こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたり
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こころげそう 男女九人 お江戸恋ものがたりの感想・レビュー(487)
サクサク読める。3時間で読了したので面白い事は否定しないがなんだか物足りない。恋愛とか女心がまったく分からない下っ引宇多。叶わなかった自らの恋と幼馴染みたちの恋模様に振り回されながら事件を追いかけて行く。読んでる間中思ってたのは(どいつもこいつも…) 幼馴染みの粗方は片付いたけど主人公宇多は?ニブチンのままなのか重に言われて その気になるのか?そこんところはっきりしないまま幕。
久々の江戸恋愛物かつ初畠中作品で期待したけど、直接的な恋の鞘当てよりも、本人の居ない所でひたすら嫉妬したりうじうじしたりする場面が多くて物足りなかった。幼馴染九人の感情の描写が悉く淡白に思える中、「八卦置き」のお徳の心情だけがリアルで余韻が残った。
江戸の暮らしはほとんど、徒歩で行ける場所となると、恋愛も幼馴染の間となるのかも。 宇多が恋心を最後には、伝えることが出来て、少しだけ、救われた感じ。 それぞれの成長物語としてみると、なかなか面白い。
「しゃばけ」シリーズに少し飽きてきたので期待して読んでみたが、全体的に散漫としていて思っていたほどではなかった。ただ女の子の嫉妬心描写はうまい。
余韻が残り、面白かったような気がします。欲を言えば、もう少し読みたいですが物足りないくらいが一番丁度いいかもしれませんね。しかし、誰も救われない恋物語ほど読んでいて辛い物はないのですが、幽霊が出てきたり推理物だったりで意外とあっさりと読めました。救われたことと言えば、最後に宇多さんが於ふじちゃんに気持ちを伝えられたことでしょうか。それにしても、お絹ちゃんは役得かもしれませんね。今後宇多さんと夫婦になる可能性もありますし。しかし、於ふじちゃんは宇多さんのことを想っていたのかな?と考えると、切なくなりますね。
再読。鳥頭なのでほどよく内容を忘れていました。設定はいいのだけどその設定を生かし切れてなくてなんだか無理無理で焦点がぼんやりした印象ばかりが残りました。再読するほどの内容ではなかった、かも。
いつの時代も恋は厄介なものだ。恋焦がれている相手が幽霊になって自分の手の届かない人になってしまうとは…。恋の裏には幼馴染の死。二重三重の仕掛けが読者のモヤモヤを掻き立てる?事件が解決するってことは終わりが見えちゃうわけで…私までちょっと寂しくなってしまった。結局、私は誰の恋を応援したかったんだろう?虎猫の根付に猫好きの私はビビビ…と反応してしまった。江戸時代そういう粋な小物が多かったんだろうなぁ~って。
良く言えば余韻が残る。悪く言えば物足りない。9人という小さな輪の中で、それぞれの事情を踏まえた恋模様は上手い設定だなと思うし、女の子のヤキモチの描き方は上手いし、共感できる。ただ、9人が同じ様な比重で描かれているため、かえって、誰もがぼけてしまっているように思う。
え、幽霊とかあたりまえにいる世界なんだ?と最初びっくりしたけど、「しゃばけ」の作者ですもんね。想い人が冒頭で亡くなってるし、最後もまたせつない思いをするし、宇多は気の毒だけど、今後強く明るく生きていってほしい。お絹ちゃんもいるしね。切り取るとしおりになる、登場人物紹介も載っている扉がナイス。
こころげそう 「心化粧」 口には言わないが内心恋焦がれること。昔の言葉って、奥深くて魅力がありますね。読みやすくておもしろかったけど、このタイトルの深みがもう少し欲しかったかなあ。最初の二人の亡くなり方がちょっと寂しすぎました。
主要登場人物が九人(実際は八人?)、捕り物に恋愛に幽霊と、ちょっと欲張りすぎて散漫な印象。ラストにかけて次々と人が死んでいくのに、一向に盛り上がる(というのも不謹慎だが)こともなく、どこまでも薄ーく淡々と。それぞれの登場人物の描写を『大店の娘だからこういう性格』みたいに簡単に済ませてしまうのではなく、人数を減らしてでももっと深く書き込んで欲しかったのだけれど。生きている人間を描くのは苦手な作家さんなのかも。昔のドラマみたいなサブタイトルだけが印象に残る。誰だ、こんなの付けちゃったのは(苦笑)。
自分が意外と三角関係とか好きなんだと気付きましたww お絹の気持ちだけはっきりしなかった感じがあるので、そこもラストでちょっとあったらよかったかな〜。
己のへたれ故に、家のために、生き方のために、様々な理由で表に出せない恋心。単純にはいかない単純な思い。現代に比べはるかにシビアな恋事情にやきもきしつつ。畠中さんの江戸小説はいろんなテーマをすっとばして江戸の町の散策をしているような気持ちになれる所が一番好きです。ラスト、思いきった弥太の行動に喝采。男共に比べ気っ風の良い女たちでも、答えが男任せになってしまうのは時代のせいかそういった性質ゆえなのか…。
え、結局お絹ちゃんは…? 最初のほうこそやきもち可愛いなぁとによによ読んでたのに、中盤から於ふじちゃんと宇多さんのペアが多くて一番気持ちが語られなかったような…ほのめかすくらいで。 なんにせよ色恋って面倒くさいです(笑) 幼なじみ9人は三角関係多発地帯w ああ、でも気づいたら6人になっちゃったのか…。人の身は儚いなぁ。
幼友達を若くして失うのはとても悲しい事。それが好きだった相手ならなおの事。せめて残った幼友達は幸せになって欲しい。お絹ちゃん、大変だとは思うけどもう少し待ってあげてね!
想いを告げられないうちに、事故で亡くなった幼なじみが目の前に現れたら・・・?という所から始まる、幼なじみ9人の内での恋模様を描きながら、色々な事件を解決する連作短編。宇多さん・・・鈍すぎですww
このモラトリアムぐじぐじ集団はなんなんだ。。。江戸っ子ならもっとちゃきちゃき生きなさい! 宇多のへたれっぷりがもう。。お絹ちゃんの健全さに救われます。まあラストはうまいことまとまってよかったかな。
気持ちだけでは、どうにもままならないものがあるのは現代も江戸も同じ。切ないなぁ。でも最後、いい感じになった一組にはほっとしました。個人的にはおまつが好き。表紙の絵の、どれが誰かがだんだん分かってくるのが楽しかったです。
こころげそう【心化粧】口には言わないが、内心恋こがれること。=東京堂出版江戸語辞典より=いきなり殺されてしまった於ふじの気持ちを考えると、とてもとても切ない。最後の於ふじの泣いたような笑ったような顔…この一文が印象的。
謎解き要素は薄め。恋要素も、言う程多くはないかも… 幼馴染がいない自分には、幼馴染に恋してうまくいかず苦しむ気持ちは分からなかった… お染が贅沢だと言ったお絹には激しく同意する。
誰も彼も思うようにいかない恋を描いた物語。 お江戸で起こる事件などを主に扱ってるせいか、胸キュンしたりということはありませんでした。 いや、たとえメイン恋愛でも胸キュンはなかったかも……。 つくもがみ貸します、みたいに好みのキャラがいなかったせいかもしれません。いまいちだった。 中盤から終盤までの弥太にイライラしっぱなしでした(笑
九人は多過ぎるのじゃ?とも思ったけど、人物がわからなくなることもなく、楽しめました。恋愛だけでなく幼馴染み特有のノスタルジックな感じもたっぷり。こんな幼友達がいたらいいだろうなと思える。幽霊になって戻ってきた於ふじと宇多の、もどかしくも微笑ましいやり取りもいいですね。お絹のほうを応援して読んでましたが、於ふじも可愛いくて憎めません。あと、おまつも応援していました。幸せになって欲しいです。
江戸時代に男女七人夏物語みたいなトレンディードラマばりの話ってどうよ?と思いながらも楽しんで読みました。八卦置きが悲しいお話でしたが一番好きでした。
初めはムム!?と思って読んでたけど、だんだん面白くなってきた。幼馴染同士では恋は絶えないけれど、それにしてもこの9人は交錯しまくってますね。しかもその1/3が死んでしまうなんて、すごい話です。とりあえず宇多が最後気持ちが伝えられてよかったね。
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