セピア色の凄惨 (光文社文庫)
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セピア色の凄惨の感想・レビュー(204)
まさかの再登場、事故後の自己形成の話という風に解釈しましたがー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ねこー!ギャーーーーーーあああああああああー! にゃんぱらり! ウケルー
読み進めるうちにどんどんとやすみんらしく・・・。動物好きな人とか子供が好きな人にはおすすめできない。「ものぐさ」と「安心」の人が怖いよ。ホントにいたら怖いよ・・・。「英雄」は狂ってると思っても結構好きかも。
すっきりしない読了後。動物好きだし子供もいるし、なんか気持ち悪かった。理解しきれないのは私のせいでしょうか。もう読まなくてもいいな。笑
自分の中にある目をそらしてきた要素を、まざまざと見せつけられる。全編口語体で書かれた文章が、現実に擦り寄って来るように生々しく感じられゾっとする。「垝憶」に通じる、記憶と記録と自己の関係性から足元が崩れていくような揺さぶりは、流石小林泰三。
「ものぐさ」を読みたくなったので再読。相変わらず病的で素晴らしい。けれど、程度の違いこそあれある意味では理解できる性癖かもしれないと今回は思いました。根本的な部分はおそらく人間誰しも持つ感情です。病的なだけで。擬音が空々しいのに生々しくて嫌。
連作の短編部分はどれも理解できるが理解できない(したくない)お話ばかりで精神を揺さぶられる感じ。あと描写が緻密で凄惨さが増してます。ものぐさ以降は特に極まってました。狂気へ到る過程ってのは想像以上に単純なもので世間的に狂人と化した当人は正常だと思っているものなのだろうか。子供やペットを溺愛してる人は5割増しで気分が悪くなる事間違いなし('A`)
やすみんってこういう「話が通じない」系上手い。面白かった。「ものぐさ」と「安心」の登場人物のような人間が現実には存在しませんように、どうか。「自分の常識他人の非常識」、「常識って何?価値観は人それぞれ」というレベルを越えて凄惨。
この作品を一言で表すと"不愉快"。レイという人物を探す過程で現れる4人の人物それぞれのストーリーが異常であり残酷です。彼らの思考に戸惑いつつも、その狂気的な世界にいつの間にか入り込んでしまいました。特に「ものぐさ」の面倒くさがり方("すぐに様子を見に行かなくちゃ・・・・・・。でも、面倒だわ")にはかなり恐怖を感じてしまいますね。ただ、「安心」に関しては不快以外の何ものでもありませんでした。だからこそすごい作品ではあるのですが、やはり彼女の言動には最後までついていけませんでした。動物が・・・。
「『助かる方法は一つしかない。なんとか電話をとって、そして、一一九に電話するの。そして、ここの住所を言って救急車に来て貰うの』/『でき……ない。難しい……』/『そんなこと言わないの!』わたしは泣き叫んだ。『それしか、助かる方法はないの』/『お母……さん、電話……して……』/ああ。それができさえすれば、どんなにいいだろう。でも、現実にはそれは無理だった。/あまりに面倒すぎる。」
ヤスミンは面白い。俺の中ではすっかり定説。今回はSF無しでグロ全開だったけど、こういうのもいいな。不愉快になること請け合いだけど、でもそこがいい。SFがあると尚素敵。
文庫書き下ろし。 とある女性が探偵へ人探しを依頼することから物語は始まる。4枚の写真を手掛かりとして行った聴き込み調査結果を、短編小説のように章立てして描いた、4編の連作短編形式。 短編はいずれもグロテスクな描写を持ち、直視に耐えない箇所も多い。また、合間合間に挟まれる章にて、女性と探偵の議論が交わされるが、理路整然に見える部分と屁理屈に見える部分が相交わり、これも生理的な気持ち悪さを引き起こさせる。 小林泰三のおいしいところを抽出したような作品。
「死にかた」(筒井康隆)が好きなひとにオススメ。でもネコ好きやイヌ好きは要注意。警告はしたからね。ぼくは「英雄」のはなしが好きだな。
ひとつひとつの話が秀逸。ものぐさなんて、終始面倒くさいしか言ってないのに恐ろしすぎる…。 登場人物達の発想に、何でそうなる!?といちいちつっこみたくなるけれど、考えてみれば結局普通の人が持ってる考えの延長なんだなぁ。自分もこれはどれくらいまで折り曲げたら折れるのか!とかよくやってたし… 「極端」は「狂気」に繋がり得るって見本だな!
いや、凄い。小林さん、ホンマに好き。その構成力に圧倒された。「ものぐさ」がいい。
飯を食う前に読み、思わずグッときた(胃から)。スムーズに、そして胸糞悪く読める連作短編集。展開の予想がつく分、前倒しで味わえるエグさ。「待つ女」以外は実写化不可能…かしらん?ゴミ屋敷の中で死んだ娘の血に塗れたポテチを食うくだりが地味にクる「ものぐさ」。石橋を叩いて[渡る][壊す]のその先を見せる「安心」。祭りで肉片臓物飛び散る「英雄」は、祭りであろうと必ずしもキレイな形で死ねるとは限らないよなあとふと思わされたり。祭りという言葉の持つイメージのせいか、そのあたりって確かにあんまり意識に上りにくいよね。
不愉快系ホラー。あんまり捻りがないけどひとつひとつの話は愉しめる。独白するユニバ…をちょい読み返した後だったので読後感がいまいちなのかもしれない
2010年2月刊行だが、文庫書き下ろしであったため見逃していたたもの。「ものぐさ」と「安心」が、小林泰三の諸作の中でも最上級に酷い話で、堪能させていただきました。連作としても素晴らしく完成度が高く、やや抑え気味な筆致も見事。こういうのは大好物です。
価値の軽重が常識とどうしようもなく異なるというだけで、みんな極めて論理的な判断に基づいて行動している、という原則を徹底しているのが凄い。しかし氏は散々はっちゃけたグロをやった後にいきなりリリカルな話に持っていってシメたりするからずるい。ほろりとした。
いつも通りの邪悪さで良かったです。天丼ギャグで背筋が凍るホラー「ものぐさ」、だんじりという言葉の響きでネタを決めたのではないか、と想像してしまう「英雄」が好み。/しかし、なにがセピア色なのだろうか……。思い出?
おぼろげにしか思い出せない親友「レイ」を探してもらうため探偵に依頼した一人の女。だが、探偵が持ってくる報告書には「レイ」とまるで関係のない凄惨な話ばかりが綴られていて・・・ 大筋の間に四編の短編が挿入された、変則的な連作ホラー短編集。といっても、大筋がむしろおまけで、面白いのは個々の短編。様々なものに偏執的に囚われてしまった人々が陥る、おぞましく、しかし本人たちにとっては幸せな結末の数々。一冊まるまるドラマ化したら面白そうだな・・・ ”世にも奇妙な物語 小林泰三の特別編”なんてどう? グロすぎるからダメ?
ホラー・・・かなぁ?各編にグロ要素はあるけどどうなんだろう。とりあえず「ものぐさ」と「英雄」の2編が飛びぬけてクレイジー。面倒精神怖い、だんじり怖い(笑)。「ものぐさ」の方は最初のうちはああこうやって汚部屋というものが作られていくのね・・・なんて思っていましたが、あ・ま・か・っ・た!それでも作者の作品の中では描写的にはライトな方だと思うのでそこそこにオススメ。
作者の作品を必ずしも発表順に読んでいるわけではないが、この作品にはいつもの内蔵ドロドロに、異常な狂気に基づいて展開されている恐怖が加えられている。それも狂気なりの論理的思考に沿って。そこまで考えられるんなら、そうは展開しないだろうと思わせる所がまだ笑える所で、救いでもある。計算ずくなんだろうなぁと。
全体的な落ちはありふれた感じがしたけど、4つの人生はそれぞれが面白かった。特に「ものぐさ」の怠惰っぷりが強烈。やらなきゃ!と思った次の瞬間にくる「でも面倒だわ」のセリフにはヒドイと思いつつも笑ってしまった。ホラーというより厭な気持ちにさせてくれる話でした。でも嫌いじゃないよ。
★★☆65分。全体としてよくできた話とは思わないけど、理屈と主張は好き。表紙の気持ち悪さもいい。【メモ】信念を貫く過程が過激なだけで、純愛(笑)に殉じるドラマと構成は同じ/ものぐさ のラストはよく分かる。最近そんなことがあった。安心 は「死ぬくらいなら」と仮定して生きてるのと同じように思う。死ぬくらいなら生きてみるが最悪死ぬ、死なないように確認するために生きるギリギリを見極めようとして死ぬ。
「ものぐさ」のひどさがずば抜けてる。とんでもなくブラックなジョークを見せられている感じ。ホラーというかなんというか、とにかく読み手に不快感を与えるという意味で大成功ですね。ラストが他の作品につながってるか?(清)
カタルシスを排除しまくった後味の悪い話ばかり。嫌悪感で読み進めるのがわりと疲れました。「ものぐさ」「安心」のマジキチっぷりはすさまじい。(青)
記憶から失われていく友人を探してほしくて探偵に頼む。頼りは写真だけ、記憶が消えてしまう前に友人は見つかるのか?調査するなかで浮かぶ異常な生活を送る関係者が浮かぶ・・・論理と血の共演。今回は面白かったですが、微妙でした。
セピア色の凄惨の
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感想・レビュー:77件















ナイス!































