気晴らしの発見
気晴らしの発見の感想・レビュー(7)
黒ペフ谷間の急流におぼれるように、あっぷあっぷしながら一息に飲む。ビールの一杯目はビヤマグになみなみと注ぎ、そうして渇いたのどに息もつかせず流し込むのがおいしい。のどに「あっ、あっ、あっ」と声ならぬ悲鳴を上げさせながら一気に杯を空ける。ビールの奔流である。それがおいしいし、楽しい。ビールの一杯目はあくまでも浄めの儀式であり、愉しみの始まる合図であり、飲んだ分量としてはノーカウントにしていたものである。場合によっては、二杯目も三杯目も浄めの儀式とし、つづけざまに黄金色の瀑布におぼれた。(p71)
気晴らしの発見の
評価:57%
感想・レビュー:2件