銀盤のトレース
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銀盤のトレースの感想・レビュー(89)
自分の努力にもかかわらず「体格」でバスケットを諦めざるをえなかった朱里の苦い決断に、スポーツの非情さを痛感した。スケートを離れる譲も姉も、しかり。「運動のあと、筋肉をほぐしておかないと、堅くなって足が太くなる」らしい。「スポーツをやってると納得できないことに何度も出会うんだ。だからこそ、スポーツをやるのはいいことなんだ。理不尽な目にあってもそれに耐え乗り越える、そのとき人は前より大きく成長する」という父の言葉にうなずく。エッジの使い方って本当にすべてに影響するくらい大切なんだ。単純だけど、いい話だった。
ミニバスケの挫折をバネにフィギュアスケートに打ち込む朱里。上手くなりたいという一途な想いと努力を惜しまない姿。「努力する才能」で自らの未来を切り拓く朱里の物語は、閉塞感漂う現代の子どもたちにぜひ勧めたいです。(朱里を見守る両親の苦悩も描かれ、大人的に非常に共感できる部分も。)読みやすさ、内容からして、もっと話題になってもいい本と思うのですが・・・
主人公のフィギュアスケートがすきで上手くなりたいそんな情熱が眩しかった。フィギュアスケートの試合の仕組みや基礎の大切さリンク問題やお金のかかる競技であることにも物語の中でさりげなくふれていてGJ。全日本に出場できるということは本当にすごいこと。トップ選手だけが選手ではないことも伝わってきてうれしかった。続編があるみたいなので読むのがたのしみです。
名古屋でフィギュアスケートに打ち込む小6の竹中朱里。だが、レッスン費用がかさむスケートを辞めさせたい両親に「バッジテストで5級に受かるか、県大会で3位以内に入らない場合はクラブを辞める」という条件を出される…。フィギュアの内情を知れば知るほど先細りになっていっている現状に不安が募ってしまいます。でも、物語自体は面白くて気がつけば朱里ちゃんの成長を応援するいちファンになっていました。譲・朱里ペアの「マトリックス」見たいなぁ。
この物語を読みながら、今、活躍している実在の選手たちの苦労を思った。どんな習い事も家族の協力があってこそ。特に母親の存在は大きなものだと感じた。夢を叶える努力…こういう物語こそ、児童書のように子供たちに読んでもらっったらいいような気がする。なんでも、親の都合で夢を潰しそうになるけど…親は親で本当はやらせてあげたいと言う気持ちは十分に持っている。でも…なかなか世の中は簡単にはいかない。夢を叶えられるのはほんの一握り。今の選手たちの努力を心から応援したくなる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/18
名古屋でフィギュアスケートに打ち込む小6の竹中朱里。両親が出した条件を満たせず、フィギュアを辞めさせられそうになるが…。フィギュアの育成の仕組みがよくわかるとともに、あるきっかけを経て、着実に力を伸ばしていく朱里を思わず応援したくなっていく。
読みやすかったです。主人公、朱里のガンバリもすごいなぁとは思ったのですが、なんだか家族、特に両親のスケートをする娘に対する考え方に、共感しながら読んでいた気がします。そして、姉の瑠璃。私も長女なので、彼女の複雑な気持ちが何となく理解できて、家族思いのイイ子だなぁーと、これまた感情移入してしまいました。 このお話は続きがありそうですね。。。 謎のコーチの様な人も登場しましたし、朱里のこれからの成長が楽しみです。
近所に冬季の間だけ開かれるスケートリンクがあり、こどもの頃はよく行っていた。当時はフィギュアをやっている子がまわりにはいなくて遠い地方の話だと思っていたけれど、今はTVの影響もあり、一般客に混じって練習している子も見かけるせいかとても身近に感じる。この作品は、今の時代にタイムリーな一冊だ。スケート王国、名古屋でフィギュアスケートをしている少女の成長物語。技の説明や進級のシステムなど、とてもわかりやすく説明されているうえに、やさしい語り口で一気に読んでしまった。楽しかった!
ちょっとご都合展開が多いかなあとも思うけど、フィギュアスケートの華やかなだけでなく地味なところも描きつつ面白い物語になってると思う。欲を言えばもっともっと地味なところが増えると楽しいだろうなあと思った。コンパルを延々やるくだりが好き。朱里ほど才能がない子の話とかも見てみたいな。珠紀を主人公にしたらまた違う世界が見れそう。
面白かったです。フィギュアスケートをする一人の少女の成長物語。家族間で約束された条件をクリアできなくてお金の問題やら学校との両立など色々複雑に絡んで最初から読んでいてハラハラしました。でもそんな中フィギュアスケートをやりたい気持ちが強く胸に打たれた。それからは一生懸命で練習も勉強も取り組んでいる姿は健気だ。挫折しかけたがある人の出会いが急成長を遂げる。まだ成長段階で少しずつだが上を目指している姿と演技する姿に胸が熱くなった。すごくよかったです。小説誌「紡」での続編が楽しみです。
フィギュアスケートに打ち込む少女、竹中朱里の物語。フィギュアスケートを始めたのも遅く決して恵まれた環境ではない。それでも朱里がめきめきと実力をつけてきたのは、並々ならぬ努力と何よりスケートが好きだという強い気持ちがあったから。とてもすがすがしい小説でした。これから朱里はどのように成長していくのでしょうか。続編もあるので楽しみです。
名古屋が舞台のフィギアスケートの話。 才能もあり、努力型の主人公です。技だけではなく、精神面も成長していく物語です。トップアスリートになれるのはほんの一握りでなれない人の方が殆どで、分かってはいてもなれない人の方に(クラブメイトの譲や珠紀)思い入れをしてみたり。 主人公の地道な練習や突き進んでいく強さ、そして試合でなくとも最高の演技が出来る事に感動を覚えました。
フィギュア王国と言われる愛知県でフィギュアスケートに打ち込む少女の成長物語。親側の視線がシビアで共感できた。これから先の彼女の物語も読んでみたいなぁ。
フィギュアを描いた小説はそぅないとは思うのですが、ちょっと中途半端な気がしました 朱里には好感がもてたし、スケートはお金がかかるってのはよ~くわかったけど、マンガのように主人公だけがいい目を見てるし スケートの内情を描くならもっと深く掘り下げてほしかったなぁ 個人的にはこの感じでの続編ならばいらないかな
最近盛り上がっているフィギアスケートのジュニア選手に的を絞った着眼点に惹かれました。1人の少女の成長物語としても爽やかで読んでいて楽しかった!謎の大学教授のコーチの伏線、あのラストこれなら続刊出さなければならないでしょう!早く出てこないかな?
フィギュアスケートに縁のない自分にも楽しめる1冊でした。主人公の朱里と一心同体になったような感覚と彼女のフィギュアスケートに対する熱い気持ちがいい!かつ、競技をするものにとっては過酷な現実も垣間見える。ぜひぜひ続編希望しますっ!ってか、この終わり方だと物足りないし、なるに決まってる!!とそう思ってます(笑)
そうそう、やっぱり「好きこそものの上手なれ」。好きで好きでたまらない、金メダルがどうのとかまだまだ遠いところにある、ジュニア以下ノービスくらい年頃の伸びしろたっぷりの女の子のお話。コンパルソリーはやっぱり重要だよねぇ……。続編が書けそうな感じだけれど、どうなのだろう……とりあえずアンケート出しとこ。
華やかに見える女子フィギュアのジュニア達のお話ですが、何でもスポーツはそうですけど公平な挫折と試練を与えてくれます。ステップアップの資質として素直さと負けん気がありますがこのお話はそれを上手に伝えられていると思いました。
ジュニアのフィギュアの選手はこういう道を通ってくるのかと、勉強になりました。フィギュア王国・名古屋の一端を知ることが出来ます。サラリとした文章で読みやすくはありますが、その反面、もっと心情を掘り下げて欲しかったなあと惜しく思いました。
なにげなく読み出したら、うっかり一気読みしてしまった(苦笑) でもタイトルや帯のフレーズに対して、内容はもっと地味だし、主人公はやっとスケート選手として歩き出したばかり、という感じ?で、いかにも続編ありきという展開。とかいいながらも、ラストでは思わず、落涙してしまいました。小説より、むしろマンガとかドラマで見たいストーリーですね。
フィギュアスケートについてよく勉強されているなぁという印象。1冊で終わらせるにはあまりに惜しい。是非シリーズ化してほしいです。
フィギュアが題材の本。名古屋弁が懐かしく、あっという間に読んでしまいました。初心者で、スピンとかジャンプとかあまりわからないなにも関わらずすごくおもしろかった!
先日の五輪で「フィギュア面白いかも」と気付いた、新参者もいいとこな私のような人間には、凄く有難い本でした。愛知のスケート事情、ジュニアのバッジテストのシステム、技術面についても非常にわかりやすく基本的な事が学べました。小説としては、皆さん仰るようにここで終わり!? 的な勿体無さを感じます。話の進みが早いので、さくさく進む面白さを感じる反面、それぞれのキャラクターの掘り下げ不足も感じたり。それも含め、これを1巻目にして全3~5巻くらいでやって欲しい感じが。続編を強く希望です。
A姉妹のことが浮かびながら読んでしまいました。朱里に声をかけた謎の男性(全然謎じゃないか)がこれから朱里のスケート人生に関わっていくのか?テストに合格した朱里がこれからどうなっていくのか?と思ったところで終わりでした…。いやいやいやいや!!!ここからでしょ!!!おもしろくなるのは!!!続編あるの?これは第1巻??でもスケートしない私でもどんな技なのか読んでてわかるのでよかった。ああ、でも朱里の今後が気になります!!!
面白かった!フィギュアを見始めたのが最近なのでとても勉強になったし、新鮮な部分ばかりでした。表紙の雰囲気とハードカバーという点がもったいない。若い人も読みやすいお話だったのでもっと手にしやすい表紙が良かったんじゃないかな。続きが読みたい!そしてもっと男子を!(笑)
フィギュア王国・愛知を舞台にした、スケートが大好きで止まない少女・朱里やその家族、スケート仲間のはなしです。テレビで観戦するだけでフィギュアスケートの経験がないという方にはばっちりな一冊だと思います。朱里ちゃんを通して、技術的なことは勿論、バッジテストや上の大会に出場するシステム、フィギュアを続けていくうえで起こる家族との衝突や自分を支えてくれていることの有り難さが描かれ、そして何より読む前とでは、フィギュアをテレビで観て、選手の演技がミスなく終わった時の安心感が違います(笑)。お薦めです☆
フィギュアスケートの盛んな名古屋を舞台にしたフィギュアスケート系青春小説。朱里(選手未満)の成長記っぽく、比較的ノリが軽いので、ラノベとか文庫の方が雰囲気合うと思う。ハードカバーで出したのが致命的なミスとなって、うっかり続編が出ないなんてことにならないか心配。てか、当然、続編は出してもらわないと納得いかないです。彩音や瑠璃との今後とか、珠紀との再会とか読みたい。あと、できれば男子にも焦点を(認知度を上げないと中継がない…)
名古屋の熱血フィギュア少女物語。おさなかった真央ちゃんや美姫ちゃんやゆかりちゃんもこんな風だったのかな。続編がありそうな終わり方。あったら読みたい。内容が軽めですぐに読める親しみやすい話なので、文庫版で売れば結構売れるんじゃないかな。ハードカバーより薄利多売方式のほうが合ってる気がする。
さわやかな青春ものでした。少し物足りない部分もありますが、前向きにがんばる主人公がとてもよかった。これ、ぜひとも続きを読んでみたいなあ……。
うっかり一気読み。面白かった!主人公が前向きで努力家なのがとても良い刺激になる。コンパルって何なのかイマイチ分かっていなかったので勉強になったし。狭く深くではなく、あくまでスケートに打ち込む少女の生活をさらりととらえた感じ、でも情熱はとても伝わってきて、熱いです。
フィギュア王国愛知県を舞台にしたスケート小説。努力と才能と運とさまざまな要素が絡み合って表舞台に立てる選手になれる。もっとうまくなりたい、上を目指したいという主人公の気持ち、それを取り巻く家族のこと、取り巻く人たち、書き込みが足りない気持ちもあるけれどこれからの物語の展開が待ち遠しい物語。
面白かった。フィギュアはテレビで観ているくらいだったので、知らないこと満載でふむふむなるほどと言う感じ。子どもを持つ親は平等に愛情を注ぐものなんだな、と初めて認識させられた本。これから先の朱里の話、読んでみたいです。
真央ちゃん銀メダルおめでとう!!とても読みやすく真央ちゃんに憧れて、これからスケート始めたい!と思う小学生にでも読んで貰えると思います。ただ、大人が読むには少し物足りない。クラブを辞めなさい!という母の真意や、姉・瑠璃の気持ちなど、もう少し描いて欲しかった。特に母目線の物語も読んでみたいと感じた。朱里の周りにいる友達や家族が皆、優しくとても素敵に綴られています。一番厳しく見える母が、実は…という姉に関わるエピソードもとても良い話。物語は6級に受かったところで終わってしまうが、朱里のその後の物語が読みたい。
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