思考の補助線 (ちくま新書)
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思考の補助線の感想・レビュー(132)
02/12:たま。
大学入学前に読んでおけば良かったなと少し思いました。知を探求するということ、曖昧さとプラトン的世界のなかで揺れ動くこと、他者との関係のなかで磨かれる個性について、言語の限界、今ここにいる自分自身を思考すること、そのようなことが茂木さん独特の口調で書かれています。無限大に広がるセカイについて思考するときに、ヒントとなる補助線が散りばめられています。
自然科学や社会学、哲学、経済学、・・。一見それらの間には関連性がなく、専門化、断片化してしまった現在の現状を批判する著者の意見には同意する。確かに日々発展し、指数関数的に増大する知識を全て自分の頭に集積することは不可能だろう。というのもそれは無限への挑戦に等しく有限の生をもつ我々にとってその道は遥かに遠い。しかし重要なのはそういった知識人になることよりも、「思考の補助線」を引きながらその無限に向き合い、考え、想像を繰り返そうとする姿勢こそが本質なんだろうと思う。文系/理系などと分類してしまうのは・・
01/18:中筋健太(Nakasuji Kenta)
01/09:Watak
12/07:aoi
11/26:だいち
11/20:YYLR
10/30:いわたん
10/25:yusaku
09/21:K0850
幾何分野では「相似性の復元」「直交性の復元」が補助線の意図かもしれないが、さらに裾野を広げれば見えてくるものがある。鳥瞰図というか、高い視座を読み手に伝える著者の熱意に感銘を覚えた。
08/14:yusuke
08/12:B.B.
08/06:りべっか
07/14:inoppi
書いてあることは少しつめて考えれば誰でも思い当たるような至極当たり前なこと。しかし、この当たり前なことが各分野の専門化が進んだ現代では特に見えづらい。そういった見えづらいところに焦点を当て、なんとか読者にそういった部分に気づいて欲しいという筆者の気持ちが伝わってくる。筆者は個別の事を個別に理解するのはもうやめにして、「世界全体を引き受け」たいと思っているわけだが、それが一筋縄でいかないのも十分にわかっている。しかしそこであきらめずになんとか縛りを解いていきたい。本質的に難しいのはそこでの問の立て方である。
06/26:ぼのまり
05/26:Hisanaga Onishi
05/24:wknmh
05/22:織倉玖月
2008年初版。新書四天王の一人とされる茂木健一郎氏の本一冊目。現在の自分が置かれている状況などを振り返り、有限である人生のうちに何をするべきか見つめなおすいい機会となる良書。人間にとって最大の快楽である考えること(個人的には考えた結果わかることではないかと思うけど)を継続的にやるべきことを再確認できた。あと、最初のほうにある廣松渉氏の「一日3000ページの文献を読め」という言葉に圧倒される。現段階で1月分にも至っていません。
05/13:関口 康
05/05:くま
05/02:もかたす
テレビでよく見かける、あのモジャモジャ頭の彼からは想像もつかない茂木健一郎氏の学問に対する真摯で情熱的な考え方が伺える一冊。サブカル化する知性、軽視されるアカデミズム、難しい理論を時間をかけて理解しようとするのではなく直観的に理解できるわかりやすい知性が即物的に消費されていく状況に対する氏の怒りが沸々と散りばめられ、そこにはテレビで見かける陽気なモジャモジャ頭ではなく茂木健一郎という一人の人間が紙面を通して現れる。狭い世界で専門的な研究ばかりするのではなく、知性で以て世界と対峙せよ。自戒を込めて。
03/21:catlover
03/08:uk51
02/03:ひの
書き込みをしたところ>言語の恐ろしさ、ニーチェとカツ丼(<田中克彦先生)、個性を支えるパラドックス(<反三浦展的)、総合的知性と専門的知性(湯川秀樹、ジョージレイコフ)、「収束性」という罠(生命の本質は拡散にある、進化生物学をはじめ、あらゆる知的営みにおいて、「評価関数」は後づけによって与えられる)
01/17:hidden
若干ブームの落ち着いた感じがする脳科学者、茂木健一郎氏が自らの思想体系を語ったもの。なかなか簡潔にコメントするのが難しい。新書というよりエッセイ集として読むと楽しめる。もともと月刊誌連載の文を新書にまとめているため若干まとまりのない構成にはなっているが、茂木氏の「学問」観や情熱が伝わってくることには間違いない。タイトル的にハウツーものを期待して読むと痛い目にあうことだけは注意。(特に、最近の茂木氏はハウツーものも多く書いているので)
茂木健一郎の熱き青春はまだ終わってはいないのだというドラマを魅せられたような一冊でした。「世界全体を引き受ける」という夢想は私にもあります(こんなことをいうのはとっても恥ずかしいのですが)。ただ、そんな視点からのポストモダン批判は、う~ん、痛いところがあります。
12/04:kenzo
11/24:shitosaaa
11/11:すこってぃうす
エッセイだと思えばよかったんだと、コメント・感想を見て思いました。難しい内容でしたが、最近の本が簡単じゃないと売れないからと書かれていることを考えると、たまにはこういう本もいいのだと思います。
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感想・レビュー:37件














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