タッチング・フロム・ア・ディスタンス―イアン・カーティスとジョイ・ディヴィジョン
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タッチング・フロム・ア・ディスタンス―イアン・カーティスとジョイ・ディヴィジョンの感想・レビュー(3)
「裁かるるジャンヌ」を想起させるジャケがいい。イアンの宿痾であった癲癇は、ジャンヌ・ダルクにも疑いがあるらしいが、それは意識されているのかどうか。ただ寡婦本人による伝記なので、訳文の拙さも含めて、評伝としての出来はよくはない。が、伝説的なミュージシャンの恋人であり、妻となり彼の子を生んだ母としての矜持が、抑制された文章の中に仄見える様は美しい。本国での刊行年は、イアンの遺児であるナタリーが16歳になる年であり、それは彼女の両親が初めて出会った年齢とも重なる。淡い青緑の瞳。無意識に指を絡ませる癖。
07/17:ジョン・テンダ
--/--:alison
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