奇想と微笑―太宰治傑作選 (光文社文庫)

奇想と微笑―太宰治傑作選 (光文社文庫)
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奇想と微笑―太宰治傑作選の感想・レビュー(210)

森見登美彦氏が編纂した太宰治短編集。昨秋から読んでて、やっと読了。(読みにくいわけではなく、気が向いたときにちょこちょこ読んでいたから) なんで森見氏が太宰を…とちょっと思ったのだが、『親友交歓』読んで驚き。森見氏の原典がここにあるんじゃないか~と納得してしまった。これ、舞台を京都四畳半に、登場人物を腐れ大学生にしても、イケるんじゃないかな。一番印象に残っているのは『貨幣』。読後、ほっこり温かい短編だったから。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/04

ずっとずっと「いま読んでる本」カテゴリにあった。それを一掃しようと手にとったらぐおっと読み終わった。「ヘンテコな話を選んだ」という目論見にまんまとしてやられた。この皮肉と自虐がたまらない。どれも最後は救われたり、少しハッピーになったり、太宰をいい人だとおもわせるような(笑)結末でまさに微笑でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

太宰治の話を森見さんが選んだ一冊です。正直、太宰がどんな人かわからないまま読んでみましたが、ダメ人間表現するのがすごくうまいなーと思いました。のめりこんで読んでいると、自分もダメになりそうです。「走れメロス」とは違った太宰治を見たいと思う人には、おすすめかもしれません

おもしろかったけど、、太宰治はずかしながら初めて読んだので。。やっぱり人間失格や斜陽から読んだ方がよかったかなぁ、この本から浮かぶ太宰治のイメージといったら。。。

THE・太宰かどうかは未熟な自分にはわからないものの、タイトルの通り太宰の作品の中でもとりわけ可笑しな作品を集めた一冊で、人間の恥ずかしい所をえぐるのが本当にうまいなと思わされたがむしろそれが快感になるよな奇妙な感覚に襲われる、正月を共に過ごすには申し分のないものだった。句点だけで文章を書くのがこんなにも難しいものだとは思いませんでした。『女の決闘』では何度も自分の文章を卑下しているが、それも読者を楽しませる一つの手法なのだろう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/07

腐れ大学生による森見節の基となったような作品が集まった選集。太宰は『人間失格』しか読んでなくて、気難しい奴思っていたから、こんな書き方もするのかと驚き、一気に愛着が湧いた
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/11

太宰と森見は似てると常々思っていた。青春の身の毛もよだつ様な自意識を書かせたら抜群に上手いし、一気呵成に読ませる文章のリズム感なども似てる。実はオモチロイ小説だって書いちゃうんです、ボク。と、ページの隙間から太宰がニヨニヨ笑っているような気がしないでもない。 関係ないかもしれないが、「走れメロス」を松岡修造氏が読んでいるところ想像したら、夜中にひとりで爆笑してしまった。 「まだ行ける、やればできる。そうだメロス、立つんだメロス!」
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/01

森見登美彦って、太宰治の文章パロディだったのかー。はー。じゃあくされ大学生のイメージってまさか腐った太宰治なんじゃあるまいな。普通に書こうとすれば十分上手い文章が書けるわけだし、やっぱ太宰イメージなのかなぁ。そういえばくされ大学生は太宰治のなんというか退廃的というか自嘲的な感じの笑いに通じてる気もする。なんて大口を叩いては見たけど太宰治はこれと斜陽、人間失格だけです。もっと読んだはずなんだけど記憶になーい。あ、あとメロス。恥ずかしいとは思わなかったけど。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/27

こないだ河口湖に行って、カチカチ山の舞台を見てきた。太宰がカチカチ山をリメイクしたことも知らなければ、舞台が山梨にあることも知らず、帰ってきてから積ん読にしてたこの本を読む。カチカチ山は悲惨。男だと縮みあがるだろう。つまらないことをつまらなく書く佐渡も好き。一番良かったのは蓄犬談。休憩室でクスリと笑い、そしてしんみり。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/11

畜犬談ははずせない。令嬢アユのオチにやられた。貨幣でこんなに暖かい気持ちになれるなんてまさかである。黄村先生言行録が個人的に一番好き。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/29

普段読む本よりも圧倒的に多い文字数と密度に挫折しかけながらも、本文と解説を行き来する戦法でやっと読了! 太宰は暗いから…なんて聞いていたので、メロスだけが特殊なのかと思っていたけれど、見方がガラリと変わりました。出会いのキッカケと、小休止になる解説を用意してくれた森見氏に感謝!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/26

森見登美彦氏の太宰治傑作選だと言うので、読んでみました。 太宰作品は学生の頃「人間失格」読みましたが、その内容の重さにその後に読んだ記憶がありませんでした。この傑作選を読んで太宰の独特の世界、太宰作品をこよなく愛する人々がいる理由がが少し分かった気がします。最近の作品ばかりでなく、名作として長く読み継がれている作品も、そろそろ読まなくてはいけないなと感じています。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/25

森見さん原点?を少し垣間見たような気がしました。特に畜犬談。終始ニヤニヤして完全に太宰先生の術中にはまってました^^
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/22

面白かった(^^)走れメロスと人間失格だけ読んで太宰治を終わりにするのは勿体無い事だったと気付けた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 07/16

読んでる途中思わず吹き出してしまい、「何読んでるの」と聞かれて「太宰治」と答えたら怪訝な顔をされた。その人にも読んでもらいたいなぁこの本。偉大な作家だけあって、笑いをとる文章ひとつとっても言葉選びが秀逸。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/12

本はみんなつながっている――『夜は短し歩けよ乙女』で,森見先生は古本市の少年にこう語らせている。森見登美彦がくっつき離れくっつきした太宰治。その太宰と大変深く親交のあった井伏鱒二... なるほど確かに“つながり”の一部がここに生まれている。この本はあくまで太宰治の話を集めたものである。だがしかし,それは森見先生がオモチロイと感じたものだけを収録してある一冊でもある。この本を読んで太宰の魅力を再発見するのも良いが,森見先生がどういったふうに考え,思い,そして編んでいったのかを想像する。これもまたオモチロイ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/08

文章が上手いから面白い、というより太宰治は面白い文章を書くのが好きだったんだな、と思わせるような選集。流石にオモチロイもの好きが選んだだけはある。

森見登美彦さんが選んだ太宰治傑作選。森見さん独特の文体や発想は太宰の影響を受けたのが凄く分かる。太宰も森見さんも阿呆なんだなあ(いい意味で)。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/28

恥しながら、私も太宰治を『走れメロス』と『生きていてすいません』の人でしょ?という浅ーい認識でしかおりませんでした。森見登美彦先生のメロスを読むにあたって、原作をもう一度読んでから味わおう!という考えで読み始め、最初は慣れない文体にページをめくる手が進まなかったのですが、一本読むごとに森見先生の解説を読むという戦法が功を奏しました。ダメな人なだけじゃないじゃん太宰!気付けばすっかり太宰先生と森見先生にしてやられているのでした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/27

「畜犬談」を読んだことがあったのでそこまで驚きこそ無いものの、太宰はまだまだ愉快な作品がありそうですね。森見さんが選んだだけあって、随所に森見登美彦の影が見え隠れ。まあ逆なんですけど。どれだけ影響を受けてるかがよくわかります。太宰も阿呆に見える不思議。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/27

太宰治というと人間失格と走れメロスしか読んだことがなかったのでなんとなく自分には合わないと敬遠していた。しかしこんなにユーモアに長けた人だったとは!畜犬談が一番好き。面白いんだけどなんだかちょっとホロリとしてしまう。ずっと昔の人なのに現代のセンスに訴えかけてくる作品がたくさんあった。太宰治、もう少し読んでみたい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/27

太宰治のモリミー・セレクション。ユーモアとペーソスをたたえたリズミカルな文体は中毒性が高く、今でも全く古びていません。中でも個人的ベストは「畜犬談」。太宰が犬をダシにかわいこぶる、計算し尽くされた構成が心憎く、森見さんの〈たいへん愛嬌があって、ずるい文章である。お手本とすべきである〉という評言が言い得て妙でしたw あと、「親友交歓」に登場する、他人のプライバシーにずけずけと入り込んで来る“或る男”の圧倒的迫力とリアリティがとにかく凄い。カリカチュアではなく、実在したのでは――と思ってしまいましたw
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/01

太宰治は所謂代表作位しか読んだ事無かったんですけど、あの森見サンが選ぶ作品とは!面白かった!今まで感じていた、太宰治像が崩壊しました。本当に、単純に暗いイメージしか持って無かったです。ゴメンナサイ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/26

さすが森見さん。センスいい。 太宰治がこんなに面白い話を書いていたなんて知らなかった。いやぁ、面白かった
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/28

作品ごとに森見さんの解説がついているのが嬉しい。失敗園、令嬢アユ、佐渡、貧の意地が面白かった。ユーモアを見出だすポイントが太宰・森見両氏に似たものを感じる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/14

再読したい本 未購入

太宰作品は読んでいてよく暗く沈んだ暗澹たる気持ちになることが多いのだけど、森見登美彦氏がタイトル通りの作品たちを集めてくれた。全作品通して面白いと思うけど、中でも『カチカチ山』『親友交歓』は楽しく読めた。狸と兎はそのまま人間を擬人化させて汚い男女の心理を表しているのか。親友交歓はあるあるだと思うのだ、自分はそう思ってないけど相手が一方的にそう思っていることはよくある。走れメロスは教科書や短編集で読んで以来だけど初見から感想は変わらず『恰好いい!』だ。約束は大切。美談だとはわかってるけど。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/03

森見登美彦氏が「ヘンテコであること」「愉快であること」を主眼に選んだ太宰治の作品集。ほとんど手付かずだった太宰作品・・・モリミー編じゃなければ手に取る事は無かったか、あるいはもうしばらく遠のいていたと思う。 『畜犬談』『カチカチ山』がブラックユーモアにあふれて可笑しかった(。-∀-)♪ あと教科書で見て以来の『走れメロス』初めて読んだわけでもないのに、あらためて読むとスゴク新鮮でこんなにも熱かったっけ~!?と興奮!!竹馬の友への懐疑心を清算すべき本気の殴りあいに感涙(m´;ω;)ウー
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/02

今までまともに読んだ太宰は、教科書の富嶽百景くらいで勝手な妄想により陰湿な作品ばかりだと決めつけ食わず嫌いでしたが、コレはイイ!!太宰サイコーに面白い!!ホント抜群のセンス。面白過ぎで積読期間長かったの失敗したと思いました。近代文学(?ってくくりで合っているのか定かでは無いが)であろう太宰のユーモアセンスは、今日でもバリバリ通用するってのがスゴい。森見氏のチョイスありがとうです。日本語がもうダメだwってくらいに面白過ぎ。教科書に載せるべき短編ばかり。走れメロスの文章のスピード感は半端じゃない。ざんぶw
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/30

意外なほど明るい印象だった。ぐずぐずした自意識も、どこか共感できて、そりゃないでしょってつっこまずに読めた。森見さんが、解説で「自分が一番太宰を理解している」ってだれもが感じてしまうのもうなずける。『走れメロス』も初めて読んだ。異質な作品だったんですね。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/10

「佐渡」がおもしろかった。太宰治を重点的に読んだことがなかったので、通り一遍のありきたりな印象しか持っていませんでしたが、その印象はだいぶ変わりました。一番良かったところはコミュニケーションに絶望しているところです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/05

面白可笑しく書かれている。例えば「酒の追憶」や「服装に就いて」の冒頭など、文章自体で、時にはたった一文で笑わされることもあったし、物語に笑わされることもあった。笑う程でもないが心のなかでニヤニヤしてしまうものも多かった。──なぜ、こんなにも面白可笑しく書こうと思ったのか、こんなにも読者を愉快にしようと頑張ったか。そこに“太宰”が透けて見える気がする/「こんな太宰もあったのか」を教えようとした森見さんのサービス精神もぼんやり見える気がする/たった三ページだけれど(だからこそか、)「満願」がとても心に残った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/01

面白かった!ニヤニヤしながら読んだ。太宰治に抵抗があったので手始めの1冊として最高だった。選んである話もいいし、森見さんの編集後記が親切。『井伏鱒二選集』後記みたいに作品には極力触れないのもありだけど、初心者にはありがたかった。「カチカチ山」が特に好きです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/30

有名どころの作品は一通り読んではいたものの、まだまだこんなに面白い太宰治の作品が未読だったとは・・・。擬人化ものや人物の奇抜さにのめり込み、微笑を交えつつ読み耽っていた。まんまと太宰治の術中にハマってしまったのだろう。しかも森見さんが隠し味を投入し作品の味を壊さず一層面白おかしい作品として成り立たせている。森見さんの術中にもハマってしまったと読了後に思い至り、またまた微笑を含まずにはいられなかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/26

guu
こんな太宰治傑作選があっとは…。森見さん編集ということで矢も盾もいられず読んでみました。流石は森見さんチョイス。彼に影響を与えたであろう風変わりな作品がズラリと勢揃い。擬人化ものや他人の小説を勝手にアレンジしたものなど、サービス精神溢れる太宰治の人柄を窺える楽しい作品群で、なかでも未読の「令嬢アユ」「服装に就いて」「佐渡」は拾いものでした。でもなんだかんだいっても「富獄百景」大好き人間の私が最も心惹かれたのは井伏鱒二との交流もの。彼の名前が登場するだけで思わずニンマリほっこりしてしまうんですよね~。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/23

太宰の作品集は『斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス外七篇』を以前読んだが、こちらはこちらで面白い。森見が選んでいるからなのか、元々そうなのか、太宰が阿呆に思えてしまう。『畜犬談』なんか特に。そんな中、『カチカチ山』やら『女の決闘』は素直にすごいと感じてしまう。まさに奇想。よくよく考えると、森見と類似点が無きにしもあらずで、これがまた面白い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/09

駄目なひとへの悲哀と親愛の念をこめた滑稽な話やら、滲み出る自意識のみっともなさをさらけ出した語り口やら、そんな太宰作品をすきで選ぶ森見さんの感覚がすきだと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/04

読めば読む程、太宰という人が浮き彫りになっていくような感じ。「走れメロス」を最後に持って来られたのは、「やられたなー」と思った。以前読んだものとは、全く違う印象になってしまった。どこかへなちょこなメロスを愛おしく感じられました(笑)
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/12

面白かった。太宰ってこんな話も書くんですね。読まず嫌いってダメね。「黄村先生言行録」が面白かった。こんな先生持つもんじゃない(笑)
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/11

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奇想と微笑―太宰治傑作選の 評価:64 感想・レビュー:67
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