比類なきジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
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比類なきジーヴスの感想・レビュー(296)
執事たるもの、全てにおいて気配りがなされているのが、あたりまえですがジーヴスときたら、御主人のバーティーを手のひらに乗せて楽しんでいるようです。でもよく考えると、その全能の神のようなジーヴスの雇用主は、バーティーですから彼のほうが、役者は上なのかも・・・ユーモアとかジョークに富んでいますが、かなりブラックがまぶされていて楽しかったです。
とっても昔に書かれたお話だそうですが、それを感じさせない内容でした。じわじわ笑えます。ラストの纏め方に感動。ジーヴスは、友人や恋人と過ごすとき、どんな顔をしているのだろうか。。。一緒に漫画もお借りしたんですが、バーティーが某漫画の殿に思えて仕方なかったです(笑)そしてビンゴは本当にこれから大丈夫?ビンゴの今後が一番気になります。「俺は大理石でできてるわけじゃないんだ」には笑いました。そうだろうねぇ。
天下最強執事とその主人のお気楽ダメ人間バーティーが繰り広げるユーモア小説。面白かったです。たまに日本語訳の意味がよく分からないことがありますが、一つの話が20頁程度と短いし、登場人物も少なくて覚えやすいし、ストーリーもワンパターンなので気になりません。ほとんどの話がビンゴの恋のトラブルにバーティーが巻き込まれて、それをジーヴスがクールに解決するという決まった形です。ワンパターンの安心感。「水戸黄門」や「男はつらいよ」。こういうのが好きなのは日本人だけかと勝手に思っていましたが、海外の作品にもあるんですね。
抜けた所があるけど教養のある主人、万能執事なジーヴス等アクの強いキャラクターの織りなすドタバタ劇。昔のミステリでありながら驚くほど読みやすいのでお勧め。解決方法が大体同じなのは頂けない。
「お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」の執事が世間では流行っているなか、わたしのなかでは一癖も二癖もあるジーヴスが今頃流行らんとしている…。 語り手が主人のバーティーだから、ジーヴスが何考えてるのか全然見えてこなくてひたすら謎。ただ確実にわかっていることは、ジーヴスは自分のことを頭の片隅で考えていて打算的だということ。それがひどく人間くさくて笑える。あと、かなりどうでもいいけど、バーティーの心の広さに何度も感心した…。
この本、スゴく古いんですよね?今読んでも全然古臭く無いです!頭が良くて礼儀正しい執事なのに、ファッションセンスに関してだけは全く譲らず、自分の功績があった時に主人の服を無条件で処分してしまう辺りがとても好き。ユーモラスだけど、当時の風俗や支配者に対する風刺的な表現も多いので、その辺りの知識があれば更に楽しめそうですね。シリーズもたくさん出ている様なので、読みたい本がまたまた増えてしまい頭が痛いな〜(笑)
従順で礼儀正しいながらも、自分を曲げないジーヴスがかっこいい。英国版のドラえもんだね。主人公のバーティーも品格と知性はあるけれど利口さに欠けるところが貴族的で良い雰囲気を醸している。のんびりとした休日にうってつけのユーモア小説だと思う。
先にマンガ化された方を読んでいたので、話の筋は判っていたし、登場人物が頭の中でビジュアル化されて読みやすかった。ただ、登場人物の少なさとその世界の狭さから、続けて何作も一度に読むと飽きるかも。時々、思い出したように読み進めていくにはとても面白いと思う。
ミステリの項目に入れたけど殺人事件は起きません。身近な困惑のネタ(ほとんどビンゴによる)を執事のジーヴスのアイデアで解決するだけのもの。しかしビンゴは腹立つなぁ。あたしがバーディの立場だったら確実に最終回でフクロにしてるわ???
先輩から借りて読了。いやはや、訳者あとがきにもあるとおり、このシリーズを知らずして、イギリスのユーモアを語っていたとは、我ながら恥ずかしい限り。ただし、読者を選びそうな気がするなぁ。ぜひとも「日の名残り」のスティーブンスとジーヴスを対決させてみたいと思うのは、あたしだけではないはず。(訳者によると、ジーヴスはValetであり、スティーブンスのようにButlerではないけれど…。)引用されまくりの古典は多分分からないけど、原書を速攻アマゾンで注文済み。
たぶんこれ映像で見たほうが面白いかも。一つ一つの話が短くてあっさり読めるけど、日本語で読むからなのかな?なんだかもっさりしたテンポだった。あと話の流れが似通っているので、初めて読んだのに、あれ?この話知ってる…というような気分になる。
洒脱なエスプリ感満載のコメディー。完璧かつ慇懃無礼な執事のジーヴスと、ボンボン街道をひた走る気のよいバーティー。2人のテンポの良い会話に思わずニヤリ。水面下のファッションバトルにもニヤニヤ。ちょっとまわりくどく読み辛く感じましたが、その硬めな訳がいかにも英国って雰囲気に一役かっている気もします。女性陣はメチャメチャ強いです!100年前に書かれた作品ってことを考えると、かなり斬新な女性像なのかな?・・・当時の英国事情に疎い自分が悔しいです。えっ?友人ビンゴはこのまま幸せになるの!?それは許し難いです~!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 07/22
大騒ぎのドタバタ劇とジーヴスの意表を突く解決法が面白い♪ 執事としても完璧で優秀なジーヴスだけど、バーディに忠実かというとちょと違う~ 恭しい忠告を無視すれば途端に冷たくなるし、すました顔してチャッカリしてるし、けっこう策士だったり食えないヤツだったりして彼の言動に思わずニヤリとしてしまう!! バーディとのカラーセンスに係わる静かな戦いには笑った♪♪
★★★★☆ 最近刊行された文春文庫版で面白さを知ったので、そっちの刊行を待てずにこのシリーズに手を出してみた。先に読んだせいもあるかもしれないけど、文春版の訳の方が好き。直訳風のタイトル(「ジーヴス、小脳を稼働させる」、「ウースター一族の誇り傷つく」、「クロードとユースタスの遅ればせの退場」など)は好き。(図)
面白いという話は聞いていて、面白そうだとは思っていたのだけど、時間とチャンスができるまで待ってた。予想以上に面白かった。こういうユーモアセンス、好き。もってまわった言い回しや慣用句が若干直訳調なのも、賛否はあるだろうけど、原文が透けてみえて、自分的には好み。これからシリーズを読むのが楽しみ。
勝田文の漫画が面白かったので挑戦。あらためて文字で読んでみると何というか・・・ビンゴ、ひどいwww 正直こんなトラブルメーカーには関わりたくないと思うのだが。バーディーの度量の広さ(あるいは能天気さ?)に感心。
【図書館借本】愛すべきお馬鹿主人と有能執事がお送りするコメディ。くすくす笑えて面白い。翻訳本でここまで軽快な文章なのは初めてかもしれない。5章ラストのバーティーとビンゴのやりとりには、「馬鹿だこいつら……」と思わず。漫画も読みたい。文庫出たら欲しいけど、出るのかなー。
マンガが面白かったので、図書館でたまたま見かけて借りてみた。 やっぱり大英帝国物好きだわ。 ただ、続編がたくさんあるみたいだけど、そちらはどうしようかなぁ。ずっとこの調子だろうしな。
ことあるごとに「我々ウースター家は・・・」と見栄をはる人の良いダメ主人&クールなキレ者執事・ジーヴスの名コンビ登場!細かい描写がいちいち面白くて、一挙手一投足に笑ってしまいます。これ、完全にコメディですね(笑)惚れっぽいが立ち直りの早い親友・ビンゴや、やたらと結婚話を勧めてくるアガサ伯母さん、トラブルメーカーの従兄弟・クロード&ユースタスなど、脇役のキャラも多彩。すっかりハマってしまいました!このシリーズ、追っかけます♪
_P4Y_(ヒカル)
ブクログの方に<冒頭から自分の執事をベタ褒めする主人><執事がいないとダメな主人><極めつけ>と、本文引用しました。よかったらご覧ください。 http://booklog.jp/users/p4y/archives/4336046751
ナイス!
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05/24 08:22
ブクログの方に<冒頭から自分の執事をベタ褒めする主人><執事がいないとダメな主人><極めつけ>と、本文引用しました。よかったらご覧ください。 http://booklog.jp/users/p4y/archives/4336046751
ナイス!
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05/24 08:22
面白かった!もう夢中。 何はさておき、この翻訳、最高!と思った。バーティの語りの絶妙なタメ加減や、ジーヴスの言葉遣いのもって回りよう、そのはしばしを、どこまでもしつこく脳で転がす快楽がこの作品の真骨頂だとすれば、この訳は最高潮に相性ぴったりなのではと思う。これがつるつると読めちゃういわゆる名訳とかだったら楽しさ半減だったんじゃないかなぁ。どういう運びで彼が翻訳することになったのか知らないけど、持って回った文章の専門家=法律家に訳して貰うっていうのは、素晴らしいアイディアだったのでは、と思う。
英国のユーモアに最初はとまどいつつ、どんどん面白くなってくる。大らかな良き時代。出来る「執事」ジーヴスと優柔不断ですぐに丸め込まれてしまう紳士バーティ。争点はいつも服飾センス。賭け事はスポーツなのね。このシリーズ、ゆるゆる読みたい。
理知的な完璧執事ジーヴス、恋多きトラブルメーカーのビンゴ、そして実に軽妙な語り口で読み手を楽しませてくれる、悩みの尽きない能天気紳士バーティー。魅力的な彼らを中心に周っていくドタバタ劇に、腹を抱えて笑わせてもらいました。
漫画家・勝田文さんのファンで新刊のチェックをしていたところ、原作となっているこのシリーズを知りました。原作から読む派なので早速読んでみると、なるほど漫画化しやすそうな軽快な会話のやりとり。バカだけど、自分が一番バカだと承知しているご主人様・バーティーに、おそろしくデキる執事・ジーヴスのファッションに関する無言の闘いがおかしい。この二人、一応主従関係にあるんだよね?と心配になるほどのジーヴスの容赦なさにも笑えます。ジーヴスだけは敵に回したくないですね。
はじめは読みにくいと思ったのだけど、だんだん病みつきになってきた。この微妙なまわりくどさがバーティーの持ち味。だんだん、読んでるというよりは彼の話を聞いている気になってくるのです。ジーヴス、もうちょっと表向き優等生かと思ってた。これはこれでなかなか良いです。
ずっと読みたかったシリーズ。英国らしいウィットに富んだ語りが予想以上にツボで、素晴らしすぎる。バーティーの婉曲表現に何度笑わせられたことか。登場人物も個性的でユーモアたっぷり。これ浅羽莢子さんのピーター卿シリーズみたいに、びしばし出典指摘した訳で読めたら最高だったろうなあ。森村さんは専門家じゃないせいもあるのか、ちょっとあちこち放り投げてて、そこが残念!
バーティーがいるからジーヴスがあり、ジーヴスがいるからバーティーがある。人の良すぎる洋服のセンスのない主を助けてくれるちょっと毒持ちの素敵な執事。楽しそうでした。
もっとまわりくどい文章を想像していたのですが、漫画版を先に読んでいたためか、森見さんの作品に毒されすぎたためか、案外すんなりと読めました。舞台は20世紀初頭の英国ながら、ドタバタの様式美と軽妙な語り口は古典落語のような味わい深さがあります。小学生の頃、学校の図書館で読んだ「まんじゅうこわい」「時そば」「目黒のさんま」などを思い出すのですが、話の可笑しさだけでなく、古めかしい舞台の中にもどこか不思議なリアリティが感じられるあたりは、このジーヴスシリーズにも通じるのかもしれません。
ヒロ@いつも心に太陽を!
原作を読まれたのですね!!!漫画でこの作品の存在を知り、図書館で原作を探したら案外すんなりと見つかったのでいつか読もうと思っていたのですが、予想以上にシリーズの本が多くてしり込みしてました(笑)モリミーに毒されてる私なら同じようにすらすら読めるかも?!冬休みに読もうかなぁ・・・
ナイス!
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12/19 16:52
原作を読まれたのですね!!!漫画でこの作品の存在を知り、図書館で原作を探したら案外すんなりと見つかったのでいつか読もうと思っていたのですが、予想以上にシリーズの本が多くてしり込みしてました(笑)モリミーに毒されてる私なら同じようにすらすら読めるかも?!冬休みに読もうかなぁ・・・
ナイス!
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12/19 16:52
安国寺@灯れ松明の火
私も図書館で探してみたら、英米文学のコーナーですんなり見つかって驚きました。あまりにたくさんあって、どれが1冊目か分からず苦労しましたが(笑) 漫画版は割と原作に忠実だったようで、それですんなり読めたのもあると思います。私も冬休み中に続きを読もうかなと思います。
ナイス!
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12/19 17:36
私も図書館で探してみたら、英米文学のコーナーですんなり見つかって驚きました。あまりにたくさんあって、どれが1冊目か分からず苦労しましたが(笑) 漫画版は割と原作に忠実だったようで、それですんなり読めたのもあると思います。私も冬休み中に続きを読もうかなと思います。
ナイス!
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12/19 17:36
ジーヴスとバーティの会話はかなりおもしろい。主従関係を超えて、主導権がどちらにあるかは、火を見るよりも明らか。でも、バーティがいなければ、ジーヴスはただの食えない男かも。彼がこんなに愛すべき男でいられるのは、能天気バーティのおかげかな。やられたなあと思いつつなぜか憎めないよ。最強のコンビ。
先に勝田文さんのコミカライズ版を読んだのですが、面白さはそちらの方が正直上。というか、訳がイマイチ…。訳者の森村さんが文学畑じゃなく法学科出身の方だからなのか、まるで原文を直訳したかのようでテンポが悪い。基本的に軽快なユーモアに富んだ会話劇で読む作品なので、あまりに過度な装飾は必要ないとはいえ、当時の風習についての解説くらいは入れるべきなんじゃないのかな。あとがきからはウッドハウスへの深~い愛はとても伝わってきたけど…うーん、何か不完全燃焼!ストーリーは面白いですよ。ジーヴスの腹黒さがたまらないです。
比類なきジーヴスの
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感想・レビュー:117件

















































