虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)
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虚貌〈下〉の感想・レビュー(369)
2010/9/29 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。2012/1/31〜2/1ううむ、そう来たか。犯人は早々に解るけど、そういう展開になあ。確かに伏線は沢山張ってあった。解説で福井晴敏氏も書いているが、私もあまり気にならなかった。上巻のコメントにも書いたが、二時間ドラマの原作としてもってこいだな。雫井さんも、五十嵐貴久さん同様、ビジュアル化向きな作品を書く人だと思う。
★★★ 犯人のトリックはありえない(ルパンですか)。それでも「魔術師」の様にエンタメに徹していれば良いんだけれど、警察小説、家族小説、もしくは自己確認、無念さなど濃い話が多く中途半端な印象で読後感は良くない。最後の犯人の叫びはなに?
トリックについては賛否両論あるみたいですが私は気にならなかった。それほど他の場面で引き込まれました!気良だと気付いたモリさんとのシーンは何だか胸が熱くなり,気良が川に落ちた時モリさんが叫んだ所はホロっと来ました(;_;)ラストも泣かされました(;_;)内容が濃くてそれぞれの人生の書き方がすごく巧い。余韻が残る作品です!
トリックはまあ途中で気づいてしまいましたが、とても楽しめました。トリックにはかなり賛否両論ありそうですね、私はこの内容はいいと思います。私も彼の立場なら絶対復讐したくなる気もわかるような気がします。
トリックにはかなり賛否両論ありそうですね。私はこれでも良いとは思いましたけど。上巻終わった時に感じた面白さが、だんだん下巻で収縮していった感じかな。面白いことは面白いんですが、後半かなりばたばたした感じで、もっと丁寧に読みたかったなぁとは思いました。雫「顔などというのは実のところ、すべて仮面だと思っています」この言葉は今回印象的でしたね。細かな伏線はこの為かーみたいのもあって。 ラストのシーンでこのセリフの意図はいったい何?! 私の中であって、そこが謎です。
ミステリー色は薄めで人間ドラマが強く描かれていた。一気に読み終えた。後半はバタバタと纏めた感もあるが、満足。「顔」に関する登場人物の様々な思い。彼らほど思いつめることはないにしろ、誰でも考えたことはあると思う。北見の言葉は重かった。『顔などというのは実のところ、すべて仮面だと思っています』人から見る表情は、偽りのものかもしれないと思うと寂しい。復讐劇だが、応援してしまう。切ない終わり方だ。
ミステリーというよりサスペンスものでしょうか。モリさんと犯人との因縁というかつながりがすべてか。それにしても上巻の最初の方に話の伏線であるルパン?がひかれてたとは。
一気に読了。雫井作品にハズレはないのか!!トリック事態はたいしたことないけど、それを凌駕するストーリーテリングの妙が素晴らしい♪
★★ミステリとしては結末がちょっと中途半端な印象がありますね。 結局のところ、事件の真相は何?って思っちゃいました。 ここの心情描写などは楽しめましたが・・・。 ちょっとビミョウだったな。
怒涛のごとくの一気読み。トリックが分かってもグイグイ読まされたし人物描写もくどくないのにしっかりと、その人なりというか状況が掴める様にされていたと思う。虚貌という見慣れない単語にも頷かされた。終わり方も私には満足だった。
★★★★☆運送会社をクビになった従業員、末期癌の刑事、アイドル路線から脱落した刑事の娘など冒頭から追い詰められた人物の物語がテンポよく始まり、交錯する人間関係や次々と起こる展開に引き込まれました。一家殺人事件から、20年経過後に新たな事件が発生しますが、本のタイトルに謎を解く鍵が隠されていました。サスペンス風の上巻から、下巻はミステリーへと展開が変わりましたが、上巻を受け継いでドロドロの人物模様を描くストーリーでもよかったのかなと思いました。トリックの賛否はありますが十分読み応えのある作品でした。
北見先生が朱音に行った 「顔の表情と内面は独立したもの」「笑顔に勝る仮面はない」という台詞に共感を覚えた。 「たしかに!! 職場にも沢山そうゆう輩がいます。いつも笑顔なんだけど目が笑ってないやつ。そうゆう奴は仕事に行き詰まると、いままでとはちがった態度を露呈します。」なので私はそのタイプとは初めから距離を置くようにしてますし、大事な仕事は任せません。
「虚貌」というタイトルの意味は、そうだったのね。面白かったけど、最後、ばたばた終わっていったのが残念。
切なかった。自分が辛く大変な立場であるにも関わらず、人を立ち直らせる術を教える。きっと己の経験からの方法なのだろう。最期まで優しさは失わずして死んでいった犯罪者に悲しみの共感を覚えてしまった。
トリックには賛否両論あるようだけど(解説にも書いてあった)、個人的には1回目はありなのでは?2度目はだめだと思うけど。話自体はおもしろい。
う〜ん後味悪い!この人の小説って、良くも悪くもジェットコースターみたい。すごいスピード感ですごい怖くてすごい面白いんだけど、降りたらちょっと気分悪い、みたいな。良くも悪くも。
ストーリーは面白いし、読んでいてドキドキするんだけど、最大のトリックがちょっと残念だなぁ。こういうトリックがアリだと結局何でもアリになっちゃいそうな。上巻まではグイグイと引っ張られてとても面白かったんだけど。
一気に読み終えた下巻。末期がんに侵された刑事とその娘の物語は哀しい。そして犯人と刑事とがかすかに心を通わせる部分も余韻を残す。菊の花を見舞いに持ってきたのは彼でしょう?それにしても何故彼は自分の犯行をきっぱり否定したまま去ったのだろう。彼の人生後半自体が虚構であり、顔も履歴も持たない男として生きざるを得なかったからだろうか。
★79点★ 面白かった。最初っからインパクト有りすぎて、そのまま朝まで一気に読んじゃいました。読み終わって冷静に考えると、ちらほら気になる箇所もあるが、まぁいっか。
トリックの是非については、そのトリックを使って真面目にドラマ、映画化してから、論じるべきだろうな。それが可能かどうかはそうでもしないと実証できない。全体には偶然に頼りすぎる展開が気になるものの、一本筋が通ったテーマが常にあり、最後はさほど気にならなかった。
これほどの文量で、このトリックか…。とても残念である。もうちょっとコンパクトにしても良いのでは。様々な伏線はいちおう回収している感じではあるが…。警察小説としてもやや弱い。
トリックは少々難があるが、読みやすいので気にならない。はじめから小さな複線を使い、物語にうまくなじませている。後半殺しすぎな気がする物悲しい作品。
虚貌〈下〉の
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