小説・捨てていく話
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小説・捨てていく話の感想・レビュー(27)
モモちゃん、アカネちゃんのパパとママの本当の物語。才能と周りに恵まれたのに自分以外の愛し方が分からなかったパパの姿がママの優しく穏やかな文体で浮き上がる。明るいモモちゃんに繊細なアカネちゃんは海ができるほど涙を流して、それでも強く生きていったんだろう。その涙から目をそらさず、自分の人生を語ったママと分からないながらも手探りで愛そうとしていたパパの思い出があったんだから。
モモちゃんとアカネちゃんシリーズの背景にある大人の事情がわかる本。モモちゃんのシリーズを最近読んだばかりだから重なるとこも多かった。暗いので読後感はよくないです…。
09/28:k
「モモちゃん」シリーズには、子供の時にはわからない怪談じみた話がいくつか出てきて、大人になった今、ふと思い出すとあれはそういうことだったんだなと理解できるようになった。ヤドリギを乗せた歩く木のパパ。靴だけのパパ。そのパパはそのまま松谷さんの夫のことだったんだと、この本でわかりました。松谷さんの女として母としての強さ、最後まで「離婚」ということを理解していないような夫の弱さ。モモちゃんシリーズの影の部分を理解できた。
小さいモモちゃん アカネちゃんとモモちゃん ふたりのイーダ 小さい頃大好きだった本の著者の“オンナ”部分 といえばいいのか。小さいモモちゃんの中で、ひとつの植木鉢に入っている木がどんどん枯れていくけど、それぞれの植木鉢に植え分けたら 両方の木が活き活きしだす。しかも片方の木は根っこでにょきにょき歩き始める(うろ覚え)。本人の実体験を童話に反映していたとは。幼稚なオットだね、と言ってしまえば終わってしまうけど、今と時代背景が違うだろうし、劇団のお世話、“資金稼ぎ”の執筆、良家出身のプライド、等々大変な中のモ
私小説かな。幼い頃繰り返し読んだ『ちいさいモモちゃん』シリーズ。あの作品が生まれた背景には、こんな人生があったのか。モモちゃんにパパがいない理由をこの本一冊で書いてる。離婚して新しい家で、下の子が「パパ、ナイ、パパ、ナイ…」って言う。モモちゃんがわたあめぐもの上で「ママ、ナイ…」って泣き出すシーンはこのエピソードから生まれたんだね。男と女って、何?夫婦って、何?愛って、何?「もと妻であった私の複雑な思いとは別に、子供たちにとってはたったひとりの父親だったのだと、思い知らされました」親の気持ちもわからんでも
05/04:ほのか
ご主人との婚約から離婚後までの暗く、悲しく、重く、冷たくて哀しくて切ない現実的なお話です。松谷さんが自分の心の奥底からすくい上げた物を、そのまま文章にしただけのように感じられたので、読後感が悪く、すくい上げる為に、心を見つめる時間や言葉にする作業を思うと辛い気持ちになりました。自分の気持ちや思いが、周囲に理解されないもどかしさは伝わってきました。もう少し昇華した文章で読みたかったかな。最後まで読みましたが、薔薇の家だけで私には十分でした。
01/27:にふけち
01/26:さらぽん
ちいさい頃読んだモモちゃんシリーズ。そういえば子供向け本なのになんだか薄暗いイメージがあったのを思い出した。女性の強さ男の弱さを感じさせられます。
再読。初読は3,4年前だったかなぁ、モモちゃんシリーズでは「不思議な話」としか捉えることの出来なかった死に神、靴、歩く木の話がこれを読んでようやく合点がいった。胸にずっと澱み続けていたヘドロを、松谷先生はこういう形でしか語れなかったのだろうと思った。引き続き「自伝・じょうちゃん」も早く読みたい。
劇団に昔所属していた身としては、座長をカリスマ的に崇拝することで、外部に対して攻撃的になる劇団の様子がありありとうかんで面白かった。主人公は夫に振り回されているように書かれているが、実際は主人公も結構まわりを振り回していたように思う。
09/23:浦島の亀
09/23:氷魚
08/18:美也
04/15:かわのふゆき
10/19:なな、し
モモちゃんシリーズの、死に神、靴、歩く木の話が怖かったのが、この本を読むきっかけでした。離婚の話もすごいけど、結婚した時のエピソードもかなり凄いと思いました。こんな生活のなかで、あの温もりのある文章を書いていたということが驚きです。
09/07:yoko1016
03/05:luna
03/01:fucya
--/--:彩莉
--/--:しき
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感想・レビュー:13件














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