奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
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奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録の感想・レビュー(679)
映画のモデルにもなったリンゴ農家。農家とは思えないほどの挑戦する姿勢が人を惹きつける魅力なのかもしれない。著者が内容を少し膨らませりしたのではないかと思うほど木村さんの過去は波乱万丈。農業=世襲制。なんとなくやらされている保守的なイメージが強かったので何かにこだわる、挑戦する意思を持った人がいることに驚かされた。多くの農家の方が無農薬、自然と共存するやり方に影響を受け、無農薬栽培のように「絶対に無理だ」といわれることに挑んでいく姿勢の人が増えていけば農業のイメージが変わり、より魅力的な職種になりそうです。
だいたいのストーリーは聞いていたので、読むのが先送りになっていたが、知っていても、リンゴの花が咲いた部分は感動して涙してしまった。単なるリンゴの無農薬栽培の苦労話ではなく、自然の摂理、人としての生き方まで考えさせられる内容。しかし、あれほどまでの困難を前にして、木村さんが、途中であきらめずに、無農薬栽培に狂い続ける事が出来た信念は、いったい何だったのだろうか。木村さん自身、何度も自問自答したが、それは良く分からなかったと言っている。。無農薬リンゴの木みたいに、根をしっかり生やさないといけないなと思った。
絶対不可能といわれたリンゴの無農薬栽培を実現したおじさんのノンフィクションのお話。リンゴの花が咲いた時の感動は私にも伝わってきて本当に嬉しくなって涙が出た。自然のシステムはとてもよくできていて、それに気づいて畑に応用した木村さんはすごい人だと思った。そして、木村さんに最後までついていった家族がもっとすごいと思った。
作物によって農薬への依存度が全然違う、という前提事実の部分が、まず言われてみれば確かに、と目から鱗だった。/ 農薬はダメで山葵やお酢はアリ、というのは納得いかない(奥付手前に書いてあるおことわりは踏まえた上で)なぁ、と思いながら前半ずっと読んでいたのだけれど、最終的にたどりついた決着には道理の通るものでした。全体的にライターさんの述懐が混じる部分は納得がいかずひっかかるけれど事実の記述は腑に落ちる。ラストの、これが安価でできるところまでを目指してこそ、という視点も、思わず頷いてしまう。
無農薬でリンゴを作ることが大変だということくらいは知っていたけれど、まさかこれほどまでの想像を絶する苦労だったとは! そして、支え続けた家族の凄さ。大して昔のことでもないのに、ここまでの極貧生活を強いられ、黙ってついていける人などいる? 十分に映画化出来るような内容でした。木村さんは、物事の本質を観ることが出来る人、彼の畑は、ノアの箱船。これから少しずつ、こういう農業に近づいていけるのだろうか。木村さんの作ったリンゴを食べることはかなり難しいのでしょうが、無性にリンゴが食べたくなります。
この人はすごい!!それに尽きる。もし自分であれば、1年ぐらいで諦めてしまう。答えに行き着くまで、かなりの苦労をしているけど、意外と答えはシンプルだった。やっぱり、複雑な問題ほど、答えはシンプルなのかな。
あらゆる生物を品種改良し、農薬という麻薬に溺れる人間。様々な動植物が係わりあいながら、バランスを保持しようとする自然。この両者の間にある深い溝を埋めようと、孤独な闘いを続けた木村さんの生き様に圧倒される。木村さんのリンゴ栽培哲学は、子育て&教育にも大きなヒントを与えてくれるのではないだろうか。
育てない 手助けするだけ 愛 こそがすべて この言葉は忘れられない。生きる事すべてに繋がってる。
無農薬の奇跡のリンゴ。なぜ木村さんはそこまでリンゴに命を賭けれるのだろうか。命を賭けてまで挑まないと夢は達成できないのか。命を賭けたからこそ夢と言えるのだろうか。命を断とうとして直前に出会えたドングリの木。自然に反しているであろう車を製造している僕は自然に何ができる。命を賭けて何をする。自然と人間の共生。自然も人間も偉大な力を持つ。環境を考えないといけない時代だ。もう手遅れなのか。とりあえずゴミの分別から始めようか・・・
農薬を使わないということから、兵器を使わない国防や、従業員の裁量に任せるマネジメントに思いを馳せた。引いて引いて、最後に残った隙間を埋めることだけ農家はやれば良い。
ずっと気になっていましたが、やっと読めました。リンゴがここまで農薬あってこそ!の作物だと初めて知りました。諦めなかった木村さんもすごいけど、それを支えたご家族はもっとすごい!
どうして諦めずにいられたのだろう。壮絶な極貧生活、家族へのすまなさに耐えさせたものは何だろう。きっと、林檎の樹のいのちだったのではないか。木村さんと命運をともにし、必死に生きようとしている樹を、どうして見捨てたり、裏切って化学農法に戻したりすることができようか。自然は偉大だ。木村さんのいのちを救い、木村さんに出口を教えてくれた。自然の聞き分けがたい声にたった一人耳を澄まし続けた、それが不可能の林檎を実らせたこの人であったのだ。
★★★-無農薬でリンゴを作る一見簡単そうに聞こえる。米や野菜でできてるんだから、と。しかし、品種改良により現代のリンゴ栽培では農薬を使わずして林檎を作ることがいかに無謀であるか、そして成功するまでの7年間、他のリンゴ農家に嫌われ、お金がなくなり税金も滞納し、粥を食べて生活する家族、それでも諦めなかった壮絶な人生が描かれている。木村さんの信念もさることながら、それを支えた人たちがいなければ成功しなかっただろうと思う。周りの目や困難な現実をみて、それでも夢をあきらめない。その大切さと難しさを痛感させられる。
面白かった。リンゴができたときの感動と、人が信念をいかに貫くかというこたを考えさせられた。リンゴの作り方にこんなに深い話があったとは。。。
表紙の笑顔が素敵だな…って思ってて、ずっと読みたかった本でした。読んでみて…多分あの表紙のような笑顔は、ただならぬ努力の結晶なんだな…と、そして、自分も探求することをやめちゃダメなんだ!と思いました。
無農薬リンゴを育てるまでの壮絶な過程が描かれている。支えた家族も凄い。食べてみたいな。自然薯とスーパーの山芋との違い位はあるのかなあ。
最初は、無農薬なんて農薬やめればできて、収穫量は下がるけど……程度だと思っていましたが、そうですね。もう、無では生きられない生物になっているのをもとに戻すっていうのは大変なのですね。最初の失敗は表面しか見ていなかったというのがまた感慨深いです。之こそが自然との共存。現代人が忘れてしまっている一つの道しるべなのかもしれません。
たしかにリンゴを食ってみたいと思わされた。あと、この人のリンゴ畑の中から得た自然に対する考えがとても興味深い。要素還元主義の限界とか動的平衡とかそういうことまで思い出される自然観だった。なんか、いい本だった。
この人のリンゴを食べたい! 本当にそう思った。リンゴがならなくて、苦労して苦労してでもある日ポンと2個リンゴがなった時の感動がとても伝わってきて、身が震えた。それを家族で分け合って食べた時のおいしさを、私にも分けてほしいが、これはこの家族だけへのごほうびだよね!バカにされ苦労しても、きっとリンゴがなったように、人生の苦労も同じように花が咲くといいな。
初めてリンゴを無農薬で栽培した農家を取材し、農業を始めるきっかけから苦労を重ねて作物を実らせるまでの過程を物語にしている。浮浪者と見まがう程貧乏になり周囲から蔑まれても、初めに志した目標を諦めない姿から、強い信念が成功の源だと表わしている。___ 平凡にしていれば裕福に暮らせるのに、実験のために農地を犠牲にしていき、家族全員で害虫駆除だけで日々が過ぎていく状況は凄まじかった。安易に農薬は悪みたいな考えではなく作る立場の事も考えて、農作物にこれまで以上に感謝しようと思った。
深いですね。「リンゴを無農薬で作るのがそんなにすごいことなの?植物なんて土に植えときゃ勝手に育つんじゃないの?」という疑問から入ったのですが、読んでみると自分の甘さやらに気づかされてしまいました。人間の都合のために”自然”というものが崩されていることも・・・。木村さんの生き方も一本軸が通ってますね!もちろん家族の方々も。
このリンゴを喰ってみたい。それはともかく、驚いたのは、極貧7年(かな)のあいだ、養子先の両親と妻、子どもが、そのことに耐え、木村さんを支えたこと、特に養子先の両親。木村さんの何かに支えてもよいという気持ちをかき立てるものがあったのだろうと思う(こういうときに、敵になるのは家族だもの)。家族を巻き込むことができた木村さんは、きっとすごい人なのだろう。この人の笑顔はほんとうに素敵です。
木村さんの林檎の実は、まさにアダムとイブが口にした知恵の実なのだと心から思いました。林檎の畑という宇宙の下、無限の生命が絡み合い、互いに関係しながら作り上げられたたった一つの、林檎。読んでいるだけで木村さんの林檎がとてもとても愛おしくなりました。大切な何かに気づかせてくれたその林檎を口にして、感謝する機会が欲しいです。木村さんと、そして地球に。文章も素晴らしく読みやすくて、飾らない潔さを感じます。林檎も気になるけど、木村さんの畑にも行ってみたいです。そこはきっと小さな宇宙だから。
すごく勉強になりました!パイオニアってすごい。木村さんが作ったリンゴを食べてみたい。リンゴの知識も分かりやすく説明されているからとてもいい。読んで元気が出ました。みなさんぜひ読んでください!
無農薬リンゴを実現するまでの壮絶な苦悩が伝わってきます。そこには強い信念だけでなく緻密な観察・研究があったのですね。最終的には周りの人たちも巻き込んでしまうところが、木村さんの人柄なのでしょうか。偉人伝です。
すごいね、この木村さん。信念というか執念というかこのブレのなさがこんなにも素敵なりんごを作ったんだなと。木村さんの生き様に感動。自然ありきの人間なのに、その人間が自然を不自然にしてしまうとしっぺ返しが来るんだというのも非常に納得。
読了。「農薬を使わずに育てるのは不可能」というのが常識であるリンゴを、津軽のリンゴ農家木村秋則さんが、農薬を使わずに作作るまでの道のりをつづった一冊。数えきれない失敗の先にあった成功。 「思いつく限り全ての事は試してみたのだ。けれど何一つ結果は得られなかった。今はもう何も思いつかなかった。」「自分の力では何もできないことを悟った時、初めて本当の意味で林檎の木に向かい合うことが出来たのだと思う。」など、勉強することがとても多かった。
何年も先が見えない中で続けた木村さん一家には本当に驚く。特に奥様のご両親(養子先)には頭が下がる
薬漬けの無菌状態で、栄養剤を補給されている。それは、私たち文明人自身の姿ではないのか。木村さんが発見した、「リンゴ本来の力」を引き出すノウハウは、私たちの生き方にもまっすぐにつながる。(茂木健一郎・書評より) 壮絶な木村さんの覚悟の試み。それは、私たちにたくさんの問題提議をしてきます。今こそ、今までの価値観と決別し、変換していく時ではないか…とおもわされた
不可能と信じられてきたリンゴの無農薬栽培を実現した木村さんの苦労や信念に感動して、一気に読んだ。「目に見えないリンゴの地下のことを考えていなかった。」とか、「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。」は農業従事者だけではなくて、普段の私たちも意識しなければならないことだなぁと思った。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録の
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