しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)
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しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルールの感想・レビュー(968)
薄いけども内容は濃い一冊。香山リカさんの考える「しがみつかない」事とリンクした様々な事象を交えて内容は進んで行く。繋ぎ方がうまいので、パッパと読んでしまった。ふつうの幸せ、自己PRに疲れた若者たち、仕事に夢をもとめない、勝間和代を目指さない…など内容のチョイスが面白い。特に「パンを得るために仕事をしているのだ」という飾らない考え方が心に響いた。
勝間和代という時代を代表する成功者の著書へのアンチテーデってところか。「否認」(精神分析の用語で現実にあることをなかったように扱うこと)、が香山リカ氏を理解するキーワード。心穏やかに毎日を過ごすのはそれほど難しい。
なにかの合間に読むのにぴったりの本。今回はちょっと内容が薄い。読みやすいといえばそうなのだが。人が狭量化しているというのには同意する。まさに!ネットでの書き込みなど人間小さいなーという見本だ。
うーん…恋愛のところは2年前のぼろぼろになってた自分を思い出して確かになぁって思った。情緒不安定というか。勉強と違って努力が目に見える結果にならないこともあるんだからそれで自分を否定する必要はない。
でも他のところはイマイチわからなかった。自己啓発本読んで元気に過ごせるならそれでいいし不必要なら読まなきゃいい。
全体としてぼんやりとした印象。
世の中には、自己啓発本が多々存在します。そういった本を多読している人達に、たまにはこういう本を読んで欲しいです。この筆者は、非常にリアリストな方だと感じました。
しがみつかない幸せも有りですよね。足りるを知るとか欲しがらないも同じ考え方かな。こういう人もいていい。だけど、みんながこういう人だと社会は発展しない気がする。世の中が頑張る事、頑張る人が、素晴らしいと捉えているからよくないんですね。自分にあった生き方をすればいいという事だと思った。ここまで勝間批判しなくても…お互い、いいのにな〜
こういう本、久しぶりに読みました。まぁ、こういう考え方もアリだよな、と思いました。ここでも勝間氏とバトってるんだ、とちょっと笑いそうになっちゃいましたけどね。
精神科医の本だからもっと学術的なことも交えて展開していく本だと思っていたが、一般人向けの本だった。これを読んで参考になったのは、もしかしたら自分もこうなるかもしれないからどうすればこういう思考に走らないかを知っておくことでした。
「しがみつかない生き方」も、アリな生き方のひとつ、というくらいに受け取っておこう。「しがみつかない生き方」にしがみついたら意味ないものね~(笑)
クソみたいな本だなと思いました。ふつうって言ってるのに普通?じゃない人を常に持ち出すのがなんだかなあと。努力しても結果がでないことや努力自体ができない人たちがいるってのはわかるけど、それを一般論としてすり替えてそれ(ポジティブな行動)は違うって言うパターンばかり。どっちがしがみついてるんだろうねえ。
競争が激化する社会にも自己啓発本にも吐き気がする。かといってゆるく生きていると置いていかれるような気分にさせられる。一人が変わってもどうしようもない,非常にやるせない読後感。しがみつかない生き方に慣れることができたならこの閉塞感も少しは和らぐのかもしれない。
ゼロ年代以降の患者の中に「普通に幸せ」になれない人々が増えたことに対するアンサー。80年代が「一瞬を生きる」時代だったことに驚きつつ、ゼロ年代は競争やそれに負けないための保身を強いられているという論旨には凄く納得。その根底に小泉政権の構造改革があるという主張も、鵜呑みにするかはともかく興味深い。その状況がお金や恋愛などに「しがみつく」人々を生んだという主張には一定の説得力はあるけども、これってゼロ年代だけの問題? 今回disの対象になってる勝間氏の本も読みたいな。女性向けの匂いを感じつつ、結構面白かった。
ありのままの自分でいること。自分らしく生きること。それだけで普通の幸せを手に入れることができる。しがみつくことは、自分らしさを無くしてしまっているということ。そんな時は、ちょっとだけ落ち着いて自分を見つめなおした方がいいんだと思う。
久しぶりに読んだ香山さんの本。考え方に共感できた。ただ、ここで書かれていることって2,30年前には普通のことだったと思う。それだけ日本人の価値観、考え方が変わったということか…。勝ち負けにしがみついて、勝った人も負けた(といわれる)人も生きづらい世の中ってどうなんでしょうね…。
何かに執着しない、考えすぎず自分のできることをやれば、「ふつうの幸せ」は手に入る。…というより、今の状況の中の幸せに気づけるのかな、と感じた。第9章が特に興味深かった。
難しい問題が分かりやすく書かれており、とても読みやすかったです。書いてあるように考えられたら、もう少し気持ち穏やかに生活できるのかなぁと思いました。勧められて読んだのですが、この本を私に勧めてくれた理由が分かった気がしました。
面白く、読みやすかった!恋愛にすべてにすべてを捧げない、から始まり、自己 PRは自慢ではない、良い事をすぐに水に流さない、子どもにしがみつかない、生まれた意味を問わない。など
仕事、恋愛、お金、自分の存在などの価値観を精神科医という立場から自身の体験も交えて冷静に分析されている。モノの価値は時代によって簡単に変化していくのであるから、いちいち世間の幸せ基準に合わせて一喜一憂する必要はない。自分なりのスタイルで人生を歩み、そんな自分の姿を素直に受け止め、肯定しながら生きていけばいいのではないか。そのような精神科医らしいメッセージを本を通して伝えてくれているように私は感じた。この著者の本は随分と前に別のものを読んだが、文章の読みやすさと飾り気のなさには好感がもてる。
500万円でもお金があればすぐにも仕事を辞めたいとか子供のいない独身女性のほうが仕事で不利とか支援制度を利用するために子供を生むとか???な部分もあり。精神科医として壊れた人と接することが多くてこんなおかしな考えになったのかな。ただ「頑張らない生き方のほうが自然」「頑張ろうにも頑張れない人もいる」のような主張はうなづける。
執着を捨てありのままに生きることは仏教的なところがあるよなと思う。上を目指さず頑張らず成長よりも成熟となればいいけど前者に未だに走ってしまうのは日本が宗教をもたない所以なのかなーと思ったりしたりしました。
自己愛が強ければ強いほど、いろんなことにしがみついてしまうのかな。ささやかな幸せがあればいい、というのであれば、肩の力をぬいて生きればよい。分かっているんだけど、それがなかなか難しい。
お金があれば仕事を辞めるとか、きれいごとっぽくないところが好きだった。みんなそんなものなのかなって思えた。でも「自分の代わりのいない生活なんて大変」というのは確かにそうだけど、代わりなんていくらでもいる存在っていうのも私は悲しいなあ(笑)
人生は点数にするとほどほどの得点でいいんじゃないかと言ってくれている本。普通ってなんなんでしょうね。本の中身はしっかり読むと矛盾が生じてしまうところもありそうな・・・この本にもしがみつかないでほしいという著者の気持ちを勝手に解釈(笑
72点…なんだか‘ふっ’と肩の力を抜いてくれる本。自分も仕事に対して悩んでいた時期もあったけれど、ただ日々働いているうちに自然と色々身に付いて次第にまわりから認められて別の喜びが味わえる〜というのは納得。たしかにそんなものかもしれませんね。心を健全に保つのって案外大変なことだから、香山先生の言うようにお金や子供にしがみつかず、物事にあんまり完璧を求めない様な心構えで過ごしたいものです。思い詰めた時に、また引っ張り出して読んでみたいです。
共感できる点もできない点もあった。全ての成功が努力の結果とは思いたいけど思ってはいけないという点には共感。努力しても本当に恵まれない環境で成功できない人もいるから。ただやたらネガティブなのにはどうかな、と思った。精神科の先生だからかもしれないけど、無理なら諦めていいと容認している感じがした。
成功している、していない。そんなことを人と比べて必死に生きていく必要があるのかということを素直に考えさせられまた。普通に生きていくということがどれほど難しくなっているのか。幸せの形はこうあるべき!!という凝り固まった考えを解きほぐしてくれるような本でした。
ふつうって難しいなぁと思ったときに原点として読みたい本。自己啓発本にありがちな「これで成功できる」とか、しがみつかない生き方で何が変わるとも言わないが、明日からも一つずつがんばろうと思える。自己啓発本や人生に疲れたときに。
自己啓発本に多い「上から目線の説教」ではなく、となりに座って肩を叩いてくれるような本。精神科医とはそういうモノなのだろう。目つきに似合わず優しい人なのだな、と。本質は三章「簡単に白黒つけない」にあるように思う。私は多面的に物事を見ようとして、白黒が付けられなくなる事が多い。あらゆることにメリットがあるし、それでいて反論が可能だ。でも「それでいいのでは?」と許しをもらった気分。全般、個人レベルでは好きな考え方だが、社会レベルで競争原理を否定すると、肝心の社会保障が予算から崩壊するのでは?すでにしてるか。
こうしたらこうなれますよ、と1つのカタチを提示されまくりな今の社会。情報の多い社会の中では、そのカタチに沿って生きるのは安心を得られることでもあるのかもしれないけれど、思った通りの結果が出なければ、途端にこれでいいのかと不安がわいてくる。それならば最初から、世の中にあふれている情報に流されない、しがみつかない生き方の方が、きっと幸せでいられるような気はする。
タイトル通り、何かに固執しすぎることは周囲との距離感が測れないので、気を付けるべきと書かれている本。ただ、勝間和代を目指すべきでないと書かれていましたが、香山さんも世間一般からすると「勝ち組」になってしまうのではないか?と疑問に思いました。
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