インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)
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インテリジェンス 武器なき戦争の感想・レビュー(234)
日本は、インテリジェンス能力においても世界第二位の潜在力を持っている。但し情報がタテ割り組織の壁に阻まれて機動的に使われていない。国益のためにも新たな枠組みをかんがえるべき時。佐藤優、手嶋龍一の両者の実体験に基づいてインテリジェンスの世界を垣間見ることのできる対話集。中で紹介された本を読んでみるつもり。
内輪で勝手に盛り上がってるのを鑑賞する読み物。不思議とかなり面白い。ニュースの裏側、政治の駆け引きが僕には新しかった。
あまりにおもしろすぎる。・序章 あらゆる都市で要人の電話は盗聴されている。ワシントンは逆探知され厄介になる。ゾルゲ日本人から一番情報が取れるのは「あれ、あなた知らないんですか?」と言うこと。ラスプーチンは怪僧で民主主義者。インフォメーション集積でなくインテリジェンス分析。器がなければ活動はできない、支える基礎となる文化は?。ナチスソ連の2重スパイのゾルゲ事件1941。資金はナチ。日独離反し1943から軍事提携本格化。戦前中も相互監視。吉野外交官の1972沖縄返還400万ドル密約、外務省民主方針への警鐘(1
情報のプロは「知っていた」とはいわない。「教えてください」という。これだけ学べたからオッケー。内容は雲の上の話しすぎて、飽きた。どこまで本当なのか、判断することもできない領域なので無意味。
手嶋さんも佐藤優も好きですが2人のお話はマニアックでお互い腹の探り合いという感もある。私には深くは知るすべもないが、然るべき人が能力に長けるのを願う。
日本は外交弱いイメージあるな。経済大国はインテリジェンス大国になりえるポテンシャルがあるとのことだが、確かに先進国で諜報機関無いのって日本ぐらいなもんだよな。公安や外務省で情報を賄っているけど、共有できる機関は作った方が国のためになりそう。スパイ防止法とかもしかり。
エンターテインメントとしてのスパイ映画はおもしろいものだが、基本的な外交戦略としてのインテリジェンスの有効性を理解しておくことはさらに大事だろう。かの世界を縦横に知るふたりの対話は、端々に注意深さを感じさせ、まさにインテリジェンスらしいカンバセーションが垣間みえるおもしろさがある。また、個人的にはムネオ外交の躍動的なエピソードが印象に残った。
ちょうど前原外務大臣辞任の前後で読んだ。昨今の外交諸問題に対する対応も含めて、事の重大さ、日本外交の立て直しの必要性など、いろんな思いを感じずにはいられなかった。
外交政策に関する内容の本でした。外交は相手国の言語はもちろん、その文化についても熟知していないとダメだと思いました。教養の浅い自分には遠く及ばない世界だと思いました。
読み進めるほど、何をどこまで信じてよいのか?となります。善良な一市民には理解の及ばない世界。それで健全だと思う。やはり外交のような問題は、こういう妖怪達に任せておくべきだな、と思いました。当然権力の監視は必要だけど、衆愚政治とのバランスは難しいですね。どーも最近の日本の大衆迎合は衆愚の見本のような。ああ、本の感想から随分離れてしまった。政治家と官僚の関係が派手に壊れた様なので、新たな関係の構築に期待。
インテリジェンスってなんでしょうか?単なる「情報」というわけではなく佐藤氏によると「秘密戦」(これはさらに諜報・防諜・宣伝・諜略に分類されるらしい)がいちばんしっくりくるという.本書はこんなインテリジェンスについて特に日本の状況について対話形式で進んでいって読みやすく面白かった.真偽はわからないがThe外交の話がたくさん聞けた.最近の日本の失敗続きの外交姿勢を考えると著者らのいうインテリジェンスオフィサーはまだまだ育っていないのかと憂いてしまう.
★★★★☆ 手嶋龍一と佐藤優の対談形式。読みやすく、下手なスパイものの小説よりよっぽど面白い。佐藤氏が、ガセメール事件(←懐かしい!)に関して、前原誠司をこき下ろした上で、「少なくとも、もう二度とインテリジェンスや安全保障には触らない方がいい。これは資質の問題なので訓練しても直りません。」と述べているところがあるが、本書が出版されてから4年。前原氏はなんと第144代外務大臣をやってマス。笑える(が、笑ってられる問題なのか?)。
どこまで本当のことを言っているかわからないけどインテリジェンスの活用なくして国家の存続はないと強く訴えている。主張が一貫しているし対話形式で読みやすい。
日本はインテリジェンス大国になれる素質があると二人は述べている。確かにそうなのかも知れないが、最近の情勢を眺めているとこのまま素質を有したまま没落していくのではないかと危惧せざるを得ない。尖閣から始まり、情勢を見誤った日中関係がそれを象徴している。このままでは本当に「素質」だけで終わってしまうのではないだろうか。インテリジェンスに必要な情報の98%は公開情報から得られるという。それを繋ぎ合せることがインテリジェンス活動である。奥深い世界の一端を垣間見た気がしました。
インテリジェンス・オフィサーの養成を説く本書が上梓されたのは2006年。それ以後、日本の外交力は向上したのだろうか。「インテリジェンス」がそもそも定着していない以上、悲観的に受け止めるべきなのか。手嶋龍一、佐藤優のいずれかの文章に触れていないと本書の議論は分かりづらいかもしれない。意外と身近な世界であると知った時、蒙が啓かれる。
読みごたえがあり、こういう視点でものごとをとらえるという力が育てられるというのは信じられない。二人の会話の、実は裏や別の切り口から観るとすべての政治的な出来事はつながっているという話があまりにもでき過ぎているが、これがまたこの本のすごいところだ。
気づき:インテリジェンスには国益という目的が必要/気になる一文:アメリカ人というのは、病的なほど嘘がつけないんですね/貴重な情報というのは、常に周辺部に染み出していくんですね/外交上の大胆なディールは、相手が最も強い権力を持っているときでなければできません/謀略とは自分の弱いところは隠し、強いところをできるだけ強く見せることで、実力以上の成果を挙げること
真実の80パーセントは、公開情報の整理によって生まれる。日本のインテリジェンス教育の問題点などから、またひとつ者の見方を得られたように思います。
あまりにも虚々実々とした内容過ぎて、かえってリアリティを感じられない。インテリジェンスの入門書と銘打つのならもう少し地に足の着いたものを読みたい。「インテリジェンス」の98%は、公開された「インフォメーション」から得られるというのは、情報はそれをどう分析しどう活かすのかが重要だと理解できたのだが。
生きてる世界が違いすぎてて,どうも壮大なホラ話に誤読しがちになる.対談相手を互いにほめたりおだてたりが多いのも誤読促進効果あり.それでいて,和やかなムードとも違うような妙なテンションだから「こういう世界もあるのね」と了解できるのだが.個人的には落合信彦モノと重なる.もっとも,ノーブルな感じの手島と佐藤では,ホテルのラウンジで手にしてるのはワイングラスだろうが(落合は炎天下の砂漠でスーパードライ←決めつけ).
情報はそれ自体の質と、それをどうやって活用できるかが大切だと思う。現代のように膨大な量の情報が瞬時に行き交う時代では、それを上手く出来るかによって圧倒的な差がつくというのは想像に難くない。
諜報業界の内輪ネタメインで虚々実々っぽいところが娯楽読み物としては読者を食傷させるだろう。真に愛し合っているロシア人の夫婦は週16回セックスするというアヤシゲなトリビアが印象的。
真実の80%は公表された情報に現れている。 「単なる情報」はインフォメーション、情勢分析を伴い昇華された物が「インテリジェンス」。 「それは知っていた」とは言わない、「教えてくれてありがとう」が次の情報を呼び込む。 想像もつかない世界、情報のプロたちの世界。内容が濃く、自分の情報整理感度の浅さが良く分かりました。 消化しきれないトピックばかりでした。
単に情報を収集するだけでなく、それを判断・分析する能力、インテリジェンス。内在的論理という言葉が最近のお気に入りになりつつある。佐藤氏の方は近日色々とごたごたがあったようだが、サハリンのエネルギー開発問題にしても、未だ彼らのような知性の活躍の幅は広がる一方だ。日本はまだ沈まない。彼らの著書や「リヴィエラ」「エトロフ緊急発電」辺りを合わせて読むと、一段と面白い。
インテリジェンス 武器なき戦争の
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