Q&A (幻冬舎文庫)
Q&Aを読んだ人はこんな本も読んでいます
Q&Aを追加
Q&Aの感想・レビュー(1213)
ストーリーが一問一答(?)思わず自分に置き換えて考えてしまいました(||゚Д゚)ヒィィィ!はっきりと原因が分からないまま終わったのが物足りなくもあり怖くもありました (´∀`;)
質問をされていくなかで、少しずつショッピングモールで起きた事故の状況が分かっていく。その1対1の会話の中でその人の人間性が出たり、一瞬恐ろしい感覚に陥るのが良かった。
「夜のピクニック」で恩田陸さんに出会い、この人の作品をもっと読んでみたいと思いこの作品を読みました。Q&Aを通して物語の全貌が見えてくる画期的な手法に、私はどんどん引き込まれて夢中になって読みふけりました。しかし、読み終わった後は心の中で大きく空振りした感じで、手ごたえが全く感じませんでした。リズミカルにテンポよく進む文体であるので、結末もはっきりした形でストンと着地させてほしかったです。
物語が全てQ&Aで進行していくというところに興味を持ち読んでみました。大型商業施設が突然のパニックに。日本ではあまり馴染みのないテロ事件や昨年あった3.11等を彷彿とさせる内容でした。始めは登場人物同様に何が起きたのか気になっていましたが、真相に近付くに連れてジワジワと恐怖が出てきます…。生々しいミステリーが好きな方はぜひ一読を☆
ハードカバーで一度読んだので、再読。9.11より身近に感じる3.11発生後の為か、当時よりも身につまされるような気持ちになりながら読んだ。白黒ハッキリつかない点に関しては、恩田陸ファンなので気にはならない。かと言ってモヤッとしない訳でもないが、面白く読んだ。恩田陸の紡ぎだす物語が好きなんだよなぁ、結局。断片的な情報をつなぎ合わせてラストの教祖の少女を中心とした物語がぬっと浮かび上がってくる様は、グッとくる。
読み終わった後、どういうことだと呆然としてしまいました。途中までグイグイ引っ張られていただけに、読後のもやもやは半端ではなかったです。これは、ただのインタビューとしての「Q&A」ではなく、大惨事がクエスチョンで、それに対するアンサーとは、なぜ起こったのかではなく、それを受けて人々がどう生きていくのかということなのだろうか、と考えてしまいました。
なんだか解らず最後だった。。なにか事件があってなにか訴えられような何も起きてないような・・・・最後まで????でした。人間の欲望っておっかないなぁ、うん。。
死者100名以上。大型ショッピングモールMで起きた原因不明の事故がQ&Aのみで描かれる。何が起きたのか、その原因は事故に巻き込まれた当事者たちさえ分からない。そしてその「分からない」人たちの証言を重ねることで真相が徐々に明らかになってゆくのだ。読者は最後の最後まで宙吊りの状態で、まさしく「サスペンス」と呼ぶに相応しい。ホラーなどのように決して怖い話ではないはずなのに、たまらなく怖くなりトイレにいけなくなった。
怖いと聞いたので読んでみた。確かに不気味さはあったなーという感じ。消防隊員?の話はゾッとした。けど読み終えても「・・・ん?それで?」ってのが率直な感想。結局なんだったの?と、モヤモヤしてしまった。皆さんのレビュー見つつ、自分なりに考える楽しみが出来た!と思えば良い・・・のかな? つまらなくはなかったけど、面白かったかと言われれば「うーん・・・」。私には合わなかったようだ。
終始 不気味な気配が漂う雰囲気に ぐいぐい引き込まれ、何が原因なのか ワクワクしながら 読み進めましたが…最後の結末が 『えっ?!そこ???』って感じでした・・・。終盤までぐいぐい引っ張られ 期待が高まっていたせいもあり、ちょっと期待はずれな最後でした。が これが恩田さん なんでしょうね…
なんとも斬新!起承転結もないし、章立てされてるわけでもない。いろんな二人組の“Q&A”の会話で淡々とで進んでいく。ただ、大規模事故に関する冷静な分析から、徐々に内容が不気味な方向になっていって…。パニックに陥った人間の生々しい姿、そこから派生するもの…。事故の真相を明らかにするのを目的にするというよりは、人間の深層心理にどんどん切り込んでいく、そんなゾクッとする一冊。
ショッピングモールで起こる原因不明のパニックによる大事故。謎が謎を呼び、また会話形式の話でテンポ良く、引きこまれて読んだ。出てくる登場人物達が、誰も彼も腹に一物あって綺麗ごとではない心情描写は厚みがあると感じた。原因の真相らしきものは、ちょっとありきたりという感じはする。初、恩田陸ということで、読み方が違っていたのかもしれない。雰囲気を楽しむのかな。
文庫は初読。ということで再読では、ある。けど今回は辛かった。読むのを途中で挫折しそうになりながら、恩田陸という文筆家の筆力で引っ張られて最後まで読めた。恩田作品はたまに、こういう状態に落ちることがあるのだが以前読んだときはこんな感覚はなかったから…。これは今現在の自分の精神状態のせいでしょう。大きな事故の後、Q&Aで謎解きをしていくのかと思って読むと見事に…!?人の受け答えというのはどこに転がっていくか判らないなあ、、というお話ですね。それで1冊書いてしまうところが。。また恩田陸って作家さんの魅力。
構成がQ&Aだけというところが面白かったです(^-^)読みやすくてストーリーも面白かったです(^-^)ただ「あースッキリした」という感じではないので、好みは分かれそうですね(>_<)読み終わった瞬間は「え?終わり?」って感じでしたが、後から色々面白さが出てきて楽しかったです☆
久しぶりに恩田陸世界をじっくり味わいました。ショッピングセンターで起きたパニック事故の原因とその後を巡って交わされるQ&Aのみで構成された一冊。結末はわりとどうでもよく、読んでいる間の不思議な魅力が恩田作品の楽しみで好きな所。普通のインタビューからタクシー車内の会話まで色んな対話があって面白い。変化球な救急隊員とカウンセラーの問診の意外な着地点が怖かった。
質問と回答を繰り返していくうちに少しずつ事件の全貌が明らかになり…ってのかと想ってたら、見事に違った。他の方が仰ってるようにユージニアに少し似ていて、登場人物の主観(真実ではなく事実って意味で)だけで進んでいく。なんていうか、作られたまとまりのある物語じゃなくて、ノンフィクションのような不完全さを感じる。読了後、「で?」って言っちゃえばそれまでなんだけど。
様々な人達の視点から事件を掘っていく。ユージニアに似ているなと感じました。けれど、ユージニアよりも事件の不思議さや結末がとても気になった。けれど、恩田さんのもやっと終わり炸裂ー!今回のもやっとは、かなーりもやっと。読解力の問題?私には深みは分かりませんでした。
大型ショッピングセンターで、ある大惨事が起き、その大惨事に纏わる人々のQ&Aによる話。すべてQ&Aによって話が進んでいく構成が新鮮でした。事件の原因より事件に関わった人々の心理に重きを置いていて、群衆心理の恐ろしさや事件の影響を受けた人々のその後の行動が恐ろしかったです!また事件そのものについても、原因不明なだけに始終不気味な雰囲気があり、この雰囲気づくりの上手さはさすがだと思いました。
『ある少女~』のレビューからたどり着いた一冊。Q&A形式だがQ側が同一人物でなかったことで違和感があった。事件の真相が知りたくて読み進めるも未解決。A側の供述によって集団心理や大事故から発生する宗教団体などの経緯などが描かれている。不気味さは◎。しかしA側の人間、よくしゃべるなぁ。Q側も感じ悪いし。最後に登場したQ側には残念さが。
「Q&A」形式のみで本文を構成する、という他のメディアでは実現不可能な語り口が野心的で面白かった。内容は、原因不明とされるパニック事故の真相を明らかにしていくミステリー…に見せかけて、その実「時代の気分」や集団心理を描くことに主眼を置いた物語。ある種黙示録的というか…書かれてから7年が経っているけれど、「今くらい、誰かにひれ伏したい、隷属したいって思ってる時代、ないんじゃないかしら」という台詞が非常によくわかる…。少々薄っぺらさも気にはなったけど、抽象的で不穏なイメージの描写が際立っていたので○!
ぐいぐい引き込まれた。被害にあった人それぞれに色々なストーリーがあって面白い。人間のさまざまな側面をうまく書けている。結局事件の発端は謎のままだったが、それもある意味良かったかもしれない。
人間の究極の集団心理について学んだ。意外と読みやすい。けど不気味。みんな言ってる通り、ぞっとする。あと最後に答えがわからない所がいいんだろうなあ。
怖かった。どこかで犯人がはっきりするんじゃないか、真相が明かされるんじゃないかと思って読み進めたが、醜い恐ろしさが増すばかりで終わってしまった。起こったことそのものも恐ろしいけれど、生き残った人たちのその後の動きが生々しくて恐ろしい。消防隊員の話は特にぞっとした。Q&A形式、つまり、すべて会話形式で進んでいくのも、あらゆる描写がそぎ落とされていて、かつ誰かの主観を反映していて、生々しく感じられた。しばらくショッピングモールに行くたびに思い出しそう。
Q&Aで進む形式が興味深い。のだが難しかった。掴みきれない。取り敢えず不気味。
読んでいてなんとなく先の震災を連想してしまった。全編質問&答えで進むという面白い構成。前半は段々事件の核心に迫っている感じがしたが、途中から被害者周辺の後日談の短編集みたいになってきて、結局事件の真相はうやむやで終わってしまってもやもや。しかし不気味な話だなあ。人間の本性の恐ろしさというかなんというか。解説が興味深かった。
デカイ災害が起こると皆なんか意味もなく大上段に構えて格好いいことを言いたがるのは最近の東北地震で体験したばかりなのであるある感は十分。薄っぺらい大衆を薄っぺらく描く手法は一つ間違うと薄っぺらい人間を書いてる作者も薄っぺらいということになりかねないのですが「オリンピックでもちっとも勝てない」辺りは中々いい薄っぺらさだと思います。とはいえこういうタイプの作品なら『愚行録/貫井 徳郎』の方が軸がしっかりしてて好きかな。
上と外を読み終わった勢いで購入。物語がQ&Aだけで進められてく。意外と読みやすい。事件に関わった人への質問で、読み進めていくうちに証言の矛盾なんかから犯人がわかるのかと思いきや、全然そんなことはなかった。でも期待外れってわけでもなく、こういうふうに進めるのかって印象。
不気味。ラストのエピソードが唐突過ぎて引いた(笑)。その前だったら綺麗に終わったのに……(真相云々については、個人的にはこれはこれでいいかなあと)。
全てがQ&A形式あるいは対話形式で展開する。事件(?)に関わった様々な人の会話形式で綴られていく。その手法により素晴らしく不気味に語られる物語は、読む人をもやもやさせながらもページをめくる手が止まらない。なぜそれが起こったのかという原因ではなく、結果何が起こっているのか、の方に重きをおいたミステリかな。
読後の感想は【不気味】の一言に尽きる。同じ作者の『ドミノ』に似た群像劇的な側面もあるが、読後感が全く違う。言うならば『裏ドミノ』か? 本作は事件自体や、事件の原因に重きを置いていない。事件によって生じた心情の変化が主である。全編に渡って、人間の弱い部分や汚い部分を見せつけられた。真に恐いのは、災害ではなく人間なのだと思う。特に弁護士の話と消防隊員の話に薄ら寒いものを感じた。モール内のパニック描写は映画『パニック・イン・スタジアム』を思い出した。
怖がらされたわけではないのに怖かった。犯人は結局明かされなかったが、それでも納得させられる物語だった。いまの時代を風刺がきいていて、いろいろと考えさせられる。
Q&Aの形式で進められる物語は単調で取っ付きにくいかと思いきや、意外なほどに飽きる事無くすんなりと読めた。郊外型の大型スーパーで起こった謎の重大死傷事故。事故をより悲惨にしたパニックの引き金は何だったのか、あらゆる局面から事態の真相に切り込むが明確な答えは得られない。この事故の副次的なエピソードが途中に挿入されているが、肝心の事故は靄がかかったままラストを迎える。つかみ所が無く、唯一解を提示しないまま幕を引く構成は良くも悪くも恩田さんらしい。この読者の想像に任せるという感じが実に癖になる。 7点/10
ひさしぶりの恩田さん作品。Q&Aですすんでいく話は読みやすかったのですぐ読み終えた1冊。今まで読んだ本の印象とはまた別でぞくっとする怖さも感じた。
Q&Aの
%
感想・レビュー:272件














ナイス!
































