日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)
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日本の10大新宗教の感想・レビュー(307)
新宗教を10個に分類してくれているが、幸福の科学は入ってなかった。それぞれ宗教団体の歴史、特徴を簡潔に簡単に分類・解説してくれている。 創価学会などが経済成長を通じて、多くの信者を獲得した経緯を淡々と解説している。どの新興宗教も、組織維持のために現実的な選択や取組をしているんですね。しかし、新興宗教って、他にも莫大にあるんだろうな。興味深い分野です。
幻冬舎新書はムダに10に拘っているように思う。10にするために数合わせや複数をひと括りにしているのを見ると特にその思いが強くなる。−−というのは編集方針の問題なので措いといて、内容は特に戦後に力をつけてきた新宗教に関する立教の経緯や発展・衰退の歴史と狭義・特徴の解説がコンパクトにまとめられていて、新宗教のお手軽な入門書。幸福の科学や統一教会あたりも採上げて欲しかったのだけど、数の制約やカルトへの言及に紙幅が割かれすぎるというので除外されているのが残念。
日本の宗教について中立的な立場から述べた本。新宗教が爆発的に信者を獲得していった背景には、高度経済成長があった。真面目に働けば豊かになる時代では真面目に信ずれば救われるという論理に納得できるからだ。では、真面目に働いても豊かになれないこのご時世、人は何にすがればいいのか?宗教は今どう機能するのだろうか?日隈威徳さんの本を読んで答えを探っていくことにする。
文章が簡潔でポイントを押さえていてとてもわかりやすかった。名前は聞いたことあるけど詳しくは知らない新宗教をちょっとずつ垣間見れた感じ。少し偏りがあるように感じられたけど、先生なら仕方ないと思う。私が大学生だった時、著者は私が在籍していた学科の助教授で、いろいろ噂があったし、その後もいろいろ報道されてたから。
宗教同士の関連、つながりが意外とあって驚いた。ノウハウを学んで独立するというのはあるとは思ったが、関連のないような非系列の宗教が絡んでると不思議な気がする。
表題の「10」とは、天理教、大本、生長の家、天照皇大神宮教と璽宇、立正佼成会と霊友会、創価学会、世界救世教・神慈秀明会と真光系教団、PL教団、真如苑、GLA(登場順) これら新宗教団体の来歴(教団史)がコンパクトに、かつエッセイ風に読みやすくつづられている 本編は(善悪、優劣の評価を行わないという意味で)「客観的な」記述に徹する 宗教社会学のお家芸である そして、「はじめに」と「おわりに」が、全般的な宗教情況における社会問題、政治問題、刑事事件に言及し、本論部をはさむという構造 とても手軽な入門書ですね☆
天理教・大本・生長の家・天照皇大神宮教と璽宇・立正佼成会と霊友会・創価学会・世界救世教、神慈秀明会と真光系教団・PL教団・真如苑・GLAといった新宗教を紹介している。普段新宗教とまったく関わりのない生活をしている自分には、新宗教がこんなにいっぱいあったのかとおどろかされた。新宗教というと偏見の目で見がちだし、いいウワサも聞かない。しかし本書は文章もわかりやすく、なおかつなるべく公平にみようとする作者の配慮が感じられる。大本の話はたびたび聞くけれど、予想してたよりずっと出口王仁三郎は破天荒な人間のようだ。
創価学会についての本は読んだことがあったが、他の宗教との比較から改めて創価学会の異色さ・すごさが垣間見えた。現代日本に宗教都市が存在しているとは思いもしなかったし、PL高校がPL教団という宗教団体を母体としていることも全く知らなかっただけに、目から鱗の内容が盛りだくさんであった。どの宗教においても、教祖が神がかり的な体験をきっかけとして宗教を立ち上げたこと、教祖の周りで起こる出来事が説かれた内容と異なる場合、それを正当化する内容が新たに盛り込まれ継承されていくことなど共通する部分も多いようである。
やっぱり高校野球で強い学校は、知名度があるよな。PL・天理・智弁など甲子園の常連だしね。そのへんは新興宗教の興味深さはある。まぁ知名度が上がっても信者が増えるわけではないが、それを足がかりにはできるよな。ただやっぱり世間一般のイメージだと、新興宗教=金儲け・あやしい団体になっちゃうけど。
日本の新宗教の概要も知りたいなと思って読んでみた。挙げられている宗教は、名前をいくつか聞いたことがある程度だったけど、そこそこの規模のものがいくつかあって、創価学会以外でも日本国民に対する影響も結構少なくないのかな、と思った。しかしどの宗教も、神道や仏教をはじめ、既存の宗教・神話をベースにしていることはなかなか興味深い。その上で、社会のニーズに応えた教団が規模を拡大している様子は、言ってみれば一種のエンターテイメントと同じような図式が成り立っているようにも感じられた。
半分くらい知らない教団だったため勉強になった。興味深いのは教団と経済との関係。各教団が一様に高度成長期に信者を増やして発展し、現在は飽和した国内市場(?)に見切りをつけて海外進出とか・・・どこのグローバル企業だよw
ざっくりメジャーどころをおさえる意味で読んでよかった。創価は宗教なのに先祖崇拝とか霊とかは信じないというの興味深かった。本家日蓮宗とケンカして分離、池田教になったのか。 どの教団も、組織維持のために現実的な選択や取組をしている。信者に語る耳障りの良い内容とは裏腹に、結構マネージする側のドロドロした駆け引きみたいなものもあるんだろうなと勝手に想像。
著者が新宗教について学ぶことができた。どの宗教についても中立的な立場で書かれており好感がもてた。新宗教についてカルト的なイメージしかなかったが、そればっかりでもないんですね。
数カ所著者の思い入れが強く公平性に疑問を抱くところがあったが適度な情報量で読みやすい 著者が元ヤマギシ会の会員だったり、オウムを庇い立てする活動をしてたりする経歴は頭に入れておいたほうがいいかも
新宗教を手っ取り早く知りたい、それぞれ宗教団体の歴史、特徴を知りたいのであればオススメです。私は高度経済成長期に創価学会や霊友会が多くの信者を獲得した経緯が特に興味深かったです。伝統的な家族から核家族へ、そして今では核家族も崩壊しようとしている。時代が変わるごとに求められる宗教も変わる。今も新宗教は変革のなかにあるのだなと感じました。ですが、非常に面白い本なのですが内容はかなり軽い。実際、宗教辞典あたりを読むと同じ内容のことが書かれているのです。宗教を深く知りたい方にはあまりオススメできません。
名前を聞いたことがある日本の新宗教に関するわかりやすい解説。新宗教団体が設立した高校は20校しかないのにそのうち3~4校が甲子園出場校というのは確かに興味深い。
村上重良『日本宗教事典』の最後のほうから抜き書きして、著者の思い出話や感想を付け加えたような本。新しい情報は盛り込まれているけれど、元ネタのように体系的に書かれているわけではないから、あんまり参考にはならないなぁ。斬新な視点が提示されているわけでもないし、どのあたりが「画期的な書」(裏表紙)なんだか、私にはよくわからなかった。気軽に読めるから、最初の一冊としては良いのかな?
外からは良くわからない新宗教の世界についての解説書。10宗教の違いや、つながりについて触れられており、また、社会背景と教団の成り立ちを関連づけて解説されているので、理解しやすく、良書だと思った。ただ個人的には、筆者の思い出や、ワイドショー的な報道に関する情報をもっともっと無味に扱ってもらい、もうちょっと書き方が無機質でも、良かったかな、と思った。
日本近代〜現代に至るいわゆる「新宗教」の社会史。各宗教とも簡潔に整理されており、宗教の入門書として最適。それにしても、100年前後の歴史を辿った新宗教の数の多いこと。これじゃ、伝統的宗教・宗派の方が少数派ではないか。ウェーバーの『プロ倫』を引き合いに出すまでもないが、宗教信仰と近代的価値観にはやはり相関関係があるのだ。オウム事件でドツボに嵌まった著者ではあるが、最近の仕事は非常に丁寧で助かる。
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