ハッピー・リタイアメント
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ハッピー・リタイアメントの感想・レビュー(515)
泣きの浅田次郎と言われているのにこの作品に関しては 一切涙は必要なし。天下りはこういう風にいらんポジション作られていくんだなぁ。これって浅田サンのお話?と最初思ってしまった、 チッ(・д・)騙されたw
★6。久しぶりの浅田作品。読み始めはプリズンホテルのような感じも受けたんだけど、正直少し盛り上がりに欠けたかな…という印象。題材としても定年後の生活をコミカルに描いたものかと思っていたけど、所々はうけましたけど、全体的にはあまり印象に残らない作品になりそう。次に浅田作品を読む時は、じんわり感動するような物語にしたいものです。
こんな風に、税金を無駄に使う輩がいるかと思うと腹が立って仕方がない。勉ちゃんと慎さんと葵さんは嫌いじゃないんだけどなぁ。浅田さん、案外当たり外れある~?!
筒井康隆の「俗物図鑑」の当世風?エッセーを思わせるような導入から本編に入っていくのは流石。浅田作品の登場人物は皆、一寸の虫にも五分の魂だが、この作品でも欠点は多いが人としての一線を守る主人公たちが魅力的。浅田作品だから、もうちょっと泣けるところが欲しかったってのが本音。でも読んで損はないかな。
はじめての浅田次郎は「競馬の達人」という馬券指南書だった。あまりのおかしさに衝撃を受け、他に著書はないかと探していたところ、駅の新古本バーゲンで倒産した出版社の「きんぴか」を見つけた。おもしろくてぶっとんだ。その頃の著者近影はサングラスの怪しいおっさんで、女性にはウケそうにない残念な容貌だった。こんなすごい才能が、印税ももらえず知られないまま埋もれて行くのかと、著者に代わって憂いてみたものだ。この本はその頃のエネルギッシュなユーモアピアレスクを彷彿させて、僕の好きな浅田次郎を久々読ませてもらった。満足!
きんぴかの大河原勲を彷彿とさせる主人公。こういう定番キャラがでてくるとなんだか安心するのが浅田次郎。浅田節がイマイチ少なく、泣けなかったけれど、一応面白かった。カツマーによる解説は蛇足だと思う。
天下りの役人達のバカさっぷりが情けなく、その中で2人のオジサン達のダメなんだけどキラリと光る存在感は、読んでて気持ちよかった。葵女史も。最後まで...う~ん、潔かった。
現役中はさえない仕事ぶりだったのに、天下り先のJAMSで新しい世界を発見してしまうベンさんと慎ちゃんのコンビが微笑ましくて好きです。天下りを皮肉ってはいますが、社会派小説ではなく、あくまでエンタメコメディなので、ギャクもストーリーも軽く読み飛ばすのが良さそうです。ラストのオチはちょっとわかりにくかったし、個人的には最後まで痛快に突き抜けて欲しかった気がするのですが、結局幸せはお金じゃないというのが浅田さんの描きたかった幸福論のようなので、これはこれでありなのかもしれません。何といってもエピローグが面白い!
ノンキャリアながらもある程度の地位まで昇った財務官僚と自衛官が、愚直さとノンキャリアという肩書きと周囲の勝手な思惑により「天国」と言われる天下り先に出向された。天下りの現実に戸惑いながらも、出向先の橘女史と手を組みあることを実行する。 浅田次郎さんらしい軽めのノリで話が進むが、ところどころに出てくる苦労した人たちの話がグッとくる。最後は少しもやもやした気持ちもあるが、希望が見えて好感が持てる。 「人生はあざなえる縄のごとし。」「職業の貴賤は人生を徒労とするか矜りとするかの違いだ。」は、そうだなあと思う。
天下りの実態を暴き、紛糾されるのかと思いきや、主人公は、時効の不良債権の回収をする詐欺まがいな話でした。 私的には、あんまりに現実とかけ離れていて、つっこみ所満載でした。浅田さんは、硬い本の方が、好きです。 「プリズンホテル」が、面白そうですが、未読です。色々な話が書ける方なんですね! これを本当の退職後の指南書と間違えて読まれる方がいたらいけないかも~ 気分転換にさらっと流す時にお薦めで~す
いつもの浅田さんらしい勧善懲悪のスッキリ感も少なく、ラストももやもや感が残って、今回はちょっと残念なお話でした。途中は面白かったのになぁ・・・慎ちゃんとベンさんの絡みはナイスコンビで好きです。
ラストはちょっとエー?!ってカンジだったかも。まぁお金より大事なものを手に入れた、とか言うヤツなんでしょうかねえ。あーこんな会社に就職したいw
「ハッピーリタイア」なんて素晴らしい言葉なんだろう…。何かヒントになるかなぁって思って、読んでみたけど、そんな内容の本ではなかった。 今の日本、みんな他人を僻みすぎ。昔は公務員なんて、つまんないし、給料安いってバカにしてたくせに、今こんな時代になったら、羨望の職業になっちゃてる。天下りも、自分達に余裕があったら昔は、全くたたかなかったのに。ブラックエンブレムのエピソードは出来すぎてるけど良かったなぁ。競馬場でであった老人がいい人でした。
ストレス解消に効果がありそうなわかりやすい勧善懲悪ものを期待していたので、なんか期待はずれな感じ。鹿児島の焼き肉屋オーナーが一番印象に残った。
うだつのあがらない元自衛官と財務官僚が突然転属を命じられたのは、実体のない、天国のように「オイシイ」天下り組織だった。しかし、愚直な二人はその現状に馴染めず、橘女史と組んで、秘密のミッションを開始することに。ミッションは意外な展開を見せて、三人は思わぬ大金を手にすることになるが・・・。というお話。痛快系かと思ったが、今ひとつ盛り上がりに欠けたかな、というのが感想。ラストも今ひとつ。何が「ハッピーな余生」なのかは、人によって違うよね。慎ちゃんとベンさんのキャラは憎めない。彼らの余生にグッド・ラック。
天下りがテーマ。重い話になりそうな題材を明るくコメディタッチで取り上げているので読みやすかった。浅田次郎の得意なキャラとエピソードで進んで行くのですが、ちょっと盛り上がりにかけて残念。プリズンホテルみたいなハチャメチャかつ号泣できる話が読みたくなりました。
ほんのちょっとした思い付きからうまれた本なのだろうが、膨らまないで萎んだ。 キャラクターも何も魅力をふりまけぬまま終わってしまい、名前と同じ底の浅い小説。 コメディに逃げようとするが、すべりっぱなし。
毒を含みつつの軽い設定で、「プリズンホテル」並みのハチャメチャを期待したけど、浅田先生も大家になられたからか、そこまでやんちゃはされませんでした。 でもでも。ベンさんと慎ちゃんを終始リードしていた葵さんが二人に「いいじゃないか」と温かく慰められているシーンが想像できて、一人で勝手にほのぼの余韻にひたっています。
たまたま家にあったから読んだけど、うーん…。ユーモアとか小ネタは本当に面白くて、だから読み進められたけど、もうちょっと波乱万丈あってもいいんじゃないかと思いました。結末も、そうなっちゃうの?って感じでなんだか納得いかないし。嫌いじゃないけど、もう一度読もうとは思わないかなぁ。
表の絵に釣られて手に取って、開くと枕の与太話みたいなのが妙に可笑しく、そのまますっと物語に引き込まれてしまいます。如何にもどこかに居そうな登場人物も愉快で、最後にはキチンと下げもありました。良くできた噺を楽しんだ気分ですね。
「天下り」をテーマにしたブラックユーモアです。エピローグが面白そうだったので、期待しすぎたかもしれません。もう少し、盛り上がって欲しかったな。
ジャケットから期待してたが、話自体は大してどんでん返しもなく、横道にそれたり補足が多く感じた。もう少し話の本筋で遊びを期待してた分ガッカリだった。
いやぁ愉快だった。有川浩さんお自衛隊作品を読んだ直後というのもあったが、あまりにも同じ二佐なのに違いがありすぎて(笑)天下り先のなんとも楽さ。あんな職場なら私なら完璧に甘んじちゃうな。しかしこの55才コンビは全うな精神の持ち主だった。それと40代独身女子は強い!最後、矢島にはギャフンと言わせられたのは安心したけど、やっぱりそれだけじゃ終わらないよね。でも前向きなおっさん二人組がハワイで今後どうしていくのか気になる!あと最初のお話を見ると、この仕事は今も続いているんだろうな。
借り入れして 債務不履行になっても 取立てに来ずに そっとしておいてくれて 時効がきても何も言わないって 全国中小企業振興会(JAMS) すばらしいですね。 紹介して欲しいです。こんな天下り先、いっぱいあるのかなあ???
慎ちゃんとベンさんがおりなす天下り喜劇。 最初は冴えない二人が、葵女史の思いつきで世紀のミッションを開始する。 痛快にして爽快、まさにこれがハッピーリタイヤメントですな。
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