ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質
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ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質を追加
ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質の感想・レビュー(354)
これ程たくさんの人に読まれている本なのに、全然面白さがわからなかった。もうちょっと説明の欲しい箇所で端折られたり。自分の勉強が足りないのかしらん。端々にあらわれる皮肉な表現も鼻につく。今読みたいと思ってる類の本でなかったからかもしれない。それでも非線形だったり人間原理の宇宙論とか自分の興味あるキーワードの文脈は面白い部分もあった。
示唆に富む。正規分布の確率99%や95%程度の確からしさの中での行動に(戦略的に優れている人ほど)限定しがち(対処できるリスク内しか対処しない)だが、世の中を大きく変えるのは、想定していない残りの1%(というかもっと低い確率で起こる事象)であるという。恐竜を滅ぼした隕石もブラックスワンなわけだ。その他1:人間はたとえ統計の専門家や科学者であっても日常の中で確率、統計的な判断が可能なところでも、心理的な要因により判断を誤るという経験的な事実。その他2:本文中「癌が再発していない」の意味は「癌が再発している証
Shimpei Nakajima
その他2:本文中「癌が再発していない」の意味は「癌が再発している証拠が見つからない」であって「癌が再発していない証拠が見つかった」ではない。応用例「低い放射線での健康に影響があるという証拠が見つからないのであって、低い放射線では健康への影響が無いという証拠が見つかったわけではないということ。~ポパーの反証可能性その他3:追認のバイアス。その他4:脳はすべての情報を処理しない。脳は情報の次元を低くしたがる。コンピュータのフレーム問題か。
ナイス!
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01/20 23:29
その他2:本文中「癌が再発していない」の意味は「癌が再発している証拠が見つからない」であって「癌が再発していない証拠が見つかった」ではない。応用例「低い放射線での健康に影響があるという証拠が見つからないのであって、低い放射線では健康への影響が無いという証拠が見つかったわけではないということ。~ポパーの反証可能性その他3:追認のバイアス。その他4:脳はすべての情報を処理しない。脳は情報の次元を低くしたがる。コンピュータのフレーム問題か。
ナイス!
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01/20 23:29
★★ ベストセラーだそうですが、何でかよく分かりませんでした。正規分布では起こりえないと言って良い現象が、実際に起きることは珍しくないという主張はよいのですが、それを似たような雑談を並べて言っている感じで、妙に読んでて疲れます。あと、予測できないのならどうすればよいのかという点が本巻では余り見えませんでした。図書館から借りましたが、他の本を優先してしまって時間がかかってます。
過去の経験や書物などによって、現状を判断し未来を予測しようとするのはいいけれども、必ず見えない証拠を見ないとか、今を過大評価するとかバイアスがかかってしまう。そうしたことをよく分かって判断、行動しないといけないんだね。
去年起きてしまった、あんなコトやこんなことを考えながら年末年始を利用してようやく上巻読了。現実を一種のモデルとして捉え、運用可能だと考えたことによって見えなくなる、しかしそれが見えたときには既存の認識や「現実」に破壊的影響をもたらすものの比喩としての黒鳥、そこかしこにありましたよね…本書を読むかどうか迷っている方は、103ページにある「黒い白鳥を見るのに不自由」だと起きてしまう事ごとの箇条書きを眺めて、そういうことについて考えてみたいと思うならば手に取る価値はあると思います。
面白いんだけど…。それなりに理解もできるんだけど(それなりに、ね。)、うーん。。何だか、心にぐっと落ちてこない、といった感じ。人間の性質上、人間の存在するところにブラックスワンあり、ということなんだけど、じゃあ、私達は良い黒鳥を掴まえるには、悪い黒鳥を避けるためにはどーすりゃいいんだ?下巻に期待。
発売直後から気になっていた話題の本だけど、2年も経ってようやく読んだ。ずいぶん回りくどい言い回しや毒舌が多い。「普通は起こらないこと、とても大きな衝撃があること、そして事後には予測が可能であること」を著者は「黒い白鳥」と呼び、心理学、ビジネス、自然科学を織りまぜながら人間がいかに予測ができない生き物であるか、リスクと不確実性について誤って認識しているかを語る。上巻は心理学に関する部分がメイン。余談だけれど、イェフゲニア・クラスノヴァのエピソードのオチは苦笑。
miyunekoal
「イェフゲニア・クラスノヴァ」でググってしまい、おかげ様で読速に影響をきたしましたw。この本は、ご親切な注釈に都度当たると無駄が無いと思いました。
ナイス!
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11/06 22:48
「イェフゲニア・クラスノヴァ」でググってしまい、おかげ様で読速に影響をきたしましたw。この本は、ご親切な注釈に都度当たると無駄が無いと思いました。
ナイス!
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11/06 22:48
これからは非線形の時代で生き抜く力を持たなくては、と感じました。 アイロニーてんこ盛り。抱腹絶倒。イケテルおやじ(失礼!著者のことです)に会ってみたい。では、下巻いきます。
私たちは、「具体的なもの」(特に学者っぽく聞こえる言い回し)は理解できるが、「抽象的なもの」(不確実性の高いもの:黒い白鳥)は理解できない。だから、大事な結論をするときは「ヒューリスティック」(経験に基づく思い込み)を追い払わないといけないってことか。 何よりも、私たちには「抽象的なもの」は理解できないんだということにもっと注意を払うべきである。「不確実性」を相手にするなら「焦点を絞る」なんてことは絶対やってはいけない。カモにされるのがオチだから。「予測」は不可能。確かに。
外人の方が書いた本に初挑戦したもの。例えかたが独特。確率統計の話。関東大震災など確率がとても低い事象=ブラックスワンを軽視したら取り返しがつかない被害を受ける。東京電力の経営者の方が読むべきだったのでは。かなり難解。
ブラックスワン・白いカラス・青い薔薇。全部同じような事象を指す言葉だけどニュアンスは全然違うと思った。一番素敵な言葉は青い薔薇だと思うけど(薔薇には青の色素が元来存在せず、青い薔薇は自然界には存在しない。そのため花言葉には“不可能”や“奇跡”という言葉が。けれど現在の技術により青い薔薇を生み出すことが可能に!強く望めば奇跡だって起こせるのだ!!)、一番興味深いのはブラックスワンという言葉だと思う。 なんだかブラックスワンと全然関係ないコメントになってしまった気がする(笑)
勘違いしちゃいけないのが「モデル化」が悪なのではなく「モデルの外の可能性」を無視して「モデル」を使うことが悪なのだということ。ムカつく位に懐疑主義を突き通す論調に騙されて著者が「反科学」論者だと思ってはいけない。ベーシックな「お勉強」を経た上でその限界を指摘した書なんだぞと。「お勉強」を踏まえずにその悪の部分=『「科学」が感知できない(あるいは捨象した)想定外のリスク』だけ必要以上に恐れていたらがんじがらめになる。リテラシーに不具合のある「企業のリスク管理責任者」なんかには絶対に読ませたくない良書。
願わくば月並みの国に永遠に安住していたいが、現代社会では、果ての国に強制移住させられることが多々あるだろう。そうなった時のために備えておくこと、何が起こるかよりも起こった時にどうすればいいのかを考えておくことが大事。
月並みの国と果ての国の住民の喩が良かったと思う。知らない事の方が多いのに、予測に頼ってしまう事で、想定外の事が起こり、巨大な損失を起こす。じゃあどうすればいいのかというが実に難しい。
難しいハナシ・・・・なのだけど、難解というほどではない。「それはいない」と思った瞬間に、全ての可能性は閉じる。会社で見にしたことのある、VaRも否定しているのか?あぁぁ資産運用ってタイヘンだわ。
不確実性に浮かぶ白鳥、ブラックスワン。それまでに起こったことがないのでなおざりにされているが、いざ起こってしまうと暫くの間、人々の心に居座る。東北大震災、原発問題を目の当たりにした我々にはなるほどと思わせる説得力があった。 ただし皆さん指摘している通り、文書が冗長的。読むのが非常にツラかった。
ブラック・スワン自体は色々説明できる魔法の杖。内容自体はペラ一枚あれば説明できそうだけど、それの例を上げることに紙面を多く割いている感じ。
存外に世界史的な薀蓄が面白い。タレブは認識論から懐疑主義への文脈を援用し、ヒュームの立場にガザーリーや宗教家やヘレニズム時代の思想家を重ね合せて「黒い白鳥」を目撃した人々の寓話を語る。彼のフレーズを借りるなら本書の読者は「七面鳥」であることに気づく「巨人」見習いか、そうではない「小人」で、特にわざとペダンチックに書かれた4章なんかは「適当な分類」で二者の違いを炙り出す「月並みの国」の実践だ。「教養ある人々」にとっては文脈が汲めるゆえの強烈な皮肉である。不確実な世界を生きる我々に開かれたクールな金融読み物。
☆☆☆★★ ブラックスワンの概念は慧眼。しかし著者は金槌を持った子供みたいに何もかもブラック・スワンに見えてる気がする。ましてやそれを自由市場主義に適応して正しいというなんて人間の魂を理解できてないと思う。
不確実性とリスクの本質についての本。 ちなみに映画のブラック・スワンとはなんら関係なし(笑) 黒い白鳥とは、まずありえない事象のことであり、 次の3つの特徴を持つ ○予測できないこと ○非常に強い衝撃を与えること ○そして、いったん起こってしまうと、いかにもそれらしい説明がでっちあげられ、 実際よりも偶然には見えなくなったり、あらかじめ分かっていたように思えること。 昔、誰もが白鳥は全て白いと考える時代があった。 皆、「白鳥はすべて白い」という理論は絶対に否定できないものとだと考えていた。 ところがオー
言いたいことは分かるけど、冗長な感じがして退屈だった。なんかもっとコンパクトでバシバシ数字使ったやつとかありそうな印象。てかあるよな。
「黒い白鳥」で示されるような、劇的な変革をもたらす現象って、実はアンテナを高く掲げていれば、そんじょそこらに転がっているのかもね。それに中々気づかない所が人間の理性の限界というか、弱さでもあると感じた。
もっと楽に読めると思っていたのだが・・・・東日本大震災も原発事故もまさに「ブラック・スワン」だったのだろう。しかしながら、津波も原発事故も警鐘を鳴らしていた人たちは数多く存在した。そういう声を無視してリスクに対する備えをしてこなかったのは、単に予測ができなかったこととは違うような気がするが。
再読。バレエの映画とは無関係。経済学というか統計学というか心理学というか哲学の本。滅多に起こらないけど極めて大きな影響を及ぼす事象『ブラックスワン』についての本。面白いけど、例えが冗長で、かつわかりにくい。これは翻訳の問題かもしれないけど、ちょっと残念
めちゃくちゃ面白い。『歴史は「べき乗即」で動く』(マーク・ブキャナン著。ハヤカワ文庫)と併せて読めば、未来予測などタイムマシンを造るくらいに困難(=事実上不可能)であることが完全に納得できる。
「予測は100%正しいことはない」ということを書いた本。それ以上はおしゃべりなので、それが楽しいと感じるか否かは人次第。私には合わなかった。
確率分布がガウス分布になるのは仮定でしかないということをこれでもかと念押ししてくる。 「不確実性の高い事象に対して行動するときは、それが起きる確率ではなく、起きた時にどうなるかを基本に考えるべきだ」という著者の主張が印象に残った。
歴史や社会は流れずにジャンプする。 仕事量を増やさなくても稼ぎを何桁も増やせる職業がある。 人の行動を予測できる要因は、国籍ではなく性別、社会階級、職業。 統計は見えない、お話は目立つ。 ランダム性や不確実性は抽象的で、文脈がないので私達にはわからない。 目立つものと実証されたものの区別ができるように。 黒い白鳥にには3つの性質がある、予測できないこと、重大な影響を及ぼすこと、後から振返ると説明がつけられること。 東日本大地震は、どうやって説明がされるだろう。
この著者の本がなぜクールなのかというと、弁証法的な現象理解が冴えているからに他ならない。常にリバースサイド、矛盾から世界を眺めている。つまり、これは著者の思考法を楽しむ娯楽本であって勉強用ではない。そのへんを勘違いしなければ、面白い。
ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質の
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感想・レビュー:113件

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