工学部・水柿助教授の逡巡 (幻冬舎文庫)
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工学部・水柿助教授の逡巡を追加
工学部・水柿助教授の逡巡の感想・レビュー(269)
「お前、西尾維新のつもりか!」むしろタイトル的には佐藤友哉だけど(笑)という小説家・水柿くんのジョークで埋め尽くされた300ページ超。生活が変わっても水柿くんのスタイルは不動。最後のページはなかなか良かった。それにしても先生、引き出しが多い
なぜかこの一冊から読み始めた水柿君シリーズ。脱線に次ぐ脱線、自称椅子博士を名乗ったかと思えばときどき真面目に冗談を言ったり、往年の名作の中に生きる名探偵ばりに真実に迫ってみたり、ふと気がつけば売れっ子作家になっていたり…そんな水柿助教授の勢いに乗せられたのか、あっという間に読み終わってしまった。感想として文中の表現を一部借用すると、“いい感じ”の自称小説。読後感が非常に心地良いです。
なんとなくから小説を書くことになった水柿君。もちろん助教授の仕事は辞めないままなので時間がないはずなのだが、思いのほか早く書きあがった。須磨子さんに見せることが目的のはずが、出版社に送ったらなんと本になってしまい…。【感想】これは小説だと何回も文中に書かれていても、どうしてもほんとのことなのでは?と思ってしまう(笑)小説家になりたい人にとってはこの本はバイブルだろうか、それとも悪魔の書だろうか。まあ、森さんならもちろん只の小説ですと答えるだろうが(笑)ちなみに今回やっと水柿君のフルネームが判明(笑)
ハイ、やって参りました、”自称小説”第2弾。もはやこれを小説といっていいのか、という文壇七不思議の一角はこの際放置するとして。何が面白いって、あの『すべてがFになる』でのデビューの際の裏話「的なもの」が語られてるトコですよ(主人公はあくまで”水柿小次郎君”なので。)読まれる諸氏におかれましては、ぜひ!!周囲の安全と、自らの精神的安定を十分に確保されたし。335ページまではニヨニヨしながら読んでいる各位も、それ以降はゲラゲラ笑いを禁じえないコトうけあいであるからして。。字数によりこれにて。「解脱」につづく!
水柿くんがブライスだとか、トランスフォーマーとか知っているとは。。。チャーリーとチョコレート工場だったり、ハリーポッターだったりと雑多で面白かった。電車で読むので、ミュージカル調の歌の部分はこみ上げる笑いを止めるのに必死。こみ上げる笑いと言えば、須磨子さんの表情の説明でいつも笑ってしまいそうになります。
ラストで幸せな気持ちにさせられた。「なった」より「させられた」が適しているように思う。脱線ばかりと言うか、それしか無いのに、最後だけ綺麗に持っていかれた。ずるい本だ。ずるくて素敵な本だ。
再読。これを読んでると、「小説書くのって簡単なのかも。しかも儲かるんだぁ」という幻想に囚われる。もちろん簡単なわけはないし、儲かる作家は一握りだろうけど。 このシリーズは、内容もさることながら装丁も素晴らしい。
小説家になってしまった水柿君の話。当たればすごいんだなぁ。脱線してあっちこっちする展開は前作同様面白おかしく、そもそも本線ってなんだ。水柿君が思ったことをつらつらと書いているなら脱線なんてしていない、これこそが本来なのだろう。
1冊目から大分あいて続刊読みました。かなり変な本。と変な人。でもそういえば須磨子さんになりたいと思ったなぁと思いだした。小説家って(売れれば)儲かるんだなーに尽きる。
今回は本を作っている作家の面から見た出版業界について書いてあって、それが新鮮で面白かったです。また、ぐだぐだと脱線する話も文体に慣れると心地良く感じます。チャーリーとチョコレート工場やハリー・ポッターのパロのくだりでは思わず爆笑してしまいました。
限りなくノンフィクションに近いフィクション。だと思っています。須磨子さんの登場が一気に増えました。というか、水柿君と須磨子さんしか出てきてないです(笑 今回は小説を書くきっかけから、小説として書店に並び、世間にどのように受け入れられていくかってところまでが描かれていました。一時間で6000字ってかなりすごい(汗 考えながらこのスピードとは… そして、先生と須磨子さんの会話が面白すぎる☆頭の中をのぞきたくなるくらいに^^駄洒落満載です。 はやく解脱も読みたいな。
何にも考えずに読む感じの本、文体。くどいくらいの言い回しに文字稼ぎな繰り返し、それでもなんだかプッとしてしまいますw 須磨子さんは、そうとうすごい性格をしているんじゃないだろうかと思いようになってきました。
仕事には常に納期が存在する.ただし,仕事によってはその納期の意味は異なっている.ある単一の業界のみに属している人間は,その特異性に気づかないが,外の世界を知っている人間にとっては非常に奇異な物に映る.
相変わらず駄洒落満載。でも、その駄洒落、私にはなかなかツボである。作者と世代が似通っているせいか?ただし、脱線があまりに長くて斜め読みになった個所が一つだけあったが(笑) 今回水柿助教授はとうとう作家デビューを果たした。いったいどこまでが実話なんだろうか、奥様のためにミステリーを書くって・・・なんかステキだわ。そして出版に行きつくまでの経緯も楽しい。それにしてもエピソードにも会話にも須磨子さんへの愛情が満載。読んでいると私までじんわりと温かい気持になれる。また森さんの作品を読み返したくなった。
いやあ、ラスト感動した。前作は須摩子さんネタが60%弱だったものの、今回は完全無欠の100%だ。まあ、あまりにも冗長な脇道の逸れ方はしたが(はっきり言ってこの部分は飛ばした)、須摩子(ささきすばる)さんと水柿(森博嗣)君の会話は前作にも増して面白いものである。ユーモアがあり、ある種の純粋さを持つ女性と生涯を共にできれば言うことなしだなあと思った。森博嗣のプロ作家デビュー秘話も登場する、フィクション風エッセイの二作目。
前作に引き続き、大好きな世界♪S&Mシリーズを読んだ時から、著者の車に対する変態っぷり(褒め言葉)を垣間見ていたので、車のエピソードを読んだ時には、小躍りした。MINIのドアは半ドアになりやすいんですって!もう9年乗ってますけど、何か?
気がつけば引き込まれてしまう不思議な文章。水柿くんと須磨子さんのやり取りは秀逸です。森博嗣さんの本を読んだのはこの本が初めてなのですが他の著作もとっても気になります。
よくこんなに面白いことを思いつくなと感心してしまいます。脱線してどこへ行ってしまうんだろう・・・と思わせながらも、ちゃんと元に戻して締めてくれるのが楽しいです。
面白かったです。しかし最初は読みにくく、何度も挫折しかけましたが、途中から慣れてきたのかはたまた読みやすくなってきたのか抱腹絶倒の嵐でした!再読したときは最初からわらけました笑須磨子さんとのかけあいも面白いです
傑作。やっぱり面白くて好きな本。ジョークのネタが面白さとかじゃなくて、こう正面から向き合うにはふざけ過ぎているのに、油断してくるとガツーンと素晴らしいこと言ってくる森ひ……じゃなくて水柿くんが大好き。
Mシリーズの2作目。 主人公・水柿助教授が小説家デビューする前後の話を、森氏自身の経験に準えて書かれている、と思われる。業界の裏話的なエピソードなどが興味深く、妻の須摩子さんとの漫才のような会話も楽しい。小説の体をなしているが、ストーリーは脱線が多く、エッセイのよう雰囲気で読みやすくなっている。
ずいぶん時間をかけて読みました。それなりに楽しんで読みましたが、私にとっては1/3程度の凝縮されていた方が良い気がします。ただ、この作品群は、ここまで(横道で)膨らんでいるからこそという気もするし、複雑。
工学部・水柿助教授の逡巡の
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