最後にして最初の人類
最後にして最初の人類を読んだ人はこんな本も読んでいます
最後にして最初の人類はどんな本ですか?
最後にして最初の人類を追加
最後にして最初の人類の感想・レビュー(15)
人類の未来について語られた本は星の数ほど存在する。その中でもステープルドンのこの本は20億年というスケールの巨大さや淡々とした文章の異様なイマジネーション、80年前に描かれたとは思えないくらい説得力のある描写や考察の厚みとヴィジョンなど全てにおいて、新たなる神話と呼ぶにふさわしい最高水準の一冊。いや、未来を語るのではなく、未来に現れた最後の人類が、過去に干渉して語ったのだから未来から、というべきか。哲学とも平行世界の歴史書とも呼べるが、強いて言うならまさにSFとしか言いようがない。至高のSF叙事詩神話
08/12:Nemanoc ver.1.1.2
読み終えて真っ先に浮かんだ考えは「1930年代のSF小説で、尚且つ著者はこの書籍を執筆するまでSF小説をまともに読んだ事すらないのにこれ程の内容が書けるとは。」でした。 時代が時代であった為に、太陽系惑星内に高度知的生命体が登場するシーンがいくつか存在しますが、それ含めても現代SF小説と十二分に渡り合える出来栄え。 特に科学技術においては、クローン技術・核分裂に似たエネルギーシステム等、現代技術を当てている点も特筆に値します。 問題は、情報量が膨大の為、読破するには時間を要する点。
「スターメイカー」と一緒に図書館で借りたのが敗因。物量に押されたせいでただただ文面を追ったのみに終わってしまった。残ったのは達成感のみ(駄目)。次回はきっちり読んで感想書きます。
06/15:椰子犬
最後の人類である第17期人類が20世紀の世界の描写から始めて、その後の人類の興亡を編年体風にまとめた形をとっていて、ヨーロッパや世界の情勢の変化から説き起こしてあるので、ストーリーに入りやすい。人間のいやな面もストレートに描くものの、環境の変化(火星人の来襲、太陽の白色矮星化)に苦慮しながらも何とか生き延びようとする人類のたくましさや、何といっても最後の人類の独白である最終段落の文章などは、ステープルドンの人間に対する冷静ながらもやさしいまなざしが感じられる。
02/11:nz128
人類の進化史が綴られています。淡泊に語られていく物語の中で、第七期人類の飛翔人類の最後は妙に小説的で僕はここが一番好きでした。専門家の中にはこの部分について批判的な方々もおられるそうですが、好きなんだからどうしようもありません。
スターメイカーの前篇。種としての人類そのものの歴史を語り、そのスケールは20億年に及ぶ。時にはたった1行で1億年が過ぎ去ったりする。もはや小説とは呼べないが圧倒される。「彼らは生まれました、苦しみました、死にました」という言葉が真理だとしても、物語の最後で終末を迎える未来の人類たちの言葉はごく優しい。
--/--:sezmarbook
最後にして最初の人類の
%
感想・レビュー:11件














ナイス!






