しずく (光文社文庫)

しずく (光文社文庫)
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西加奈子
小説

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しずくの感想・レビュー(224)

短編集。表紙の絵も西さんが描かれたよう!ひとはだれかに励まされたり、ねこに励まされたり、そうやって、たいせつなことに気づいて泣いたりするんやな〜

女二人を題材にした短篇集。あぁよかった西加奈子だ、が読了後第一の感想。どの作品もそれぞれ好き。木蓮の、開き直ってからの展開が良い。シャワーキャップの母子の愛が私の琴線に触れてしまったようで涙が止まらなかった。猫目線のしずくは、海辺のカフカやキリコについての猫語りを思い出す。いいなぁ猫って。前から言おうと思ってたし、これは前から言おうと思ってたんだから。のおおおおおおおおお。だふううううううううううう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/04

「しずく」の猫が可愛くて、面白かった。 「木蓮」「シャワーキャップ」も好きです。

「しずく」「木蓮」「シャワーキャップ」がお気に入り。シャワーキャップは母娘のお話。母娘ものに弱いので泣いてしまいました。母に対する劣等感が刺激されてしまうのでしょうね。

様々な女二人の物語を綴る短編集。あとがきのせきしろ氏の言葉にもあるように、西加奈子の小説は、「素直」で、時に(いい意味で)小説家とは思えないほど心情表現がストレートである。今回は、彼女の魅力である関西弁の語り口がなかったことが少し残念だ。関西弁の持つ暖かさと少しの滑稽さは、彼女の描く物語にぴったりのアイテムになる。今回の小説では、「木蓮」という話が、いちばん暖かさと滑稽さのバランスがいいように感じた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/16

読了。女ふたりの短編が6話入った短編集。どれも、じんわり暖かくなるいい話しでした。私が一番好きだったのは、表題の「しずく」。猫の目線で、説明しすぎず、淡々と(でも表現のユニークさは秀逸!)出来事を並べてあるところがかえって響きました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/26

表題作「しずく」のラストにきゅーっときました。セツナイ、です。なんですれ違って戻れなかったんだろう、なんで手放せないものではなくなってしまったんだろう…でも何よりもお別れだと知らないまま離れてしまったことがもどかしくて悲しい。具体的なメモリーではなくて温かい何か、であることが印象的でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/23

最近西加奈子の著作が怒涛のように出版されている。思わず一冊手にとってしまった。テヘラン生まれの大阪育ちか。著者の人となりにも興味を持つ。著作にもコミカルな中に時折鋭く現実を見せられたりして、私には新鮮だった。女二人の海外旅行は時として虚しい。本当は男と来たかったのにと思っていることが多い(『ランドセル』)。「キューバのカストロ」と突っ込むところで思わず笑ってしまった。さすが関西人!(『灰皿』)『木蓮』は一番気に入った作品。マリみたいな女の子は憎たらしいけどやはり愛すべき存在。こういう女の子は絶対いそう。

女性二人を主人公にした短篇集。表題作の主役である雌猫、フクとサチのやりとりが面白すぎです。

面白かったです。短編なのに深い味わい。幼馴染は共感できた。私にもこういう友人がいる。そして木蓮は楽しかった。さすが、西加奈子ワールドだ! それでも一番好きな作品は、「さくら」ですが。。。

「女ふたり」の6つの物語。猫好きなら表題作にはメロメロになってしまうと思う。どの話もすごーくいい。「灰皿」の奇抜な小説家の女の子と大家さんのおばあちゃんの話もよかったし、「影」もちょっとイタイ感じだけど、南の島がいい雰囲気。わかる気もする。「木蓮」もそんなシチュエーションになたことないけど、なんか共感できる。借りたものだけど、自分の手元に置きたい。【図】
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/14

「しずく」が特によかった。猫なりに好きに暮らしている彼女らだけど、人の男女の生活なんて重要なことなじゃなくて、「オイワイ」や「シンク」が、まぁよくわからないんだけど大好きで、「雫」なんて言葉も知らない彼女ら(そうやって淡々と語られるからこそ、シゲルとエミコの恋愛もすごく「きゅっ」となる。)だけど、やっぱり飼い主たちの愛の行方には無関係ではいられず、さらには、自分たちも「愛」とは無関係でいられなかった、それが何とも言えない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/12

「木蓮」と「影」がよかった。西さんの小説からは絵心を感じる。最近のが特に好き。

同性同士。異性では癒されない傷だったり、異性ではわからないちょとした共感だったり、そういうことあると思うんです。幼馴染、母と娘、雌猫同士、家主と借り手、、いろんな女性同士の関係が出てきます。20代以上の女性ならきっと共感して読めると思うんです。あたいは男性ですからふんふんと読みました(w
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/14

様々なシチュエーションの女二人の物語。ちょっと不思議テイストなのに、リアルに心にしみて、これぞ西ワールドたっぷり満喫。それぞれがちゃんと呼吸して息づいてる。にゃんこ2匹には脱帽。

ちょっとした時間にさらっと読める短編集。読み終わった後に、心がふっと軽くなるその感じがたまりませんでした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/09

この作者さんの作品には、不思議な魅力がある。ひどく切なく感じたり、優しい気持ちになったり、ほっこりしたり。でも、不思議に惹きつけられる感じは、どの作品にも共通だ。

のほほんと切ない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/20

おんな二人の短かい物語が6話。心のストレッチになりました。

ふたりの女の短編集。影が好きです。誰かが作り上げる自分の存在に共感。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/03

女ふたりの物語がつまった短編集。どれもほんのり温かくて、少し切ないお話でした。●タイトルにもなっている、「しずく」は猫の会話が可愛らしくて、でも寂しくて、とても素敵な短編。●西さんの小説は読むのにすごくパワーがいる印象でしたが、短編集は読みやすくて、心にすぅーっと入ってきて心地良かったです。●そして、解説!!ものすごく面白くて、くふふと笑ってしまいました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/06

はじめて西加奈子さん読みました。 共感するとこが多くてせつない。 手元に置いておきたい一冊になりました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/29

はじめて読んだ西加奈子の作品。 あったかい陽光と女性の持つほんのちょっとの苦みみたいなものがあわさったような短編集。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/07

"女ふたり"のお話が集まった、とても好ましい1冊でした。年代によって違った楽しみ方、読み方ができそうな本だけど、ひと山乗り越えた(笑)後だと余計に深く頷いたりニヤっとしたりじんわりしたりしながら読める本だと思います。で、そうやって年を重ねてきた自分を肯定できる。それって素敵なことですよね。男性はどんな印象を持つのかな、この本。きっと性別は関係なく、各話の中に引き込まれているうちに素直な言葉がすんなり沁みてくる、そんな気がします。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/06

西さんの独特な世界観?理解しがたいところもあるけど、なんだかおもしろい!特に『しずく』は印象に残ってます。ネコってあんなこと考えてるのかな……
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/01

好き。どれも登場人物の置かれてる状況は決して明るくないのに、なんだか前向きになれる。不思議!少し冷めた目線で、思い通りにならない日常をやり過ごしながらも、小さな光をみつけていくかんじかな。影とシャワーキャップが特に心にしみて良かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/15

すごくいい。素直になりたくなるし、ちょっとなる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/14

素直な文体が好き。「木蓮」がお気に入り。

P79「子供というのは、大人には想像もつかないような残酷性があり、排泄物関係にルーズ、粘液系にもルーズだ。つまり汚い。我儘で、世界は自分中心であると思い、相手を慮るということをせず、貯めるのは鼻くそだけ。爪の中がいつも黒く、思いのほか力が強い……、考えただけで嫌だ。嫌だ。」
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/29

you
『しずく』よかったな。温かいんだけど、最後はすっごい切なくて。ふとした瞬間に思い出す過去の幸せって、映像だけじゃなくって、肌触りとかその温かさだったり、それがとても鮮明で、なんとも感傷的な気分にさせられます。あと、『シャワーキャップ』もよかったな。すべての母親は偉大です。ありがとうって。うん。短編6本、どれも素敵な言葉に出会えます。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/08

6編の物語が詰まった一冊。『木蓮』に笑ってほっこりして、『シャワーキャップ』で号泣した。シャワーキャップでは自分の母とのんちゃんのお母さんが重なって、微笑ましく思えた。のほほんとして悩み事なんてないように見えるけど、母には家族に見せない悩みがあったりすることもあるわけで。それを知る年頃になって初めて母の存在の大きさに気づく。何があっても母は家族みんなの太陽みたいにいつも朗らかでかけがえのない存在。のんちゃんの気持ちと重なって涙がこぼれていた。西加奈子さんの素直で温かな表現に心があらわれて、ほっこりする。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/27

何も難しいことを考えなくても、これってこういうことかな?なんて思う間もなく、言葉がスッと心の中に入ってわしづかみにされる感じ。とっても素直な本。とても好きです。

表題作のしずくが素敵。ねこの目線でみつめるねこの暮らしと人間の不思議な暮らし。勝手でごめんね、と思う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/03

読んでよかった。「木蓮」が面白かった。すっとした。人間らしいあったかさを感じて、笑いながら泣ける感じがした。

なんだろ?不思議な感触。引き出しの多さ故か一冊読んでも「ああこういう作家さんか」という印象が掴めない。だけどするっと入ってくる文章が心地良い。個人的には最後のシャワーキャップがよかったかなあ。ランドセルのビールのシーンも大好きだけど。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/17

女二人の物語。一話一話、流れや空気、語り方が違い新鮮。個人的にはしずくとシャワーキャップが好き。猫を描くのがうまいなぁ。

電車の中で読んでいてシャワーキャップで泣きそうになってしまった。ひきこむ力がすごい。

短編小説。なのに、作者が違うかのような表現の多さに驚いた。入り込むまでに時間はかかるが、登場人物が放つ一言やことばでグッと心を鷲掴みされ、気づいたら読み終えていた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/13

色々な「女ふたり」を描いた六編から成る短編集。とても素敵だ。後半の話になるほどお気に入り。特に「しずく」と「シャワーキャップ」は泣かせる。猫2匹の会話や行動は滑稽で笑えるのだが、頭で理解できなくても存在する無垢な感情が心を打つ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/08

暖かい本だった…親友にも読んでもらいたい。しずくでは泣いてしまった。シャワーキャップも、ないてしまった。

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しずくの 評価:54 感想・レビュー:60
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