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無痛の感想・レビュー(208)
お医者さんという職業はグロいわ~wと読了。『廃用身』に続き、実行するかどうか別として本作もノン・フィクションでいける。これからは人の顔をマジマジと見てしまいそう...
医療も、精神鑑定も、なにもかもに限界があることを認識しながら、その中で精いっぱいやっていくことかな。この頃は何でもかんでも白黒結論付けたがる傾向が多い世の中なので、生きづらい気もします。 あと、無痛症のイバラというキャラは、怖いけどある意味人間の究極の憧れのようなところがあって、そしてそれは完ぺきではないんですよね。 たしかに、主人公二人のキャラがいまいちかな。そこはご愛嬌か。
さすがにお医者さんが書いた本だなと思いました。頭の中で想像しながら読むとちょっとグロテスクな場面が多いけど、長編なのにスラスラと読めました。最後が気になる終わりかたで、まだまだ続きそうな感じ。
分厚い本でしたが一気に読めました。 長編なのに中だるみがなく、最後までハラハラさせられました。久々に面白かったです。 ただイバラも白神も最後、続編があるみたいな終わり方で納得がいきませんでした。
内容は割と重いけど適度にエロとグロが入るのであまり飽きずに一気に読めた、物語の視点がテンポ良く変わるのも良かった。種明かしが唐突だったのとちょっと無理矢理話の辻褄を合わせたのが残念、終章はなんだか世にも奇妙な物語みたいで笑ってしまった。
久坂部羊、図書館で初めて知りました。お医者さんなんだね。だからあんなに現代の金儲け医療について批判的に描けるんだ。『良い医療を受けたければ適切な対価を払う必要がある』っていうのは正しいんだと思うけど、どうなんだろう。外見で病気の判断ができるって本当なら凄いけど。『39条』を逆手に取るってありそうで怖いね。山口の母子強姦殺人少年犯の言い訳(どらえもんが・・)を思い出しました。被害者にとって見れば耐えられないことだと思う。無痛のイバラみたいなのが身近にいたら怖いなあ。殺人や解剖のシーンはちょっとエグいかな。
かなりグロいです。治る病気かどうかは元々から決まっているというところで、医療のあり方を考えさせられた。最後はなんだかよくわからないまま終わってしまったけど、まあ面白かった。
刑法39条が主題の物語。タイトルで犯人がバレバレなので、推理ものとは言えない。解体するシーンでは、リアルな描写にいたいいたいいたいいたいぃぃぃ、となること請け合いです。最後は消化不良気味だけど、そこが却って現実的でよかった。投げかけたテーマにも答えがない。むしろ答えが出ることの方が珍しい。私は好きな作品でした。
刑法39条、少年法、死刑判決は永遠のテーマですね。見る人にとって悪にでも善にでもなる。法律も医療も万能ではないし、誰にでも平等であるというのは至極難しいことです。散らばっていた人間が徐々に集まって、一つになる物語の流れが面白かったです。外見からその人の病気がなんとなくわかるのは、医療者ならありますね。為頼程ではないにしろ(笑)
心神喪失者の行為は罰しない、とする刑法39条をテーマにした作品。本当に精神を病んでいて本人も家族も苦しんでいる人々にとって、この法律は救いなのだろうけど、被害者とその家族にとっては、悪夢のような法律。法律を悪用して、詐病で犯罪を犯すこともありえる話ならなおさら。はっきりした解決法は永遠に得られない問題なのかも。殺人を犯すような精神は、もともと正常ではないはずなのに。
グロい。タブーをはっきり描いている。精神病を演技して薬をもらうなんて現実にありそう。刑法39条に関して軽く描きすぎだと思った。でも刺激的で面白い本だった。
おもしろかった。自分でも答えがでないし正解もないものだからいろいろ考えさせられた。久々に殺人場面を細かく描写した小説を読んだのだけど医学知識がなくてもグロい場面が頭に浮かぶし手術場面の描写を読んで小説の筋とは無関係に豆知識を得たりした。この人のほかのお話も読んでみたい。
いきなり猟奇事件でその後もずっと猟奇なので苦手な人は無理だろなあ。話の内容は主に刑法39条を巡って展開する。39条による司法判断には割り切れないものを感じることがあるが、この本もやっぱり割り切れない感じが描かれモヤモヤした感じが残る。主軸となる最初の事件以外にも小事件が起こり、話が多方面に展開するのでどこか散漫な印象を受けた。被害者と接点のなかった為頼先生を絡めたせいで、被害者周辺の人がほとんどモブ扱いで希薄になっていたし、特にサトミはなんだったんだろうという感じが残る。
病気には二つしかない、治る病気と治らない病気、医者にかからない勇気も必要かな。笑 推理というより医療系ホラーサスペンスか、久々に本当に面白い小説だと思いました。
「廃用身」に続いて読了。患者の予後が見えてしまい、医療に幻想を抱けない医師。人を殺しても罰せられない「犯罪者を守る刑法39条」に苦悩する刑事。『治る病気は放っておいても治るし、治らないものは何をしても治らない』、それは病気も犯罪も同じなのかと思った。答えのない矛盾をまたも突き付けられた。分厚い本だし前半の元夫の描写に辟易したが、第3章で正直少しスッとした。第4章も緊迫感があり一気に読めたのに、終章は不気味なばかりでイマイチ。「解決」しないことが答えなのか?
のっけからグロい。ずっと薄気味悪く、痛みを感じないって設定からか一歩引いた描写が続く。読んでるこっちは余計痛い。考えさせられる部分もあったけど、何とも言えない読後感。イバラのその後も気になる。
サトミのその後が納得がいかない。白神がサトミを利用してなにかをしようとしているなら別だが。白神の動機(一家殺害事件に関して)が弱いように感じられる。あと、白神の行動は謎が多い。高島親子は、イラッとする。
最初はページの多さに中々手が伸びず積読のまま暫く放置してたが…気合い入れて読み始めたら止まらず一気読み!!面白かった。イロイロな内容が盛り込まれていて、主人公やイバラの特殊な能力も面白かったが、やはり「刑法39条」の在り方についての問題が興味深かった…。僕、個人的には早瀬の考え方や疑問に共感できたね。決して悪用や乱用があってはならないコトだし、世間には佐田の様なバカが沢山居ると思うとゾッとする(=_=;)あと、ラストがめっちゃ気になる…(笑)
これはどうにも受け入れられないかも。前作までは良かったんだけどなぁ。刑法39条についてなら薬丸さんの「虚夢」の方が考えさせられたかな。今回に限ってはちょっとグロさが目立ちすぎて悪のりで書きましたって感じ。一冊の本にあれこれ問題を詰め込んで書かれるのが好きみたいdけどじっくり一つの問題に取り組んだ作品も読んでみたいな。
犯罪者はそうなる因子を持っている。末期ガンであろうと早期に発見した病であろうと治る病気は治るし、治らない病気は治らないから治療も医者も気休めなだけ。主人公はそんな論旨を持ちながら医者。医療の現場、法律の問題点を提起してそのままにしたこの終わり方は次作を予定しているのかな?・・・解答などはありそうにないけれど。
無痛の
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