前半は不穏な空気の漂う特殊な空間で一体何が起こるんだろ?中盤は脱出。緊迫してるはずなのに、そこをさらっとドキドキして読ませ、後半に一気に推理と解決。長さを感じず、一気読み。シリーズの中では一番夢中になって読んだ。
面白いけど、長すぎる!半分くらいの長さにまとめられるのでは?と思いながら読みました。最初の殺人までめちゃ長かった・・・。監禁されたり、脱走したり、緊迫する場面もあるのですが、有栖川さんの語りがとってもやわらかいので、ドキドキというよりはなんだかはんなりした雰囲気が漂うなあと思いながら読みました。
長い話は好きなので、大満足。謎が謎を呼ぶミステリーで、話は色々広がっていくのだが、緻密に計算しつくされ、きっちり回答を出してくれているので、読み終えてすっきりした。
やっと読み終わったε=( ̄。 ̄;A フゥ…いやはや、上下段で500Pは苦行でした。ミステリーとしては大したことなかったので、長いだけマイナスかな。初有栖川さんでしたが、初読本がコレだと他作は読む気が・・・( ̄  ̄;) うーん
個人的には、今まで読んだ有栖川作品の中で一番面白かった。解決編で伏線が回収され、時系列の異なる事件の謎が解かれていく様が圧巻すぎる。最後までどんでん返しがあって飽きさせない。しいていうなら、犯人がわかったあとの動機の告白シーンが微妙に残念か。学生アリスシリーズは青春小説として読めるのもいいところですね。シリーズ収束へ向かっていく流れを作中で感じたけど、次回作はいつ出るんだろう。
UFO新興宗教団体の城に赴いた江神を、主人公・有栖川を含む大学の後輩の4人が助けに行く。そこで殺人事件が連続して起こるが、宗教団体は警察に通報することを頑なに拒否する…殺人事件の犯人は?なぜ宗教団体は通報を拒否するのか?序盤の謎の提起、中盤の脱走劇、終盤の推理という展開が、非常に読ませる。団体の態度に不信感を抱いた3大学生・元刑事・UFO研究家による脱走劇は、スピード感抜群。一転して江神による推理は、限られた情報の中で冷静沈着で見事な推理。『マレー鉄道の謎』に並ぶ面白さだった。2008年本格ミステリ大賞。
かなり特殊なクローズドサークルですが、その特殊さが存分に生かされ、ぐいぐいと引き込まれる内容だった。EMCメンバーの魅力や温かな絆が存分に発揮されているとともに、アリスとマリアの関係の、孤島パズルからの緩やかな変化もシリーズ通して楽しめるところ。
面白かったです。推理小説だーっていうのを 久々に感じました。最初は 設定を考えながら ゆっくり読んでいたけど 後半以降 一気に読めました。
バブルとか携帯電話の有無とかに時代の流れを感じる。あれから十年近くがたってしまっているのに、アリスたちはまだそこにいるのだ。そして終わっていない。状況のわりに緊張感がなさすぎるとか、つっこみどころが多いのは毎回のことで、推理が始まるまでをじりじり読み、読者への挑戦からぐわっと引きこまれる。ちょっと爽快感が少なく、江神さんの事情などもっとつっこんで欲しい点がさらりと流されてしまったのは残念。でもそこは彼らへの愛着でカバーしたい。次作は出るのか。
最初から最後まできっちり散りばめた伏線を丁寧に回収した良質なミステリ。懐かしの面々が出てきて懐かしい空気に耽るのを楽しめた。動機やトリックにつっこみを入れたくなるのすらお約束で楽しめる。ただしこの作品10年前に読めたらもっと楽しめたんだろうなと思いながら読んでいた。作品の問題でも作家の問題でもなく、自分自身の変化の問題で。
けっこう読みやすかった。テンポよく進んでいくからどんどん引き込まれた。さらに会話の面白さに磨きがかかったなぁと思った。ただ、トリックは読めても相も変わらず動機がわかりにくいかな。このシリーズもここまで読んできたけど個人的に部長が完璧すぎてくどく感じてきたかも。ストーリー的には一番面白かったと思う。ツッコミたくなるトリックやら動機やらあったけどね(*с*)
【図書館】
シリーズ4作目。15年振りの新作だったんですね。お城に閉じ込められた時は読みながら抗議したい気持ちでいっぱいになり、プチ脱出には凄くワクワクさせられました。まさかの陰謀の正体には驚きでしたが、なるほどなぁと納得。研究会のメンバーのやりとりが楽しくて好きですね。
再読:江神シリーズ4作目 シリーズを追うごとに展開が洗礼され緊張感のある文章で読んでいて非常に面白い!!と思えるミステリ。そして研究会のメンバーの江神さんに対する信頼感がすごくいい!!長編は後1作(の予定)どれぐらい待つことになるんだろうなー
今までの学生アリスシリーズにあった「これ無理があるだろ・・・」みたいなことが全くなく、完成度が高かったです。すごい。建物は無理があります。
シリーズものと知らずに装丁と題名が気に入って読み始めた。前作もよんでみたいなぁ。挑戦状は華麗に無視して推理は先輩にまかせてみた。密室にクローズドサークル、ミステリとしての要素はちゃんと詰め込まれながらも合間合間に描かれる学生生活のあのなんともいえない空気にやられた。わたしももいちど大学生したい。
面白かった! 挑戦状をいただいたので、あれこれ考えたけど全て外れ。でも、ここまで真相が分からなかったミステリは最近では珍しいく、嬉しい。途中の宇宙薀蓄はちょっと読み飛ばしてしまったけど、楽しかった! そして、あとがきがとても好印象。やっぱり素敵です、有栖川さん。
はじめから某花火大会のローカルネタで笑いました。学生アリスシリーズといえばクローズドサークルです。今回は怪しい宗教施設でした。城に閉じ込められ脱出を試みるアリス達。信長のバイクが爽快でした。僕も行けー!と叫んでました(笑)十一年前の密室事件と今回の事件がどうリンクするのか?江神さんによって謎が解き解され納得。協会がなぜ警察を呼ばなかったなどなど。学生アリスシリーズは長編はあと一作で終わりとなってますが、まだまだ江神さん達と別れる日は遠そうですね。もちろん早く次回作を読みたいですけど。
盗んだバイクで走り出す~♪この辺のドタバタがドキドキして面白かった。とても長い話だったが、読者への挑戦状を読む頃には、早く犯人が知りたいから先を急ぎたい衝動と、もうすぐ終わっちゃうのんだという寂しさの板挟みになった。
学生アリスと江神さん、あと一話か~
しばらく離れていたミステリー分野。しかも懐かしの新本格の雰囲気。読み始めは少し距離を感じる設定でしたが、読み進むとちゃんと「読者への挑戦状」を意識して推理しながら読んでました。・・・もちろん外れた・w・
まさに本格ミステリの王道を行くような作品でありながら、青春小説としても、あるいは冒険小説としても非常に完成度が高く、最後まで飽きることなく楽しむことができた。派手さには欠けるものの、うまく盲点をついたトリックには思わず唸らされてしまう。意外性のある作品が注目されがちな昨今、有栖川有栖のように本格ミステリに真っ向から挑み、そして見事に素晴らしい作品を生み出し続ける作家の存在をとても心強く感じる。
読んだ達成感は、ひっじょーに高いのだけど、やっぱり私にはミステリは向いてない。どうにも、犯人の動機に納得がいかなくてむむむとなるのでした。トリックにも見事だけれど・・・・必要か?と思ったり。でも読み応えは十分だし、楽しめますが。
女王国の城の
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