翼の帰る処 下 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-2)
翼の帰る処 下を読んだ人はこんな本も読んでいます
翼の帰る処 下を追加
翼の帰る処 下の感想・レビュー(400)
ヤエトは療養という名目で都の第三皇子の邸に。しかし、内命は、帝国と北嶺が対等となる方策を探ることだった。女であることを嘆くだけだった皇女が自由を求め始めたのだが、皇位継承を巡る争いに巻き込まれていくのは皮肉だ。呪術、強まり始めた恩寵、預言。人間の権力闘争も熱を帯びつつあるが、神話の時代がよみがえるのではという、はりつめた空気も漂う。今回も期待を裏切らない虚弱体質ぶりを発揮したヤエトの恩寵が皇女に見せるのは、過去でありながら未来なのかもしれない。鳥が神与の力を取り戻した美しい場面を見てそう思った。
めっちゃ面白かった。ほぼ一気に読んでしまった。ヤエト等主要人物もいいけど、ナグウィン等脇役陣もそれぞれ生きていて面白い。姫様の伝達官の最期は悲しかった。エイギルの奥様がなかなか強そうできになる。これから謀略は激しくなりそうで私的にはさらに面白くなってくるのだけど、ヤエトがますます死にかける事態だろうけど(担当さんが死なせないと言ってるので死にはしないと安心はしてる)皇女や北嶺のみんな共々頑張って欲しいなあと思う。
面白かった!虚弱体質で隠居志望の尚書官ヤエト、勝気だが繊細な太守。二人の絆は中々深いです。神と契約をし恩寵を得る、というのが物語の主軸で、ヤエトは過去観の力を持つんだが、只でさえ体力を消耗する過去観を虚弱なヤエトが強行すると当然のようにバッタバッタと倒れまくり。さながらヒロインのように付き従う騎士に抱えられ運ばれるヤエト。萌。太守のほうが余程漢気に溢れていたりして(笑)しかし、口では怠けたいだの隠居したいだの言っている男が自分のためにこれ程必死に頑張ってくれたら太守でなくても惚れますがな。
設定厨というか世界観萌えの気がある自分にはぴったりでした。しかし、作中の半分くらい、ひたすら熱を出して寝込んでる主人公というのもすごいなあ(笑)。
巻頭、いきなり都で、王位継承に絡む謀略が見え、あれ北の田舎生活は?と驚いたけど。皇女の立場も国の現場も見えて良かった。恩寵の力が広まってる背景も納得。ヤエトの虚弱と恩寵はどっちも設定凄く上手く使い倒されてる。商人の中盤の使い方と正体も意外で良かった。皇帝、ヤエトの事気に入ってたんじゃん。副官任命は偶然じゃなかったんだな。ジェイサルド気に入ったからヤエトの側に留まって欲しいんだけど、無理かしら?続き読むの楽しみ。
主人公のままならない(隠居思考的に)道行きの数々と虚弱っぷりがほろりと涙を誘いつつツボです。しかしわりと容赦なく人が死んでいたりして、結構シビア。でもそこも含めてすごく好きだなあ。2に移りますー。
ヤエトの虚弱っぷりがなんか思い出すな、と思ったら、しゃばけの若旦那だ。力を使う分、ヤエトの方が何時そうなってもおかしくない度は高めかもしれん。あー面白かった。上巻の最初は合わないかも?と思って積んでたんだが、読み出したら一気だった。今日出掛ける予定がなかったなら上下巻とも昨日のうちに読んでただろう。ヤエトの死にかけっぷり、視える情景、ぐいぐい惹きつけられる。しかし、創作意欲は高くないと言い切る作者すごいな…
ほぼ徹夜で読み込んでしまった。正直死にそう。ヤエトほどじゃないけど。「残念ながら生き延びてしまった」。自分だけじゃなく他人からも言われるあたりが面白い。虚弱でしょっちゅうぶっ倒れてるのに「死なせません」と色んな人に(作者の担当さんにまで)言われるので安心して見ていられます。やる気ないのにやり手で天然であちこちで人をひっかけてくるのも楽しい。このタラシがっ!と皇女とルーギンあたりは思ってそう。
なにか一つ仕事をこなす度に倒れてしまっているヤエトを見ていると、彼の計画が成功するかどうかは彼の体力にかかっている!と思いながら読んでいた。下巻だけでも繰り返し倒れては数日間意識不明になってしまう。彼は体力がないだけに、人並みの仕事をしようとするだけでかなり命を削っているのだけれど、そんなヤエトを周囲はきちんと認めて支えてあげているんだな。相変わらずの隠居願望全開で仕事をしているのだけれど、隠居への道は遠そうで、続きが楽しみ。
ジェイサルドが良い爺ちゃんキャラwギャップ萌です。ナグウィンとの3人旅が面白かった。ストーリーは壮大になりつつあるのに、会話とかは軽快で楽しいです。再読なので最初読んだとき「?」だった部分も理解できたかな。手を抜くことが出来ないのは、自分の力と同じもので視られたらと思うから恥じない人生を…で、なるほどなぁ~だった。
ヤエトさんはいつも気絶一歩手前なので、誰かに抱えてもらってる場面が多いけど、お姫様だっこで想像してしまうのですが実際はどうなんだろう…(明確に描写されてるところありましたっけ?読み飛ばしてるだけ?)
ヤエトの倒れっぷりがハンパない。むしろ死なない方がおかしいってくらい(笑)。序盤はヤエトが都に行ってて皇女との接点ないのかぁと思ってましたが、伝達官を通しての会話がこれまた楽しい!後半が急展開でヤエトが無事に北嶺へたどり着けるかドキドキした!ほんと頑張ったよ、ヤエト。またまたヤエトの隠居生活が遠のいてしまったようだけど、むしろ私がそんなこと許さない(笑)。私が隠居生活してやるからまだまだ頑張って♪
皇女の命を狙った陰謀が徐々に明らかになり、物語は一気に加速。皇女とは遠く離れた地にて陰謀を知ったヤエトが、病弱な身を押してまで皇女の元へ戻ろうとする展開は、ドキドキしますね。皇女であるが為に様々なものに縛られる皇女が気の毒でなりません。ですが、ヤエトとの間に築かれていく信頼関係を見ていると、2人一緒ならば大丈夫なのではないか、と期待したくなります。ヤエトの持つ過去視の力、神話とその中に含まれた予言めいた言葉、様々な伝説と、今後気になるキーワードは沢山あります。続編がとても楽しみです。
再読。養生せよと言われて都に行ったけれど、ヤエトは色々狙われたり、皇女がピンチになったりと暇がない人生。隠居がまた遠のいたし。 仕事に手を抜かないし、ダウンしながらも皇女を助けに行ったりと忙しい日々を頑張ってヤエトという感じだ。
ヤエトに感情移入して読むと息切れ動悸めまいなんかも共感しちゃうので困る(笑)ジェイサルドさんとナグウィンさんの会話が楽しい。拗ねるシロバが可愛かった。そしてセルクもやっぱり可愛い(でも、もっと頑張れ)。
気怠げなおじさま萌えの上巻から羅刹なじいさま萌えの下巻につなぐとは、意表を突かれたが不覚にも。そして一山越えてもヤエトは相変わらずヤエトであったというのがまたなんともいえない余韻を残してくれます。
ヤエト頑張れ!!本人はめんどくさいとか言っているくせに本当に進んでめんどくさいことに・・・w隠居生活前に絶対くたばっちゃうよ。
上巻だけ半年程前に読んで面白いと思ったのに、下巻がなかなか手に入れられなくて間が空いちゃった。上巻から読み直し。半年前は確かに面白いと思ったのに、今読むとそこまででもない。何故だ。時間を置いちゃ駄目だったか。上下本は続けて読みましょうといういい教訓になりました。
じわじわと広がっていく世界観、するすると読み進められる硬質の筆致と、なのに会話が絶妙に笑いを誘ってともすれば暗くなってばかりでも可笑しくないお話を不思議と温かいものにしています。ぶっちゃけ、地味。だからこそすばらしく堅実なFTです。伏線も色々巧妙に張られていますし、様々な神話や神の存在、恩寵という特殊能力のありかたなど、ファンタジーとしてわくわくします。ヤエトさんの権謀術数のやり取りがかっこよすぎるんだよ。一応この上下で区切りよくなってますが、続きに期待です。宰相スキー+主従愛なひとたちは是非。
上下巻を読了して思い返してみると、過去が交わったり皇位継承にまつわる政争だったり、けっこう壮大なストーリーのはずなのに、地味な印象が拭えません。たぶん、視点人物たるヤエトのローテンションが原因でしょう。しかし、翻せばそれは堅実ということでもあるので、派手でキラキラしいファンタジーには食傷しているという方はどうぞ読んでみてください。
ヤエトさんよく倒れましたね。上っ面はとことん頼りない主人公だけどここと言うときはしっかり頑張ってくれました。ストーリーはこの後どこへ行くのかまだまだ楽しみが続く。
こんなに病弱な主人公は初めて読んだかも。体力はないけど気力はそこそこあるので今回も頑張ってます。倒れる度にいろんな人に迷惑を掛けてるけど、全く憎めないというかむしろ助けたくなる不思議。
1巻の病弱っぷりなど前振りでしかないというくらい、主人公が倒れまくってました。むしろ死なないのが不思議だと周りに評価され、じゃあもっと頑張れと尻を叩かれている姿は笑えるのか涙すべきか…。でも今回、必死で皇女の下へ帰ろうとするヤエトにはじーんときました。あなたにもそんな情熱があったのね!みたいな。でも顔を合わせると相変わらずの淡白ぶり。22歳差コンビの異色な掛け合いが楽しいです。
ヤエトがますます倒れていた。なんだかんだでヤエトは各地で人をたらしてるけど、たらし込んでる本人は死にたがりなのでたらされた方々はもどかしいだろうなあ。世界観がすごく濃くて、あとがきで書かれていた通りいくらでも続けられそう。
なんだかんだいいつつも手助けしてしまうヤエト。皇帝に目をつけられているようなのでこれからの展開が少し不安。皇女との絆が更に深まっていったのはうれしかった。
今回もヤマトも隠居をしたいといいつついろいろと問題をかかえて倒れるヤマト、なんとか北嶺にもどってからのヤマトがかっこよかった。
再読ですが、やっぱり面白い!!1回目のときよりも、皇女の気持ちがよくわかり、ヤエトの鈍感ぶりに一緒に腹を立てながら読んでました。皇女かわいいね!妹尾さんの以前の作品はまず「世界観ありき」という感じでしたが、この作品では登場人物のキャラが本当によく練られていて、生き生きと感じられます。でも、その背後に見える世界観はやっぱり凄い!再読してみると、ほんとにすごいなと感心させられます。きっと作者の頭の中にはこの世界の大きな流れが出来上がってるんでしょうね。他の作品とも共通するところがあるみたいですし。
正当派ファンタジーで萌とかかいてはいけないんだろうけど、弱いけど強いヤエトに萌え萌えニヤニヤしたw隠居に向かって頑張れヤエト!
正統派隠居について熱く語るヤエトw都の内情偵察で第三皇子の屋敷で滞在中は、皇女との仲を疑われて成長しきっていない少女をあてがわれる…まさかのロリコン疑惑勃発ですか?wってか養生しろと言われていたけど全く養生できてないよっ!あとジェイサルドの提供してくれるご飯は食べたくないですね。。。迫力負けして食べていましたが…きつそうです><ジェイサルドとナグウィンの掛け合いは面白いです!上巻に引き続き物語にググイッと引き込まれる感じで一気に読めちゃいます。面白いー!
ヤエトの病弱さが益々酷くなる下巻でした。でも、ヤエトと皇女との絆、北嶺の人々のと絆の強さを再確認させられた。相変わらず、ぐいぐいと引き込まれる様な文章で、おもしろかった。
翼の帰る処 下の
%
感想・レビュー:144件














ナイス!





























