プラ・バロック
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プラ・バロックの感想・レビュー(264)
ところどころ日本語的に微妙に違和感のある文章があって気になった。まぁ、それは置いといて、途中までは非常にスリリングで楽しめたんだけど、後半いっきに後味が悪くなって残念。ストーリー的に、あの人は殺されなくても良かったと思う。
よくある刑事ものだけど、あの時のあれと繋がっていたのか!とか、先入観の不思議さを感じる作品でした。初めての作家さんだったけどサクサクと楽しく読めました。
埋め立て地の冷凍コンテナから、14体の凍死体が発見される。神奈川県警機動捜査隊に所属する女性刑事・クロハは異様な事件の深部に迫っていく…。最初の方はなかなか話が進まないのでダラダラと読んでいましたが、徐々にドキドキ感が高まってきました。特に最後の方は「まさか、まさか…」とハラハラさせられました。その後が気になるので「エコイック・メモリ」も読もう。
初めて読む作家さん。読みやすくて話が進むにつれてハラハラ感もアップ。 女性刑事が主人公なんだけど警察小説とはまたちがった印象。
多分初めて読んだ作家さん。女性刑事の関わった連続殺人と連続自殺事件、サイバー世界の淡々とした空虚さ。はまると面白いんだけれど、最後まで「作られた」物語感があって距離を置く感じ。好みではないけれど気になる作家さんでした。もう1作読んでみようかな…。
面白かったー!初めての結城作品。これからも借りて読んでみよう。女性刑事が主人公。考えもつかない犯罪に想像力フル活動。あり得ない犯罪が起こってしまう昨今。こんな犯罪が起こらないのを願いましょう。最後のスピード感、クロハを打ちのめす出来事が衝撃的。読んでいるこちらもショックを受ける。クロハ続編出てないかな。読みたい。
初めての作家さん。デビュー作なんですね。確かにそういう仕上がりです。無機質で近未来的な雰囲気は十分感じられましたが、脳内補完がかなり必要です。今後に期待。
内容はよくある刑事モノだけど、読み易くオモシロイ。だが、キャラのちょっとした所作に何ページも費やすダラダラ感に眠気を覚えた。反面、クライマックスはポンポンと飛んであっけない。全体的にバランスの悪さが目立つのが残念だった。
全編にわたって鈍色の空に雨が降っていて、唯一あざやかな揚羽蝶のイメージに底冷えのする悪意が垣間見える。その風景は劇中で展開される仮想空間でも例外ではなく、終章にいたっても雨は止むことはない。つまりわかりやすい感情のカタルシスと言うものはないわけで、読み終わった時になにか心にしこりが残るが、だからといってそれが非難の対象になるわけはない。言うなればセブン+デクスターみたいな感じ。構成は上手いし文章もこなれたらもっと良くなりそう。強い女性大好きなんでクロハさんはこのまま立派な鉄の女に成長して欲しいです。
非常に綺麗な装丁の本です。女性刑事が出てくる小説には、その女刑事を苛め役が出てくるのはお約束なのだろうか?身内が殺されるのは、読んでて辛いものがあります。アイに未来の希望を託しましょう。面白かったのですが、タカハシの出現のさせ方が唐突だった事、タカハシとカガの関係性が曖昧(何故、カガはタカハシ達をあんなに怖れていたのかなど)だったような気がします。
夜景の美しい表紙に釣られ読みました(笑)電撃で銀賞とった後、光文社の賞をとったそうです。ラノベ風な文体に最初戸惑いました。登場人物の苗字はオールカタカタ表記で最初主人公の性別がわかり難かった。話中、SNS仮想空間が出て来たかと思うと、いきなりの場面転換。登場人物が更にハンドルネームも使うから、誰が誰なのか?またしても分かり難い。雰囲気は伝わってくるんですが、のめりこめず未消化感はぬぐえません。ちなみに、警察絡めなくても……と思ったり、推理ネタも平凡かなと。
登場人物の名前をカタカナで表記することにより、どこか近未来的で現実離れした世界観を演出することに成功している。ただ、私には名前がカタカナであることで、登場人物たちが記号のようで個性が感じられず、顔が見えてこなかった。事件の内容は壮大だし、全体に漂う暗い雰囲気は好きだ。ただ、もっと傑作になった素材だったのではないかと残念に感じた。アゲハ視点の描写は、立派に叙述トリックを仕掛ける事に成功しているのに、あっさりとネタをばらす所も、少しもったいなかった。デビュー作という事なので、どこかで飛躍を期待したい。
お友達が読まれたので読んでみました。大量の死体、リアルとバーチャルとの絡まり、どこからか雨音が聞こえる世界。。。ちょっと文章が読みにくかったけれど、デビュー作ならば致しかたないか?? 主人公が恐怖を感じるのが人間らしいな、と思った。シリーズの2冊目が出たそうなので、それも読んでみよう、と思っている。
積極的な美人刑事と、それに対抗する狷介で武骨な中年刑事。ベタなキャストと熱がこもってない淡々とした文章、そして最初の数ページでラノベ臭を感じたせいで、入り込むのに時間がかかるが、尻上がりに良くなる。同時進行する二つの事件どちらの内容も興味深く、先を読みたくなる展開ではある。序盤の取っつきにくさと、結末のアノ感じが惜しいが、まぁまぁな作品。
無機質な世界観に、大量の個性なき死体が出てくるところは乾いた雰囲気を出すことには成功しているかと。しかし登場人物の描写など、ソフト面に課題を残す印象も同時に受けました。これがデビュー作ということで、次回作の飛躍に期待。
出だしの謎。14体の凍死体。謎が謎を・・・的な始まりは良い。が、いかんせん主人公のクロハのキャラがイマイチ。美人・射撃の達人等のキャラ作りはしているのだがイマイチ心に響かない主人公だった。薄く感じました。よっぽどタカハシの方がしっかり作りこまれていた。
いやー、面白かった。クールで、孤独なヒロイン、クロハ。他の方のおっしゃるカナ表記に最初は戸惑ったが、100pを過ぎて慣れてからは、気にならなくなった。描写も、簡潔で展開も早く、ページをめくる手が止まらなかった。心情押しというよりは、謎解き押しですが、姉や同僚に対する気持ちはビンビン伝わりました。速攻、「エコイック・メモリ」ゲットだ!!
機動捜査隊の美人で射撃優勝者の警察官が主人公。ネットでアバターを使い仮想空間をうろつく描写や名前がカタカナ表記なところで新しさを感じさせようとしているがSFにしたほうがいい。中途半端なかんじ。警察物として弱くラストも不気味感が足りない。装丁はクールです。
タイトルの通り、歪んだ真珠のような物語。きちんと整理されているようで、どこかしら歪んでいる、収まりの悪い物語。少年漫画のような、キャラクタの使い回し方もなんだか気になった。登場人物がことごとくカタカナだったのに、少し違和感を覚えた。接続が、上手くいっていないような。
★★+ しとしと降り続く雨に工業地帯のインダストリアルな空気。冷凍コンテナから14体の凍死体が発見。と、読書欲をそそられる設定が沢山あるのに、読み始めるとどこか違う。主人公クロハに全く共感できなかったこと、他の警官たちも嫌な感情だけ残って他にはなにもなし。キャラが印象に残らない作品だった。大事な人物もなんだか適当にまとめられた感が否めないし。雰囲気が好きだっただけに、残念。それでも、次巻は読んでみたい。
冷凍コンテナから発見された14体の死体。自殺ではあるけど、釈然としない嫌な雰囲気。そこから始まって……という本線の部分は上手くまとまっていると思う。ただ、序盤の雰囲気を悪くしているヒロイン・クロハとカガの対立とかは、何かよく分からない内に消滅で意味がないし、逆に重要人物タカハシ辺りは、殆ど掘り下げが無い。なんか、その辺りにチグハグさは感じる。(既にデビューしていた、とは言え)新人賞受賞作としては、悪くないとは思うが……
ん?外人?から始まった。そうではなくて単に表示をカタカナにすることで視覚的に目立とうとしてたのかなと。んー、人物がなあ。いまいち好きだと思わせるものがなかったかな。だけどまあまあ後半は楽しめた。
久しぶりに「つまらなくて読むのに時間がかかった」本。みなさんの意見にもあるように、内容もなく文体もどうってことない。意外性も斬新さもなし。登場人物にも魅力なし。初めに「アゲハ」という美人刑事ありきで、そのあとに今っぽいテイストで物語をくっつけた感じの作品。あー時間損した。
サラッと読めて、この雰囲気は嫌いじゃない。でも、セリフ中の“……”は違和感があった。“?”でいいんじゃ?名前をカタカナ表記にする意味も分からない。
第12回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作の 本作。 後半は ハラハラドキドキしながら読みました^^; 人物には感情移入できないところが おしいところかな^^; 次回作が 楽しみな作家さんになるのではないかなぁ!!
カタカナの多用は賛否が分かれると思うけど…軽さが前面に出てしまう印象を受けた。新展開を迎えるとそれまでの話の争点が急に忘れ去られてしまうような…居心地の悪さも感じた。新しい発想で面白い部分もあっただけに残念!
静かに雨が降っているような全体の雰囲気は好き。ただし、登場人物名をカタカナにしたり、改行を多用していたり、主人公が美人だったりするのは、あまり好きじゃない。バードボイルドとしては、先に素晴らしい作家がたくさんいるので、このくらいでは生き残れないと思う。一皮むけるか?
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