寒椿ゆれる―猿若町捕物帳
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寒椿ゆれる―猿若町捕物帳の感想・レビュー(217)
知らずに読んだらシリーズ4作目でした。宮部さんの時代物を思わせるような登場人物やお話の展開ですが、妙な能力が入らずに実際に推理だけでお話が進むところがより正統派の感もあります。登場人物がまたみんなとても魅力的。ここでは助け合っいた方とも前作ではいろいろとあったのでしょうね。一作目から読み直します
猿若町捕物帳4作目。女運に恵まれない堅物同心の千蔭に、新たな縁談が。梅が枝とはどうなるのか、事件そのものよりも、ハラハラドキドキ。欲を言えば、1作目のように、猿若町というしばりを、もっと活かした事件が欲しいところです。
これまでの3作に比べると事件そのものの魅力は薄かったかな。しかし、玉島家には大きな動きあり。お駒におろくと、千陰の見合い相手は変わり者ばかりで面白い。実らなくとも近しい関係で登場してくれることでしょう。新三を見直した!千陰はいいヤツだけれどお人よし過ぎだよ…このあたりでスピンオフとして、千陰、梅が枝と巴之丞の昔の話を読んでみたい。千次郎も面白い過去がいっぱいありそう。女関係の(笑)
新三…純情過ぎ!そして千蔭はイイ人過ぎか…。お駒に慶事が、千蔭には見合い話。巴之丞には凶事が。とまぁ、いろいろ盛りだくさんなのに、やっぱりすっきり!おろくさんは、これで終わりなのかな、いいキャラなのに。梅が枝姐さんは、ちょっと安堵かな。絶対そうだよねぇ。
三作品収録。主タイトルの寒椿が良かった。好きな人と添うことが幸せなことだと思う。職業も相手も決まってしまっている時代を思えば、今がどんなに自由な時代であるか思い知らされる。自由を権利としてくれた人たちに感謝。
猿若町捕物帳シリーズ第4弾。短編3編。「猪鍋」お駒の滋養で行った乃の字屋に、ある男が包丁を振り回して店に飛び込んできた……。「清姫」巴之丞が若い女に刺された……。「寒椿」内藤屋に入った盗賊の手引きをしたとして疑われたのは……。千蔭の見合い相手のおろく、面白いキャラだと思ってたけど……、出番は今回だけかな。
中短編くらいのお話が3話。なかなか面白い設定で書かれています。出てくる人たちが融通がきかなくて、人の気持ちに敏感なようですごく鈍感だったり。収まる所に収まるそんなお話でした。
おろくさんも大石さんも好きだからこの結末は嬉しい。なんていうか、千蔭とお見合いすると…なんてジンクスが生まれそう。優しすぎるよ千蔭さん。でも、そんな千蔭さんが大好きなんですけどね。
お駒が妊娠。しかし食欲がなく衰弱する一方。そこで珍しいものならどうかと、乃の字屋という四つ足を食べさせる店に行くことになり・・「猪鍋」。千蔭はお見合い相手のおろくと共に巴之丞の舞台を見に行くことになり・・「清姫」。内藤屋という大きな金貸しに盗賊が入った。北町奉行所同心の大石がその盗賊の手引をしたという投げ文があり・・「寒椿」。シリーズ第4弾。1作目に比べると千蔭も随分丸くなったような気がします。今回千蔭はお見合いをするのですが、その結果はこれで良かったような残念だったような複雑な気持ちでした。★★★★
前作を読んでから間が空いてしまったけれど、直ぐに作品世界に入り込めました♪
今作は玉島家に慶事があり、みんながハラハラしながらも母上(笑)をいたわり、ほのぼのした雰囲気。
でも、南町奉行所同心の玉島千蔭は、相変わらずの朴念仁で、非番月でも仕事熱心!
その変わらなさに、呆れるやら安心するやら(笑)
北町奉行所の大石への友情も良かった!
大捕物など派手な動きは無いけれど、事件の裏にある人の想いの切なさに溢れた時代ミステリーで大好きです♪
大石ーーーーー!!。。そうだったのかと目から鱗。。。おろくさんの秘めたる恋心にもキュンとしてしまいました。椿、そうですね~でもその潔さが好きだと言う人もきっといる筈なんだっ!なんて思ったりもしました^^この作家さん初読みだったのですが、好きな世界観で取りあえずシリーズを遡って読むことから始めようかな~と何だか楽しみ♪
…大石…なんてロマンチストなんでしょう。椿が結びつけたのね。で、また千蔭の独身が続くのね。
「捕物帳」の割に、捕り物の場面は少なく、複雑な人間模様を八十吉が眺めているという小説。奥右筆組頭の前田家の娘・おろくと千蔭との縁談は、千蔭が梅が枝をひかせるのと同じくらいの「身分違い」。おろくは一向にかまわぬ様子。内藤屋に賊が入った事件で大石新三郎に嫌疑がかかる。大石の無実の証を求めて奔走する千蔭。しかし、思わぬところに事件解決の手がかりがあった。さらに思わぬ展開が。「椿」が効いている。千蔭は「お人好し」を通り越して「バカ」がつくほどの朴念仁であるが。読者としては先の楽しみが増えた。
遠い方の図書館にある(近い方は貸し出し中)と検索し、走ったよ(笑) そして、一気に読了! 主人公千蔭がどんどんいい男になってくるなあ。そして、周りのキャラもどんどん魅力を増してくる。続編をぜひともお願いしたい! ところで、この作品に関して、3巻目を読んでいる途中に「感想」をチラリと見たら、ネタバレがあり、ガックリ。今回も、今見ると結構ある・・・。(謎解き部分ではないけれど)これって、どうなんでしょうか?
にぶちんって言葉が千蔭さまほど似合う男もいないだろうな。仕事の探索なら勘もいいし、裏読み、深読みもできるのに・・・。(けなしてませんよ、誉めてます)微笑ましいなー・・・。
にぶちん千蔭・純情大石・変わり者おろく…いろいろあっても後味は良い。
猿若町捕物帳第4弾。3編収録の短編集ですが、全編を貫くのはおろくという新キャラと 千蔭のお見合いです。結果は読んでもらうとして、とりあえず、大石がかわいすぎる。意外だった~! 千蔭が出した結論に、ますます彼に惚れました。続刊が早く出てほしい!
(再読)おろく好きだから、結婚してしまっても良かったのになあ。でも梅が枝もいいから、だったら2人と零よりは1人ずつだよな・・って思ってみたり。与四郎が妙にお気に入りで、おやあ?と。前作ではそれほどでもなかったのに。あの1シーンのみで気に入るって自分で謎。 あと大石さんが可愛い。
☆☆☆ 千蔭さん本当に結婚してしまうのかとハラハラした。新三郎とおろく夫婦が今後どんな風にからんでくるのか楽しみ。梅が枝と結ばれるのは年季明けなのか。後継者問題はどうなっていくのか。
良きライバルであり友人でもある新三郎の為に一生懸命になる千陰がすんごくかっこよかった!おろくさんを妻にした千陰も見てみたかったなー。早く続巻が出ることを望む。
仁吉や佐助が出てこないかなぁ、なんて前半。後半は、おろくさんの魅力に引かれ、グイグイと。そうか、寒椿が揺れたんだね。
著者が女性だからか、女性の登場人物全員が生き生きと描かれている。うじうじした女など、一人もいない。やっぱり女は強くなくちゃね(笑)。なーんて、男に助けてもらうのを待ってるだけのお姫様キャラが嫌いな私は、やっぱり梅が枝ファン。おろくも良いキャラなので、これからも登場してくれると嬉しい。
『猪鍋』『清姫』『寒椿』母上様御懐妊。何とな〜く、時代小説の中心読者層へのサービス?とか思ったりして(『剣客商売』然り)
シリーズものだと知らずに借りてきてしまった…が、前作までの流れなど気にせずさくさく読めた。巴之丞、梅が枝、大石、お駒など、魅力的で一癖ある人物が多く読んでいて楽しい。数字に凝り「同心の妻にぴったり」といわれる見合い相手おろくも、最初は変な女性だったが、だんだんサッパリした気性やちょっと突拍子もないところにまで感情移入。結局嫁取りは振り出しに戻ってしまったけれど、おさまるところにおさまったようで読後感は良い。
とうとう千蔭も年貢の納め時?!八十吉と一緒に「ほんとに結婚しちゃうの?!」とやきもきさせられる。同シリーズの他の巻に比べ一番まとまっていて引っかかりなく読めた。
「サクリファイス」の作者が捕物帖を出しているのかと4作目とは知らずに読みましたが、朴念仁の同心千陰を巡る脇役が個性豊かで読んでいて楽しいものでした。これはシリーズもの全巻読破に向けて図書館で探さなくっちゃ!
寒椿ゆれる―猿若町捕物帳の
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