くちびるの封印 (幻冬舎ルチル文庫)
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くちびるの封印の感想・レビュー(107)
再読。高校生の悠紀は満員電車で偶然出会った年上の会社員・瑛司にひかれ、体だけの関係に。悠紀の寂しさを瑛司だけがうめてくれる。でも、瑛司には別居中の妻がいて・・最後はすべてが大団円でよかった。
色んな理由があるけど、生きていく中で息苦しいと思う時って確かにある。父親との関係をなんとかしようと必死になる主人公が追い詰められるさまにどっぷり感情移入。あの感覚がうえださんの文章で甦り胸が詰まるような思いをした。そして、あんなに追い詰められた時に、もしかしたら母親もこんな気持ちでいたのかな…と他人の痛みに気付ける主人公の優しさに私は泣いた。恋をすることが生きてる証明…やっぱ恋愛小説はこうでなきゃ
面白かった。悠紀(受)が悩む描写がとても丁寧で感情移入してしまいました。瑛司(攻)は大人な分、ズルくて。でもこれから振り回されるだろうと思って読み終えました。やっぱりうえださんの作品は軸がしっかりしてて、でも切なさがあって好きだなぁ
デビュー作とのことで、出会いからいきなりだは妻帯者が未成年にだはでつっこみどころ、拙さはあるけれど、本筋はうえださんらしい話だと思う。1対1だけで恋愛してるのでなく、他の人や社会とのかかわりを大切にする話の作り方が好きだ。鷹宮の心理描写が物足りなかったり違う意味で大人の誠実さがほしかったと思うものの、悠紀の心情表現が丁寧で繊細で、どうしようもない閉塞感と子供らしさが丁寧に綴ってあって良かった。
会社員×高校生。満員電車でぐったりしてた高校生をひっかけちゃいけません。行きずりの関係だったのにうっかりいつの間にか退っ引きならねぇことになるパターンのやつ。病んでる時のほうが生き生きしているという不思議な受け。実は実父が一番好きなんじゃ?攻めじゃないんじゃ?とか思ったりして。
レーターさま買い。読んだ事のある本より手に入れたのは早かったのに、手をつけるのに1年近くかかった(苦笑)プリティ・ウーマンのジュリア・ロバーツ演じるヒラリーの台詞を思い出しました。ハッピーエンドで良かった良かったvv
夢中になって一気に読んだ。自暴自棄な主人公が最後には幸せになれて良かった。担任の先生いい人じゃん!!心配してくれる人がちゃんといてよかった。
新装版で再読。初めて読んだとき、今までにない繊細な感じだなあと思ったけど、今読んでも新鮮。悠紀は、あんな環境だったらもっと周りのせいにして、どうしようもなくなっても仕方ないと思うのに、お酒や煙草で自分を痛めつけてしまうのが切なかった。
うえださんデビュー作。高校生の悠紀は満員電車の中で知り合った年上のサラリーマン(別居中の妻あり)瑛司にひかれ、自ら誘って一度だけの約束で関係を持つ。しかし、その後再会してからは寂しさを忘れさせてくれる瑛司と身体だけの関係を続けていくが、心もひかれていく。悠紀の家庭の事情、瑛司のおいたち、いろんなしがらみがあったのだけど、最後は、二人が気持ちを確かめあい、親ともうまくいきそうでよかった。
2010年最初の読了本。内容は悪くなかったけど…。うー…ん。微妙だったなぁ…。何だろ?少し攻の気持ちが分かりにくかったから、なんで好きになったのか理由が弱い気がした…。多分、私の読解力の低さのせいかもだけど(笑)でも主人公が幸せそうで良かった良かった♪
初うえだ真由さん。面白くて共感して読むの途中で止まらなかった!瑛司と悠紀の関係が一旦破状した時にはどうなる事かとハラハラしたけど、このままで、お互いが遊びの関係のままだと、なおさら辛くなるよね・・・と、別れた悠紀に共感した。別れた後の悠紀の事が心配で、ハラハラ。瑛司の会社の事が心配でハラハラ、続きが気になって気になって、ご飯抜きで読んでしまったのは初めて。悠紀の両親に始めは腹が立ったけど、悠紀が両親の心境を理解して納得したので、ますます悠紀が不憫でした。瑛司と出会えて良かったね!父親と和解できたのも嬉しか
あとがき読んで、うえださんのデビュー作だと知りました。一見誰よりも恵まれた環境にいるようで、実は誰もが得られるであろう肉親の情を信じられない悠紀と瑛司が、情を介さない出会いによって結びつき互いを必要としていくんだね。大切なものを諦めて生きてきた事で、大切なものを手に入れる事に戸惑い「欲しい」と言えない悠紀が読んでて切なかったよ。結局ふたりとも互いを手に入れると同時に、諦めていた家族との絆も取り戻す事ができたのがよかった。おまけで何気ない日常の中の、幸せなふたりを垣間見れたのもよかった。
新装版で再読。やっぱ好きだわぁ。悠紀が自分を保つすべとして、精神的に自立を余技なくされ、ぎりぎりのラインで生きていたのを思うと涙がでるよ。この父と母に心底腹が立つぜ。攻めの瑛司もスタートはろくでもない大人だよねぇ。でもキライではない。2人のその後が読めてうれしかったわ。
デビュー作ということで、もう少し荒削り方と想像していたのですが、加筆修正されているからかな、纏まりのある内容だったと思います。受けの行動は大人だけど、精神は子供っぽいというアンバランスが、作品の核になっていると思うのですが、その核の部分に読み手が共感できるかできないかで、読後感が変わると思いました。ちなみに私は共感できない方です。
デビュー作の新装版ということで、まだ作風を確立しきれていない模様。目標は今も昔も同じだけど、道が違うといいますか…。基盤はこの方によく見られる『包容系大人×薄幸の少年(高校生)』で切ない系なのに、エッチシーンがやたらと多い!そして、うえださんの作品にしては胸に迫るものが少ないです。てなわけで、他のありふれたBL作品と大差がなく、『うえだ真由さんの作品』を読みたいという人にはオススメしません。ただ、高星さんの挿絵は相変わらず魅力的ですよ!
子供から大人になる瞬間は、一番身近な大人である親を一個人の男と女として見られるとき、なのかも。父親の男としての弱さ、母親の女としての寂しさを理解して一足飛びに大人の階段駆け上ってしまった受の子に何だか哀しくなりました。それにひきかえ攻は初めての男、しかも子供に躊躇せず手を出すロクデナシっぷり。そこ少し躊躇って!でも自分の子供の頃をのことを思い出して受を慈しみ、己を省みていたので憎みきれず。その道はいつか来た道、思いやりを持って生きてくためにも、子供の頃のあの息苦しさを忘れないようにしないとですね。
育ち方で、こうも孤独感が支配する人間になっちゃうのかなぁ……と思うと、ちょっと恐かったです。で、手を差し伸べたオトナが、妻帯者だったしなぁ。父性を求めた結果の恋愛じゃないといいのですが。書き下ろしのSSでは、甘いふたりが読めたので、それは杞憂だとわかりましたが。
★★★ けっこう純粋で健気に想ってくれる悠紀に比べて、瑛司は何だか冷たいように見える。それが不満だったので、かなり好きな設定なのにけっきょく燃えなかった。。。
新装文庫化。商業デビュー作だけど、内容が難しいだけに旧版のときは両者の裡が理解し難く、あまり好きではなかった。が、今回の新装版ではかなり手直しをしたとあとがきにもあったように、読みやすく受け攻めの心情が割とすんなり落ちてくるものがあった。本当にSSだけど、書き下ろしの補完でかなり満たされたな。
主人公達のおかれてる立場が切なかったです、瑛司が大人の判断できちんと悠紀を受け止めてくれたようなので安心しました、これからも仲良くしていって欲しいです
文章もイラストも思春期の少年の繊細さと美しさがとても良く描かれています。恋愛面は受にとっては父性と恋情がごっちゃのまま終わっている気がしますが、書き下ろしを読んで、それは今後少しずつ分離していくのかなという気がしたので読後感も良かったです。
表紙は綺麗だし、うえださんだしで読んでいくと。。受け君が何故あそこまで父親に執着するのか、父親があそこまでダメダメなのか、どうしても理解出来なくて。攻めさんも美味しいキャラなのに、今ひとつ伝わらなくて。読後、もどかしかった。あとがきで、ちょっと納得。デビュー作だったのか。うーん、それでもこの作品は余りお勧めは出来ない感じです
デビュー作の新装版と気付いたのは買ってよくよく調べてから(ノベルス版、積んでた…)こういう話は好きだけど、余計に受の生い立ちから父性を攻に求めてるなぁ…きちんと続くのか怪しい繋がりだなぁと気になった
うえださんデビュー作の文庫化。高星さん絵で大人っぽい高校生受けが見れて嬉しい!口絵がすごく美しくステキです♪出会いからのイキナリ展開は正直微妙ですが、受け攻め共に生活環境&生い立ちに複雑なものを抱えながらの逢瀬は、うえださんらしい描写でドキドキ楽しめました。素麺すらまともに湯がけない二人のシーンには思わず爆笑してしまいましたが。末永くお幸せに♪
攻が妻帯者だったので地雷か!?と思ったのですが、その辺はさすがに離婚寸前と言う事で適度にぼかされてました。恋愛面ではあまり共感できなかったけれど、十代特有の孤独感とか閉塞感は読んでいて痛々しく、ラストで救われてほっとした。恋愛ものと言うよりは青春ものといった感じで萌えは無かったですが、うえださんらしい繊細なお話でした。
うえだ先生は好きなのですが、これはうーん…正直微妙。加筆修正してるからか、よく読むとん?とつじつまがあわないところがあるような…高星さんの挿絵は相変わらず好きv
くちびるの封印の
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感想・レビュー:41件














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