砂漠 (Jノベル・コレクション)
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砂漠の感想・レビュー(1422)
ペニシリンをあげちゃえばいいんですよ! 江戸時代の人を手当たり次第に救っちゃえばいいんですよ! 南方先生に言ってあげればよかったね。 目の前のことをなにも考えずただ一心にやるしかないですね。 私の伊坂作品ベストかも。
西嶋が好きだ。「その気になれば砂漠に雪を降らせることだってできる」と強気で言い、「やろうと思えば本心が届くと過信している。その気になれば理解を得られるはずだって。でも三島由紀夫に無理だったのに、腹を切る覚悟でも声が届かないのに、難しいんですよ」と弱気になり、「残念ながら俺を動かしているのは、俺の主観ですよ」と言い放つ、西嶋が好き。20歳前に出会ったとして、好きになれてたかどうかは少し疑問だけど。そして伊坂氏は、無関心なまま平気で過ごす人たちに怒ってる。サン=テグジュペリの「人間の土地」、読んでみよう。
最近自分が今まで(今も)ずっと守られて大切にされて生きてきたんだなあとよく思う。年なのか。時の流れが止められないことをすごく感傷的に思う。年なのか。社会に出たことはないが、砂漠、という表現が登場人物と同じ大学生の私には心に響いた。あんな風に、直接自分の利害に関係することではない‘どうでもいい’ことに心を割いたり楽しそうって首突っ込んだりして夢中な姿が、きっとオアシスで、贅沢な人間関係。最後の莞爾が印象的。色んな道があるんだな。西嶋はかっこいい。自分の思いを曲げる必要なんてないんだ、と彼から学んだ。
読み始めは全ての登場人物に好感が持てず、物語にのめり込むこともなかった。それなのに、最後には全員に共感していた。数回しか出てこない莞爾にまで…。主要な4人の中では、特に西嶋!自分には出来ないことを身を持って分かっているがゆえの行動。現実から逃げるようにテレビゲームに没頭する姿にキュンとした。
西嶋さんと、東堂さん。北村さんと鳥井さん。その他、個性的なキャラクター。いつの間にか季節がめぐって、卒業。大学時代は、確かに贅沢な時間だっ たのだな、と思った。 爽やかでした。
伊坂氏の作品の持ち味である不条理さが少なく、わたしにとっては「はずれ」。読んで面白いっちゃ面白いけど、あとに残らない。青春小説を書けば不条理が少ないのは仕方ないし、無い物ねだりになるのだろうがね
三年前大学一年の時に買って、夏の終わりまで読んで途中放棄してた。あの頃は大学生の青春ものは、自分と比較して惨めになるので読むのが辛かった(笑)大学三年生の今、やっと続きを読む気になって読み終えた。もう大学生でいられるのはあと一年。二年前は想像もしなかったけど、私もけっこう、盛りだくさんな大学生活を過ごせたと思う。これじゃ感想文じゃないですね(笑)でも、伊坂作品は大学生が多いから、大学生の今じゃないとできない読み方がある、と思う。
なんてことは、まるでない。言いたい!使いたい!なんだか大学時代を思いだし、懐かしいなぁと素直に感じましたな。伊坂さん、さすがです。くすぐったいぐらい面白かった。
初めての伊坂作品。普通の大学生活だと思いきや、何気にスリリング。面白かった!麻雀、ラモーンズ、クラッシュ等に思い入れがある自分にはとても馴染む話だった。鳥井は心身共に強いね。それも南あればこそなんだろうけど。自分も影響されてキックでは無いですが、ボクシング始めました。南とはタイプが違うけど、愛する恋人に支えられ何とか頑張っています。・・なんてことはまるでない。
なんてことは、まるでない。に何度も騙された。西嶋は周りにいたら面倒クサイ奴かもしれないけど、イイキャラしてたな。そしてこんな大学生活、ちょっと羨ましい。これに限らず伊坂作品に出てくる音楽を全く知らないのが残念でたまらない。
『砂漠』一年生で読んだこの子を、五年目の砂漠民として久々に読み返したら、最後の学長の言葉で泣いてしまい、驚いた!私も少しオトナになったのね。そして、やはり鳩麦さんが好き。鳥瞰型の北村くんは、とても趣味がいいなぁと感心してしまう。
自分の学生時代を振り返って、もっといろんな事に挑戦したり楽しめばよかったと思った。なんてことはまるでない、これから使わせて頂こう!
再読本。一番青春っぽい伊坂作品w 西嶋は読者にも影響を与える!いや、かっけぇよ。その後の展開を知っていても、「天地無用ですよ天地無用」には笑ってしまうw
再読。なんだろう、西嶋の主張がなんだか自分は好き過ぎる。鳥瞰型ではなく、地面からの視点というか、人情に溢れた視点というか、、物事は要約をすると大事な部分が抜けてしまう。要約をしないで、物事全体を見る、というかなんというか。麻雀は、計算じゃなくて、わかっていたことを事後に知ったふりして身悶えするもの。っていう表現がたまらなく好き!西嶋の不器用だけど人情溢れた所が大好きです!
伏線回収が当たり前の伊坂さんなので、最後のオチが読めてしまったことが残念。まさかメンバー全員がくっつくとは思わなかった…期待してなかったよ、そんな予定調和は!!!
「砂漠に雪を降らせる」。普通では考えられないようなことをなしうる。この世界を変えるんだ。一歩ひき、斜に構えながら、或いは、それは所詮ポーズなんだよと敢えて強調しつつ、かような思いを密かに、だけど粘り強く持ち続けている。そんな思いを投影された西嶋と、「人間における最大の贅沢」である、北村、鳥井、南、東堂たちとの「贅沢な人間関係」が、春夏秋冬、合コン、賭けボウリング、学祭等々たくさんの出来事とともに、描かれていて堪能した。東堂のおとうさんが最高だね。
だいすきな、だいすきな本。自分の中でのベストブック。西嶋の「ゆるがない」部分にとても大事なことを気付かされます。無茶だけど、ゆるぎない自分を持っていて。周りのみんなも本当すてき。続編読みたいです。
ゆるーりとした時の流れの大学生活がリアル。書評されてた皆さんが麻雀やボーリングしたくなった理由がよく分かった。しかし東南西北揃えたり毎回妙な手を使う西嶋はなかなかいいキャラ(笑) 南の若干ファンタジーな要素があるにも関わらずそう感じさせないし、良かった。『なんてことは、まるでない』
時間軸のズレがなんとも秀逸。自分の大学時代もまさにこのようだったので、懐かしく読めた。なんてことは、まるでない。再読第4弾(T)
数ヶ月前に終わった大学生活を思い出しながら、通勤電車のなかで毎朝読んだ。いろいろと頷ける点や思い当たる節の多い小説。現代の大学生の姿をよく描いていると思う。果たして自分は北村のような大学生生活を送ったか、莞爾のようであったか…一瞬考えたがすぐに答えに思い当たった、良かった。それだけに最後の『春』の章のあとに彼らがどうなるかはなんとなく予想ができてしまうので、せつない。
大学生活の4年間春夏秋冬を切り取って並べた物語。西嶋の語りかけるような喋り方、それをすぐに実行に移す行動力をカッコ良く思いシビれた。「その気になれば砂漠に雪を降らすことができる」はいつまでも唱えておきたい言葉。鳩麦さんが言った社会は砂漠みたいだということも、心に残る。非力で何も変えられないただの学生だけれども、その気になれば、世界を平和にすることができる可能性を持っている!…なんてことは、まるでない。実際は、ホストと戦ったり、恋をしたりとちょっとおかしな、だけどいたって普通な、そんな青春の物語の一部たち。
担任オススメ本。すっきりする終わりですね^^読み出した時はなんとなく伊坂っぽくないな…突飛なことも起きないし。と思っていたんですが、すべてをキレイにまとめた最後を読んで、やはし伊坂幸太郎\(^^)/となりました(笑)登場人物がみんな可愛かったです。西嶋のアツい感じもよかった。西嶋サイド北村サイド鳥井サイド…多様な考えを持って表現出来る作者に驚いた。伊坂さんの脳内はどんな風に考えが巡っているのだろうか…?
今まで読んだ氏の作品とは、雰囲気の違う一冊。ナイーブな森見登美彦、もしくはライトな西澤保彦…という感じ?小説の中ですら、西嶋みたいな人が砂漠に雪を降らせることはできないのですね。。
北村君の理性的な冷淡さが、西嶋君の荒唐無稽な荒削りに遭って、どんどん鋭角が丸くなっていく過程を意識して読むのが楽しいです。東堂さんの冷たい部分すら、西嶋君の熱い塊にどんどん丸くなっていく。なんてことだ。この影響力は!!南さんの陽だまりのような温かさと不思議な力。鳥井くんの調子の良さが、事故によって変わっていく様に戸惑ったけれど、それすらも西嶋君の動じない強さ(図太さ?繊細さ?)に見事に立ち直っていく様子が読んでいてホッとしました。謎の要人古賀氏の真の姿が怖いような、コミカルなような。とにかく楽しかった!!
主人公北村と西嶋、鳩麦さんとの会話が特に気に入りました。学生から社会人として一歩を踏み出すと、そこは砂漠である…。自分もはるか昔そう感じた記憶があります。西嶋のようなローカルな言動がいずれ世界を動かしていくんだ、と信ずる気持ちが湧いてきました。でも東堂さんも気になります。。
砂漠の
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感想・レビュー:334件















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