コンセント (幻冬舎文庫)
コンセントを読んだ人はこんな本も読んでいます
コンセントを追加
コンセントの感想・レビュー(610)
田口氏の兄の死を基に描かれたという。他人の感情や言葉に触れ、感応してシンクロしてしまう。確かに感受性の強い人は今の世の中、生きづらいのかもしれない。だからコンセントを抜き差しして危うくなりそうな自分のバランスを取る。すごく分かる。何が正しいかまともかなんて、本当は誰にも分からないのかもしれない。死を身近にする職業の人々と接し、ユキの「生」と「性」の受け止め方が変化するのも納得。精神世界論も興味深く読んだ。しかし霊的なものに嵌っていく怖さもあった。『どんなことも言語化すると陳腐になる』
シャーマンなどの神秘的なものは私はあまり理解できないけれど、お兄さんや主人公のように私たちは無意識に殻を作って生きているのだろうと思った。コンセントとはどんなものか、どんな役割なのか、結局わたし自身にはわからない
自分の本当の兄が餓死で死んだと知って読んでみました。 一人だけスッキリしていきましたね。 スピリチュアルでエンパス的。 個人的に得るものはなかったかな・・・
自分を暴くというのはこういうことなんでしょうかねー。時間経つのを忘れて見てました。まるで本当に全て体験したような内容。精神的な世界により興味をもちます。暗くてエロい。ラストのあっけらかんとした感じもいいじゃないですか。
心理学が絡むとエロ描写が増える気がする。みんなホイホイセックスするのには共感できなかった。段々狂っていく感じは好き。父親と母親の出番が増えれば尚良かったと思う。オチが少し面白かった
C+ 過激で卑猥。良くも悪くも強烈な一冊。語り得ないものを物語ることの難しさがわかる。人間が知り得ているものはほんのわずかで、もっと様々な可能性が世界にはあふれている。そのメッセージには共感できるのだが… ユタやシャーマンの表現が安易な印象をうけた。
心理職を目指してたことがあるので、かなり興味深く読みました。後半部分を読んで、今までうさんくさいと思っていたユングの普遍的無意識(人類には共通した無意識がある)を素直に理解することが出来ました。突然行ったこともない国の訛り言葉を話す解離障害とかもあるそうなので、終盤もすんなり受け入れることができました。三部作らしいので他の作品も是非読んでみたいです。
ランディさんのエッセイはよく読んでるけど、小説は初めて。お兄さんのように感度が強すぎて生きづらい人は確かにいるかもしれない。自分達はそうならないよう無意識に感度を下げていたりする。後半のシャーマンやトランスの話は受け入れがたいものだけど、かといって合理的でないと簡単に切り捨てしまっていいものでもないように感じる。事実かどうかは別にして、沖縄のユタなどが必要とされてきたこと自体にはたぶんなんらかの意味があるのだろうから。
初めて読む作家は2冊読むのがいいとの教えでこれが2冊目です。前作はエッセイだったので、比較もできませんがセックスについて同じ表現が出てきて「そうそう」ってリマインド。本作はコンセントというタイトルから普通の人は想定できない発想のもとに構成されています。世界残酷物語という映画があって、その中でコンセントを持った少年の話があります。その少年はコンセント※をいつも持っていてそのコンセントがその少年の起動の元(-その少年は人間ではなくコンセントという起動装置が必要と自分で思い込んでいる-)になっているというもの。
死んだ兄の臭いをかいでから、生活の中で死臭をかぎとり、死んだはずの兄の姿をみるようにる。ホラーではなく、精神的な話。最後の投げ出された感も含めて、この物語な気がする。なんだか、ひきずりこまれてしまう。面白いよ!と薦めるより、1度読んでみたら?と紹介する感じ。
これはちょっと、私には読後感がよくなかった。モヤモヤした混沌に引きずり込まれるのだけど、最後にポンッとあっけなく放り出されたような感じ。多分作者が追求したいテーマは、まだこの本で完結してない気がする。次作『アンテナ』を買うしかないか…。
仕事柄、精神科領域に興味があり読んだが後半がイマイチ…ただ、自分の事が1番わからないっていうのは私だけじゃないんだなって。人の気持ちをわかろうとして疲れるから深く関わりたくない気持ちもわかる。兄の奇妙な死を知るために動いていく中で自分を知っていくのはわかるが後半は…。統合失調症の人を擁護している?最後はやっぱり彼女は壊れている感じがしてしまった。
哲学的で、読んだ後、かなりいろんなものに対する考え方が変わったし、自分の中のもやもやしたのものが浄化されたように、すごく軽くなってスッキリした。 一回最後まで読んで、もう一回読み直した。 言語化の仕方が上手い。 なんていうか、、 この人の書く本を読んでると、視覚から言葉達がどんどん入って 血液を通って身体の中を駆け巡る感覚になる。 好きな表現がたくさんあったけど、 「未来と過去は相似形なのだ。この瞬間、たった今を変えなければ、同じような形の未来があるだけだ。」 ってのが、特に納得。
後半部分の精神系統の話は若干解りづらい。読んでいると、自分が感応されてしまいそうな恐怖がある。それよりも、主人公のエロさに注目してしまう。思うに、主人公自身がコンセントという存在を象徴しており、主人公にとってのセックスとは、コンセントにプラグを差すという行為なのではないかと思った。後半にアンテナの話が出てきたから、「アンテナ」も読まないといけないなぁ。
祈り、鎮魂、オカルト、シャーマン、生と死、夢などランディさんの原点だと思う小説。いろんなことが剥き出しで痛い。
再読。はじめてこれを読んだ日の衝撃は忘れられない。なんか聖書の一部みたいだ。世界の秘密を伝道します、みたいな。解放されるのは気持ちよさそう。それにしても、これだけのものを書くには相当自分を削らなきゃいけない気がします。感謝。
シャーマンとかオカルト的なことは信じないが、兄の衰弱死が受け入れられず苦悩する作者の気持ちはわかる。
死んでしまうと相手が何を考えていたかわからない。これはもう誰の問題でもなく、自分で自分が決着をつけなきゃいけない話だ。しかし、 主人公は抜群にエロいな。こんな女がいたら女子には嫌われるだろう。
かなり官能的なのだけど、どこかひんやりしててクール。トランス描写はある種ファンタジーぽいが、人間が現実的なのでリアルを脱却しない不思議。男性陣が各々変な魅力を持ってる(笑)
結構オカルトっぽい設定だと思うけど、特にお気に入りはエロイとこ。女性の作者が書くエロは、男目線とは違った意味でどきどきする。
エンターテイメント小説としても面白かったが、いろいろと生きるヒントにもなった感謝すべき本。後半のユキの覚醒部分だけでも、時間を置いて再読しないと。でもあんまりこの世界に入り過ぎてしまうと、絶対だと思っている自分の個性も全部ランディにもってかれそうで怖いな・・・。
中盤まで一気に引き込まれ、終盤では主人公だけあっちの世界に行ってしまい、置いてけぼりをくらった感じ。精神医学は好きだけど、精神世界にはあまり興味が無いからかな。でもすごくインパクトのある本だった。
序盤から面白くてさくさく読めた。ただ、スピリチュアルとかシャーマンなどの精神的イメージの話になった辺りからは少し話が遠く感じた。(精神世界とかいまいち分からない人間なので…)頭では理解できないけれど、経験を経て悟ってゆくのかな?百聞は一見にしかずなのかもしれませんね。
心の闇の部分をよく描いていると思います。これの場合はそれを肯定しているのでも否定しているのもなく受け入れている感じ。それが独特で面白く好きです。http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-64.html
図書館で借りた。現実の様な、夢の様な、不思議な話だった。理解出来ない部分もあったけど、所々共感も出来た。あっと言う間に読み終えた…。
引きずられて、心が持ってかれそうになった。誰かとつながりたい、生きていたい、という思いの強さと、この場所に留まっていたいという衝動のぶつかりあいみたいなのを感じる。
題材としてはあまり好きではない(信じていない)ジャンルのものだったのだが,話の導入部のインパクトが強くてグイグイのめり込んで読んでしまった.三部作の一つらしいのでその他2つも読んでみたいところ. いつものとおり裏書き,目次等全部読まずに話を読み始めたのだが,そっちを先に読んでたらこの本買わなかったかも知れない.もう少し敷居をさげていろんなジャンルを読んでみようかなあ. http://mux03.panda64.net/diary/20100222.html#p02
コンセントの
%
感想・レビュー:98件














ナイス!


























