星間商事株式会社社史編纂室
星間商事株式会社社史編纂室を追加
星間商事株式会社社史編纂室の感想・レビュー(1990)
何冊か読んだ三浦作品。本作もやっぱり「漫画読んでるみたい」。絵を描く才能は全く持ち合わせていない私だが、頭の中で描くのは自由。登場人物を自由に想像しながら読んだ。ムチャクチャな話だが、小説なら何でもアリ!世の中には色んな趣味を持つ人がいるんだろうな~と実感。それもまたよし。
しをんさんのエッセイなどに出てくるBLの世界が垣間見られる小説でした。設定もさることながら、やはり会話のテンポが絶妙でさくっ読めてしまいます。脇役人もいい味だしてます。課長の小説が妙にツボ。サチ・ミツ・チンペイって…笑えます。装丁も凝っていてGoodですが、別丁扉の原稿用紙のデザインは本文中の社用原稿用紙と同じにしなかったんだろう?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/13
社史編纂室を舞台に星間商事史の光と影を扱ったお話。タイトルだけではもっと固い系のお話かと思いきや、しをんさん色が出てるな~と思わせる物でした。彼らの思惑を知った時の柳沢専務が見たいかも(>艸<)
洋平みたいに自分の世界をもってる人と付き合うのは、それなりに大変で、自分も自分の世界をもってる人とじゃないと無理だと思う。主人公は自分の世界を持ってる人だが、それでもやっぱり洋平との関係について不安になってしまう。そんな主人公が社史を作っていく過程で身の回りに少しずつ変化が起きていく。それで主人公の考え方も少し変わったりする。その過程が面白かった。
仕事に恋に趣味と友達付き合いといったOLの奮闘記…という言い方をするとなんか違う気がしますが。仕事は社史編纂室という部署で、会社の過去を明らかにしようとしたり、趣味が同人小説(BL)執筆だったりと…しかもいきなりばれるし。しかも同棲している彼は放浪癖があったりと、なんか色々設定が面白い。コミケってこんな感じなのかと思ってしまいました。社史発行お疲れさまでした。
腐女子をテーマにした新書を読んだあと、本書を手に取ったら、なんと主人公が腐女子だった。社史編纂室所属の腐女子OLが、恋人や腐女子仲間との付き合い方を考えたり、会社の黒歴史を明らかにするため頑張ったりする話。(笑)主人公は腐女子でなくとも、ライトノベル作家など大っぴらに人に言えない創作系の職業なら物語が成立しそう。「コミケ」や「スーパーコミックシティ」等固有名詞を出しているのに、サークル参加することを「出店する」と言ったり、通行証のことを「チケット」と呼んだりと細かいところが気になった。言葉は正確に。
秘密の趣味(同人誌作り)を優先させた結果、【社史編纂室】なる部署へ左遷させられたOL・幸代。個性的な仲間とだらだら過ごしていくうちに、なぜか編纂室で同人誌を作ることに。それだけでも大変なのに、星間商事の隠された歴史や彼氏との恋模様、同人誌仲間とのすれ違い…。普通のOL(?)の奮闘記。うん、面白かった♪
三浦さんの描く登場人物達は熱があって好きです。一生懸けて頑張れる物がある人は、どんな場所でも、どんなアホな目標でも、それぞれに輝いて見えるんですね。有名人でなくとも偉い人でなくとも、こんな人生送りたい
職場の腐女子でガチレズな女から薦められた本。面白いです。(当然そのような属性を持たなくても楽しめますよ、自分は普通のノンケだし)
秘密の趣味が職場にバレるなんて怖ろしい(笑)それでも周りに受け入れられるのは幸代の人徳なのかな。裏社史の真相も気になったけど、女友達との関係の行方も気になった。生活環境の変化で友達との付き合い方が変わり、羨望や焦りの気持ちが生まれたり。すごくよく描き出しているなぁと共感しながらとても楽しめた。社編メンバーの再結成はもうないんだろうけど、なんだか「続編があればなぁ」と思ってしまう作品。
ムスコもコミケでボラスタッフからエカキになって…頭の天から足の先までどっぷりと浸っていますが…この本を読んで、その生態や・夢中に驀進できる楽しみを持っている喜びを・そして楽しみをちょっとだけ判った…願わくば、主人公のように社会にも適合して自立してくれれば、オタクだってなんだって受け入れちゃう~と本の内容と関係ないところでシミジミとしてしまった(^^ゞ
4.0 文句なしに楽しめた。同人誌作成のノウハウも興味深い。キャラもいい。こういう小説の構成ははじめてかも。作中に編みこんであるこんなBLならちょっと読んで見たいかもと思ってしまった。BLのラストうるうるきたし。続編あるのかな。ホント引き出しいっぱい持ってるのね。しをんさんて。(^_^)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 02/05
「舟を編む」の後に読んだので、想像していたものとは違ったけど、楽しめました。ちょっとミステリー的な要素もあって。幸代いい!!洋平と仲良くつづきますように。
腐女子が主人公の小説ってなかなかないよな。珍しく新鮮味があって、楽しく読み進めることが出来た。三浦しをんさんってよく聞く作家さんであるけれど、初読みであった為、不安と期待が半々混じった状態だった。だが、登場人物が個性的で面白い。特に課長が面白い。課長のボケと幸代の突っ込みで何回も爆笑してしまった。仕事も恋愛も同人誌も全部頑張る幸代は、とても輝いていて格好良い。前向きな気持ちになれて、ラストも大団円で締めくくられ、読後感も良い。文中に登場したBLも本格的で驚いたが課長がどういう感想を持ったかも大変気になる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(11)
- 02/02
最近のドラマにありがちな、オタク女子の恋愛譚かとおもったら、ゆるいミステリーだった。緊迫する場面でもどこかゆるい(笑) ドラマにしたら面白いかも。
出てくる人物が個性的でおもしろい。幸代視点なのもあり、エッセイの延長のような小説だなあと思った。課長の小説がヒント(?)になっていたり、ちょっとミステリぽいところもあって面白かった。
最初は社史編纂なんて関係なく進むのかと思いきや、色々な事が絡まり出来上がる。同人誌とかBLとかなじみが無かったけど、結構面白いんだなwなんて思っちゃったりして。恋愛ありサスペンス?あり、冒険ありといろんな要素が入っていて笑いながら読んでしまった。お父さんの絵馬がつぼに入ってしまった(^-^)人物もそれぞれ個性が有りすごく面白かった~
最初はオタクやら同人誌やらで、社史編纂はどこに向かっているのか分からなかったけど、ちゃんと謎が展開していってきちんと落ちるところに着地した時には、もう夢中になっておりました。飄々とした課長の発言に、主人公がいれる冷めた突っ込みが声を出して笑うほど面白かった。またこんなお話が読みたいな。
同人誌とかBLとか、みたことないので、未知の世界でおもしろかった。書くことが好きな人は、地腹切ってでも、自分が書いたものを人に読んでもらえたら、うれしいのだろうなあ。
面白く、あっという間に読み進んでしまった!!同人誌、コミケなど聞いたことはあってもそれをここまで物語に食い込ませるお話はスゴイ!!それぞれのキャラクターがとても魅力的。みっこちゃんは可愛いしヤリチン先輩は何だかんだかっこいい。部長と課長は可愛い。幸代のように生きるのはとても難しいと思うけど本当は物凄く幸せなのかもしれない。‥と思ったけどどうなんだろう。
腐女子が主人公の話と聞いて借りてみた。同人誌だとかコミケという単語が普通に出てきて面白い。主人公の心情と主人公が書いている小説に感じたものや気づいたものに繋がりのようなものがあるのがよかった。
面白かったです。登場人物のキャラクターがはっきりしていたと思います。サリメニの謎を追う展開も、シリアスにならず明るく読むことができました。時々出てくる幸代の同人誌の内容も楽しめました。
天晴れオタク!オタクを今まで誤解していた自らを反省。幸代のつっこみどころがセンスが良くて、ところどころ笑いがとまらなかった。(専務の靴と比べると、課長の靴は茶色い紙袋、だとか)サリメニの謎が小説的にはそう大層なものでないところも現実的で、ちょうどよかった。葛藤を抱えつつ日々を楽しむ幸代のこれからも楽しみ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/22
海外の政変というと篠田節子の「弥勒」を思い出すけど、こちらはずっと明るい。とはいえ人身御供なんて悲しいけど。腐女子なんていう言葉が現実におじさんの口から出たら私は卒倒しちゃうわ。音じゃわかんないけど。でも作品の中では課長や幽霊部長(実在した!)ものすごくかわいい存在。作者の愛だな。
なんとまぁ、というのが読後の率直な感想。しをん女史の本といえ、一般書籍でこうも堂々と同人誌なる単語がでてくるとは、笑。良い意味で無茶苦茶というか、何でもアリで、これぞ小説の世界だから出来る事!な醍醐味が満載だったと思います。発想が凄いwただ、オタクの世界や裏社史に加えて、男女の関係やら友情の機微まで盛り込んであってお腹一杯です^^;それでも散漫にならない辺り、流石のしをんさん手腕 ではあるけれど。
楽しかった。一度読むのを中断してしまったけど、すらすら読めるし文章の雰囲気も好きなタイプ。三浦さんの作品はこれが初めてだけど、入門としても良かったかもしれない。『変わらない毎日が一番』いつかそんな風に毎日を思える日が来るのかな。
個性的なメンバー揃いの社史編纂室。一人一人がおもしろい。仕事の話かと思えば、オタクの話でもあり、おもしろかったです。オタクの世界っていままで無縁で全然知らなかったけど、コミケがどんな感じのものなのか、この本で想像できました。きっとオタクの方々にとっては夢の世界なんだろうなぁ。なにかに熱中してる人ってステキだと思います。
めっちゃ、面白かった。毎回思うことだけど、登場人物が個性的で、皆、イキイキしてる。自称(してない)腐女子の幸代、お菓子好きなみっこちゃん、女遊びが好きなヤリチン先輩、幽霊部長、本間課長、旅好きの彼氏洋平、同人誌仲間の実咲と英里子…。ただ、BLって平気だと思ってたけど、野宮×松永はちょっと微妙だった…。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/14
同人誌にもBLにも縁がないのですが、幸代たちがとても楽しそうで羨ましくなりました。党首討論にも萌えを見出すあたり、三浦しをんさんの実生活での充実ぶりがうかがえます。色んな小説を読めたし、色んな幸せの形があって、とても楽しかったです。三浦しをんさんのエッセイが読みたくなりました。
★★★ 社史編纂室のみんな、マイペースで個性があって好き。腐女子だとバレた時の、丹下のおっさん~には笑ってしまいました。幸代って、絶対幸せだと思うな。仕事はやることやって定時に帰る。帰ったら、好きな人がいる(いない時もあるけど)。そして、情熱を注げる同人誌作りと、それを共有出来る友達もいる。時間やお金が無くても、これ以上に必要なものって、あるのかな。男見る目って大切なんだな。英里子が何気に一番スゴイ気がしました。サリメニの女神が、後のコミケで伝説になると面白いのにな。【図書館】
抑揚のないテーマにも関わらず、そこに集う個性溢れる面々の妖怪さは止めどなく逸脱しています。物語に縦糸と横糸がしっかり織り込まれていて読み飽きることなく、業界のウラを垣間見ることが出来ました。
会社の昼休みに少しずつ読んでいたけど、続きが気になってしょうがなかった。裏社史を同人誌で作ってしまう発想は面白かったし、同時に幸代や課長の作品も読めて(本編にも絡んでいて)楽しかったです。
まさかの腐女子が主人公…。ビックリでした。そして、途中、同人誌のボーイズラヴの作品が作品内で展開されていくのも衝撃でした。会社内で、ボーイズラヴを含む同人誌や腐女子の会話が成立する…。現実ではあり得ないかと思いますが、クスッと笑えるところもあり、楽しめました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 12/27
ゆるーい部署ですが、やるときゃやる!皆のなんとも言えない結束力?が楽しいです。まず冒頭で主人公が腐女子というのに爆笑。詳しい解説まで……普通の一般人が、どういう思いで読んだのか気になります。作品内で書かれていた話も間で出てくるので1冊の本で2、3冊読んでるような気分でした。
星間商事株式会社社史編纂室の
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