妊娠小説 (ちくま文庫)
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妊娠小説の感想・レビュー(90)
望まない妊娠がテーマの小説を辛口論評。タイトルで驚かれるかもしれないけれど、簡単でない内容でもするする読めてしまう。構成や妊娠を告げる会話文に一定のパターンがあるという箇所には納得した(パターンのネーミングがまた面白い)。それを壊すような小説を書いてみたい。
ジェンダーという命題の、特に「妊娠」という題材を斎藤美奈子さんの独特の文体で書かれていたので、面白くもあり、尚且つ、真面目に考えさせられる部分もしっかりある良い本だと思います。
10/09:しまった
09/15:伊佐奈
09/12:yomohiro
題名が題名なので、田嶋陽子的にヒステリックなものかと思い、恐れおののきながら読み進めていった。しかし、内容は至極まっとうである。妊娠という観点からの文学観を構築しており、その方法がとても興味深かった。特に、作品読解の流れは非常に参考になった。
09/07:しふぁん
再読、拾い読み。初読のときは「風の歌を聴け」の物語構造の解体にどきどきした。これだけでも名著だと思う。「妊娠」というものを「小説」のしくみに取り込んだという近代〜現代の文学の過程をうまいとこ論述する著者のデビュー作。さすがにデビュー作ということで、筆が進むにつれてだれてくる感は否めないが、それならそれで読者側でやめてもいいかな、って甘すぎかな。批評としてだけでなく、書評としても十分楽しめる。軽業師的な文章には魅了。
08/24:へらへら
切り口が新鮮で面白かったけど、だんだんと失速、最後だれてた感はある。本筋とは関係なくただ作者と作品を小馬鹿にしたいだけだよね、って部分が不快でもあり魅力でもあった。表面的にはそういうちゃかしも面白いけど強度は無い。
08/04:tapestry
07/29:おりぃ
07/05:夕凪静
05/26:KanaeMiyano
05/12:snow
04/30:irucabon
04/16:あしたば
結論よりも分析の過程がいちいちおもしろい。明治以降に著された中で、いわゆる『望まない妊娠』を扱ったものを纏めて分析・批評した本。有名無名のいろんな作品が出てくるが、妊娠に関わる記述のみピックアップしていて、すごくドライに扱っているので妊娠に対して神秘性とか求めてる人はイラっとくるかも。妊娠小説って基本的に男の人の優位性が滲み出るもんなのだと著者は言いたいのだと思う。まあそれよりも分析手法のほうがおもしろいけど。なお、最後に取り扱ったお話一覧が付いているので、読みたくなった人には便利。
01/11:1984sakana
01/01:サワン
11/28:m
11/22:つっきー
11/14:morisawa_164
10/07:なめこ
09/17:ねこ村
09/10:ckagami
07/31:やまだ
日本の小説だけですが、縦横無尽に整理・分析する様が、正剛先生の編集術を見るようでした。「妊娠」は、個人とっては大問題ですが、誰もが関われ、適度なリアル感のある題材。妊娠小説が「舞姫」を父に「新生」を母に持つ系譜だそうだが、無学な私はいずれも未読。折角の口舌が話半分になってしまう。男の子の雑誌の功績は「考えるズボラな男より考えないマメな男」に軍配を上げたこと。「桃尻娘」は妊娠を中絶を誇れるものと扱う。竹内久美子の世界であり、リチャード・ドーキンスが喜ぶ。「受胎告知」が小説の山場で、男の反応は、思考停止する。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 05/12
04/26:すずき
02/24:山女
01/18:りもか
12/01:patyeri
11/26:overture
11/08:もよこ
妊娠小説の
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感想・レビュー:29件


























