葬式は、要らない (幻冬舎新書)

葬式は、要らない (幻冬舎新書)
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葬式は、要らないの感想・レビュー(252)

葬式は金がかかりすぎだとは思っていたけれど、成程最近は直葬なる物が急増しているとか。まだ自分が死ぬ年齢ではないけれど両親の事など色々考えてしまう今日この頃。こういった指南書的な物をもう少し読んでみようと思う。

形にばかりお金をかけて、本質が失われ社会の変化にのりきれていない現代の日本の葬式の在り方に対して葬式無用論をとなえる一冊。葬式とは、亡くなった人を中心にそれを取り巻いた様々な人の『生』を再認識する場なのかなと考えされられました。

松尾剛次『葬式仏教の誕生──中世の仏教革命』(平凡社新書、2011年)で引用されていたので。著者の言うことは尤もだと思うと同時に、松尾氏が本を書いた原動力となったなんで仏教が葬式をやることになったのか?(日本古来の神道の死穢観念ドースンのよ?)って問いが無いように思えた。できれば、各宗派毎の戒名/法名代の平均相場についてのもっと突っ込んだ情報がpp.86-90にある以上にあれば、もう少し活用できたかな、とも。

読むのに時間がかかりました.たぶん,葬式とはまだあまり縁がないだろうという気持ちが自分のどこかにあるのかもしれません.ただ,筆者の言うとおり,人生とは有限であることを認め,その上で死に際に何を残すのかということは非常に重要だと思います.本著を読んでいると,「忘れられない贈り物」という絵本を思い出しました.

葬式について考えさせてくれる本でした。現代の葬式の現状から始まり、葬式と仏教関わり・歴史、日本の葬式が贅沢になった経緯、これからの日本の葬式がどこへ向かうかという内容。葬式不要論を説いた本ではありませんでした。この本で一貫して言っているのは、日本の葬式は贅沢ということ。2007年の葬式の全国平均231万円は世界的に見ても飛び抜けて高いらしい。初めて知った。確かに外国の映画で贅沢な葬式シーンは見たことがない。最後のまとめに至っても葬式の意味など書いていて、本書を通じて必要説が書かれているのが印象的でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/23

葬式が必要か必要じゃないか、という問題ではなく現在の仏教寺院が「仏教」を考えなおす為の切っ掛けになるという点においてはいいと思う。

この本が2010年にベストセラーになった一方で、2011年の東日本大震災の被災地では「葬式は出せなくとも、せめて埋葬の際にお経だけは」となったことはたいへん興味深いことです。

海外の葬式費用がそこまで低コストだとは知らなかったので驚いた。豪華絢爛で高コストすぎると本書で批判されている日本式の葬式だが、日本には日本なりのやり方があってもよいとのでは、思うのだが。

葬式無用、戒名不要!俺も!!

著者は,葬式代が高額であること,及び宗教的意味が薄弱であることから,葬式をするのは当たり前である,という常識をなくそうと考える。戒名の意味や葬式代高額のからくりがわかりおもしろい。著者の意見にも概ね賛成。TVで森永卓郎は,葬式は親族が一堂に会する機会であるから重要と述べていたが,親族関係が良好であるとは限らないのであるから,やはりそれぞれの形で故人を追悼するのが良いだろう(葬式否定ではない)。葬式をするお金がないので,親の死を行政に報告せず隠蔽する悲劇を防ぐことにもなる。評価5
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/08

MrO
私は、仏教に興味があるし、祖先崇拝も分かるし、宗教などいらないという人間を信用する気にはなれないが、葬式にバカげた出費をする気もない。

テーマになっている「葬式」「戒名」の現在、取り巻く環境を分かりやすく纏めてくれているのに加え、これらの事項を媒介に、筆者が専門の宗教学の見地から日本の文化論、民族学的なところまで広げて論じられていて、題名や読む前に思っていた以上の収穫が得られた本。葬式というテーマが暗いなどと食わず嫌いになっていたらもったいない。歴史、宗教、風俗習俗に興味のある方に、お薦めです。

葬式は必要だけど、贅沢にする必要は無い という筆者の意見に賛同できた

よく葬式は死者の爲だけでなく、残された人たちのケジメの意味もありますって云はれるけど、ケジメ付けるのに高額な費用はいらんよなあ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/27

仏教の葬式への依存度が半端ないことが改めて確認できた。まわりの目があるから、華美な葬式をしてしまうのであろうが、僕は適当に骨を畑に撒いてもらいたいと思う。それでまた野菜がそだってくれたらよい。カルシウムの過剰症がでちゃうかもしれないけど。

葬式自体は、2日だったのが1日になったり、家族でひっそりとやったりなど、だんだん縮小されてはいる。それゆえ、結局問題となるのは、仏教ゆえの、寺との折り合いや戒名・墓地になる。戒名は家族につけてもらえば、知らないお坊さんよりも嬉しいかも。ただ寺とトラブルになるのは「葬式仏教」ゆえ構わないが、先祖代々の墓地を追い出されて、買い替えるって考えると、それはそれで問題が残るな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/19

金額を安く抑えた葬式ビジネスや、先の地震による多数の死者の戒名料の問題などが念頭にあったこともあって面白く読めた。人の死、すなわちその人の人生に関わる問題だけに不透明な部分も多く、金銭面の話題を出しにくい領域になっているという認識が自分の中であった。お金をかけない葬式の執り行い方なども紹介されていて、必ずしも慣例通りやる必要はないことがよくわかる。戒名料という悪しきシステムの仕組みは確かに問題だが、寺の財政等を考えると単純に批判できるものではないようである。葬式に関する一通りの基礎知識が得られる本。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(2) - 08/08
takaya
面白そうな本ですね!
ナイス!ナイス! - 08/17 05:32

かつばやし
そういっていただけて嬉しいです。オススメです(^^)
ナイス!ナイス! - 08/17 12:59


うちの祖母も自分で戒名作っていて それが元で寺と大喧嘩になったのである。おばあちゃんは間違ってなかったね。あのお寺とは縁が切れたけど強欲なお坊さんは要らないよね。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/13

阿修羅像が痛んでる理由とか墓参り教とか、未知の世界で面白かった。

現在の一般的な葬式が、何故こういった形式なのかといったところを、宗教的背景、村社会という観点から説明されていてなるほどと思った。今後の葬式がより無宗教化、簡略化されることは避けられないであろう。その中で葬式ビジネスとして勝機を掴むには、故人の業績/権威の誇示、遺族のけじめという葬式の位置づけを押さえつつ、新たな価値観の創出が必要であろうと思った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/04

自分も、死んだとき葬式をして欲しいとは思いません。

なぜ葬儀に金がかかるのか、なぜ戒名をつけるのか、そもそも戒名とは何か。葬儀を巡る謎をクリアに解決してくれる本。葬式はしなくてもよく、戒名はつけなくてもいいとわかって、気が楽になりました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/01

冷静で中立的な意見で葬儀関係について述べられており、大変勉強になった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/30

★葬式でのお金のかけかた 勉強になった。

戒名は自分でつけられるんだとしった。

評価C

葬式にお金がかかる理由、その経緯、簡素な葬式のやり方がよく分かった。

最近はお葬式にもいろんなスタイルがあることを知る。戒名の仕組みや現状は、これまでまったく知識がなかったのでこの本で知れてよかった。「葬式は、要らない」という人もいると思うし、いていいんだけど、人1人が人生をまっとうしたことを思えば、200万くらいかけて贅沢にお葬式出してもいいんじゃないのって思いました。やっぱり。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/18

家中心から個人中心へのシフトで葬式スタイルの変化が説明できるのか。

葬式について教えてくれる。大切なのは葬式にちゃんと向きあって、必要か不必要か、どの程度の規模にするかを考えておくことだと思う。

できればいらない。でもそれはできない。

葬儀の形式に疑問を感じていたので、参考になった。

ona
戒名は仏教の教えじゃないのね。知らなかった……。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/03

数年前から「葬式はせんでもいいなぁ」「戒名はいらんなぁ」と思い始め、今年になってからそんな方向でエンディング・ノートを認め始めたこともあり、考え方をまとめる一助となればと思い読んでみた。所期の目的が達せられたかというと、ちょっと疑問だがw、色々と興味深い記述も少なくなかった。「檀家という贅沢」という記述には「なるほどねぇ…」と。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/19

★ 発想の出発地点が余りにも浅い。 これで宗教語って生活が成立するのだから、日本人の宗教観たるや推して知るべしだ。 想像力が必要なんだ、言葉に生きる者には。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/09

4.0点 亡くなったらみんな平等なはずなのに、なんで戒名はぴんきりなのか疑問だった。 勉強になった。 最近は戒名をつけるソフトがあるそうな・・ それで数十万ってぼったくり??
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

「葬式って本当に必要なのか?」なんて思っていたらこの本に出会った。社会背景とそれに伴った葬式の変遷がなかなかわかりやすく書かれていた。自分は戒名の意味も知らなかったし、色々と勉強になった。読んでいて祖母の先祖を祭る意識が高いことを思い出した。やっぱり世の中変わってきてるなと思う。自分が実際に葬式をあげなければならない時はまだまだ先(の予定)だが、その時には筆者の言うとおり、更に葬式の簡素化は進んでいると思う。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/29

島田裕巳さんは、よくあの逆境からここまで社会的地位を回復されたな、と感心させられること多し。特に私のような批判に弱い人間には… この本は、他の方のコメントにもあるようにタイトルのキャッチさとは裏腹に、日本における葬式のある程度の深さの歴史的背景を追えるところに魅力があるのでは? 新書ですから、私には深さはこれくらいで十分なのかな、と。研究書なら許されないかもしれませんが。20年近く前に他界した雇われ住職だった祖父に質問したいことがいっぱいできました。勝手に採点 【3点(ほぼ満足)/5点満点】

日本のお寺事情を「葬式仏教」「墓参り教」と言及したのは言い得て妙。死者を弔う作法が現在の様式に一般化する経緯を宗教史や民俗学的な見地から考察した章は面白い。「葬式は贅沢」という言葉に、違和感を覚えましたが、戒名など葬儀にかかる莫大な費用には、仏教の教義上、必要無いものが多々あるとの話を聞くと、私達が如何に世間体や慣習を重要視しているかがよくわかる。地方在住者ゆえ、やはり世間体は怖いので、「葬式不要!」は極論だと感じます。ただ、死者を悼む気持ちがあれば、見栄や豪華さに拘る必要は全く無いとは思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/03

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葬式は、要らないの 評価:70 感想・レビュー:88
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